JPS61150484A - 静止画伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、テレビカメラにて撮影された監視領域の静止
画像を適宜伝送する静止画伝送装置に関するものである
。

［背景技術１ 従来、監視領域を撮影するテレビカメラにて撮影された
画像を取り込んでＡ／Ｄ変換するとともに、Ａ／Ｄ変換
された画像データを画像データメモリに記憶させ、画像
データメモリに記憶されている前回取り込まれた画像デ
ータと今回取り込まれた画像データとを比較して変化部
分を検出する変化部分検出手段を設けるとともに、変化
部分の画像データのみを伝送するデータ伝送手段を設け
て成るこの種の静止画伝送装置において、伝送すべきデ
ータを前回取り込まれた画像に対する今回取り込まれた
画像の変化部分の画像データのみに減らせるため、画像
の伝送スピードを実質的に速くできるという利点があっ
たが、反面、前回取り込まれた画像データ（各画素の階
調データ）を記憶しておくための大容量の画像データメ
モリを必要とするという問題があり、複数台のテレビカ
メラを設置するような場合には、特に大きな問題となっ
ていた。

［発明の目的Ｊ 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、前回の画像データを記憶するための
メモリ容量を少なくすることができ、コストを安くする
ことがでさる静止画伝送装置を提供することにある。

［発明の開示］ （構　成） 第１図は本発明の構成を示すブロック図であり、監視領
域を撮影するテレビカメラ１と、テレビカメラ１から出
力される画像信号を一定間隔で取り込んでＡ／Ｄ変換し
た画像データを記憶する画像データメモリ３と、画像デ
ータメモリ３に記憶されている前回取り込まれた画像デ
ータと今回取り込まれた画像データとを比較して変化部
分を検出する変化部分検出手段４と、変化部分の画像デ
ータのみを伝送するデータ伝送手段５とより成る従来例
と同様の静止画伝送装置において、テレビカメラ１にて
撮影された画像を一定数のセグメントに分割するととも
に各セグメントを代表する代表階調データを形成する画
像処理手段２を設けるとともに、画像データメモリ３に
上記各セグメントの代表階調データの上位ビットを記憶
する前回画像記憶部を設け、画像データメモリ３から読
出された前回の画像の代表階調データの上位ビットと今
回の画像の代表階調データの上位ビットを比較すること
により前回の画像に対する今回の画像の変化部分を検出
するように変化部分検出手段４を形成したものであり、
一定数（例えば、４×４）に分割されたセグメントの代
表階調データの上位ビットのみを前回の画像の画像デー
タとして画像データメモリ３に記憶させているので、画
像データメモリの容量を従来例に比べて大幅に少な（す
ることができ、コスＦを安（することができるようにな
っている。なお、画像データメモリ３には従来例と同様
に今回取り込まれた画像の画像データを記憶する今回画
像記憶部が設けられていることは言うまでもない。

（実施例１） 第２図は本発明一実施例を示すもので、画像伝送装置Ａ
は、監視領域を撮影するテレビカメラ１と、テレビカメ
ラ１にて撮影された画像の画像信号を一定間隔（例乏ば
、１秒間隔）で取り込んで信号処理する画像処理回路１
０と、信号処理された画像データが適宜書き込まれる画
像データメモリ３と、画像処理回路１０から出力される
画像データと画像データメモリ３から読み出された画像
データに基いて伝送すべき変化部分の画像データを形成
する伝送制御回路１１と、伝送すべき画像データを所定
の伝送速度で伝送するとともに、画像受信装置Ｂから伝
送されたデータを受信する信号伝送回路１２とで形成さ
れている。ここに、本発明に係る画像処理手段２は画像
処理回路１０にて形成され、変化部分検出手段４は伝送
制御回路１１にて形成され、データ伝送手段５は信号伝
送回路１２にて形成されている。また、画像受信装置Ｂ
は、上記信号伝送回路１１と同様にデータを送受信する
信号伝送回路１５と、受信された画像データを演算処理
してＣＲＴのような画像表示部１７に表示される靜止画
像の画像データを形成する画像処理回路１６と、各回路
の動作を制御する伝送制御回路１８とで形成されている
。

以下、実施例の動作についてへ体的に説明する。

いま、テレビカメラ１にて撮影された監視画像の画像信
号は例えば１秒毎に画像処理回路１０に取り込まれてＡ
／Ｄ変換されるとともに、Δ／Ｉ）変換された画像デー
タは逐次画像データメモリ３の今回画像記憶部に書き込
まれる。また、この監視画像は第３図に示すように４Ｘ
４のセグメン）Ｓ、〜Ｓ　４４に分割され、各セグメン
）Ｓｚ〜Ｓ４４の特定魚０，１〜０，４（実施例にあっ
ては略中央点）の階調データが代表階調データとして出
力され、１枚の静止画像に対して得られる１６個の代表
階調データの上位ビット　（例えば、代表階調データが
２Ｎビツトの場合、上位Ｎビット）が画像データメモリ
３および伝送制御回路１１に適宜送られるようになって
いる。画像データメモリ３では、前回画像記憶部にこの
代表階調データの上位ビットが書き込まれる（書込みタ
イミングについては後述）ようになっている、一方、伝
送制御回路１１では、画像データメモリ３に記憶されて
いる前回の画像の代表階調データの上位ビットと、今回
取り込まれた画像の代表階調データの上位ビットとを比
較することにより前回の画像に対する今回の画像の変化
部分を検出するとともに、この変化部分の画像データを
抽出して伝送データとして出力するようになっている。

