JPH11224391A - 集合住宅監視システム - Google Patents

集合住宅監視システム

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JPH11224391A
JPH11224391A JP19201698A JP19201698A JPH11224391A JP H11224391 A JPH11224391 A JP H11224391A JP 19201698 A JP19201698 A JP 19201698A JP 19201698 A JP19201698 A JP 19201698A JP H11224391 A JPH11224391 A JP H11224391A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理室に常時人の配置を必要としない集合住
宅の異常監視システムにを提供する。 【解決手段】 各住戸に設置したセンサから異常の発生
を検出する検出信号が出力すると、管理室に設置した表
示装置1に異常が発生した住戸を示す住戸情報と異常の
種類を表示する集合住宅監視システムにおいて、表示装
置は、検出信号が入力すると異常の種類を異常信号とし
て出力し、制御装置2は、異常信号が入力すると画像取
込信号を出力する。管理室には表示装置1の表示部12
を撮影するカメラ4が設置してあり、画像取込信号が入
力すると表示装置を撮影し画像信号を遠隔の監視装置6
に異常画像を送信する画像送信装置5に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、マンション等
の集合住宅において、各住戸で発生する火災等の異常を
監視する集合住宅監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の集合住宅監視システムのブロック
図を図12に示す。 センサS1 ・・SN は、各住戸に設置されており、火災
や非常等の各種の異常の発生を検出し、検出信号を出力
する。表示装置100は、集合住宅の管理人等の人が常
駐する管理室に設置されており、制御部101と表示部
102を備えている。表示装置100の表示部102は
図13に示すように、異常の種類を示すランプ102
a,102b,102cと住戸情報を示す住戸表示部1
02dを有している。センサSN からの検出信号が入力
すると、当該検出信号を出力したセンサが設置してある
住戸を示す住戸情報を住戸表示部102dに表示すると
ともに、異常の種類を示すランプ102a,102b,
102cを点灯させる。
【0003】管理室に常駐している管理人等は、この表
示装置100の表示により火災等の異常の発生と発生し
た住戸を確認し、当該住戸に電話をかけて状況を確認し
たり、119番通報を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の集
合住宅監視システムでは、管理室に常時人を配置してい
なければならず、コストがかかるという問題があった。
また、異常が発生したときに表示装置からの出力信号を
得て、集合住宅自体の識別情報と異常信号を警報として
電話回線等の通信回線を介して遠隔の監視センタに送信
する送信装置を管理室内に設置し、集合住宅での異常の
発生を遠隔で監視する方法が考えられる。
【0005】しかし、監視センタでは、受信した警報か
ら異常が発生している集合住宅を識別することはできる
が、集合住宅のうちどの住戸で異常が発生しているのか
を識別できるとは限らない。また、個々の住戸を識別で
きるようにするためには、送信装置に各住戸を識別する
ための信号を出力できるように表示装置自体を改造した
り交換する必要があり、設備機器にコストがかかるため
実用的ではなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願の発明では、各住戸で異常が発生しセンサから検
出信号が出力すると、管理室に設置した表示装置に当該
検出信号を出力したセンサを設置している住戸を示す住
戸情報と異常の種類を表示する集合住宅監視システムに
おいて、異常が発生すると、表示装置をカメラにより撮
影し、撮影した画像と集合住宅の識別信号を異常画像信
号として警備会社等の遠隔の監視センタに送信するよう
にしている。
【0007】請求項1の発明は、異常の発生を検出して
検出信号を出力するセンサを設置した住戸で異常が発生
したとき、異常が発生した住戸を示す住戸情報と異常の
種類を管理室に設置した表示装置に表示する集合住宅監
視システムにおいて、前記表示装置に設けられ、検出信
号が入力すると異常の種類を異常信号として出力する制
御部と、異常信号が入力すると画像取込信号を出力する
制御装置と、画像取込信号が入力すると前記表示装置を
撮影し画像信号を出力するカメラと、画像信号が入力す
ると予め記憶している監視装置の電話番号をダイヤルし
通信回線を介して外部の監視装置に少なくとも当該画像
信号を異常画像信号として送信する画像送信装置と、異
常画像信号を受信すると受信信号を表示する監視装置と
を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、異常の発生を検出して
検出信号を出力するセンサを設置した住戸で異常が発生
したとき、異常が発生した住戸を示す住戸情報と異常の
種類を管理室に設置した表示装置に表示する集合住宅監
視システムにおいて、前記表示装置に設けられ、検出信
号が入力すると異常の種類を異常信号として出力する制
御部と、異常信号が入力すると点灯信号を出力し、異常
信号が入力してから所定時間後に画像取込信号を出力す
る制御装置と、点灯信号が入力すると表示装置を照射す
るライトと、画像取込信号が入力すると表示装置を撮影
