JPS61148593A - 有価券使用可能な自動販売機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明はビール券などの有価券及び貨弊で商品を購入で
きる自動販売機（以下自販機という）の制御装置に関す
る。

ここで有価券とは、たばこやビールのギフト券のように
所定の商品情報（例えば特定曲品名又は一般藺゛品名）
、金額情報（例えば（引換本数）×（単価）、又は引換
商品の総額）、又は該金額情報に代る額面価値情報（例
えば引換本数と当該有価券の発行年月（日）など、の各
種の情報についての印刷もしくは記録（当該情報を光学
的又は磁気的に符号化ないしパターン化したものを含む
）を施された一種の有価証券をいい、本発明が対象とす
る自販機はこの有価券をその金額価値（有価券金額と呼
ぶ）に相当する貨弊とみなして受入れることができるも
のである。この様な自販機においては、有価券の投入時
には、例えばビール券の場合はビール商品のみが購入で
きるというように、購入できる商品の種類を自販機の設
置者が任意に設定できるようにし、販売可能対象商品を
限定できるようにすることが望まれている。

〔従来技術とその問題点〕

以下各図の説明において同一の符号は同−又は相当部分
を示す。第２図は有価券としてのビール券を利用できる
この種の自販機の制御回路の要部を示すブロック図、第
３図は第２図の動作を説明するフローチャートである。

第２図において１は紙弊・有価券鑑別機で、紙弊が挿入
されるとこれを鑑別して対応する金種信号をＣＰＵ３に
与え、またビール券１ａが挿入されるとこれを識別し、
その記録情報に基づき必要に応じその金額価値（有価券
金額）を演算し、該金額価値に等しい貨弊の金種信号を
ＣＰＵ３に送出する。２は硬貨選別機構（以下硬貨をコ
インともいう）、３は自販機全体を制御するＣＰＵ、Ｐ
（Ｐｉ〜Ｐｎ）は販売商品を選択するための商品選択ス
イッチ（押釦とも略す。またスイッチをＳＷとも記す）
、Ｌ　（Ｌ”ｉ−Ｌ　ｎ　）は販売可能表示ランプ（Ａ
Ｐｉとも略す）で、各押釦Ｐに対応して設けられており
、貨弊又は有価券の投入に基づき販売可能な商品に対応
する押釦Ｐを表示する。

なお各ＡＰｉＬは後述の各販売コラム（単にコラムとも
いい、各商品搬出手段毎に設けられた商品格納棚をいう
）にも対応している。８（８１〜Ｓｎ）は前記商品搬出
手段としての商品搬出ソレノイドで押釦Ｐによって選択
された商品を搬出する。

７はテス）８Ｗで、商品のテスト販売を行うために、Ｃ
ＰＵ３の動作モードをテスト販売モードに切換えるため
のものである。

次に第３図に基づいて第２図のＣＰＵ３の動作を説明す
る。ステップＳ１にてテスト８Ｗ７が押されていなけれ
ば分岐ＮからステップＳ２に移り挿 コイン投入や、ビール券の尋人をチェックしくステップ
８２．８３）、もし前記の投入や挿入があ°：れば販売
モードに入り、ステップＳ４においてこの投入又は挿入
（一括して投入ともいう）に基づく投入金額又はその相
当額を求めたうえ、各押釦Ｐごとに、図外のキーボード
などを介して図外のＲＡＭ内に設定された商品の設定価
格（販売価格ともいう）と比較して、販売可否計算を行
い、販売可に対応する（従りて選択可の）押釦Ｐを示す
ＡＰｉＬを点灯するために、各ＡＰｉＬの点灯の可否を
示すＲＡＭ内のデータ（ＡＰｉデータと呼ぶ）のうち点
灯可能のものをセットする。次のステップＳ５ではセッ
トされた前記ＡＰｉデータに対応するＡＰｉＬを点灯す
る。

