JPS61146737A - 透視窓用マイクロ波遮蔽板の製造法 - Google Patents
透視窓用マイクロ波遮蔽板の製造法Info
- Publication number
- JPS61146737A JPS61146737A JP26913784A JP26913784A JPS61146737A JP S61146737 A JPS61146737 A JP S61146737A JP 26913784 A JP26913784 A JP 26913784A JP 26913784 A JP26913784 A JP 26913784A JP S61146737 A JPS61146737 A JP S61146737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- paste
- glass frit
- microwave shielding
- binder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
生lユ坐豆!
本発明は、例えばオーブン電子レンジ、電子レンジ等の
マイクロ波加熱装置の透視窓に用いる、透視窓用マイク
ロ波遮蔽板の製造法に関する。
マイクロ波加熱装置の透視窓に用いる、透視窓用マイク
ロ波遮蔽板の製造法に関する。
′ ″ の 占
従来の透視窓用マイクロ波遮蔽板は、鉄、ステンレス、
アルミニウム、ニッケル等の金属薄板を金型で打抜き加
工した微細多孔板を用い、これを2枚の透明ガラス板ま
たはアクリル樹脂板の間に挟んだサンドインチ構造のも
のが一般に使用されている。このため金属薄板に微細多
孔を打ち抜く高度な技術と金型が必要なばかりか、金属
板と2枚のガラスまたは透明アクリル樹脂板が必要であ
る。これらの加工費、材料費等の低減のため、ポリイミ
ド、ポリエステル等のフィルムまたは薄板上に銅、銀等
の金属粉末と硬化性樹脂バインダーとよりなるペースト
をスクリーン印刷し、硬化乾燥させてマイクロ波遮蔽板
として用いることが提案されている。特開昭55−91
199号参照。
アルミニウム、ニッケル等の金属薄板を金型で打抜き加
工した微細多孔板を用い、これを2枚の透明ガラス板ま
たはアクリル樹脂板の間に挟んだサンドインチ構造のも
のが一般に使用されている。このため金属薄板に微細多
孔を打ち抜く高度な技術と金型が必要なばかりか、金属
板と2枚のガラスまたは透明アクリル樹脂板が必要であ
る。これらの加工費、材料費等の低減のため、ポリイミ
ド、ポリエステル等のフィルムまたは薄板上に銅、銀等
の金属粉末と硬化性樹脂バインダーとよりなるペースト
をスクリーン印刷し、硬化乾燥させてマイクロ波遮蔽板
として用いることが提案されている。特開昭55−91
199号参照。
しかしながらこの方法はガラス板には通用できない、す
なわち、ガラス板は耐かき優性、清掃性等においてすぐ
れ、安価であるが、前記のような硬化性樹脂をバインダ
ーとするペーストとの密着性が十分でなく、特に硬化後
加熱や水蒸気との接触を繰り返すことによりペーストが
はがれ易くなり、マイクロ波遮蔽効果を失うことになる
。
なわち、ガラス板は耐かき優性、清掃性等においてすぐ
れ、安価であるが、前記のような硬化性樹脂をバインダ
ーとするペーストとの密着性が十分でなく、特に硬化後
加熱や水蒸気との接触を繰り返すことによりペーストが
はがれ易くなり、マイクロ波遮蔽効果を失うことになる
。
本発明の課題は従ってガラスを基板として用い、印刷法
によって使用条件下において耐久性のある透視窓用マイ
クロ波遮蔽板を経済的に製造する方法を提供することで
ある。
によって使用条件下において耐久性のある透視窓用マイ
クロ波遮蔽板を経済的に製造する方法を提供することで
ある。
1区夏脛夾1抜
本発明は、金属粉末と、ガラスフリットと、有機質バイ
ンダーとよりなる金属粉ペーストを透明ガラス板上にス
クリーン印刷し、ついで印刷したガラス板を該ガラスフ
リットの融点以上の温度で焼成することを特徴とする透
視窓用マイクロ波遮蔽板の製造法に関する。
ンダーとよりなる金属粉ペーストを透明ガラス板上にス
クリーン印刷し、ついで印刷したガラス板を該ガラスフ
リットの融点以上の温度で焼成することを特徴とする透
視窓用マイクロ波遮蔽板の製造法に関する。
本発明に用いるガラスフリットは、ホウロウの製造に使
用される市販のガラスフリットでよく、スクリーン印刷
に適するように通常100μm以下、好ましくは1μm
ないし80μmのものが使用される。また加工費低減の
ため融点400℃ないし700℃のものが好ましい。
用される市販のガラスフリットでよく、スクリーン印刷
に適するように通常100μm以下、好ましくは1μm
ないし80μmのものが使用される。また加工費低減の
ため融点400℃ないし700℃のものが好ましい。
本発明に用いられる金属粉末としては、銅、銀、ニッケ