し画像信号を出力するカメラと、画像信号が入力すると
予め記憶している監視装置の電話番号をダイヤルし通信
回線を介して監視装置に少なくとも当該画像信号を異常
画像信号として送信する画像送信装置と、異常画像信号
を受信すると受信信号を表示する監視装置とを設けたこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の集合住宅監視システムにおいて、前記制御装置は、
異常信号が入力すると予め記憶している監視装置の電話
番号をダイヤルし通信回線を介して監視装置に少なくと
も集合住宅の識別情報と異常信号を警報として送信し、
前記監視装置は、警報または異常画像信号を受信すると
受信信号を表示することを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、異常の発生を検出して
検出信号を出力するセンサを設置した住戸で異常が発生
したとき、異常が発生した住戸を示す住戸情報と異常の
種類を管理室に設置した表示装置に表示する集合住宅監
視システムにおいて、前記表示装置に設けられ、検出信
号が入力すると異常の種類を異常信号として出力する制
御部と、画像取込信号が入力すると表示装置を撮影し画
像信号を出力するカメラと、異常信号が入力すると画像
取込信号を出力し、画像信号が入力すると予め記憶して
いる監視装置の電話番号をダイヤルし通信回線を介して
監視装置に少なくとも当該画像信号および集合住宅の識
別信号を異常画像信号として送信する制御装置と、異常
画像信号を受信すると受信信号を表示する監視装置とを
設けたことを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、異常の発生を検出して
検出信号を出力するセンサを設置した住戸で異常が発生
したとき、異常が発生した住戸を示す住戸情報と異常の
種類を管理室に設置した表示装置に表示する集合住宅監
視システムにおいて、前記表示装置に設けられ、検出信
号が入力すると異常の種類を異常信号として出力する制
御部と、点灯信号が入力すると表示装置を照射するライ
トと、画像取込信号が入力すると表示装置を撮影し画像
信号を出力するカメラと、異常信号が入力すると点灯信
号を出力し、異常信号が入力してから所定時間後に画像
取込信号を出力し、画像信号が入力すると予め記憶して
いる監視装置の電話番号をダイヤルし通信回線を介して
監視装置に少なくとも当該画像信号および集合住宅の識
別信号を異常画像信号として送信する制御装置と、異常
画像信号を受信すると受信信号を表示する監視装置とを
設けたことを特徴とする。
【0012】請求項6 の発明は、各住戸で異常が発生し
センサから検出信号が出力すると、管理室に設置した表
示装置に当該検出信号を出力したセンサを設置している
住戸を示す住戸情報と異常の種類を表示する集合住宅監
視システムにおいて、前記表示装置に設けられ、検出信
号が入力すると画像取込信号を出力する制御部と、前記
表示装置を撮影し画像信号を出力するカメラと、画像取
込信号が入力すると前記カメラからの画像信号を取り込
み、予め記憶している監視装置の電話番号をダイヤルし
通信回線を介して外部の監視装置に少なくとも当該画像
信号を異常画像信号として送信する画像送信装置と、異
常画像信号を受信すると受信信号を表示する監視装置と
を設けたことを特徴としている。
【0013】請求項7 の発明は、各住戸で異常が発生し
センサから検出信号が出力すると、管理室に設置した表
示装置に当該検出信号を出力したセンサを設置している
住戸を示す住戸情報と異常の種類を表示する集合住宅監
視システムにおいて、前記表示装置に設けられ、検出信
号が入力すると異常の種類を異常信号として出力すると
ともに画像取込信号を出力する制御部と、異常信号が入
力すると予め記憶している監視装置の電話番号をダイヤ
ルし通信回線を介して監視装置に少なくとも集合住宅の
識別情報と異常信号を警報として送信し、当該警報の送
信が終了すると送信開始信号を出力する制御装置と、前
記表示装置を撮影し画像信号を出力するカメラと、画像
取込信号が入力すると所定時間後に前記カメラからの画
像信号を取り込み、送信開始信号が入力すると予め記憶
している監視装置の電話番号をダイヤルし通信回線を介
して外部の監視装置に少なくとも当該画像信号を異常画
像信号として送信する画像送信装置と、警報または異常
画像信号を受信すると受信信号を表示する監視装置とを
設けたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本願の集合住宅監視システムの設
置例を図1に示す。集合住宅の各住戸にはセンサS1
・SN が設置され、各住戸で発生する火災等の異常を検
出し、検出信号を出力する。集合住宅の管理室には、表
示装置1、制御装置2、画像送信装置5、ライト3、カ
メラ4が設けられいる。表示装置1は、図13に示した
ものと同様な表示部を有し、センサSN からの検出信号
が入力すると、当該検出信号を出力したセンサが設置し
てある住戸を示す住戸情報を表示するとともに、異常の
種類を示すランプを点灯させる。また、制御装置2に対
して異常の種類を示す異常信号を出力する。
【0015】制御装置2は、表示装置1からの異常信号
が入力すると、ライト3に点灯信号を出力し、異常信号
が入力してから所定時間後にカメラ4に画像取込信号を
出力するとともにライト3に消灯信号を出力する。ライ
ト3は、制御装置2からの点灯信号が入力すると点灯し
表示装置1の表示部分に光を照射し、制御装置2からの
消灯信号が入力すると消灯する。
【0016】カメラ4は、管理室内に設けられ、制御装
置2からの画像取込信号が入力すると表示装置1の表示
部分を撮影した画像を画像信号として画像送信装置5に
出力する。画像送信装置5は、カメラ4からの画像信号