次にステップＳ６で押釦ＰのＯＮを判別すると（分岐Ｙ
）、ステップＳ７で、当該の押釦Ｐが販売可能な商品！
と対応するものか否か、従って対応する前記ＡＰｉデー
タがセットされているものであるか否かを判別し、販売
できる場合は（分岐Ｙ）、ステップＳ８で対応する商品
搬出ソレノイドＳを駆動して商品を搬出し、ステップＳ
９で紙弊・有価券鑑別機１又は硬貨選別機構２等を介し
て必要な釣銭を払出し、初めの待機状態（ステップ８１
〜Ｓ３→ｓ１）に復帰する。

なお前記ステップＳ６で押釦ＰがＯＮＬ、でいないとき
は（分岐Ｎ）、ステップ８２ａ又はＳ３ａでそれぞれコ
インの投入又はビール券の挿入を判別し、いずれも投入
及び挿入が無ければ（何れも分岐Ｎ）、ステップ８６〜
８３　ａ−＋８６の手順を繰返しく便宜上この状態を中
途待機という）、前記の投入又は挿入があれば（ステッ
プ８２ａ、８３ａの何れかが分岐Ｙ）、前記のステップ
Ｓ４に戻り、以後の手順を繰返す。

次にステップＳ１でテスト８Ｗ７のＯＮを判別した時は
、分岐Ｙよりテスト販売モードに移り、ステップ８５ａ
で全ての人ＰｉＬを点灯し、ステップＳ５ａで押釦Ｐの
ＯＮを判別し、ステップＳ８ａでＯＮした押釦Ｐに対応
する商品の搬出（テスト販売）を行い始めの待機状態に
戻る。

しかしながらにのような制御方式では、ビール券１ａが
挿入された場合その有価券金額が高額で、全てのコラム
の商品が購入可能となるため、たとえばビール券が対象
とする商品以外の商品例えば清涼飲料や、タバコ等の商
品が購入されてしまう欠点がありた。

〔発明の目的〕

本発明は前記の欠点を除きビール券で販売する商品を限
定するために、ビール券で当該の商品を販売するか否か
の各コラム毎（従って各押釦毎）の事前の設定を簡単な
操作で、行うことができる制御装置を提供することを目
的とする。

〔発明の要点〕

この発明の要点は、例えば自販機のテストＳＷを押した
テスト販売モードにおいて、ビール券を挿入することに
より、ビール券販売可否設定モードとし、先の同設定モ
ードで設定された、販売可能なコラムに対応するＡＰｉ
を点“灯させ（従って初回の設定モードでは全消灯とし
Ｘその状態にてあらためて必要な押釦ＰをＯＮすること
により、販売可否の設定記憶（券販売可否データとよぶ
）を反転させ（従って先に販売可（否）として設定した
ことにより点灯（消灯）しているＡＰｉに対応する商品
をあらためて販売否（可）とする場合は、対応する押釦
をＯＮＬ、で、前記設定記憶の反転と共に当該のＡＰｉ
を消灯（点灯）させ）、このようにしてビール券使用時
に招ける押釦毎の商品販売の可否を事前に任意に設定で
きるようにした点にある。

換言すれば本発明の要点は、金額情報又は該情報に相当
する情報が記録されている有価券（ビール券など）の真
偽を判別し、かつ前記の各情報を読取る有価券鑑別手段
（紙弊・有価券鑑別機など）及び貨弊鑑別手段（硬貨選
択機構１紙弊・有価券鑑別機など）を備えるとともに、
商品を選択するための複数の商品選択手段（商品選択ス
イッチなど）、投入された有価券から前記有価券鑑別手
段を介して読出された前記情報に基づいて、該有価券の
金額価値（以下有価券金額と呼ぶ）を演算する手段（Ｃ
ＰＵなど）、前記貨弊鑑別手段から出力される金種信号
に基づいて、投入金額を演算する手段（ＣＰＵなど）、
投入された有価券及び貨弊の前記有価券金額及び前記投
入金額の和から、この投入のもとで搬出された商品の設
定価格の累計を減じた額を前記の各商品選択手段に対応
する商品の設定価格等と比較し、当該の商品選択手段選
択可否を決定する選択可否決定手段（ＣＰＵなど）、前
記の商品選択手段に対応して設けられ前記の決定された
選択可否を表示する選択可否表示手段（販売可能表示ラ
ンプなど）、テスト販売指令出力手段（テストスイッチ
など）、該指令出力手段の出力信号に基づき、前記選択
可否決定手段の決定とは無関係に、操作選択された前記
商品選択手段に対応する商品を搬出する手段（ＣＰＵ。

