JP2002330424A - 画像監視装置および画像監視システム並びに画像監視方法 - Google Patents
画像監視装置および画像監視システム並びに画像監視方法Info
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Abstract
算能力で且つ高い率で監視映像中の異常を感知し得る。 【解決手段】 画像監視システムは、ネットワークNW
1上の画像監視装置1と監視局2とからなる。画像監視
装置1は、前記監視映像を構成するフレーム間の差分デ
ータを算出する画像処理部12と、前記差分データを短
期に亘り平均化した短期平均値と前記差分データを長期
に亘り平均化した長期平均値とを算出すると共に両者の
比率を算出する期間平均算出部14と、その比率と所定
の閾値との大小関係を判定し、その判定結果に基づいて
アラーム信号を出力する異常検出部15と、を備えてい
る。このような構成により、従来の画像認識技術ではな
し得ない小さな演算能力で監視映像の変化の度合いを数
値化し、監視映像中の異常を高速且つ高精度に検出する
ことが可能となる。
Description
た画像データを監視し、その画像データに異常を感知し
た時にアラーム信号を発報する画像監視装置に関する。
監視カメラで撮像した監視映像を、JPEG(Joint Ph
otographic Coding Experts Group)やモーションJP
EG、MPEG(Moving Picture Experts Group)など
の方式で圧縮符号化し伝送するのと並行して、監視地点
を赤外線検出センサや振動検出センサなどで監視してい
た。監視システムは、監視地点において侵入者や火事な
どが赤外線検出センサなどで感知されると、監視局にア
ラームを発報し注意を促す。
され表示された複数の監視映像を同時に監視しなければ
ならないことが多い。そもそも監視業務では、日常発生
することの稀な事象の発見が一般的であるため、監視員
にとって多数の監視映像の中から異常を感知するには多
大な集中力が必要である。しかしながら、各々の監視地
点に上記赤外線検出センサなどを設置すると監視システ
ムのコストが高くなるという問題があった。そこで、上
記赤外線検出センサなどを必要としない監視システムと
して、監視画像中の物体の動きや輪郭線などを画像認識
することで異常を感知するシステムも存在していた。
識処理は、アルゴリズムが複雑で演算量が膨大になると
いう欠点をもつ。よって、演算速度を高めるには、処理
能力の高いプロセッサや記憶容量の大きなメモリなどが
必須となるため、監視システムのコストが高くなるとい
う問題があった。またそのアルゴリズムが複雑な割には
認識率が低く誤報も多いという現実がある。
うとするところは、赤外線や振動などを検出する検出セ
ンサを利用せず、小さな演算能力で且つ高い率で監視画
像中の異常を感知し得る画像監視装置および画像監視シ
ステム並びに画像監視方法を提供する点にある。
め、請求項1に係る発明は、監視映像の変動を監視する
ことで異常を感知する画像監視装置であって、前記監視
映像を構成するフレーム間またはフィールド間の差分デ
ータを算出する差分算出部と、第1の設定期間に亘り前
記差分データを平均化した短期平均値と、前記第1の設
定期間よりも長く設定された第2の設定期間に亘り前記
差分データを平均化した長期平均値とを算出し、前記短
期平均値と前記長期平均値との比率を算出する期間平均
算出部と、前記期間平均算出部から出力された前記比率
と所定の閾値との大小関係を判定し、その判定結果に基
づいてアラーム信号を出力する異常検出部と、を備える
ことを特徴とするものである。
像監視装置であって、前記差分算出部から出力されるk
番目(k:整数)の前記差分データのデータ長をfk、
前記第1の設定期間中に出力される前記データ長の個数
をNS、前記短期平均値を<f>S,k、前記第2の設定期
間中に出力される前記データ長の個数をNL、および前
記長期平均値を<f>L,kで表す場合、前記データ長fk
が入力した時点の前記短期平均値と前記長期平均値と
は、
像監視装置であって、前記長期平均値<f>L,k-1と該
長期平均値<f>L,k-1の構成要素である前記差分デー
タ長f q-1とが等しいという近似条件下で、前記長期平
均値<f>L,kは、 <f>L,k=((NL−1)<f>L,k-1+fk)/NL (2−2) に従って算出される。
ットワークにおいて、請求項1〜3の何れか1項に記載
の画像監視装置と、前記画像監視装置から前記アラーム