が入力すると、予め記憶している例えば、遠隔地域の監
視センター等に設置された監視装置6の電話番号をダイ
ヤルし、通信回線7を介して集合住宅の識別情報と当該
画像信号を異常画像信号として監視装置6に送信する。
【0017】監視装置6は、画像送信装置5からの異常
画像信号を受信すると、当該画像信号を表示する。な
お、以下の実施例では、制御装置2の制御部は、表示装
置1からの異常信号(火災警報)が入力したときにライ
ト3を点灯させ、異常信号が入力してから所定時間、す
なわち、ライトが点灯し十分に表示装置に光が照射され
るまでの時間経過後にカメラ4に画像取込信号を出力す
るようにしているが管理室内が常時照明がついている等
により明るく、カメラ4により表示装置1の表示部が十
分に撮影できる場合は、ライト3を設けずに、制御装置
2の制御部は、表示装置1からの異常信号が入力したと
きにカメラ4に対し画像取込信号を出力するようにして
もよい。
【0018】〔実施例1〕本願の集合住宅監視システム
の第1の実施例を図2のブロック図および図3のフロー
チャートを用いて説明する。 〔構成〕本願の集合住宅監視システムの第1の実施例の
ブロック図を図2に示す。
【0019】センサS1 ・・SN は、各住戸に設置さ
れ、各住戸で発生する火災等の異常を検出し、検出信号
を出力する。表示装置1は、集合住宅の管理室に設置さ
れ、制御部11と表示部12とから構成されている。制
御部11は、センサSN からの検出信号が入力すると、
当該検出信号を出力したセンサが設置してある住戸を示
す住戸情報と異常の種類を示す信号を表示部12に出力
するとともに、制御装置2に対して異常の種類を示す異
常信号を出力する。
【0020】表示部12は、図13に示したものと同様
に、制御部11からの住戸情報を表示するとともに、異
常の種類を示すランプを点灯させる。制御装置2は、管
理室内に設けられ、制御部21とタイマ22とから構成
されている。制御部21は、表示装置1からの異常信号
が入力すると、ライト3に点灯信号を出力するとともに
タイマ22に計時開始信号を出力し、タイマ22からの
計時終了信号が入力するとカメラ4に画像取込信号を出
力するとともにライトに消灯信号を出力する。
【0021】タイマ22は、計時開始信号が入力すると
計時を開始し、所定時間計時を行うと制御部21に対し
計時終了信号を出力する。ライト3は、管理室内に設け
られ、制御装置2からの点灯信号が入力すると点灯し表
示装置1の表示部分に光を照射し、制御装置2からの消
灯信号が入力すると消灯する。
【0022】カメラ4は、管理室内に設けられ、制御装
置2からの画像取込信号が入力すると表示装置1の表示
部分を撮影した画像を画像信号として画像送信装置5に
出力する。画像送信装置5は、カメラ4からの画像信号
が入力すると、予め記憶している監視装置6の電話番号
をダイヤルし、通信回線7を介して集合住宅の識別情報
と当該画像信号を異常画像信号として監視装置6に送信
する。
【0023】監視装置6は、画像送信装置からの異常画
像信号を受信すると、当該画像信号を表示する。 〔動作〕次に、住戸(201号室)で火災が発生した場
合を例に図3のフローチャートにしたがって説明する。
【0024】201号室で火災が発生すると、201号
室の火災センサから検出信号が出力される。この検出信
号は、表示装置1の制御部11に入力される。表示装置
1の制御部11は、センサからの検出信号が入力する
と、当該検出信号を出力した火災センサが設置してある
住戸を示す住戸情報(201)と火災警報を表示部12
に出力するとともに、制御装置2に対して火災警報を出
力する。
【0025】表示部12は図13に示すような表示部を
備え、制御部21からの住戸情報(201)を表示する
とともに、火災ランプを点灯させる(図13参照)。表
示装置1からの火災警報は、制御装置2の制御部21に
入力される。制御装置2の制御部21は、表示装置1か
らの火災警報が入力すると(S11)、ライト3に点灯
信号を出力するとともにタイマ22に計時開始信号を出
力する(S12,S13)。
【0026】制御部21からの計時開始信号が入力した
タイマ22は、所定時間計時を行うと、制御装置2の制
御部21に対して計時終了信号を出力する。点灯信号が
入力したライト3は表示装置に光を照射する。その後、
制御装置2の制御部21は、タイマ22からの計時終了
信号が入力すると(S14)、カメラ4に画像取込信号
を出力する(S15)。
【0027】画像取込信号が入力したカメラ4は、図1
3に示す表示装置1の表示部分を撮影し、この画像を画
像信号として画像送信装置5に出力する。画像送信装置
5は画像信号が入力すると、予め記憶している監視装置
6の電話番号をダイヤルし、監視装置6との通信回線が
接続されると集合住宅の識別情報と当該画像信号を異常
画像信号として監視装置6に送信する。
【0028】監視装置6は、画像送信装置5からの異常
画像信号を受信すると文字や音声により信号の受信を報
知するとともに集合住宅の識別情報や受信画像を表示す
る。監視センタのセンタ員は、監視装置6に表示された
画像や識別情報等をもとに火災の発生している住戸を確
認し、監視装置6に表示された画像等をもとに火災の発
生している住戸に対し電話をかけて状況を確認する。
【0029】そして、制御装置2の制御部21は、ライ
ト3に対して消灯信号を出力する(S16)。消灯信号
が入力したライト3は、消灯する。 〔実施例2〕本願の集合住宅監視システムの第2の実施
例を図4のブロック図および図5のフローチャートを用
いて説明する。
【0030】〔構成〕本願の集合住宅監視システムの第
2の実施例のブロック図を図4に示す。センサ、表示装
置、ライト、カメラ、画像送信装置は上記実施例1と同
じであるためここでは説明を省略する。制御装置2は、