商品搬出手段など）を備えた自動販売機において、前記
商品選択手段の各々に対応して設けられ、有価券によっ
て販売すべき商品の種類を限定するため擾こ、各商品選
択手段の選択可否をあらかじめ設定記憶する記憶手段（
ＲＡＭなど、以下有価券販売可否記憶手段という）と、
該記憶手段への前記の選択可否を設定すべき旨の指令（
以下販売可否設定指令という）を出力する販売可否設定
指令出力手段（図外の券販売可否設定釦など）と、該有
価券販売可否設定指令出力手段による前記販売可否設定
指令の出力ののち、前記商品選択手段の選択操作毎に、
対応する前記選択可否表示手段の表示のオン又はオフを
交互に行わせる手段（ＣＰＵなど）と、前記のオン及び
オフをそれぞれ当該商品選択手段の選択の可及び否（又
は否及び可）として前記有価券販売可否記憶手段に記憶
させる手段（ＣＰＵなど）とを備えるようにした点、も
しくはさらに前記有価券販売可否設定指令出力手段は、
前記テスト販売指令出力手段の出力信号と、有価券の投
入により前記有価券鑑別手段から出力される信号とに基
づいて前記販売可否設定指令を出力する手段（ＣＰＵな
ど）であるようにした点、又はさらに前記有価券販売可
否設定指令出力手段は、前記テスト販売指令出力手段の
２回の操作により該指令出力手段から出力される信号に
基づいて前記販売可否設定指令を出力する手段（ＣＰＵ
など）であるよ、うにした点にある。

〔発明の実施例〕

以下第１図（２）、（Ｂ）に基づいて本発明の詳細な説
明する。各図はそれぞれ本発明の異った実施例の動作を
説明するフローチャートである。同図内では第３図に対
しステップ８１１〜８２０が追加されており、第１図（
至）では同図内のステップＳ１５が８１５Ａに置換り、
ステップ８２０が省略されている。

次に第１区間の動作を、第３図との差異を重点に説明す
る。ステップＳ１でテストＳＷ７のＯＮを判別するとテ
スト販売モードに移り、分岐Ｙから従来通りステップ８
５ａで全ての販売可能表示ランプＬを点灯し、次に新た
なステップ８１５で、紙弊・有価券鑑別機１へのビール
券１ａの挿入を判別する。この挿入を行わない場合は分
岐Ｎよりステップ８６ａに抜け、従来通りのテスト販売
動作を行わせる。前記ステップ８１５でビール券の挿入
を判別した場合は、前記のビール券販売可否設定モード
となり、次のステップ８１６で、先の前記設定モードに
おいて図外のＲＡＭ内に設定された、各押釦Ｐ毎の券販
売可否データに基づいて、選択を可能とする押釦Ｐに対
応するＡＰ　ｉ　Ｌのみを点灯する。従って前記券販売
可否データが全ての押釦Ｐについて未設定の場合にはＡ
ＰｉＬは全て消灯状態とする。

次のステップ８１７では押釦ＰのＯＮを判別し、ステッ
プ８１８ではＯＮされた押釦Ｐに対応する前記券販売可
否データを反転する。すなわち前記勢販売可否データが
可であれば否に、否であれば可に反転する。これに伴っ
て、新たに前記券販売可否データが否から可となった場
合は当該のＡＰｉＬは消灯状態から点灯状態に移行し、
逆に前記販売可否データが可から否となりた場合は、当
該ＡＰｉＬは点灯状態から消灯状態に移行する。このよ
うにして販売コラムの商品の入れ換えなどに応じて、新
たにビール券で販売したい（又は販売を止めたい）商品
についての対応押釦ＰをＯＮすることによりて、新たな
券販売可否データを設定することができる。なお押釦Ｐ
のＯＮ毎に前記券販売可否データは交互に反転するので
、設定ミスがありたときは再度ＯＮすればよい。