信号を受信する監視局とを備えるものである。
監視することで異常を感知する画像監視方法であって、
(a)前記監視映像を構成するフレーム間またはフィー
ルド間の差分データを算出する工程と、(b)第1の設
定期間に亘り前記差分データを平均化した短期平均値
と、前記第1の設定期間よりも長く設定された第2の設
定期間に亘り前記差分データを平均化した長期平均値と
を算出し、前記短期平均値と前記長期平均値との比率を
算出する工程と、(c)前記工程(b)で算出された前
記比率と所定の閾値との大小関係を判定し、その判定結
果に基づいてアラーム信号を出力する工程と、を備える
ことを特徴とするものである。
像監視方法であって、前記差分算出部から出力されるk
番目(k:整数)の前記差分データのデータ長をfk、
前記第1の設定期間中に出力される前記データ長の個数
をNS、前記短期平均値を<f>S,k、前記第2の設定期
間中に出力される前記データ長の個数をNL、および前
記長期平均値を<f>L,kで表す場合、前記工程(b)
において、前記データ長fkが入力した時点の前記短期
平均値と前記長期平均値とは、
像監視方法であって、前記工程(b)において、前記長
期平均値<f>L,k-1と該長期平均値<f>L,k-1の構成
要素である前記差分データ長fq-1とが等しいという近
似条件下で前記式(2)として、 <f>L,k=((NL−1)<f>L,k-1+fk)/NL (2−2) を用いる。
る画像監視システムの概略を示す全体構成図である。こ
の実施の形態に係る画像監視システムは、監視地点を撮
像する監視カメラC1と、この監視カメラC1で撮像し
た画像信号を画像処理した後にネットワークNW1に向
けて送出する画像監視装置1と、この画像監視装置1が
伝送した監視映像を受信する監視局2とを備えている。
またこの画像監視システムは、ネットワークNW1上
に、複数の監視カメラC2,…,Cnにそれぞれ接続さ
れた画像監視装置1,…,1を備えており、監視局2は
各々の画像監視装置1,…,1から伝送された複数の監
視映像を集中管理できる機能を有する。
0、画像蓄積部11、画像処理部12、期間平均算出部
14、異常検出部15、閾値設定部16および送受信処
理部17を備えている。A/D変換部10は、CCDセ
ンサやCMOSセンサなどを有する監視カメラC1で撮
像した画像信号をデジタル信号(画像データ)に変換
し、画像蓄積部11は、そのA/D変換部10から出力
された画像データを所定のフレーム数または所定時間、
蓄積する機能を有する。
1から画像データを読出し、MPEG方式やモーション
JPEG方式などに従って画像処理し、時系列に並ぶ複
数のフレームを生成し、各フレームに対してDCT(Di
screte Cosine Transform;離散コサイン変換)やウェ
ーブレット変換などを施して形成されるビット・ストリ
ームを送受信処理部17に出力する。ここで、フレーム
を生成する代わりに、フレームを構成する水平ラインの
うち偶数ラインのみからなる偶数フィールド、およびそ
の奇数ラインのみからなる奇数フィールドを生成しても
構わない。MPEG方式を採用した場合、画像処理部1
2では、R(赤色成分),G(緑色成分),B(青色成
分)の3原色のRGB成分は、前処理として色空間変換
などを施され、例えば輝度信号Y、色差信号Cb,Cr
からなるYCbCr成分などに変換される。次に、前処
理を施された画像データに基づいて、入力するフレーム
内情報だけで符号化されるIピクチャと、自己もしくは
他の時刻のフレームから予測符号化されるPピクチャお
よびBピクチャとが生成される。これらIピクチャ、P
ピクチャおよびBピクチャは、8×8画素程度のマクロ
ブロック単位のDCT、もしくはウェーブレット変換を
施され量子化などを施された後に、ビット・ストリーム
化されて送受信処理部17に出力される。送受信処理部
17は、画像処理部12から出力されたビット・ストリ
ームをネットワークNW1の通信プロトコルに従ったパ
ケット(データグラム)に変換後、監視局2に宛てて送
出する。
はフィールド間の差分データを算出して期間平均算出部
14に出力する機能を有する。画像処理部12がMPE
G方式を採用した場合、PピクチャやBピクチャの予測
符号化では、画像処理部12はフレーム間予測による差
分信号を算出して圧縮符号化するため、その差分信号
(差分データ)を期間平均算出部14に出力することと
なる。
2から入力する差分データの容量(以下、差分データ
長)f1,f2,f3,…をフレーム単位またはフィール