管理室内に設けられ、制御部21、タイマ22、自動ダ
イヤル部23とから構成されている。なお、タイマ部2
2は上記実施例1と同じであるためここでは説明を省略
する。
【0031】制御部21は、表示装置1からの異常信号
が入力すると、ライト3に点灯信号を出力するとともに
タイマ22に計時開始信号を出力し、自動ダイヤル部2
3に当該集合住宅の識別信号と異常信号を警報として出
力し、タイマ22からの計時終了信号が入力するとカメ
ラ4に画像取込信号を出力し、ライト3に消灯信号を出
力する。
【0032】自動ダイヤル部23は制御部21からの警
報が入力すると、予め記憶している監視装置6の電話番
号をダイヤルし、監視装置6との通信回線が接続される
と当該警報を監視装置6に送信する。監視装置6は、画
像送信装置5からの警報または異常画像信号を受信する
と、当該受信信号を表示する。
【0033】〔動作〕次に、住戸(201号室)で火災
が発生した場合を例に図5のフローチャートにしたがっ
て説明する。201号室で火災が発生すると、201号
室の火災センサからの検出信号が出力される。
【0034】この検出信号は、表示装置1の制御部11
に入力される。表示装置1の制御部11は、センサから
の検出信号が入力すると、当該検出信号を出力した火災
センサが設置してある住戸を示す住戸情報(201)と
火災警報を表示部12に出力するとともに、制御装置2
に対して火災警報を出力する。表示部12は図13に示
したものと同様の表示部を備え、制御部11からの住戸
情報(201)を表示するとともに、火災ランプを点灯
させる(図13参照)。
【0035】表示装置1からの火災警報は、制御装置2
の制御部21に入力される。制御装置2の制御部21
は、表示装置1からの火災警報が入力すると(S2
1)、自動ダイヤル部23に集合住宅の識別信号と火災
警報を警報として出力する(S22)。自動ダイヤル部
23は警報が入力すると、予め記憶している監視装置6
の電話番号をダイヤルし、監視装置6との通信回線が接
続されると通信回線を介して当該警報を監視装置6に送
信する。
【0036】そして、ライト3に点灯信号を出力すると
ともにタイマ22に計時開始信号を出力する(S23,
S24)。制御部21からの計時開始信号が入力したタ
イマ22は、所定時間計時を行うと、制御装置2の制御
部21に対して計時終了信号を出力する。点灯信号が入
力したライト3は表示装置1に光を照射する。
【0037】その後、制御装置2の制御部21は、タイ
マ22からの計時終了信号が入力すると(S25)、カ
メラ4に画像取込信号を出力する(S26)。画像取込
信号が入力したカメラ4は、図13に示す表示装置1の
表示部分12を撮影し、この画像を画像信号として画像
送信装置に出力する。画像送信装置5は画像信号が入力
すると、予め記憶している監視装置6の電話番号をダイ
ヤルし、監視装置6との通信回線が接続されると集合住
宅の識別情報と当該画像信号を異常画像信号として監視
装置6に送信する。
【0038】監視装置6は、制御装置2からの警報と画
像送信装置5からの異常画像信号を受信すると文字や音
声により信号の受信を報知するとともに集合住宅の識別
情報や受信画像を表示する。監視センタのセンタ員は、
監視装置6に表示された画像や識別情報等をもとに火災
の発生している住戸を確認し、監視装置に表示された画
像等をもとに火災の発生している住戸に対し電話をかけ
て状況を確認する。
【0039】そして、制御装置2の制御部21は、ライ
ト3に対して消灯信号を出力する(S27)。消灯信号
が入力したライト3は、消灯する。 〔実施例3〕本願の集合住宅監視システムの第3の実施
例を図6のブロック図および図7のフローチャートを用
いて説明する。
【0040】〔構成〕本願の集合住宅監視システムの第
3の実施例のブロック図を図6に示す。センサ、表示装
置、ライト、カメラ、監視装置は上記実施例1と同じで
あるためここでは説明を省略する。制御装置2は、管理
室内に設けられ、制御部21、タイマ22、自動ダイヤ
ル部23とから構成されている。なお、タイマ部22は
上記実施例1と同じであるためここでは説明を省略す
る。
【0041】制御部21は、表示装置1からの異常信号
が入力すると、ライト3に点灯信号を出力するとともに
タイマ22に計時開始信号を出力し、タイマ22からの
計時終了信号が入力するとカメラ4に画像取込信号を出
力し、カメラ4からの画像信号が入力すると、自動ダイ
ヤル部23に当該集合住宅の識別信号と異常信号と画像
信号を異常画像信号として出力し、ライト3に消灯信号
を出力する。
【0042】自動ダイヤル部23は制御部21からの異
常画像信号が入力すると、予め記憶している監視装置6
の電話番号をダイヤルし、監視装置6との通信回線が接
続されると当該異常画像信号を監視装置6に送信する。 〔動作〕次に、住戸(201号室)で火災が発生した場
合を例に図7のフローチャートにしたがって説明する。
【0043】201号室で火災が発生すると、201号
室の火災センサから検出信号が出力される。この検出信
号は、表示装置1の制御部11に入力される。表示装置
1の制御部11は、センサからの検出信号が入力する
と、当該検出信号を出力した火災センサが設置してある
住戸を示す住戸情報(201)と火災警報を表示部12
に出力するとともに、制御装置2に対して火災警報を出
力する。
【0044】表示部12は図13に示したものと同様の
表示部を備え、制御部11からの住戸情報(201)を
表示するとともに、火災ランプを点灯させる(図13参
照)。表示装置1からの火災警報は、制御装置2の制御
部21に入力される。制御装置2の制御部21は、表示
装置1からの火災警報が入力すると(S31),ライト
3に点灯信号を出力するとともにタイマ22に計時開始
信号を出力する(S32,S33)。
