JPS61147928A

JPS61147928A - エツジベンド装置

Info

Publication number: JPS61147928A
Application number: JP59268377A
Authority: JP
Inventors: Sotoji Mitani; 三谷　外二; Takao Suzuki; 崇夫鈴木
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1984-12-21
Filing date: 1984-12-21
Publication date: 1986-07-05
Also published as: JPH0349647B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、水平方向に摺動可能なカム機構を利用して
、板金帯材をその横幅方向から押圧しわん曲成形するエ
ツジベンド装置の改良に関する。

〔従来の技術〕

従来のエツジベンド装置としては、例えば第７〜８図に
示すようなものがある。これは、本出願人の提案に係る
もので、Ｗが横幅方向にわん曲成彫加工される板金帯材
（以下、ワークという）である。第７図は成形動作開始
時の、第８図は成形動作完了時の装置断面を示す。

ドライブカム菖は下ホルダ２上に固定されている。一方
、スライドカム３は、クッションビン４で昇降自在に支
持金れる基盤としてのクッションパッド５上に、水平摺
動可能に保持されている。

６Ｆｉス’ｙイドカム８を常時ドライブカム１に向って
付勢する弾性部材で、一端はクッションパッド５に固着
したばね受１に係止している。

上記スライドカム３の上面には、わん曲成形用のポンチ
８が固定されている。上ホルダ９側には、リテーナ１０
を介して、可動パッド１１が、先に述べたスライドカム
３と同方向に水平移動可能に取り付けられる。１２はリ
テーナ１０端に固着したストッパ、１３はこのストッパ
１２に向って可動パッド１１を付勢している弾性部材で
ある。

可動バンド１１は、ワークＷ（図示の例では、異形断面
の鋼板）をエツジベンドする際発生するシワを制御すべ
く機能するもので、曲げ加工中は、変形移動するワーク
Ｗの動きに応じて追従し、絶えずワークＷ面を加圧する
。すなわち、成形開始で上ホルダ９が下降を始め、可動
パッド１１とワークｗｌ介して、スライドカム３に下方
への加圧力が作用すると、ドライブカム１の斜面効果に
より、スライドカム３の水平動（第７図、矢符号■方向
）が開始される。すると、わん曲成形ポンチ８のワーク
Ｗ当接端が、ワークＷＯＷ縁を押圧する。ワークＷの対
向縁側は可動パッドＩＩのつば部１１ａに係止している
から、可動パッド１１は、弾性部材１８に抗してリテー
ナ１０の摺動面１０ａに沿い、スライドカム３の水平動
に連動する（矢符号■）。ワークＷの長手方向の端部は
、クッションパッド５上に設定しである図外の位置決め
基準板により固定されているので、上ホルダ９が下死点
に達したとき（第８図）、ワークＷのわん曲成形が・完
了する。

このエツジベンド装置によれば、従来困難であった板金
帯材の幅方向の曲げ加工が、高品質・高能率で得られる
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、従来のエツジベンド装置にあっては、リ
テーナ１０の摺動面１０ａにおける可動パッド１１のす
べり摩擦抵抗が大きいため、成形ポンチ８によるワーク
Ｗの押圧の際、可動パッドＩＩのつば部１１ａの隅部分
に応力集中が生じ易く、最悪の場合、可動パッド１１自
体がつば部１１ａの隅部分から破損するという問題点が
あった。

この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、可動パッドが破損するおそれのないエツジベ
ンド装置を提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的を達成するこの発明は、下ホルダ上に昇降自
在に支持される基盤、その基盤上をドライブカムにより
水平駆動されるスライドカム、このスライドカム表面を
横断するように載置されると共に長手方向の少くとも一
端側は前記基盤上に固定される板金帯材の一縁側を押圧
すぺ〈スライドカム表面に固着されたわん曲成形ポンチ
、上ホルダにリテーナを介して取り付けられ、スライド
カムの水平動に連動して前記リテーナの摺動２面沿いに
滑動可能に形成された可動パッド、前記わん曲成形の加
工途上でこの可動パッドの端面に当接して板金帯材曲げ
方向に押圧するパッド押し部材を備えたエツジベンド装
置である。