ド単位で算出し、短期平均算出手段14Aと長期平均算
出手段14Bとに出力する。短期平均算出手段14A
は、入力する差分データ長f1,f2,…に基づいて短期
Δtに亘る差分データ長の短期平均値<f>S,k(k:
1以上の整数)を算出し、長期平均算出手段14Bは、
その差分データ長f1,f2,…に基づいて短期Δtより
も長く設定された長期ΔTに亘る差分データ長の長期平
均値<f>L,kを算出する。また変動比算出手段14C
は、短期平均算出手段14Aと長期平均算出手段14B
とから入力する長期平均値<f>L,kと短期平均値<f
>S,kとの比率(以下、変動比と呼ぶ。)<H>=<f
>S,k/<f>L,kを算出する。
差分データ長f1,f2,…,fq,fq+1,…,fp,f
p+1,…,fk(p>q)が期間平均算出部14に入力し
ている場合、k番目の差分データ長fkが入力した時点
の短期平均値<f>S,kは次式(1)に従って算出され
る。
から過去の短期Δtの間に期間平均算出部14に入力し
た差分データ長fp,fp+1,fp+2,…,fkの個数を示
している。
長期平均値<f>L,kは次式(2)に従って算出され
る。
から過去の長期ΔTの間に期間平均算出部14に入力し
た差分データ長fq,fq+1,…,fkの個数を示してい
る。
fq+1,…,fkの個数は、短期平均値<f>S,kの構成
要素の個数の数百倍乃至数千倍にもなる場合がある。従
って、長期平均値の算出に必要な差分データ長のメモリ
消費量は、短期平均値の場合のそれと比べると非常に大
きく、演算量の増大にもつながる。そこで、本実施の形
態では、長期平均値の算出に必要なメモリ消費量を低減
すべく、以下に説明する長期平均値<f>L,kの近似式
を採用する。先ず、1段階前の<f>L,kを用いて上式
(2)を変形すれば、 <f>L,k=(NL・<f>L,k-1−fq-1+fk)/NL (2−1) となる。長期ΔTは短期Δtと比べて非常に長いため個
数NSよりも個数NLの値が非常に大きいという事実に着
目すれば、差分データ長fk-1が特殊な値をとる場合を
除いて差分データ長fk-1は個数NLに対して殆ど変動し
ない。よって、長期平均値<f>L,k-1と、この<f>
L,k-1の最も古い構成要素であるq−1番目の差分デー
タ長fq-1とが略等しいという近似条件を採用できる。
すなわち、この近似条件下では、上式(2−1)は次式
(2−2)で近似できる。
f>L,kの算出に必要なメモリ消費量は、1段階前の長
期平均値<f>L,k-1と最も新しい差分データ長fkのみ
の分で済むため、記憶容量を大幅に節約できる。また、
長期平均値<f>L,kの算出に必要な演算回数も大幅に
減少するため、処理速度が向上する。
素の個数NSが単数の場合、この短期平均値<f>S,kは
差分データ長fkと一致し、NL=NS・ΔT/Δt=Δ
T/Δtの式が成立する。かかる場合、上式(2−2)
は次式(2−3)に変形できる。
(1)に従って短期平均値<f>S,kを、長期平均算出
手段14Bは上式(2)または(2−2)に従って長期
平均値<f>L,kを算出し、変動比算出手段14Cは双
方の平均値の変動比<H>=<f>S,k/<f>L,kを算
出して異常検出部15に出力する。特に上記近似式(2
−2)を用いた場合は、長期平均値を算出するのに要す
る演算量は大幅に減少する。従って、多数の監視カメラ
から監視映像が転送されてきた場合でも、画像監視装置
1は、単位時間当たり、短期平均値<f>S,k、長期平
均値<f>L,kおよび変動比<H>の算出に要する演算
量に監視カメラの台数を乗じた演算量の処理能力をもつ
必要があるが、かかる場合でも十分高速に対処し得る。
6から指定された閾値Hthと変動比<H>との大小を比
較し、変動比<H>が閾値Hth以上の値をもつときは、
監視映像中に何らかの異常が発生したと判定して、変動
比<H>が閾値Hth未満の値に変化するまでアラーム信
号を生成し続け、送受信処理部17を介して監視局2に
発報する。その閾値Hthは、監視局2からネットワーク
NW1を介して伝送され閾値設定部16において設定ま
たは更新されることができる。このため、アラーム信号
の発生するレベルを自在に設定でき、監視地点の状況に
応じてその閾値を調節できることから、監視画像を視る
監視員の負担が軽減する。
4、異常検出部15および閾値設定部16はソフトウェ
ア、ハードウェアの何れの構成でも構わない。本実施の
形態ではそれら各部12〜16は単一の装置内に組み込
まれているが、本発明ではそれに限らず各部12〜16
