JPH0231648Y2 - - Google Patents

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JPH0231648Y2
JPH0231648Y2 JP1984186431U JP18643184U JPH0231648Y2 JP H0231648 Y2 JPH0231648 Y2 JP H0231648Y2 JP 1984186431 U JP1984186431 U JP 1984186431U JP 18643184 U JP18643184 U JP 18643184U JP H0231648 Y2 JPH0231648 Y2 JP H0231648Y2
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JP
Japan
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socket
sealing material
joint sealing
joint
slide ring
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JP1984186431U
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JPS61101175U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は露出配管の支持装置に関する。
従来の技術 従来、露出配管の継手部は、第4図に示す支持
装置にて支持されている。ここで1は受口、2は
挿口であり、3は受口挿口間の継手シール材であ
る。受口1および挿口2の下部外面はコンクリー
ト受け台4で支持されている。すなわち、受口1
だけをコンクリート受け台4にて支持すると、継
手シール材3に挿口2の重量および挿口2内にお
ける水等の流体の重量にもとづく過大な圧縮応力
σcが作用するため、挿口2側もコンクリート受
け台4で支持したものである。
考案が解決しようとする問題点 ところが、上記従来のものでは地盤変動等に伴
い継手部が伸縮した場合に、挿口2にはコンクリ
ート受け台4との摩擦による応力σnが大きく作
用するという問題がある。
そこで本考案は、継手シール材に過大な圧縮応
力が作用するのを避けるとともに、地盤変動等に
伴い継手部の伸縮にもとづく摩擦により挿口に過
大な応力が作用するのを避けることを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため本考案は、管継手部に
おける受口下部外面をコンクリート受け台で支持
挿口の先端側外面と受口の奥端側内面との間に断
面円形の継手シール材を圧嵌し、継手シール材よ
りも受口開口端側における受口挿口間に、挿口が
管軸心方向へ移動するのを許容するスライドリン
グを継手シール材と間隔をあけて介装したもので
ある。
作 用 このようなものであると、挿口の重量および挿
口内における水等の流体の重量はスライドリング
を介して受口に伝達されることになるため、継手
シール材に過大な圧縮応力が作用するのを防止で
き、また挿口はスライドリングに支持されて管軸
心方向に移動可能となるため、地盤変動等に伴う
継手部の伸縮時に摩擦による無理な力が挿口に作
用するのを防止できる。そして、継手シール材は
断面円形であるために、継手部の伸縮時に挿口お
よび受口の周面に圧接しながら転動するので、受
口と挿口との相対移動による継手シール材の変形
を防止して伸縮時の漏水を防止できる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明
する。第1図は本考案の一実施例を示し、11は
受口、12は挿口である。受口11はその下部外
面がコンクリート受け台13にて支持されてい
る。14は断面円形の継手シール材で、挿口12
の先端側外面と受口11の奥端側内面との間に圧
嵌されている。
継手シール材14よりも受口開口端側における
受口11、挿口12間には、継手シール材14と
間隔をあけてスライドリング15が介装されてい
る。このスライドリング15は、ナイロン又はポ
リエチレン等の合成樹脂にて形成されたものであ
り、受口11と挿口12との管軸心方向への相対
移動を許容可能に構成されている。
このような構成によれば、挿口12の重量およ
び挿口12内を流れる水等の流体の重量は、スラ
イドリング15を介して受口11に伝達されるこ
とになり、このため継手シール材14に過大な圧
縮応力が作用するのが防止される。また、挿口1
2はスライドリング15に支持されて管軸心方向
に容易に移動可能となつているため、地盤変動等
に伴う継手部の伸縮時において挿口12に作用す
る摩擦力はごくわずかなものとなり、この結果挿
口12に無理な力が作用するのを防止できる。そ
して、継手シール材は断面円形であるために、継
手部の伸縮時に挿口および受口の周面に圧接しな
がら転動するので、受口11と挿口12との相対
移動による継手シール材14の変形を防止して伸
縮時の漏水を防止できる。さらに、コンクリート
受け台13は受口11のみを支持すればよいた
め、その構造および施工作業が簡単化されること
になり、そのコストを大幅に低減できる。
第2図は本考案の他の実施例を示し、本例にお
いては、スライドリング15は、周方向複数個に
分断されたリング本体16と、このリング本体1
6を挿口12の外面に固定するための締めバンド
17とを有している。18はリング本体16に形
成された係合凹部で、この係合凹部18に締めバ
ンド17を係合させるようになつている。
第3図は本考案のさらに他の実施例を示し、本
例においては、スライドリング15のリング本体
16を環状に形成している。17は締めバンド、
18は環状に形成された係合凹部である。
考案の効果 以上述べたように本考案によると、継手シール
材に過大な圧縮応力が作用するのを防止しつつ、
継手部の地盤変動等に伴う伸縮時に摩擦による無
理な力が挿口に作用するのを防止でき、さらに、
継手シール材を断面円形に形成することにより伸
縮時における継手シールの変形を防止するととも
に、漏水を防止できる。しかもコンクリート受け
台のコストダウンを図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
本考案の他の実施例の断面図、第3図は本考案の
さらに他の実施例の断面図、第4図は従来例の断
面図である。 11……受口、12……挿口、13……コンク
リート受け台、14……継手シール材、15……
スライドリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管継手部における受口下部外面をコンクリート
    受け台で支持し、挿口の先端側外面と受口の奥端
    側内面との間に断面円形の継手シール材を圧嵌
    し、継手シール材よりも受口開口端側における受
    口挿口間に、挿口が管軸心方向へ移動するのを許
    容するスライドリングを継手シール材と間隔をあ
    けて介装したことを特徴とする露出配管の支持装
    置。
JP1984186431U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0231648Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984186431U JPH0231648Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JP1984186431U JPH0231648Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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Publication Number Publication Date
JPS61101175U JPS61101175U (ja) 1986-06-27
JPH0231648Y2 true JPH0231648Y2 (ja) 1990-08-27

Family

ID=30743895

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JP1984186431U Expired JPH0231648Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5623787B2 (ja) * 1975-08-26 1981-06-02

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5623787U (ja) * 1979-08-01 1981-03-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5623787B2 (ja) * 1975-08-26 1981-06-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61101175U (ja) 1986-06-27

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