ル等が考えられるが、熱酸化を受けにくいことと材料費
の点からニッケルが好ましい、またスクリーン印刷に適
するように通常100μm以下、好ましくは0.5μm
ないし80μmのものが好ましい。
ル等が考えられるが、熱酸化を受けにくいことと材料費
の点からニッケルが好ましい、またスクリーン印刷に適
するように通常100μm以下、好ましくは0.5μm
ないし80μmのものが好ましい。
有機質バインダーとしては、印刷時ペーストに適度の粘
性を与え、かつガラスフリットの焼成時までに分解揮散
する有機質バインダーであればよく、例えばエポキシ樹
脂、アクリル樹脂、ニトロセルロース、アセチルセルロ
ース等の塗料用樹脂や、有機アマイド、有機ベントナイ
ト等でもよい。
性を与え、かつガラスフリットの焼成時までに分解揮散
する有機質バインダーであればよく、例えばエポキシ樹
脂、アクリル樹脂、ニトロセルロース、アセチルセルロ
ース等の塗料用樹脂や、有機アマイド、有機ベントナイ
ト等でもよい。
他にシリコーンオイル等の消泡剤、分散剤を使用するこ
とができる。金属粉とガラスフリットとの使用比率は2
0:80ないし90:10の範囲がよく、この範囲にお
いて焼成物の強度低下なしに導電性を保持し、マイクロ
波の良好な遮蔽効果が認められる。また導電性が安定す
る金属粉末の量は、全不揮発分重量の40〜70%以上
である。
とができる。金属粉とガラスフリットとの使用比率は2
0:80ないし90:10の範囲がよく、この範囲にお
いて焼成物の強度低下なしに導電性を保持し、マイクロ
波の良好な遮蔽効果が認められる。また導電性が安定す
る金属粉末の量は、全不揮発分重量の40〜70%以上
である。
ペーストは、あらかじめ所定の粒径に粉砕されたガラス
フリットと金属粉末とを、バインダーを有機溶剤にとか
した溶液中に加え、必要に応じ添加剤を加えて調製する
。このペーストはガラス板上にスクリーン印刷法により
多数の網点模様として一様に印刷され、その後200℃
から400℃で5分ないし10分間加熱してバインダー
を熱分解した後、ガラスフリットの融点以上で5分ない
し30分間加熱焼成することにより、密着性および耐久
性にすぐれたマイクロ波遮蔽板が得られる。
フリットと金属粉末とを、バインダーを有機溶剤にとか
した溶液中に加え、必要に応じ添加剤を加えて調製する
。このペーストはガラス板上にスクリーン印刷法により
多数の網点模様として一様に印刷され、その後200℃
から400℃で5分ないし10分間加熱してバインダー
を熱分解した後、ガラスフリットの融点以上で5分ない
し30分間加熱焼成することにより、密着性および耐久
性にすぐれたマイクロ波遮蔽板が得られる。
この際スクリーン印刷は網点がガラス基板の全面を覆う
ことなく適当な間隔を保って形成されるようにしなけれ
ばならないことは勿論である。しかしながら該間隔があ
まりに大きいとマイクロ波遮蔽効果が低下するので、透
視を妨げない範囲でできるだけ密に網点を形成すること
が必要である。
ことなく適当な間隔を保って形成されるようにしなけれ
ばならないことは勿論である。しかしながら該間隔があ
まりに大きいとマイクロ波遮蔽効果が低下するので、透
視を妨げない範囲でできるだけ密に網点を形成すること
が必要である。
本発明によれば、微細多孔金属板を使用するマイクロ波
遮蔽板よりも加工費、材料費等において経済的に遥かに
有利であり、性能においても遜色のない製品が得られる
。
遮蔽板よりも加工費、材料費等において経済的に遥かに
有利であり、性能においても遜色のない製品が得られる
。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する0
組成中の成分の数値は重量部を示し、ペース)A−Dは
対照例であり、E、Fが本発明例である。
組成中の成分の数値は重量部を示し、ペース)A−Dは
対照例であり、E、Fが本発明例である。
実施例
下記配合のペーストA−D、E−Fを180メツシユス
クリーンでガラス板上に印刷塗布し、焼成後試験を行っ
た。結果を表に示す。
クリーンでガラス板上に印刷塗布し、焼成後試験を行っ
た。結果を表に示す。
(以下余白)
Claims (1)
- 金属粉末と、ガラスフリットと、有機質バインダーとよ
りなる金属粉ペーストを透明ガラス板上にスクリーン印
刷し、ついで印刷したガラス板を該ガラスフリットの融
点以上の温度で焼成することを特徴とする透視窓用マイ
クロ波遮蔽板の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26913784A JPS61146737A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 透視窓用マイクロ波遮蔽板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26913784A JPS61146737A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 透視窓用マイクロ波遮蔽板の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61146737A true JPS61146737A (ja) | 1986-07-04 |
