JPS61145177A - カテキン誘導体 - Google Patents

カテキン誘導体

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Publication number
JPS61145177A
JPS61145177A JP26691784A JP26691784A JPS61145177A JP S61145177 A JPS61145177 A JP S61145177A JP 26691784 A JP26691784 A JP 26691784A JP 26691784 A JP26691784 A JP 26691784A JP S61145177 A JPS61145177 A JP S61145177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methyl
acetyl
gallocatechin
epi
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26691784A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikao Nishino
親生 西野
Nobuyasu Enoki
榎 伸康
Shigeru Sato
茂 佐藤
Junichi Ooya
大矢 淳一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP26691784A priority Critical patent/JPS61145177A/ja
Publication of JPS61145177A publication Critical patent/JPS61145177A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は抗腫瘍剤として有用な新規なカテキン誘導体に
関する。
(発明の背景) 本発明者等は種々の植物中に含まれる生理活性物質を探
索し、その薬効を検討中のところ、さきに、つるぐみ中
に含有される(−)−エビ−ガロカテキン((−) −
epl−GallOcatschin)が優れた抗菌作
用を示すことを確認した。なお、((−)−エビガロカ
テキンは、例えば、テトラヘドロン(Tetraahe
dron) 、29巻、l−!頁(/973年)に記載
されている既知物質である。
(発明の構成) 本発明者等は、上記の知見に基づき更に検討の結果、本
発明を達成したもので、その要旨は。
下記一般式(1) (上記一般式山中%式は水素原子、アセチル基又はメチ
ル基を示し、八〜R6はアセチル基又はメチル基を示す
。)で表わされるカテキン誘導体に存する。
本発明の詳細な説明するに、一般式(1)で示されるカ
テキン誘導体は文献未載の新規物質であυ、次のように
して製造される。
即ち、カテキンのアセチル誘導体ハ、 f!l、tハ、
(−)−エピ−ガロカテキンを無水のピリジンのような
溶媒に溶解し、無水酢酸を加えてアセチル化することに
よ)得られる。また、カテキンのメチル誘導体は、例え
ば、(−)−二ビーガロカテキンをメタノールに溶解し
、大過剰のジアゾメタンを用いてメチル化することによ
って得ることができる。
このようKして製造されたカテキン誘導体は、後記実施
例に示すように、その構造が確認された。
(発明の効果) 一般式(1)で示される本発明のカテキン誘導体は、後
記参考fllK記載するように、ヒーラ(Eela)#
I胞(ヒト子宮頚癌組織から分離された細胞株)に対し
優れた細胞増殖阻止作用を示し、抗腫瘍剤として有用で
ある。また、プロテウス(Proteus)のような腸
内細菌に対し抑制作用を示す。抗腫瘍剤として用いる場
合、静脈内注射、皮下注射、経口カプセル等の方法で投
与され、投与量は、成人に対し、水溶剤(注射)では、
j〜/ 00 q / icg体重、経口剤では、λO
〜!00vq/に9体重の範囲である。注射1点滴用製
剤とするときは、部位投与量アンプル又は添加防腐剤と
共に多投4量容器中に提供される。
この製剤は、懸濁液、溶液、油性または水性ビヒクル中
の乳液のような形態であってよく、グルコース、ゼラチ
ンのよう1に懸濁剤、レシチン、リノール酸のような安
定化剤、アーモンド油、:f:iナツト油のような非水
性ビヒクル、p−ヒドロキシ安息香酸メチルのような防
腐剤を含んでいて4よい。
本発明の化合物を経口投与用製剤とするには、カプセル
のような腸管からの吸収に好適な形態で提供されること
が好まし^。カプセルでは、ゼラチンのような結合剤、
乳糖のような賦形剤、ステアリン酸マグネシウムのよう
な安定剤、馬鈴薯澱粉のような崩壊剤を含有させるξと
ができる。また、シクロデキストリンのような包接剤に
よる包接化合物とし、さらに該包接化合物を酢酸フメル
酸セルロース、アクリル酸メチル・メタアクリル酸共重
合体のような腸溶性皮膜形成物質を用いて、皮膜を施す
こともできる。
製剤化の方法は、注射、点滴用製剤、経口投与用製剤の
いずれの場合においても、常法でよい。
(実施例) 以下実施例および参考例について、本発明を更に詳細に
説明する。
実施例/ (−)−エピ−ガロカテキンjOMf(0,/63mm
o1)を無水ビリジンコ、OwtK溶解した溶液に、無
水酢酸0.j−を加えて一夜間攪拌した後、反応液を氷
水中に入れ酢酸エチル!−で3回抽出し、分液して酢酸
エチル相を採シ、飽和重炭酸ソーダ水10−1硫酸銅ノ
O−及び飽和食塩水10−で逐次洗浄後、無水硫酸ソー
ダを加えて乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を薄相クロマ
トクラフィーCクロロホルム−メタノール(9jニー1
))により精製し、少量のクロロホルムで再結晶して融
点/19〜/90℃の(−)−二ビーガロカテキンーj
、j、7.3’、グI 、 !1.−ヘキサアーにチー
1!り# (0,/ Oj mmol )を得た。本品
の比旋光度〔α〕v1工R吸収スペクトル、Uv吸収ス