信号伝送回路１２では、上記伝送データ（変化部分の画
像データ）を、例えば、電話回線のような信号線を介し
て画像受信装置Ｂに一定の伝送スピードで伝送するよう
になっている。なお、実施例にあっては、画像受信装置
Ｂから画像伝送要求信号が伝送されたときに変化部分の
画像データを伝送するように伝送制御回路１１が形成さ
れており、この場合、前回の画像とは、前回の画像伝送
要求に対して信号伝送回路１２を介して画像受信装置Ｂ
に伝送された画像であり、今回の画像の変化部分の画像
データが伝送されたときに、この画像の各セグメントＳ
、〜Ｓ　４４の代表階調データの上位ビットが画像デー
タメモリ３の前回画像記憶部に書き込まれるようになっ
ている。次に、画像受信装置Ｂでは、信号伝送回路１５
にて変化部分の画像データが受信されたとき、画像処理
回路１６にて現在画像表示部１７に表示されている画像
の画像データのうち変化部分の画像データを受信された
画像データに変更した新しい画像データを作放して画像
表示部１７に今回取り込まれた監視画像を表示させるよ
うになっている。なお、実施例にあっては、新しい監視
画像が必要なときに画像伝送要求スイッチを操作して伝
送制御回路１８から画像伝送装置Ａに対して画像伝送要
求信号よりなる割込み要求信号を発して変化部分の画像
データを伝送させるようになっているが、画像伝送装置
Ａから適宜（例えば、画像変化が検出されたとき、ある
いは一定時間毎に）変化部分の画像データを伝送するよ
うにしても良いことは言うまでもない。

（実施例２） 第５図は他の実施例を示すもので、実施例１と同様の構
成において、画像処理回路１０にて、各セグメン）Ｓｚ
〜Ｓ４４内の平均階調（図中、線密度で表示）を示す平
均階調データを演算して代表階調データとするようにし
たものであり、この場合、セグメン）Ｓ、、〜８４４内
の全画素の階調情報が代表階調データに盛り込まれてい
ることになるので、階調データの上位ビットのみを比較
して変化部分を検出する場合における誤差が少なくなっ
て、実用上十分な変化部分検出が行なわれるようになっ
ている。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、監視領域を撮影するテレビカメ
ラと、テレビカメラにて撮影された画像を取り込んでＡ
／Ｄ変換した画像データを記憶する画像データメモリと
、画像データメモリに記憶されている前回取り込まれた
画像データと今回取り込まれた画像データとを比較して
変化部分を検出する変化部分検出手段と、変化部分の画
像データのみを伝送するデータ伝送手段とより成る静止
画伝送装置において、テレビカメラにて撮影された画像
を一定数のセグメントに分割するとともに各セグメント
を代表する代表階調データを形成する画像処理手段を設
けるとともに、画像データメモリに上記各セグメントの
代表階調データの上位ビットを記憶せしめ、上記代表階
調データの上位ビットを比較することにより前回の画像
に対する今回の画像の変化部分を検出するように変化部
分検出手段を形成したものであり、画像データメモリの
前回画像記憶部に、前回取り込まれた画像の一定数に分
割されたセグメントの代表階調データの上位ビットのみ
を記憶させているので、画像データメモリの前回画像記
憶部のメモリ容量を従来例に比べて大幅に少なくするこ
とができ、コストを安くすることができるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示すブロック図、第２図は同上
の一実施例のブロック回路図、第３図および第４図は同
上の動作説明図、第５図は他の実施例の動作説明図であ
る。 １はテレビカメラ、２は画像処理手段、３は画像データ
メモリ、４は変化部分検出手段、５はデータ伝送手段で
ある。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第２閃 第３図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）監視領域を撮影するテレビカメラと、テレビカメ
   ラにて撮影された画像を取り込んでＡ／Ｄ変換された画
   像データを記憶する画像データメモリと、画像データメ
   モリに記憶されている前回取り込まれた画像データと今
   回取り込まれた画像データとを比較して変化部分を検出
   する変化部分検出手段と、変化部分の画像データのみを
   伝送するデータ伝送手段とより成る静止画伝送装置にお
   いて、テレビカメラにて撮影された画像を一定数のセグ
   メントに分割するとともに各セグメントを代表する代表
   階調データを形成する画像処理手段を設けるとともに、
   画像データメモリに上記各セグメントの代表階調データ
   の上位ビットを記憶する前回画像記憶部を設け、画像デ
   ータメモリから読出された前回の画像の代表階調データ
   の上位ビットと今回の画像の代表階調データの上位ビッ
   トを比較することにより前回の画像に対する今回の画像
   の変化部分を検出するように変化部分検出手段を形成し
   たことを特徴とする静止画伝送装置。
2. （２）上記画像処理手段にて形成される代表階調データ
   をセグメント内の特定点の階調データとしたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の静止画伝送装置。
3. （３）上記画像処理手段にて形成される代表階調データ
   をセグメント内の平均階調データとしたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の静止画伝送装置。