が複数の装置内に組み込まれ連携して分散動作するもの
でもよい。
ム信号は、ネットワークNW1を介して監視局2の監視
サーバ20に伝送される。監視サーバ20の制御プログ
ラムは、画像表示部21に表示される監視映像の一部を
点滅させたり、警告音を発したりすることで監視員に注
意を促す機能を有する。図3は、画像表示部21の表示
例を示す概略図である。同図に示すように、画像表示部
21には、監視映像を映す表示ウインドウ30が表示さ
れている。表示ウインドウ30は、複数の監視地点から
伝送される監視映像を同時に表示して集中監視を可能と
するために、複数の分割ウインドウ30A〜30Iに分
けられている。例えば、分割ウインドウ30Cに表示さ
れる監視映像に異常が検出され、上記画像監視装置1か
らアラーム信号が伝送されたとき、監視サーバ20の制
御プログラムは、その分割ウインドウ30Cの周縁部
(外枠)31を点滅させることで監視員に注視させるこ
とができる。
によれば、上述の短期平均値と長期平均値との比率に着
目し、この比率と所定の閾値との大小関係を判定するこ
とで、従来の画像認識技術ではなし得ない小さな演算能
力で監視映像の変化の度合いを数値化し、高速且つ高精
度に監視映像中の異常を検出することが可能となる。そ
の閾値は、監視局2の側から各監視地点の状況に応じて
任意の値に設定できるため、例えば、監視映像の変化が
極端に少ない夜間の閾値を小さく設定するなどしてアラ
ーム信号を発生する度合い(レベル)を自在に調節でき
る。また、画像認識技術の複雑なアルゴリズムを必要と
しないため、小さな演算能力しか必要とせず、簡易且つ
低コストの画像監視システムが実現可能である。更に、
長期平均値として上記近似式(2−2)を採用すること
で、長期平均値の演算回数が減少し、処理速度を大幅に
高めることが可能となる。
認した後に異常が発生した監視映像を確実に視ることが
できるように、画像監視装置1から監視局2へ監視映像
を伝送するタイミングを、前記アラーム信号を発報する
タイミングよりも所定時間遅らせるのが好ましい。若し
くは、画像監視装置1において、アラーム信号の発報か
ら所定時間経過後に、画像蓄積部11に蓄積しておいた
当該発報時付近の監視映像を再送するように自動的に制
御してもよい。
変動比<H>を伝送し続け、監視局2において受信した
その変動比<H>の時間変化を記録し、画像監視装置1
から伝送された監視画像をその変動比と関連付けて蓄積
しておいてもよい。これにより、過去の異常発生時に対
応する監視画像を容易に検索し表示させることが可能と
なる。
1の側で変動比<H>を算出しアラーム信号を発報する
構成を採用したが、本発明ではその構成の代わりに、監
視局2の側で上記短期平均値、長期平均値および変動比
<H>を算出し、この変動比<H>と閾値との大小を判
定してアラーム信号を発する構成を採用しても構わな
い。かかる場合、監視局2は、上記期間平均算出部14
および異常検出部15に相当する構成を備えることにな
る。
像監視装置および請求項5に係る画像監視方法によれ
ば、従来の画像認識技術ではなし得ない小さな演算能力
で監視映像の変化の度合いを数値化し、監視映像中の異
常を高速且つ高精度に検出することが可能となる。従っ
て、従来の画像認識技術の複雑なアルゴリズムを必要と
しないため、簡易且つ低コストの画像監視システムを実
現可能である。また監視地点の状況に応じてその閾値を
調節することで、アラーム信号の発生するレベルを自在
に設定でき、監視画像を視る監視員の負担を軽減するこ
とが容易に可能となる。
均値と短期平均値の演算回数は少なくて済み、監視映像
中の異常を高速且つ高精度に検出することができ、簡易
且つ低コストの画像監視システムの実現が可能となる。
均値の演算回数が大幅に減るため処理速度が向上し、ま
た演算に必要な記憶容量も大幅に削減できるため、更に
簡易且つ低コストの画像監視システムを実現可能であ
る。
ば、遠隔地の監視映像をコンピュータ・ネットワークを
介して簡便に取得でき、複数の監視地点の集中監視も容
易にできる。
概略を示す全体構成図である。
均算出部における短期平均値および長期平均値の算出方
法の説明図である。
の画像表示部における監視映像の表示例を示す概略図で
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 監視映像の変動を監視することで異常を
感知する画像監視装置であって、 前記監視映像を構成するフレーム間またはフィールド間
の差分データを算出する差分算出部と、 第1の設定期間に亘り前記差分データを平均化した短期
