JPS61149343A - 樹脂フイルムの温度分布制御方法 - Google Patents

樹脂フイルムの温度分布制御方法

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JPS61149343A
JPS61149343A JP59278491A JP27849184A JPS61149343A JP S61149343 A JPS61149343 A JP S61149343A JP 59278491 A JP59278491 A JP 59278491A JP 27849184 A JP27849184 A JP 27849184A JP S61149343 A JPS61149343 A JP S61149343A
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JP
Japan
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resin film
hot air
temperature
plenum
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP59278491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yozo Oba
大庭 洋三
Masatsuki Yamanaka
昌月 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yupo Corp
Original Assignee
Yupo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成紙、低温熱ヒートシールフィルム、シュ
リンクフィルム等の延伸フィルムラ製造する際のテンタ
ーオープンや熱セツトオープンにおける樹脂フィルムの
温度分布制御方法に関する。
〔従来技術〕
無機微細粉末を含有する熱可塑性樹脂フィルムを、予じ
めロール群の周速差を利用して縦方向に延伸し、次いで
この縦延伸フィルムの少なくとも片面に無機微細粉末を
含有する熱可塑性樹脂フィルムを溶融ラミネートし、冷
却後、延伸できる温度に加熱し、ついでテンターを用い
て横方向に延伸し、その後熱セットして合成紙を製造す
ることは特公昭46−40794号公報に記載されるよ
うに公知でラシ、同公報の第2図にはかかる合成紙を製
造する装置が示されている。
また、ポリプロピレンの縦延伸フィルムの表面に、該ポ
リプロピレンよりも低い融点を有するプロピレン・エチ
レン共重合体の熱溶融フィルムをラミネートし、このラ
ミネート物をテンターを用い、ポリプロピレンの融点よ
りは!度が低く、共重合体の融点よシは高い温度で横方
向に延伸し、然る後、熱処理してタバコ箱、菓子箱等の
包装用の低温ヒートシールフィルムを製造する方法も知
られている。
更罠、無機微細粉末含有樹脂フィルムを予じめロールで
縦延伸し、ついでテンターで横方向に延伸し、熱セット
してパール調のフィルムを製造することも知られている
これら合成紙、低温ヒートシールフィルムの製造におい
て、熱処理炉の温度は、テンターオープンの炉の温度よ
りも若干高めに設定されている。
そして、このテンターオープンおよび熱処理炉は一体と
なっていることもあシ、これらオープン、炉の加熱手段
としては供給される樹脂フィルム(1)の横幅と略同長
のプレナムダクト(2,2、・・・)を多数(例えば光
膜)、樹脂フィルムの上下の位置に配置させ、ダクト(
2,2・・・)の熱風吐出口(3,3−・・)よシ熱風
を樹脂フィルム(1)に吸きつ° けることによシ加熱
(時によっては冷却)を行っている(第2図参照)。
このプレナムダクトの熱風が通る部屋(4)は区画され
ておらず、導管(5,5・・・)より供給された熱風は
吐出口(3,3・・・)より樹脂フィルム(1)に向っ
て吹きつけられ、樹脂フィルムを加熱する。
しかし、テンターオープン、熱処理炉の横方向の温度分
布を調査すると、■一般にオープン、炉の両端側は外気
とケーシングを介して触れるため、および■通常導管(
5,5・・・)はプレナムダクトの中央部に設けられる
のでプレナムダクトの両サイド外の熱風温[は第H図に
示すように中央部より低いため、加熱される樹脂フィル
ムの横方向の温度分布は、中央部が高く、両端部が低く
なる。
従って、従来の加熱方法を用いた場合、樹脂フィルムの
中央部分は温度が高いために延伸されやすく、両端部に
比較して樹脂フィルムは肉薄となり易く、かかる延伸フ
ィルムを紙管に巻きとったものは、第8図に示すように
中央部の巻き径が両端部の巻き径よシも小さく、不恰好