【0045】制御部21からの計時開始信号が入力した
タイマ22は、所定時間計時を行うと、制御装置2の制
御部21に対して計時終了信号を出力する。点灯信号が
入力したライト3は表示装置1に光を照射する。その
後、制御装置2の制御部21は、タイマ22からの計時
終了信号が入力すると(S34)、カメラ4に画像取込
信号を出力する(S35)。
【0046】画像取込信号が入力したカメラ4は、図1
3に示す表示装置1の表示部12を撮影し、この画像を
画像信号として制御装置2に出力する。カメラ4からの
画像信号は制御装置2の制御部21に入力される。制御
装置2の制御部21は画像信号が入力すると、自動ダイ
ヤル部22に集合住宅の識別情報と火災警報と画像信号
を異常画像信号として出力する(S37)。
【0047】自動ダイヤル部23は異常画像信号が入力
すると、予め記憶している監視装置6の電話番号をダイ
ヤルし、監視装置6との通信回線が接続されると通信回
線を介して当該異常画像信号を監視装置6に送信する。
監視装置6は、制御装置2からの異常画像信号を受信す
ると文字や音声により信号の受信を報知するとともに集
合住宅の識別情報や受信画像を表示する。
【0048】監視センタのセンタ員は、監視装置6に表
示された画像や識別情報等をもとに火災の発生している
住戸を確認し、監視装置6に表示された画像等をもとに
火災の発生している住戸に対し電話をかけて状況を確認
する。そして、制御装置2の制御部21は、ライト3に
対して消灯信号を出力する(S38)。
【0049】消灯信号が入力したライト3は、消灯す
る。 〔実施例4〕本願の集合住宅監視システムの第4の実施
例を図8のブロック図および図9のフローチャートを用
いて説明する。 〔構成〕本願の集合住宅監視システムの第4の実施例の
ブロック図を図8に示す。センサS1〜SNは、各住戸
に設置され、各住戸で発生する火災等の異常を検出し、
検出信号を出力する。
【0050】表示装置1は、集合住宅の管理室に設置さ
れ、制御部11と表示部12とから構成されている。制
御部11は、センサからの検出信号が入力すると、当該
検出信号を出力したセンサが設置してある住戸を示す住
戸情報と異常の種類を示す信号を表示部12に出力すると
ともに、画像送信装置5に画像取込信号を出力し、さら
に、制御装置2に対して異常の種類を示す異常信号を出
力する。
【0051】表示部12は、図13に示したものと同様
に、制御部11からの住戸情報を表示するとともに、異常
の種類を示すランプを点灯させる。制御装置2は、管理
室内に設けられ、制御部21とタイマ22と自動ダイヤ
ル部23とから構成されている。制御部21は、表示装
置1からの異常信号が入力すると、ライト3に点灯信号
を出力するとともにタイマ22に計時開始信号を出力
し、自動ダイヤル部23に当該集合住宅の識別信号と異
常信号を警報として出力する。また、タイマ22からの
計時終了信号が入力するとライト3に消灯信号を出力す
る。
【0052】タイマ22は、計時開始信号が入力すると
計時を開始し、所定時間計時を行うと 制御部21に計
時終了信号を出力する。自動ダイヤル部23は、制御部
21からの警報が入力すると、予め記憶している監視装
置6の電話番号をダイヤルし、監視装置6との通信回線
が接続されると当該警報を監視装置6に送信する。
【0053】ライト3は、管理室内に設けられ、制御装
置2 からの点灯信号が入力すると点灯し表示装置1の表
示部分に光を照射し、制御製置2 からの消灯信号が入力
すると消灯する。カメラ4は、管理室内に設けられ、表
示装置1の表示部分を撮影した画像信号を画像送信装置
5に出力する。
【0054】画像送信装置5は、表示装置1からの画像
取込信号が入力すると、予め記憶している監視装置6の
電話番号をダイヤルし、通信回線7を介して集合住宅の
識別情報とカメラ4からの画像信号を異常画像信号とし
て監視装置6に送信する。監視装置6は、制御装置2か
らの警報または画像送信装置5からの異常画像信号を受
信すると、当該受信信号を表示する。
【0055】〔動作〕次に、住戸(201号室)で火災
が発生した場合を例に図9のフローチャートにしたがっ
て説明する。201号室で火災が発生すると、201号
室の火災センサから検出信号が出力される。
【0056】この検出信号は、表示装置1の制御部11に
入力される。表示装置1の制御部11は、センサからの
検出信号が入力すると、当該検出信号を出力した火災セ
ンサが設置してある住戸を示す住戸情報(201)と火
災警報を表示部12に出力するとともに、制御装置2に
対して火災警報を出力し、さらに、画像送信装置5に対
して画像取込信号を出力する。
【0057】表示部12は図13に示すようになってお
り、制御部11からの住戸情報(201)を表示すると
ともに、火災ランプを点灯させる( 図13参照) 。表示
装置1からの火災警報は、制御装置2の制御部21に入力
される。制御装置2の制御部21は、表示装置1からの
火災警報が入力すると(S41)、自動ダイヤル部23
に集合住宅の識別信号と火災警報を警報として出力する
(S42)。また、ライト3に点灯信号を出力するとと
もにタイマ22に計時開始信号を出力する(S43,S
44)。
【0058】自動ダイヤル部23は警報が入力すると、予
め記憶している監視装置6の電話番号をダイヤルし、監
視装置6との通信回線が接続されると通信回線を介して
当該警報を監視装置6に送信する。制御部21からの計
時開始信号が入力したタイマ22は、所定時間計時を行
うと、制御製置2 の制御部21に対して計時終了信号を
出力する。
【0059】点灯信号が入力したライト3は表示装置1
に光を照射する。また、表示装置1からの画像取込信号
は、画像送信装置5 に入力される。画像送信装置5は、
表示装置1からの画像取込信号が入力すると、カメラ4
