JPS6114492B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6114492B2 JPS6114492B2 JP11599679A JP11599679A JPS6114492B2 JP S6114492 B2 JPS6114492 B2 JP S6114492B2 JP 11599679 A JP11599679 A JP 11599679A JP 11599679 A JP11599679 A JP 11599679A JP S6114492 B2 JPS6114492 B2 JP S6114492B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- group
- rear attachment
- positive
- focal length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000005499 meniscus Effects 0.000 claims description 2
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 26
- 206010010071 Coma Diseases 0.000 description 5
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Landscapes
- Lenses (AREA)
Description
本発明は写真レンズの像側に装着して焦点距離
を拡大するためのリア・アタツチメントレンズに
関する。 従来よりリア・アタツチメントレンズはレンズ
を多数携帯することのわずらわしさを避けるため
広く使用されているが、多くのものはマスターレ
ンズの焦点距離を2倍に拡大している。この場
合、画面が2倍に拡大される利点がある反面、レ
ンズの明るさは1/4に落ちて、低照度下の撮影を
困難にするという弱点が派生する。 本発明は明るさの低下を極力抑える一方、拡大
効果は十分に期待できる様にリア・アタツチメン
トレンズの拡大率を定めて、その際の収差補正を
良好に行う目的を持ち、後述の実施例では1.4倍
程度の写真用リア・アタツチメントレンズを提供
する。 本発明は3群構成で、物体側から順に第1群は
像側に強い凹面を向けた負レンズと両凸レンズの
貼合せで、正の合成屈折力を持ち、第2群は両凹
レンズ、第3群は物体側へ凸を向けた正のメニス
カスレンズから成り、全系の焦点距離をFa、第
2群の焦点距離をf2、第1群中の負レンズ及び正
レンズの焦点距離を夫々f1n及びf1p、第i番目の
レンズ面の曲率半径をri、第i番目のレンズ厚も
しくは空気間隔をdi、第i番目のレンズの屈折率
をni、第i番目のレンズのアツベ数をνiとする
時、以下の条件式を満たす。 (1) 0.28<|f2|/|Fa|<0.4 但しf2<0、Fa<0 (2) 0.85<|r3|+d3/|r4|<1.15 但しr3<0、r4<0 (3) 0.9/|Fa|<n1−n2/r2<1.6/
|Fa| (4) 1.8<r5/r6<7 (5) 0.5/|Fa|<1/n1・f1n+1/n2
・f1p<1.2/|Fa| (6) 0.15<n3−n4<0.3 (7) 4.5<ν1−ν2<12 リア・アタツチメントレンズは、写真レンズの
像画に近く配置されながら、拡大作用をしなけれ
ばならない。その結果リア・アタツチメントレン
ズのパワーは強くなり、像画がオーバーになりや
すく、また画面周辺部に結像する光束はレンズの
周辺部を通過するので、コマ収差及び非点収差が
発生しやすい。特に一眼レフカメラにおいてはフ
ランジバツクの長さが一定であるので長焦点レン
ズになるほどリア・アタツチメントレンズに対す
る写真レンズの瞳位置が遠くなつていき、軸外収
差が発生しやすい。そこでレンズ構成を正負負の
3群構成とし、第1群に弱い正のパワーをもたせ
ることにより光軸に対する軸外光束の角度を緩
め、拡大作用をする第2群による諸収差の発生を
抑えている。条件(1)は諸収差の発生を極力小さく
抑えながら、拡大機能を十分に発揮させるための
ものである。下限を越えると第2群による諸収差
の発生が著しくなり第1,3群による収差補正が
困難となる。上限を越えると拡大機能を維持する
ため第1、3群のパワーが弱まり、第1、3群に
よる補正効果が失なわれる。条件(2)はr3、r4をほ
ぼ同心球とすることによつて非対称収差を発生さ
せない条件であり、条件を外れるとコマの収差や
非点収差が発生する。条件(3)はコマ収差の発生を
抑えながら球面収差を補正するためのものであ
り、下限を越えると球面収差の補正が困難とな
り、上限を越えるとコマ収差が著しく発生する。
条件(4)は軸外光線がr5、r6を通過する高さに差を
つけることによりメリデイオナルのハローの発生
を防止するためのものである。上限を越えると、
コマ収差や非点収差の発生が著しくなり、下限を
越えると、ハローの補正が困難となる。条件5,
6はリア・アタツチメントで補正過剰になりがち
な像面彎曲を補正するためのものである。条件を
外れると、平担な像面が得られない。条件(7)は補
正過剰になりがちな軸上色収差を補正するための
ものであり、上限を越えると色収差が補正不足と
なり下限を越えると補正過剰となる。 次に本発明の実施例を示す。 リア・アタツチメントレンズALの諸元は、後