となり、商品とな1えない。
かかる欠点を改良する目的で、別のノズルより導いた熱
風を樹脂フィルムの両端部に補助的に吹きつけたシ、逆
に、冷却用の熱風を別のノズルより樹脂フィルムに補助
的に吹きつけて樹脂フィルムの横幅方向の温度分布を均
一にならしめる方法が提案されているが、別のノズルに
よシ補助の熱風が吹きつけられるこれらの方法では熱風
の乱流が生じ、温度の高い部分の位置がづれるのみで巻
き径を均一とすることは困難である。
〔問題点を解決する具体的な手段〕
本発明においては、樹脂フィルムの横幅方向の臨廖を均
一シナみために、属音が低(たり黒い樹脂フィルムの箇
所に高温の気流が吹きつけられるようにプレナムダクト
の気流吐出口の側壁の両端側に加熱ヒーターを備えつけ
、このプレナムダクトより吐出される熱風により炉内の
温度分布を均一とならしめる。
以下、図面を用いて本発明を説明する。第1図は横延伸
を行なうテンターの加熱炉と延伸された樹脂フィルムの
熱処理(アニーリング)が行われる炉が一体となった炉
の内部の状態を示す斜視図であり、この炉内には、上7
本、下6本のプレナムダクト(2,2,2,2・・・)
が樹脂フィルムの進行方向に対し垂直に横延伸が約半分
終了した箇所よシ樹脂フィルム(1)に対して上下の位
置に設けられている。各プレナムダクト(2,2・・・
)の部屋(4,4・・・)は区画されておらず、導管+
5)よシ供給される空気は導孔(6)より部屋(4)内
に供給される。このプレナムダクト(2)の左右両端に
は1対の加熱ヒーター(7,7)が備えつけられており
、この加熱ヒーター(7)は、例えば3つの加熱ヒータ
ー(7a、7b、7c)よりなっておシ、プレナムダク
ト(2)の中央部より両端側に向って、温度が高く(例
えばi o’  づつ)なるよう容量が5OW(7a 
) 、100 W (7b )、200W(7c)のも
のを選んでいる。これらヒーター(7,7)は、プレナ
ムダクトの両側壁に設けられている。
各13本のプレナムダクトは、延伸ゾーンに上4本、下
3本、熱処理ゾーンに、上下各3本配置されており、前
記ゾーン毎のプレナムダクト(2,2、・・・)はそれ
ぞれ別の導管(5)によシ導孔(6)を介して連結され
ている。導管(5)内にはブロワ−(図示しない)によ
り加熱された熱風が送り込まれる。
加熱空気(熱風)の@度は、ポリプロピレンの場合、例
えば延伸ゾーンで約170℃、熱処理ゾーンで約175
℃である。
加熱炉の幅方向のプレナムダクト下の熱風の温度分布(
約3300sm)を3本のプレナムダクトについて調査
したところ、第5図に示すように、ヒーター(7a、7
b、7c)を作動しない場合(Ia、IIa、I[a)
と比較し、ヒーター(7a17b、7c)を作動させる
と熱風の温度はプレナムダクトの中央部より左右両端側
に向って高くなる。
(効果) 後述する実施例と比較例で得られる延伸積層フィルム(
合成紙)の120℃で2時間自由に放置したものの熱収
縮率は、樹脂フィルムの進行方向(MD)のそれ(IE
6図)および樹脂フィルムの幅方向(TD)のそれ(第
7図)とも、加熱ヒーター(7)を用いた場合の方が小
さくなっている。
また、合成紙のフィルム巻き取り径の幅方向の分布も第
1表に示すように加熱ヒーター(7)を用いた場合の方
が分布が良くなっている。
実施例 三菱油化■製ポリプロピレン1ノーブレンMA−6”(
商品名′)90部、三菱油化■製高密度ポリエチレン1
ユカロンハー)’EY−402(商品名)100部、ク
レイ15部、酸化防止剤を0.3部よシなる組成物を押
出機を用いて溶融、混練したのち、ダイより200℃の
温度でシート状に押出し、約50℃迄、該シートを冷却
した。次いでこのシートを約135℃に加熱した後、ロ
ール群の周速差を利用して縦方向に4倍延伸した。
別ニ、ポリプロピレン(三菱ノープレンMA −6)1
00部、平均粒径1.5μのクレー80部、平均粒径l
μの酸化チタン10部、および抗酸化剤としてヨシノッ
クスBHT、 マーク329をそれぞれ0.1部、オレ
イン酸0.1部の割合で配合した組成物を別の2台の押
出機を用いて溶融混練し、グイより200℃の温度でシ
ート状に前記縦軸延伸されたシートの両側面にラミネー
トし、一旦、室温より20℃高い温度まで冷却後、約1
70℃の熱風炉内に導いて約155℃に再加熱し、テン
ターを用いて横方向に10倍延伸し、次いで160℃の
オープン中を通過させて熱セットし、つづいて、30℃
で両端の10cm幅をスリットし、まきとって中間層(
基材層)の2軸延伸フイルムの肉厚が70μ、表裏層の
1軸延伸フイルムの肉厚が各々20μの三層構造の印刷
、筆記性のすぐれた白色フィルムを得た。フィルム幅は