からの画像信号を取り込み、予め記憶している監視装置
6の電話番号をダイヤルし、監視装置6との通信回線が
接続されると集合住宅の識別情報と当該画像信号を異常
画像信号として監視装置6に送信する。
【0060】その後、制御装置2の制御部21は、タイ
マ22からの計時終了信号が入力すると(S45)、ラ
イト3に対して消灯信号を出力する(S46)。消灯信
号が入力したライト3は、消灯する。監視装置6は、制
御装置2からの警報または画像送信装置5 からの異常画
像信号を受信すると文字や音声により警報の受信を報知
するとともに集合住宅の識別情報や受信画像を表示す
る。
【0061】監視センタのセンタ員は、監視装置6に表
示された画像や識別情報等をもとに火災の発生している
住戸を確認し、監視装置6に表示された画像等をもとに
火災の発生している住戸に対し電話をかけて状況を確認
する。 〔実施例5〕本願の集合住宅監視システムの第5の実施
例を図10のブロック図および図11のフローチャート
を用いて説明する。
【0062】〔構成〕本願の集合住宅監視システムの第
5の実施例のブロック図を図10に示す。センサS1〜
SN、表示装置1、ライト3、カメラ4は、実施例4と
同じであるため、ここでは説明を省略する。制御製置2
は、管理室内に設けられ、制御部21とタイマ22と自
動ダイヤル部23とから構成されている。なお、タイマ
22は実施例4と同じであるため、ここでは説明を省略
する。
【0063】制御部21は、表示装置1からの異常信号
が入力すると、ライト3に点灯信号を出力するとともに
タイマ22に計時開始信号を出力し、自動ダイヤル部2
3に当該集合住宅の識別信号と異常信号を警報として出
力し、さらに、タイマ22からの計時終了信号が入力す
るとライト3に消灯信号を出力する。また、自動ダイヤ
ル部23からの受信確認信号が入力すると、画像送信装
置5 に送信開始信号を出力する。
【0064】自動ダイヤル部23は、制御部21からの
警報が入力すると、予め記憶している監視装置6の電話
番号をダイヤルし、監視装置6との通信回線が接続され
ると当該警報を監視装置6に送信する。また、警報を送
信した後監視装置6からの受信確認信号を受信すると、
当該受信確認信号を制御部21に出力する。 画像送信
装置5は、表示装置1からの画像取込信号が入力する
と、カメラ4からの画像信号を取り込む。そして、制御
装置2 の制御部21からの送信開始信号が入力すると、
予め記憶している監視装置6の電話番号をダイヤルし、
通信回線7を介して集合住宅の識別情報とカメラ4から
の画像信号を異常画像信号として監視装置6に送信す
る。
【0065】監視装置6は、制御装置2からの警報を受
信すると制御装置2に受信確認信号を返送するとともに
当該受信信号を文字または音声にて報知する。また、画
像送信装置5からの異常画像信号を受信すると、当該受
信信号を表示する。 〔動作〕次に、住戸(201号室)で火災が発生した場
合を例に図11のフローチャートにしたがって説明す
る。
【0066】201号室で火災が発生すると、201号
室の火災センサから検出信号が出力される。この検出信
号は、表示装置1の制御部11に入力される。表示装置
1の制御部1 1 は、センサからの検出信号が入力する
と、当該検出信号を出力した火災センサが設置してある
住戸を示す住戸情報(201)と火災警報を表示部12
に出力するとともに、制御装置2 に対して火災警報を出
力し、さらに、画像送信装置5に対して画像取込信号を
出力する。
【0067】表示部12は図13に示すようになってお
り、制御部11からの住戸情報(201)を表示するととも
に、火災ランプを点灯させる( 図13参照) 。表示装置
1からの火災警報は、制御装置2の制御部21に入力さ
れる。制御装置2の制御部21は、表示装置1からの火
災警報が入力すると(S51)、自動ダイヤル部23に
集合住宅の識別信号と火災警報を警報として出力する
(S52)。また、ライト3に点灯信号を出力するとと
もにタイマ22に計時開始信号を出力する(S53,S
54)。
【0068】自動ダイヤル部23は警報が入力すると、
予め記憶している監視装置6の電話番号をダイヤルし、
監視装置6との通信回線が接続されると通信回線を介し
て当該警報を監視装置6に送信する。監視装置6は、制
御装置2からの警報を受信すると、当該警報を受信した
ことを示す受信確認信号を制御装置2に返送し、制御装
置2との通信を終了する。また、制御装置2からの警報
を受信すると、文字や音声により警報の受信を報知する
とともに集合住宅の識別情報や発生した異常の種類等を
表示する。
【0069】監視センタのセンタ員は、監視装置6に表
示された識別情報等をもとに火災の発生している住戸を
確認する。監視装置6からの受信確認信号は、制御装置
2の自動ダイヤル部23を介して制御部21に入力され
る。制御装置2の制御部21は、監視装置6からの受信
確認信号を受信し監視装置6との通信が終了すると(S
55)、画像送信装置5に送信開始信号を出力するとと
もに、ライト3に消灯信号を出力する(S56,S5
7)。
【0070】ステップ53で制御装置2の制御部21か
らの点灯信号が入力したライト3は表示装置1に光を照
射し、ステップ57で制御部21からの消灯信号が入力
すると、消灯する。また、ステップ54で、制御部21
からの計時開始信号が入力したタイマ22は、所定時間
計時を行うと、制御装置2の制御部21に対して計時終
了信号を出力する。表示装置1からの画像取込信号が入
力された画像送信装置5は、画像取込信号が入力する
と、カメラ4からの画像信号を取り込む。
【0071】そして、制御装置2の制御部21からの送
信開始信号が入力すると、予め記憶している監視装置6
の電話番号をダイヤルし、監視装置6との通信回線が接
続されると集合住宅の識別情報と当該画像信号を異常画