〔実施例〕

以下、この発明を図面に示す実施例に基づいて説明する
。なお、第７，８図と同＝又は相当部分には同一符号を
付しである。

第１図ないしＷＪ４図は一実施例であり、図中２０はわ
ん曲成形相のボッチ８の上面に突出させてボルト２１で
締着したパッド押し部材である。第２、第４図は、この
バンド押し部材２０と、これにより端部を押される可動
パッド１１の相互関係を示している。すなわち、可動パ
ッド１１は移動方向に沿い複数個のセグメントに分割さ
れ、各セグメントは個々に独立してリテーナ曹０の摺動
面１０ａ沿いに滑動可能である０成形開始以前には、各
セグメントとも、それぞれの弾性部材１３に：弾圧され
、ストッパ１２に係止して一線に並んでいる〇一方、パ
ッド押し部材２０も、可動パッドＩＩの上記各セグメン
トに対応して複数個あり、ポンチ８の前縁８ａ（ワーク
Ｗの曲げ形状に対応する曲線状に形成される）からそれ
ぞれ所定距離を置き、ポンチ８上に第２図に示すように
ワークの曲げ形状に応じて配設固定され、ポンチ８の曲
げ応力が増大し始める途中から押し部材２０による押圧
が次第に効ｐ！はじめるようにしている。第２゜４図中
、Ｐ　１　　＃　Ｐ　２　　＊　Ｐ　３　　＃　Ｐ４　
Ｉｆｉ、基盤５上に配設したワークＷの位置決め基準板
であり、特にワークＷの一端は基準板Ｐ１．Ｐ２で形成
されるワーク固定溝２１内に、不動に保持される。なお
、２２はスライドカム３の案内板、また？３はド２イブ
カム１の斜面に取り付けたウェアプレートで、その表面
斜面２８ａ上をスライドカム３の斜面が滑動する。

次に作用を説明する。

ワークＷは、基準板Ｐ１　、Ｐ２　、Ｐ３で基盤５上に
位置決めされ、第２図のように、スライドカム３表面を
横断して載置される。成形開始で上ホルダ５が降下し、
可動パッド；１がワークＷを下方へ押圧すると共に、ス
ライドカム８に連動するポンチ８が前進を始めて、その
前縁８ａがワークＷＯ側縁に当り、水平方向にわん曲成
形がなされることは従来と同様である。

しかしこの場合は、その成形時に、曲げ変形していくワ
ークＷの動きに合わせて、パッド押し部材２０が可動パ
ッドＩＩの端面１１ｂを押圧する０すなわち、複数個の
パッド押し部材２０と、これにそれぞれ対向する複数個
の可動パッドセグメントの各端面１１ｂとが、その対向
間隔の小さいものから、成形の進行に合わせて順次当接
し、各セグメントをワークＷの変位に同調して押し出し
変位させていく。ここで、前記対向間隔の大きさは、ワ
ーク冑の加工の進行に伴い可動パッドＩ　１の端（ｆｉ
ｔ　ｌｂへの面圧がある程度の値に達する前にパッド押
し部材２０が可動パッド１１の端面１１ｂに追い着くよ
うに設定することが望ましい。これは、ポンチ８による
加工がある程度完了しない状況でパッド押し部材２０に
より可動パッド１１が押されることによる加工不良を防
ぐためである０可動パツドＩＩの各セグメ／トハ、リテ
ーナ１００摺動面１０ａに沿いすべり動くが、その摩俤
抵抗は、従来と異なりパッド押し出し部材２０で受は止
められる。従って可動パッドつば部１１ａの隔部分に応
力が集中することＦｉない。

第５図には、他の実施例を示す。

この実施例は、上記第１の実施例における固定取り付は
式のパッド押し部材に代えて、上下可動式のパッド押し
部材構造とした点が異なっている。

すなわち、このパッド押し部材３０は、押しブロック３
１の下縁に係止つば３２を有し、スライドカム３とポン
チ８内に形成された収納空間３３に介装したコイルばね
３４により、いわゆるフローティング状態に支持され、
常時は押しブロック３１０頭部がポンチ８の上面に突出
するように構成される０この実施例によれば、ダイノ・イト調整時の空押し運転
による型破損が防止できる。第５図に示すように、ワー
クＷをセットしないで下型のクッションパッド（基盤）
５を下限に降下させた状態で、上型を下降させると可動
パッド１１が押しブロック３１に衝突する。しかし、押
しブロック３Ｈ；ｊばね３４でフローティング状態にし
であるから、その衝撃は吸収され、押しブロック３１は
下方に退避できる。