記する基準レンズ(第1図ML、第2図)の焦点
距離を100として記述し、rは曲率半径、dはレ
ンズ肉厚あるいは空気間隙、ndはd線の屈折
率、νdはd線のアツベ数を示す。またFaはリ
ア・アタツチメントレンズの焦点距離、βはリ
ア・アタツチメントによる像の拡大率doは基準
レンズの像面からリア・アタツチメントレンズの
第1面までの長さである。 実施例 1
を拡大するためのリア・アタツチメントレンズに
関する。 従来よりリア・アタツチメントレンズはレンズ
を多数携帯することのわずらわしさを避けるため
広く使用されているが、多くのものはマスターレ
ンズの焦点距離を2倍に拡大している。この場
合、画面が2倍に拡大される利点がある反面、レ
ンズの明るさは1/4に落ちて、低照度下の撮影を
困難にするという弱点が派生する。 本発明は明るさの低下を極力抑える一方、拡大
効果は十分に期待できる様にリア・アタツチメン
トレンズの拡大率を定めて、その際の収差補正を
良好に行う目的を持ち、後述の実施例では1.4倍
程度の写真用リア・アタツチメントレンズを提供
する。 本発明は3群構成で、物体側から順に第1群は
像側に強い凹面を向けた負レンズと両凸レンズの
貼合せで、正の合成屈折力を持ち、第2群は両凹
レンズ、第3群は物体側へ凸を向けた正のメニス
カスレンズから成り、全系の焦点距離をFa、第
2群の焦点距離をf2、第1群中の負レンズ及び正
レンズの焦点距離を夫々f1n及びf1p、第i番目の
レンズ面の曲率半径をri、第i番目のレンズ厚も
しくは空気間隔をdi、第i番目のレンズの屈折率
をni、第i番目のレンズのアツベ数をνiとする
時、以下の条件式を満たす。 (1) 0.28<|f2|/|Fa|<0.4 但しf2<0、Fa<0 (2) 0.85<|r3|+d3/|r4|<1.15 但しr3<0、r4<0 (3) 0.9/|Fa|<n1−n2/r2<1.6/
|Fa| (4) 1.8<r5/r6<7 (5) 0.5/|Fa|<1/n1・f1n+1/n2
・f1p<1.2/|Fa| (6) 0.15<n3−n4<0.3 (7) 4.5<ν1−ν2<12 リア・アタツチメントレンズは、写真レンズの
像画に近く配置されながら、拡大作用をしなけれ
ばならない。その結果リア・アタツチメントレン
ズのパワーは強くなり、像画がオーバーになりや
すく、また画面周辺部に結像する光束はレンズの
周辺部を通過するので、コマ収差及び非点収差が
発生しやすい。特に一眼レフカメラにおいてはフ
ランジバツクの長さが一定であるので長焦点レン
ズになるほどリア・アタツチメントレンズに対す
る写真レンズの瞳位置が遠くなつていき、軸外収
差が発生しやすい。そこでレンズ構成を正負負の
3群構成とし、第1群に弱い正のパワーをもたせ
ることにより光軸に対する軸外光束の角度を緩
め、拡大作用をする第2群による諸収差の発生を
抑えている。条件(1)は諸収差の発生を極力小さく
抑えながら、拡大機能を十分に発揮させるための
ものである。下限を越えると第2群による諸収差
の発生が著しくなり第1,3群による収差補正が
困難となる。上限を越えると拡大機能を維持する
ため第1、3群のパワーが弱まり、第1、3群に
よる補正効果が失なわれる。条件(2)はr3、r4をほ
ぼ同心球とすることによつて非対称収差を発生さ
せない条件であり、条件を外れるとコマの収差や
非点収差が発生する。条件(3)はコマ収差の発生を
抑えながら球面収差を補正するためのものであ
り、下限を越えると球面収差の補正が困難とな
り、上限を越えるとコマ収差が著しく発生する。
条件(4)は軸外光線がr5、r6を通過する高さに差を
つけることによりメリデイオナルのハローの発生
を防止するためのものである。上限を越えると、
コマ収差や非点収差の発生が著しくなり、下限を
越えると、ハローの補正が困難となる。条件5,
6はリア・アタツチメントで補正過剰になりがち
な像面彎曲を補正するためのものである。条件を
外れると、平担な像面が得られない。条件(7)は補
正過剰になりがちな軸上色収差を補正するための
ものであり、上限を越えると色収差が補正不足と
なり下限を越えると補正過剰となる。 次に本発明の実施例を示す。 リア・アタツチメントレンズALの諸元は、後
記する基準レンズ(第1図ML、第2図)の焦点
距離を100として記述し、rは曲率半径、dはレ
ンズ肉厚あるいは空気間隙、ndはd線の屈折
率、νdはd線のアツベ数を示す。またFaはリ
ア・アタツチメントレンズの焦点距離、βはリ
ア・アタツチメントによる像の拡大率doは基準
レンズの像面からリア・アタツチメントレンズの
第1面までの長さである。 実施例 1
【表】
実施例 2
【表】
【表】
実施例 3
【表】
実施例 4
【表】
各実施例の3次収差係数の和は下記のとおり。
【表】
次に基準レンズの諸元を示す。
【表】
【表】
基準レンズに平行平面ガラス(フイルター)を
挾んで像側に実施例1のリア・アタツチメントレ
ンズを装着した時の3次収差係数を示すが、各記
号は L……軸上色収差係数 T……倍率色収差係数 SA……球面収差係数 CM……コマ収差係数 AS……非点収差係数 PT……ペンツバール和 DS……歪曲収差係数 である。
挾んで像側に実施例1のリア・アタツチメントレ
ンズを装着した時の3次収差係数を示すが、各記
号は L……軸上色収差係数 T……倍率色収差係数 SA……球面収差係数 CM……コマ収差係数 AS……非点収差係数 PT……ペンツバール和 DS……歪曲収差係数 である。