像信号として監視装置6に送信する。監視装置6は、画
像送信装置5からの異常画像信号を受信すると当該受信
画像を表示する。
【0072】監視センタのセンタ員は、監視装置6に表
示された画像等をもとに火災の発生している住戸を確認
し、当該住戸に対し電話をかけて状況を確認する。な
お、制御装置2の制御部21は、監視装置6に警報を送信
した後、ステップ55で監視装置6からの受信確認信号
を受信できず、タイマ22から計時終了信号が入力した
場合は(S58)、ライト3 に対して消灯信号を出力す
る(S57)。 消灯信号が入力したライト3は、消灯
する。
【0073】上記実施例4および実施例5では、画像送
信装置5は、表示装置1からの画像取込信号が入力する
とすぐにカメラ4からの画像信号を取り込むようにして
いるが、表示装置1からの異常信号が制御装置2に入力
し、ライト3が点灯してから所定時間、すなわち、ライ
ト3が点灯し十分に表示装置1 の表示部12に光が照射
されるまでの時間経過後であって、かつ、ライト3が点
灯している問にカメラ4からの画像信号を取り込むよう
にしてもよい。
【0074】また、管理室内が常時照明がついている等
により明るく、カメラ4により表示装置1の表示部12
が十分に撮影できる場合は、ライト3を設けずに、画像
送信装置5は、表示装置1からの画像取込信号が入力し
たときにカメラ4からの画像信号を取り込むようにして
もよい。さらに、上記実施例4および実施例5では、表
示装置1の制御部11から画像送信装置5に画像取込信
号を出力するようにしているが、表示装置1の制御部1
1から制御装置2の制御部21に異常信号が入力したとき
に制御装置2の制御部21から画像送信装置5に対して
画像取込信号を出力するようにしてもよい。
【0075】上述のように、本発明の各実施例によれ
ば、各住戸に設置されたセンサより異常が検知されると
管理室に設置された表示装置に表示される異常の種類の
情報と異常の発生した住戸情報が自動的に遠隔の監視装
置に伝送され、集合住宅の管理室に管理人が不在の場合
であっても、監視装置の設置されている監視センター等
で直ちに異常の発生を把握することが可能となる。
【0076】
【発明の効果】管理人室で各住戸の異常の発生を監視し
ている既設の集合住宅監視システム(センサと表示装置
のみ)に制御装置、ライト、カメラ、画像伝送装置を付
加するだけでよく、また、管理人を常駐させる必要もな
くなるため、設備機器や人件費にかかるコストを低減す
ることができる。
【0077】また、監視センタにて集合住宅のうちのど
の住戸で火災等の異常が発生しているのかを確認するこ
とができるため、監視センタから異常が発生している住
戸へ直接電話をかけて状況を確認することができる。さ
らに、監視センタより機動隊員に現場へ行く指示を与え
る際に、異常が発生している住戸を特定することができ
るため、火災等の異常を早期に発見することができる。
【0078】なお、本発明では、火災等の異常が発生す
ると、ライトを点灯させるとともに監視センタに警報を
送信し、所定時間後に画像を取り込み監視センタに送信
している。したがって、監視センタでは、火災発生時に
送信される警報を送信することで、異常の発生を早期に
発見して機動隊員を急派させることができるとともに、
急派中の機動隊員へ火災発生区域の指示を迅速に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】集合住宅監視システムの機器設置例を示す図で
ある。
【図2】本願発明の集合住宅監視システムの実施例1の
ブロック図である。
【図3】本願発明の実施例1の制御装置の制御部のフロ
ーチャートを示す図である。
【図4】本願発明の集合住宅監視システムの実施例2の
ブロック図である。
【図5】本願発明の実施例2の制御装置の制御部のフロ
ーチャートを示す図である。
【図6】本願発明の集合住宅監視システムの実施例3の
ブロック図である。
【図7】本願発明の実施例3の制御装置の制御部のフロ
ーチャートを示す図である。
【図8】本願発明の集合住宅監視システムの実施例4の
ブロック図である。
【図9】本願発明の実施例4の制御装置の制御部のフロ
ーチャートを示す図である。
【図10】本願発明の集合住宅監視システムの実施例5
のブロック図である。
【図11】本願発明の実施例5の制御装置の制御部のフ
ローチャートを示す図である。
【図12】従来の集合住宅監視システムのブロック図で
ある。
【図13】表示装置の表示部の例を示す図である。
【符号の説明】
1 表示装置 11 制御部 12 表示部 2 制御装置 21 制御部 22 タイマ 23 自動ダイヤル部 3 ライト 4 カメラ 6 監視装置 7 通信回線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常の発生を検出して検出信号を出力す
    るセンサを設置した住戸で異常が発生したとき、異常が
    発生した住戸を示す住戸情報と異常の種類を管理室に設
    置した表示装置に表示する集合住宅監視システムにおい
    て、 前記表示装置に設けられ、検出信号が入力すると異常の
    種類を異常信号として出力する制御部と、 異常信号が入力すると画像取込信号を出力する制御装置
    と、 画像取込信号が入力すると前記表示装置を撮影し画像信
    号を出力するカメラと、 画像信号が入力すると予め記憶している監視装置の電話
    番号をダイヤルし通信回線を介して外部の監視装置に少
    なくとも当該画像信号を異常画像信号として送信する画
    像送信装置と、 異常画像信号を受信すると受信信号を表示する監視装置
    とを設けたことを特徴とする集合住宅監視システム。
  2. 【請求項2】 異常の発生を検出して検出信号を出力す
    るセンサを設置した住戸で異常が発生したとき、異常が
