JPS6114791Y2 - - Google Patents

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JPS6114791Y2
JPS6114791Y2 JP6314181U JP6314181U JPS6114791Y2 JP S6114791 Y2 JPS6114791 Y2 JP S6114791Y2 JP 6314181 U JP6314181 U JP 6314181U JP 6314181 U JP6314181 U JP 6314181U JP S6114791 Y2 JPS6114791 Y2 JP S6114791Y2
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JP
Japan
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joint
load
ball sleeve
union socket
swing
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JP6314181U
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JPS57175888U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水道配管における接続部分に取付けて
使用される伸縮性のスイングジヨイントに関する
ものである。
水道管の接続部分において伸縮すると共に所定
の角度範囲においてスイングが可能なジヨイント
は種々の構造のものが公知である。一般にこの種
のスイングジヨイントはユニオンソケツトと胴部
との連結に当つて、伸縮のブレーキとなるべきリ
ングを締付けてあり、この締付度合、即ち締付け
によるユニオンソケツトとの接触圧によつて簡単
には伸縮しないようになつている。
しかしながら、この種のジヨイントは水道管に
負荷が掛つた時に伸縮して、その負荷を吸収し、
配管の破損を防止することが目的であるから、所
定の負荷が掛ると当然伸縮することは止むを得な
いことである。ところが、水道配管工事にあつて
は、配管後に埋設する前の段階で水漏れ等の検査
をするために例えば管径が30mm程度であると17.5
Kgf/cm2の水圧を掛けて試験を行うために、ジヨ
イントの伸縮部分は全て伸び切つた状態になつて
しまう。そしてこの試験が終つた後に、各ジヨイ
ントの伸縮部分を元の位置まで戻してから埋設す
る必要がある。この場合に配管部分が長く、多く
の伸縮ジヨイントを使用していると、それら全て
のジヨイントを検査して元に戻さなければならず
これが極めて厄介な作業である。この厄介な作業
をせずに、或はうつかり見逃して伸び切つたジヨ
イントを元に戻さないで埋込んでしまうこともあ
り、そのようになると伸縮ジヨイントの使用した
意味が全くなるのである。
本考案はこのような実情に鑑みなされたもので
あつて、その目的は水道配管に対して掛る負荷が
所定の値を超えた時にのみ伸縮するように構成し
た伸縮性のスイングジヨイントを提供しようとす
るものである。
以下本考案を図示の実施例に基き詳しく説明す
ると、1はジヨイント本体であり、該ジヨイント
本体の胴部1aの一方の端部からユニオンソケツ
ト2が伸縮自在に且つ一定の角度範囲においてス
イングができるように連結されている。この連結
に当つては、ユニオンソケツト2の外周面に当接
し滑合するリング状のボールスリーブ3を設け、
該ボールスリーブ3の曲面をもつた外表面が滑合
できるように胴部1aの一端を形成し、該胴部の
端部にボールスリーブを嵌め込むようにしてから
キヤツプ4を螺合することにより外側に脱落しな
いように押えられている。
前記ユニオンソケツト2とボールスリーブ3と
の間及びボールスリーブと胴部1aとの当接部分
には夫々Oリング5,6が取付けられており、こ
れらの部分間において水漏れしないように形成さ
れている。そしてキヤツプ4及び胴部1aの一端
部がユニオンソケツト2の一端と共に覆われるよ
うにスチレンゴム等の材料で形成したカバー7が
取付けられる。他方の端部にはリング8を介して
袋ナツト9が設けられている。
このような伸縮及び一定の角度範囲においてス
イングするジヨイントにおいて、ユニオンソケツ
ト2とボールスリーブ3との滑合面に夫々略同じ
溝2a,3aを形成し、該溝に嵌る負荷剪断リン
グ10を取付けて両者間における滑合を規制して
ある。この負荷剪断リングは塩ビ又は他の合成樹
脂等で形成され、その厚みによつて剪断強度が変
更できる。水圧試験が17.5Kgf/cm2の水圧である
から、本考案の場合は20〜50Kgf/cm2の剪断強度
のものが使用されれば良い。
このように構成することによつて、水道配管内
のジヨイントとして接続された場合に、配管後で
且つ埋設前において漏水検査等をするために所定
の圧力が加えられるが、負荷剪断リング10の存
在によりユニオンソケツト2がスライドせずに最
初の配設位置を保つており、検査後において直ち
に土を被せて埋めることができる。尚、埋設後に
おいて、地震又は地殻変動等により負荷剪断リン
グ10の剪断圧以上の負荷が掛つた時には当然の
事として負荷剪断リングが破損してユニオンソケ
ツト2がボールスリーブとの間においてスライド
し、配管の破損が免れるのである。
以上説明したように本考案に係るスイングジヨ
イントにあつては、一定の角度においてスイング
できると共に所定の負荷を超えた負荷が掛つた時
にユニオンソケツトが伸縮する構成にしたため、
水道配管後において水圧試験をした際に試験水圧
ではスイングジヨイントが伸びないため、所定の
水漏れ等の検査後に直ちに土を被せて埋めること
ができ、従来のように各ジヨイント部分を伸びた
分だけ元に戻す作業を必要とせず、又うつかり見
逃す等の事故もなく、作業性が著しく向上する等
の優れた効果を奏するものである。又負荷剪断リ
ングはボールスリーブとユニオンソケツトとの滑
合部分に設けた溝内に落込んで設けた構造である
ため、他の余分な構成部材を必要とせず、構成が
簡単であると共にジヨイントの組立作業が容易に
行えるという優れた効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る伸縮自在なスイングジヨ
イントの一部縦断側面図、第2図は一定の圧力を
超えた状態における一部縦断側面図である。 1……ジヨイント本体、1a……胴部、2……
ユニオンソケツト、3……ボールスリーブ、2
a,3a……溝、4……キヤツプ、5,6……O
リング、7……カバー、8……リング、9……袋
ナツト、10……負荷剪断リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジヨイント本体の胴部にボールスリーブを介し
    て所定の角度範囲においてスイングができるよう
    にユニオンソケツトを接続したスイングジヨイン
    トにおいて、ボールスリーブとユニオンソケツト
    との滑合部分に夫々対応させて溝を設け、これら
    溝内に前記ボールスリーブとユニオンソケツトと
    の間に所定の負荷が掛つた時に剪断する負荷剪断
    リングを配設したことを特徴とする伸縮性のスイ
    ングジヨイント。
JP6314181U 1981-04-30 1981-04-30 Expired JPS6114791Y2 (ja)

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JP6314181U JPS6114791Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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JP6314181U JPS6114791Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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JPS57175888U JPS57175888U (ja) 1982-11-06
JPS6114791Y2 true JPS6114791Y2 (ja) 1986-05-08

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ID=29859274

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JP6314181U Expired JPS6114791Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0339669Y2 (ja) * 1986-09-29 1991-08-21
JP4993282B2 (ja) * 2007-03-15 2012-08-08 株式会社長府製作所 太陽熱温水器

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Publication number Publication date
JPS57175888U (ja) 1982-11-06

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