第６図には、更に他の実施例を示す０この実施例は、ｏＴ動パッド１１の押し部材４０を、ド
ライブカム１の斜面に、ウェアプレート２３を介して固
定する。

一方、可動パッド１１はその後端を延長して端部を斜面
＋ＩＣとし、その斜Ｉｆｉ１１Ｃを前記押し部材４０の
斜（ｆｉ４０８で押圧するようにしたものである。押し
部材４０は、複数のセグメントからなる可動パッド１１
の各セグメントに対応して同数個が設けてあり、その形
状Ｆｉ細長い短冊状で、−長手方向の厚さを上端側より
置端に向って次第に厚くしである。これにより、可動パ
ッドｌｌが押し部材４０の上端近辺にある時シ押圧は行
われず、上ホルダ９が次第に降下し、ワークＷに対する
ポンチ８の曲げ応力が増大し始める途中から押し部　　
゛材４０による押圧が次第に効ｔ＋はじめるようになる
０また、各押し部材４０の取付高さも、ワークＷの曲げ
形状に合わせて、上下方向にずらしである（第６図（ｂ
ｌ参照）。このように構成することにより、押し部材４
０が可動パッドＩＩの各セグメントを押圧するタイミン
グを、ワーク冑の曲げ量が最大となる中央部に配したセ
グメントから、漸次曲げ量が少くなる両サイド側のセグ
メントにかけて、漸次遅らせることが可能となっている
。第６図中ａａｈ、スライドカム３の上昇時の押し部材
４０との干渉を防止するために、スライドカム３の斜面
に形成した切り込みであ′る。なお、エッジベンドｄ重
加工であり、ポンチ８を有するスライドカム３が摺動す
るウェアプレート２３には大きな応力が加わる。よって
ウェアグレート２３の斜面２３ａＫＦｉ表面硬化処理が
施されている。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、この発明によれば、下型カム
機構内に、ワークＷの成形に同調して可動パッドを押し
出す押し部材を設けるものとしたため、可動パッドに局
部的に応力が集中することを防止でさ、可動パッドが破
損するおそれのないエツジベンド装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明に係る一笑施例を示し、第１図
は成形開始時の要部側断面図、第２図は第１図における
Ｉ−，１矢視で示す要部平面図、第３図は成形終了時の
要部側断面□図、第４図は第２図に対応する成形終了時
の要部平面図、第５図は本発明の他の実施例を示し、ダ
イハイド調整時の要部側断面図、第６図（ａｌは本発明
の更に他の実施例の成形終了時の要部側断面図、第６図
（ｂｌＦｉ同じくその要部平面図、第７図は従来のエツ
ジベンド装置の成形開始時の要部側断面図、第８図は同
じく成形終了時の要部側断面図であるＯｌ・・・・・・・・・ドライブカム２・・・・・・・・・下ホルダ３・・・・・・・・・スライドカム５・・・・・・・・・ｆｔ盤（クッションパット）８・
・・・・・・・・（わん曲成形）ポンチ９・・・・・・
・・・上ホルダｌＯ・・・・・・リテーナ１１・・・・・・可動パッド −２０，４０・・・・・・パッド押し部材第７図第３図ｌＩｓ図ｔｓ５図第７図第θ図

Claims

【特許請求の範囲】

下ホルダ上に昇降自在に支持される基盤、その基盤上を
ドライブカムにより水平駆動されるスライドカム、この
スライドカム表面を横断するように載置されると共に長
手方向の少くとも一端側は前記基盤上に固定される板金
帯材の一縁側を押圧すべくスライドカム表面に固着され
たわん曲成形ポンチ、上ホルダにリテーナを介して取り
付けられ、スライドカムの水平動に連動して前記リテー
ナの摺動面沿いに滑動可能に形成された可動パッド、前
記わん曲成形の加工途上でこの可動パッドの端面に当接
して板金帯材曲げ方向に押圧するパッド押し部材を備え
たことを特徴とするエッジベンド装置。