Family
ID=17468203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26913784A Pending JPS61146737A (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 | 透視窓用マイクロ波遮蔽板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61146737A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0503899A2 (en) * | 1991-03-14 | 1992-09-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Microwave oven |
JPH04127026U (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-19 | 益弘 光山 | 塵袋用ハンガ |
JPH0540188U (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-28 | 東洋アルミニウム株式会社 | 金属粉ペースト包装体 |
JP2002271086A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-20 | Sumitomo Chem Co Ltd | 電磁波シールド板及びその製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5369208A (en) * | 1976-12-03 | 1978-06-20 | Hitachi Ltd | Method of baking metal layer on glass surface |
JPS5455018A (en) * | 1977-10-11 | 1979-05-01 | Asahi Glass Co Ltd | Method of making heated glass plate |
JPS5591199A (en) * | 1978-12-28 | 1980-07-10 | Sharp Kk | Plate for shielding radio wave |
JPS5887165A (ja) * | 1981-11-12 | 1983-05-24 | チバ−ガイギ−・アクチエンゲゼルシヤフト | 導電性塗料組成物 |
-
1984
- 1984-12-19 JP JP26913784A patent/JPS61146737A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5369208A (en) * | 1976-12-03 | 1978-06-20 | Hitachi Ltd | Method of baking metal layer on glass surface |
JPS5455018A (en) * | 1977-10-11 | 1979-05-01 | Asahi Glass Co Ltd | Method of making heated glass plate |
JPS5591199A (en) * | 1978-12-28 | 1980-07-10 | Sharp Kk | Plate for shielding radio wave |
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JPH0540188U (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-28 | 東洋アルミニウム株式会社 | 金属粉ペースト包装体 |
JP2002271086A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-20 | Sumitomo Chem Co Ltd | 電磁波シールド板及びその製造方法 |
JP4668438B2 (ja) * | 2001-03-08 | 2011-04-13 | 住友ゴム工業株式会社 | 電磁波シールド板及びその製造方法 |
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