    発生した住戸を示す住戸情報と異常の種類を管理室に設
    置した表示装置に表示する集合住宅監視システムにおい
    て、 前記表示装置に設けられ、検出信号が入力すると異常の
    種類を異常信号として出力する制御部と、 異常信号が入力すると点灯信号を出力し、異常信号が入
    力してから所定時間後に画像取込信号を出力する制御装
    置と、 点灯信号が入力すると表示装置を照射するライトと、 画像取込信号が入力すると表示装置を撮影し画像信号を
    出力するカメラと、 画像信号が入力すると予め記憶している監視装置の電話
    番号をダイヤルし通信回線を介して監視装置に少なくと
    も当該画像信号を異常画像信号として送信する画像送信
    装置と、 異常画像信号を受信すると受信信号を表示する監視装置
    とを設けたことを特徴とする集合住宅監視システム。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、 異常信号が入力すると予め記憶している監視装置の電話
    番号をダイヤルし通信回線を介して監視装置に少なくと
    も集合住宅の識別情報と異常信号を警報として送信し、 前記監視装置は、 警報または異常画像信号を受信すると受信信号を表示す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の集合住宅
    監視システム。
  4. 【請求項4】 異常の発生を検出して検出信号を出力す
    るセンサを設置した住戸で異常が発生したとき、異常が
    発生した住戸を示す住戸情報と異常の種類を管理室に設
    置した表示装置に表示する集合住宅監視システムにおい
    て、 前記表示装置に設けられ、検出信号が入力すると異常の
    種類を異常信号として出力する制御部と、 画像取込信号が入力すると表示装置を撮影し画像信号を
    出力するカメラと、 異常信号が入力すると画像取込信号を出力し、画像信号
    が入力すると予め記憶している監視装置の電話番号をダ
    イヤルし通信回線を介して監視装置に少なくとも当該画
    像信号および集合住宅の識別信号を異常画像信号として
    送信する制御装置と、 異常画像信号を受信すると受信信号を表示する監視装置
    とを設けたことを特徴とする集合住宅監視システム。
  5. 【請求項5】 異常の発生を検出して検出信号を出力す
    るセンサを設置した住戸で異常が発生したとき、異常が
    発生した住戸を示す住戸情報と異常の種類を管理室に設
    置した表示装置に表示する集合住宅監視システムにおい
    て、 前記表示装置に設けられ、検出信号が入力すると異常の
    種類を異常信号として出力する制御部と、 点灯信号が入力すると表示装置を照射するライトと、 画像取込信号が入力すると表示装置を撮影し画像信号を
    出力するカメラと、 異常信号が入力すると点灯信号を出力し、異常信号が入
    力してから所定時間後に画像取込信号を出力し、画像信
    号が入力すると予め記憶している監視装置の電話番号を
    ダイヤルし通信回線を介して監視装置に少なくとも当該
    画像信号および集合住宅の識別信号を異常画像信号とし
    て送信する制御装置と、 異常画像信号を受信すると受信信号を表示する監視装置
    と を設けたことを特徴とする集合住宅監視システム。
  6. 【請求項6】各住戸で異常が発生しセンサから検出信号
    が出力すると、管理室に設置した表示装置に当該検出信
    号を出力したセンサを設置している住戸を示す住戸情報
    と異常の種類を表示する集合住宅監視システムにおい
    て、 前記表示装置に設けられ、検出信号が入力すると画像取
    込信号を出力する制御部と、 前記表示装置を撮影し画像信号を出力するカメラと、 画像取込信号が入力すると前記カメラからの画像信号を
    取り込み、予め記憶している監視装置の電話番号をダイ
    ヤルし通信回線を介して外部の監視装置に少なくとも当
    該画像信号を異常画像信号として送信する画像送信装置
    と、 異常画像信号を受信すると受信信号を表示する監視装置
    とを設けたことを特徴とする集合住宅監視システム。
  7. 【請求項7】各住戸で異常が発生しセンサから検出信号
    が出力すると、管理室に設置した表示装置に当該検出信
    号を出力したセンサを設置している住戸を示す住戸情報
    と異常の種類を表示する集合住宅監視システムにおい
    て、 前記表示装置に設けられ、検出信号が入力すると異常の
    種類を異常信号として出力するとともに画像取込信号を
    出力する制御部と、 異常信号が入力すると予め記憶している監視装置の電話
    番号をダイヤルし通信回線を介して監視装置に少なくと
    も集合住宅の識別情報と異常信号を警報として送信し、
    当該警報の送信が終了すると送信開始信号を出力する制
    御装置と、 前記表示装置を撮影し画像信号を出力するカメラと、 画像取込信号が入力すると所定時間後に前記カメラから
    の画像信号を取り込み、送信開始信号が入力すると予め
    記憶している監視装置の電話番号をダイヤルし通信回線
    を介して外部の監視装置に少なくとも当該画像信号を異
    常画像信号として送信する画像送信装置と、 警報または異常画像信号を受信すると受信信号を表示す
    る監視装置とを設けたことを特徴とする集合住宅監視シ
    ステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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