平均値と、前記第1の設定期間よりも長く設定された第
2の設定期間に亘り前記差分データを平均化した長期平
均値とを算出し、前記短期平均値と前記長期平均値との
比率を算出する期間平均算出部と、 前記期間平均算出部から出力された前記比率と所定の閾
値との大小関係を判定し、その判定結果に基づいてアラ
ーム信号を出力する異常検出部と、を備えることを特徴
とする画像監視装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像監視装置であって、
前記差分算出部から出力されるk番目(k:整数)の前
記差分データのデータ長をfk、前記第1の設定期間中
に出力される前記データ長の個数をNS、前記短期平均
値を<f>S,k、前記第2の設定期間中に出力される前
記データ長の個数をNL、および前記長期平均値を<f
>L,kで表す場合、前記データ長fkが入力した時点の前
記短期平均値と前記長期平均値とは、 【数1】 【数2】 に従って算出される、画像監視装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の画像監視装置であって、
前記長期平均値<f>L,k-1と該長期平均値<f>L,k-1
の構成要素である前記差分データ長fq-1とが等しいと
いう近似条件下で、前記長期平均値<f>L,kは、 <f>L,k=((NL−1)<f>L,k-1+fk)/NL (2−2) に従って算出される、画像監視装置。 - 【請求項4】 コンピュータ・ネットワークにおいて、
請求項1〜3の何れか1項に記載の画像監視装置と、前
記画像監視装置から前記アラーム信号を受信する監視局
とを備える画像監視システム。 - 【請求項5】 監視映像の変動を監視することで異常を
感知する画像監視方法であって、(a)前記監視映像を
構成するフレーム間またはフィールド間の差分データを
算出する工程と、(b)第1の設定期間に亘り前記差分
データを平均化した短期平均値と、前記第1の設定期間
よりも長く設定された第2の設定期間に亘り前記差分デ
ータを平均化した長期平均値とを算出し、前記短期平均
値と前記長期平均値との比率を算出する工程と、(c)
前記工程(b)で算出された前記比率と所定の閾値との
大小関係を判定し、その判定結果に基づいてアラーム信
号を出力する工程と、を備えることを特徴とする画像監
視方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の画像監視方法であって、
前記差分算出部から出力されるk番目(k:整数)の前
記差分データのデータ長をfk、前記第1の設定期間中
に出力される前記データ長の個数をNS、前記短期平均
値を<f>S,k、前記第2の設定期間中に出力される前
記データ長の個数をNL、および前記長期平均値を<f
>L,kで表す場合、前記工程(b)において、前記デー
タ長fkが入力した時点の前記短期平均値と前記長期平
均値とは、 【数3】 【数4】 に従って算出される、画像監視方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の画像監視方法であって、
前記工程(b)において、前記長期平均値<f>L,k-1
と該長期平均値<f>L,k-1の構成要素である前記差分
データ長fq-1とが等しいという近似条件下で前記式
(2)として、 <f>L,k=((NL−1)<f>L,k-1+fk)/NL (2−2) を用いる、画像監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001135931A JP2002330424A (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | 画像監視装置および画像監視システム並びに画像監視方法 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=18983310
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JP2001135931A Pending JP2002330424A (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | 画像監視装置および画像監視システム並びに画像監視方法 |
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