3,300mであった。
この三層構造のフィルムの見掛は密度は0.78t /
 CCであり、基材層、表裏層とも層内には微細な空隙
が多数形成されていた。また、表裏層の表面には微細な
亀裂が多数顕微鏡で確認された。
この白色フィルムの120℃、2時間保管後の熱収縮率
を第6図と第7図に示す(図中のb)。
また、巻き幅の幅方向の径の分布を表1に示す。
なお、この実施例においては、第1図に示すプレナムダ
クトを13本用い、ヒーターとして50WC71L)、
100W(7b)、200W(7c)のものを用いた。
このプレナムダクトの熱風の温度分布を第5図(b)に
示す。
比較例 プレナムダクトとして第2図に示すヒーター(7)を有
しない従来のものを用いる他は実施例と同様にして三層
の白色フィルムを得た。
この白色フィルムの120℃における熱収縮率を第6図
と第7図にaとして示す。また、プレナムダクトの熱風
の温度分布を第5図にaとして示す。
この巻きフィルムの巻径の分布は表1の通りであった。
表 1 幅径 (3)
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は加熱炉の内部を示す斜視図、第3図は
プレナムダクトの正面図、第4図は第3図のI−1断面
図、第5図は熱風の温度分布、第6図と第7図は延伸フ
ィルムの熱収縮率である。 第8図は従来の製法で得た延伸フィルムの巻き姿である
。 図中、lは延伸フィルム、2はプレナムダクト、7はヒ
ーターである。 特許出願人  王子油化合成紙株式会社代理人 弁理士
 古 川 秀 利 代理人 弁理士 長 谷 正 久 第5図 中央 第6図 第7図 フィルム幅 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、熱風炉中に樹脂フィルムを順次供給し、樹脂フィ
    ルムに熱風を吹きつけて該フィルムを加熱もしくは冷却
    する方法において、熱風炉は樹脂フィルムの送り方向に
    対し、略垂直方向に位置し、かつ、樹脂フィルムの表裏
    面より離れた上下に位置する樹脂フィルムの幅と略同長
    の多数のプレナムダクトを備えており、このプレナムダ
    クトの熱風の出口にはプレナムダクトより吹き出される
    熱風の温度を部分的に変更可能な加熱ヒーター素子が付
    備されている装置であることを特徴とする樹脂フィルム
    の温度分布制御方法。 2)、加熱ヒーター素子がプレナムダクトの左端と右端
    の両サイドに複数付備されており、中央部より端部に向
    って加熱ヒーター素子の温度が高く設定されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)、加熱ヒーター素子がプレナムダクトの全面に付備
    されており、各加熱ヒーター素子はそれぞれ独立して温
    度が変更できるように付備されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP59278491A 1984-12-25 1984-12-25 樹脂フイルムの温度分布制御方法 Pending JPS61149343A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5059265A (en) * 1988-12-29 1991-10-22 Oji Yuka Goseishi Co., Ltd. Method of controlling thickness of oriented resin film
JP2013516339A (ja) * 2009-12-30 2013-05-13 ブリュックナー・マシーネンバウ・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー 通気ノズル及び通気ノズルを設けたプラスチックフィルム延伸装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534937A (en) * 1978-09-01 1980-03-11 Unitika Ltd Manufacturing method of thermally plastic resin stretched film
JPS5537370A (en) * 1978-09-08 1980-03-15 Unitika Ltd Production of thermoplastic resin drawing film

Patent Citations (2)

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