次にステップ８１９ではテストＳＷ７の再度のＯＮを判
別しく分岐Ｙ）、ステップＳ２０で鑑別機１に挿入され
たビール券１ａを返却したのち、このビール券販売可否
設定モードから抜け、初めの待機状態に戻る。前記ステ
ップ８１９でテストＳＷ７のＯＮを判別しないときは（
分岐Ｎ）、前記ステップ８１６に戻り、前記ステップ８
１６〜８１９間の手順を繰返す。

次に販売モードについて述べる。ステップＳ３でビール
券の挿入を判別すると（分岐Ｙ）、ステップａｌｌでビ
ール券の挿入が行われた事を示すフラグ（外挿人フラグ
という）を　１　としてＲＡＭ内に設定する。次にステ
ップＳ４では第３図の場合と同様に投入金額又はその相
当額と各押釦Ｐ毎の設定価格との比較による販売可否°
計算を行い、販売可に対応する前記ＡＰｉデータをセッ
トする。

、９ 次のステップ８１２では前記券挿入フラグが１であるか
否かを判別し、諾（分岐Ｙ１すなわちビール券挿入有）
の場合は、次のステップ８１３において、先のテスト販
売モードにおけるビール券販売可否設定モード中のステ
ップ８１８で設定された、各押釦Ｐ（従って各ＡＰｉＬ
又は各コラム）毎の券販売可否データと、前記ＡＰｉデ
ータとを対比し、ビール券での販売を行わないコラムに
ついてセットされているＡＰｉデータをリセットし、ス
テップＳ５に移る。前記ステップ８１２で券挿入フラグ
が　１でない（すなわちビール券挿入無で貨弊のみによ
る販売）と判別された時は、分岐Ｎから直接ステップＳ
５に移る。

ステップＳ５では前記ＡＰｉデータがセットされている
ＡＰｉＬのみを点灯するので、ビール券挿入時には前記
のテスト販売モードでビール券販売可とあらかじめ設定
された押釦Ｐ（従りて販売コラム）に対応するＡＰ　ｉ
　ＬＬ、か点灯することはできず、従って第３図で述べ
たようにステップＳ７の判別により、ＡＰｉデータがセ
ットされている押釦Ｐに対応する、従って点灯したＡＰ
ｉＬに対応する商品しか搬出が行われない。このように
してビール券挿入時の販売商品の限定が可能となる。

なおステップ８１４は一旦ステップＳ２でコイン投入に
より販売モードに入った後、前記中途待機の状態にある
とき、ステップ８３ａでビール券挿入を判別した際（分
岐Ｙ）における次の手順であり、前記ステップ８１１と
同様に前記券挿入フラグを１１′にセットするものであ
る。以後は前記ステップＳ４に戻り、前記と同様販売商
品の限定動作が行われる。

次に第１図■はステップＳ１でテストＳＷ７をＯＮし、
テスト販売モードにした後、ステップ５１５Ａでテスト
ＳＷ７を再１ｉＯＮすることによって、ビール券販売可
否設定モードにするものである。その他の手順は第１図
（５）の場合と同様である。