ペクトル、H−MMR、”O−NMR及びマススペクト
ルlニーMasθは次の通υである。
〔α躍−=717’(Ql、アセトン〕:工R(KBr
): /710 、/770 、/7gθ、/370 
、/ツタ0゜1131cm−’ # 177(Ilitη1):J47.−tnm (Mll
oo) 、 J74nm(g 730); ’E−NMR(?θ MHI?  、  ODO1,)
  δ ;  1,9.3(JR,8)   +2、コ
J(/jH,brs) 、 J、y/(、z!i、m)
、 z、o4t(1g。
’brs) 、s、sy(im、t、:r=6Hz)、
 6.s≦(711e d hJ=コ、gHg)a’、
≦7(/H,a、J=コ、KHz ) 、 7.2/ 
(!Ilt 。
8): ”O−)iMR(ココ、j MBz 、 ODo 1.
)−δ;lターフ(q)。
、!(7,J(q)Xコ、コ0.J(q)Xコ、コ(7
,7(q ) 、 jj、4(t)。
(a)、/70.0(s): JCI−Mas 81!l/Z : jjl(M”) 
、 jjd(M−412。
H=O=O)、GCり♂(M−gQ、AcoH)実施例
− (−) −x、 ヒ−jj o カテ*ンj jvq 
(0,/ J’ Ommox )をメタノール7.0d
K溶解した溶液に、大過剰(約/ 0倍モル比)のジア
ゾメタンのエーテル溶液を加えて一夜間放置した後、反
応液を減圧下績縮し、得られた残渣を薄相クロマトグラ
フィー(エーテル)Kよシ精製し、少量のクロロホルム
で再結晶して融点zJra’co(−)−二ビーガロカ
テキン−7、7、J’ 、ダ′、j′−ベンp メ?ル
エーテルjaq (17,/ 4t4tmmo1)を得
た。水晶の比施光度〔α3丁 工R吸収スペクトル、U
V吸収スペクトル、H−NMR,O−NMR及びマスス
ペクトルE、T−Massは次のa、Dである。〔61
7m−74t’(01gアセトン);工R(KBr):
3600〜320θ、/6コj、/190゜//Jθ、
//、、2Q、/θθ(7tM−”;UV(EtO)i
):J6/ nm (e/!00) ;’H−11MR
(りo Mg2.01)alm)δ:J、92(2H,
m)m7.77(jH,s)、3.79(JH,e)、
J、♂” (” * ’ ) e3、♂!(3に、8)
、 4t、、2/(/H,m)、g、デー(In、br
sL6、/ / (/H1d、 J=J、Jgz ) 
、 t、Jθ(/H,d、J=コ、−Hz)。
む7弘(JH,bra): ?、、2./((1) 、 tJ、g(4) 、 10
0.J(o) 、 10J、z(6)xコ。
jj3・/(s)、jj7・7(8)、 izi、1(
ts)xa、 ijダ、?(s)、jj9./(s)、
/!ワ、芯(8):II−Mas s m/Z : J
7j(M”) 、 Jar(M−//、H!O)参考圀
                      ′j〔
ヒーラ細胞増殖抑制試験〕 実施@lおよびコで得た試料化合物をジメチルスルホキ
シドに浴解し1.これをj%仔子牛血清加えたイーグル
MEM培地で所定濃度に希釈し、り6大のマイクロプレ
ートに100μm/ 、穴で分注した。これに%/X/
が個/−に調製したヒト子宮頚癌f1織由来のヒーラ細
胞の浮遊液を10<17,47穴加えた@ これを炭酸カス雰囲気下、37℃でダ日間培饗した後、
ゲンチアナバイオレット染色液でマイクロプレートの底
に付着増殖したヒーラ細胞を染色した。水で過剰の染色
液を洗浄後、染色されたヒーラ細胞の色素をエタノール
(100μm/穴)で溶出し、その濃度を分光光度計で
鋼11定したう 細胞数と染色された色素の量は比例するので。
上記で測足した試料の各濃度に対する色素濃度をプロッ
トし、このグラフから対照(試料化合物なし)における
ヒーラ細胞の細胞数(700%とする)の!θ唾に相当
する試料化合物の良度をEiD、、として求めた。その
結果を表1に示す。
表   l

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 (上記一般式( I )中、R_1は水素原子、アセチル
    基又はメチル基を示し、R_2〜R_6はアセチル基又
    はメチル基を示す。)で表わされるカテキン誘導体。
JP26691784A 1984-12-18 1984-12-18 カテキン誘導体 Pending JPS61145177A (ja)

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JP26691784A JPS61145177A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 カテキン誘導体

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JPS61145177A true JPS61145177A (ja) 1986-07-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096586A1 (ja) 2007-02-07 2008-08-14 Incorporated Administrative Agency National Agriculture And Food Research Organization 新規なメチル化カテキン及びそれを含む組成
JP2015030724A (ja) * 2013-08-07 2015-02-16 三井農林株式会社 子宮頸癌細胞増殖抑制剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096586A1 (ja) 2007-02-07 2008-08-14 Incorporated Administrative Agency National Agriculture And Food Research Organization 新規なメチル化カテキン及びそれを含む組成
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