【表】
尚、各実施例の諸元は下記のとおり。
【表】
第1図は基準レンズのレンズ断面図で、第2図
はその諸収差曲面図、第3図は実施例1のレンズ
断面図。第4図は実施例2のレンズ断面図。第5
図、第6図、第7図、第8図は夫々、実施例1、
2、3、4のリア・アタツチメントレンズを基準
レンズに装着した時の諸収差曲線図。 図中、MLは基準レンズ、ALはリア・アタツチ
メントレンズ、dとgは夫々、d線とg線の球面
収差、MとSは夫々、メリデイオナル像面とサジ
タル像面である。
はその諸収差曲面図、第3図は実施例1のレンズ
断面図。第4図は実施例2のレンズ断面図。第5
図、第6図、第7図、第8図は夫々、実施例1、
2、3、4のリア・アタツチメントレンズを基準
レンズに装着した時の諸収差曲線図。 図中、MLは基準レンズ、ALはリア・アタツチ
メントレンズ、dとgは夫々、d線とg線の球面
収差、MとSは夫々、メリデイオナル像面とサジ
タル像面である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 3群構成で、物体側から順に第1群は像側に
強い凹面を向けて負レンズと両凸レンズの貼合せ
で、正の合成屈折力を持ち、第2群は両凹レン
ズ、第3群は物体側へ凸を向けた正のメニスカス
レンズから成り、全系の焦点距離をFa、第2群
の焦点距離をf2、第1群中の負レンズ及び正レン
ズの焦点距離を夫々f1n及びf1p、第i番目のレン
ズ面の曲率半径をri、第i番目のレンズ厚もしく
は空気間隔をdi、第i番目のレンズの屈折率を
ni、第i番目のレンズのアツベ数をνiとする
時、 (1) 0.28<|f2|/|Fa|<0.4 但しf2<0、Fa<0 (2) 0.85<|r3|+d3/|r4|1.15 但しr3<0、r4<0 (3) 0.9/|Fa|<n1−n2/r2<1.6/
|Fa| (4) 1.8<r5/r6<7 (5) 0.5/|Fa|<1/n1・f1n+1/n2
・f1p<1.2/|Fa| (6) 0.15<n3−n4<0.3 (7) 4.5<ν1−ν2<12 を満足することを特徴とするリア・アタツチメン
トレンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11599679A JPS5639513A (en) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | Rear attachment lens |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11599679A JPS5639513A (en) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | Rear attachment lens |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5639513A JPS5639513A (en) | 1981-04-15 |
JPS6114492B2 true JPS6114492B2 (ja) | 1986-04-18 |
Family
ID=14676263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11599679A Granted JPS5639513A (en) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | Rear attachment lens |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5639513A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5784417A (en) * | 1980-11-13 | 1982-05-26 | Canon Inc | Optical system for focal length conversion |
JPS5886511A (ja) | 1981-11-19 | 1983-05-24 | Olympus Optical Co Ltd | アタツチメントレンズ |
JPS62235915A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-16 | Asahi Optical Co Ltd | リアアタツチメントレンズ |
JP7171519B2 (ja) * | 2019-07-04 | 2022-11-15 | キヤノン株式会社 | テレコンバータレンズ、レンズ装置、および、撮像装置 |
JP7238199B2 (ja) * | 2019-07-04 | 2023-03-13 | キヤノン株式会社 | テレコンバータレンズ、レンズ装置、および、撮像装置 |
-
1979
- 1979-09-10 JP JP11599679A patent/JPS5639513A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5639513A (en) | 1981-04-15 |
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