ただしステップ８２０は省略される。

なおビール券販売可否設定モードとするには、上記説明
のようにテストＳＷのＯＮの後のビール券挿入、又はテ
ストＳＷの２度押し、の方法を用いれば、ハードウェア
の新規な追加は不要となる利点があるが、これに代り新
たな機能ＳＷとしての図外の券販売可否設定釦８を用い
てもよい、この場合は例えば該設定釦８のＯＮによって
第１図（至）のステップ８１６に分岐し、かつステップ
Ｓ１９がこの設定釦８のＯＮの判別動作に置換わるよう
にすればよい。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように本発明によれば、次のよ
うな所定操作によりビール券販売可否設定モードになり
、ビール券で販売すべき商品を確認しなから押釦操作に
て販売の可否が設定できるようにしたため、操作性の良
い制御装置が提供できる。またビール赤販売可否設定モ
ードにするのに、テス）８Ｗ操作とビール券挿入操作の
組み合せで行うか、テストＳＷの２度押し、又は券販売
可否設定順の操作により設定できるようにしたため安価
な手段で制御回路を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（５）、（Ｂ）はそれぞれ本発明の異なる実施例
の動作を説明するフローチャート、第２図はこの種の制
御装置の袂部の回路構成を示すブロック図、第３図は従
来の制御装置の動作を説明するフローチャートである。 １・・・紙弊拳有価外鑑別機、１ａ・・・ビール券、２
・・・硬貨選別機構、３・・・ＣＰＵ１７・・・テスト
スイッチ、８・・・券販売可否設定釦、Ｐ（Ｐ１〜Ｐｎ
）・・・商品選択スイッチ（押釦）、Ｌ（Ｌｌ〜Ｌｎ）
・。 販売可能表示ランプ（ＡＰｉ）、５（３１〜Ｓｎ）・・
・商品搬出ソレノイド。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）金額情報又は該情報に相当する情報が記録されてい
   る有価券の真偽を判別し、かつ前記の各情報を読取る有
   価券鑑別手段及び貨弊鑑別手段を備えるとともに、商品
   を選択するための複数の商品選択手段、投入された有価
   券から前記有価券鑑別手段を介して読出された前記情報
   に基づいて、該有価券の金額価値（以下有価券金額と呼
   ぶ）を演算する手段、前記貨幣鑑別手段から出力される
   金種信号に基づいて、投入金額を演算する手段、投入さ
   れた有価券及び貨弊の前記有価券金額及び前記投入金額
   の和から、この投入のもとで搬出された商品の設定価格
   の累計を減じた額を前記の各商品選択手段に対応する商
   品の設定価格等と比較し、当該の商品選択手段の選択可
   否を決定する選択可否決定手段、前記の商品選択手段に
   対応して設けられ前記の決定された選択可否を表示する
   選択可否表示手段、テスト販売指令出力手段、該指令出
   力手段の出力信号に基づいき、前記選択可否決定手段の
   決定とは無関係に、操作選択された前記商品選択手段に
   対応する商品を搬出する手段を備えた自動販売機におい
   て、 前記商品選択手段の各々に対応して設けられ、有価券に
   よって販売すべき商品の種類を限定するために、各商品
   選択手段の選択可否をあらかじめ設定記憶する記憶手段
   （以下有価券販売可否記憶手段という）と、該記憶手段
   への前記の選択可否を設定すべき旨の指令（以下販売可
   否設定指令という）を出力する販売可否設定指令出力手
   段と、該有価券販売可否設定指令出力手段による前記販
   売可否設定指令の出力ののち、前記商品選択手段の選択
   操作毎に、対応する前記選択可否表示手段の表示のオン
   又はオフを交互に行わせる手段と、前記のオン及びオフ
   をそれぞれ当該商品選択手段の選択の可及び否（又は否
   及び可）として前記有価券販売可否記憶手段に記憶させ
   る手段とを備えたことを特徴とする有価券使用可能な自
   動販売機の制御装置。 ２）特許請求の範囲第１項に記載の制御装置において、
   前記有価券販売可否設定指令出力手段は、前記テスト販
   売指令出力手段の出力信号と、有価券の投入により前記
   有価券鑑別手段から出力される信号とに基づいて前記販
   売可否設定指令を出力する手段であることを特徴とする
   有価券使用可能な自動販売機の制御装置。 ３）特許請求の範囲第１項に記載の制御装置において、
   前記有価券販売可否設定指令出力手段は、前記テスト販
   売指令出力手段の２回の操作により該指令出力手段から
   出力される信号に基づいて前記販売可否設定指令を出力
   する手段であることを特徴とする有価券使用可能な自動
   販売機の制御装置。