JPS61144688A - 文字発生方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、文字表示装置および画像表示装置等において
特殊文字を発生する文字発生方式に関する。

オフィスオートメーション等の急速な発展とともに文字
表示装置および画像表示装置の使用数は膨大な数となっ
ている。それとともに、これらに使用する文字の様式（
書体）についても多様な要求が出つつある。文字パター
ン・メモリの数を増大させずに、これらの要求に応する
ことができれば、非常に望ましいことである。

［従来の技術］ 文字の輪郭のみを線で表しその内部を抜いた、いわゆる
袋文字は、デザイン的な文字として、見出しまたは特に
注意を喚起するような文字として使用されている。この
袋文字を文字表示装置または画像表示装置で表示させよ
うとする場合、従来は、総て文字の、総ての太さのパタ
ーンを記憶しておくものであった。

［発明が解決しようとする問題点］ 上記のように、従来は袋文字そのものをドツト情報のパ
ターンとして記憶する必要があって、文字パターン・メ
モリの容量が膨大となる問題点があった。

即ち、従来の文字発生装置では、第４図に示すように、
記憶している文字パターンを使用して袋文字を発生する
ことはできなかった。本発明は、第４図に示すように、
記憶している原型文字パターンを使用して、袋文字を発
生することを可能としようとするものである。

［問題点を解決するための手段］ 上記問題点は、２種類以上の太さで文字パターンを太ら
せて画像メモリに書込む第１の手段と、書込み信号と既
に画像メモリに書込まれた記憶情報との排他的論理和を
演算して新しい記憶情報とする第２の手段を備え、指定
された文字パターンを前記第１の手段により、第１の太
さで太らせて画像メモリに書込んだ後、前記第２の手段
を用いて、前記第１の手段により第２の太さで太らせた
パターンによる書込み信号と前記画像メモリに書込まれ
た記憶情報との排他的論理和を演算して新しい記憶情報
として記憶するよう構成した本発明の文字発生方式によ
って解決される。

［作用］ 即ち、本発明は、２種類以上の太さで文字パターンを太
らせて画像メモリに書込む第１の手段と、書込み信号と
既に画像メモリに書込まれた記憶情報との排他的論理和
を演算して新しい記憶情報とする第２の手段との２つの
手段を、組合せることによって袋文字を発生するもので
ある。

まず、第１段階として発生しようとする袋文字の輪郭に
相当する太さを指定して第１の手段によって大文字を画
像メモリに書込み、第２段階において、第２の手段を用
いて、袋文字の中抜きに相当する太さを指定して第１の
手段で発生した書込み信号と既に画像メモリに書込まれ
である記憶情報との論理和を演算して新しい記憶情報と
して記憶させることによって袋文字を発生させる。

上記の第１の手段は、記憶している原型文字パターンを
太らせて画像メモリに書込むことによって太らせた文字
を発生するものであって、さきに“文字発生方式”とし
て本出願人によって出願されている（特願昭５９−）。

これは、何種類かの太さの太らし用テーブルを用意し、
指定された太らし用テーブルの中から太らし用パターン
を形成する変位アドレスを読出し、これを文字書込み開
始アドレスに加算して開始点として、指定された文字パ
ターンを画像メモリ上に展開することを、太らしテーブ
ル中の総ての変位アドレスについて行うことによって、
大文字を発生するものである。

［実施例コ 以下第１図および第２図に示す実施例により、本発明の
要旨を具体的に説明する。

第１図は、本発明の一実施例の回路構成ブロック図であ
る。図において、１は全体の動作を制御する制御装置、
２は入力パラメータ指定用レジスタ、３は何種類かの太
らし用パターンを記憶する太らし用テーブル、４は文字
の原型パターンを記憶する文字パターン記憶装置、５は
画像メモリ、６は排他的論理和（ＥＯＲ）ゲート、７は
論理積（ＡＮＤ）ゲートを示す。

文字の発生に当り、オペレータ等から指示される入力パ
ラメータは、■文字コード、■書込み位置、および■外
径／内径であって、入力パラメータ指定用レジスタ２に
セントされる。

第２図は、袋文字の外径／内径を説明するための袋文字
寸法説明図である。図に示すように、外径は文字原型パ
ターンの線から袋文字の外輪郭までの寸法であり、内径
は文字原型パターンの線から袋文字の中抜きまでの寸法
である。

太らし用テーブル３は、第３図に示すように、太文字を
発生させるために、文字原型パターンを展開する開始点
を変位させる変位アドレス（Ｘ＋。

Ｙ＋　）＋　（Ｘ２．　Ｙ２　）＋・−・＋　（Ｘｎ、
　　Ｙｎ　）を格納するものであって、必要とする太さ
に応じて、太らしテーブル１〜ＮのＮ個のテーブルを準
備する。

文字パターン記憶装置４には、複数のドツト・パターン
形式の文字パターンが格納されてあり、その中に太文字
および袋文字の原型パターン線文字も格納されている。

制御装置ｌの動作は、更新モードとＥＯＲモードの２つ
の段階に分れる。

まず、第１段階の更新モードにおいては、制御装置１は
、文字パターン記憶装置４から指定された文字コードの
文字パターンを読出し、指定された外径のパラメータを
太さとする大文字を画像メモリに書込む。このとき、Ａ
ＮＤゲート７へ与えるモード信号を論理″０”とするこ
とにより、ＥＯＲゲート６の出力を書込み信号と一致さ
せる。

次に、第２段階のＥＯＲモードにおいては、制御装置１
は、指定された内径のパラメータを太さとする大文字を
画像メモリ５への書込み信号として出力する。このとき
、モード信号を論理“１”とすることにより、画像メモ
リ５に既存の情報と書込み信号との排他的論理和（ＥＯ
Ｒ）を演算した結果が画像メモリ５に書込まれる。

上記の書込み信号は、黒を“１”、白を“０”とする。

上記に説明のように、制御装置１が、はじめに更新モー
ドの動作を、次にＥＯＲモードの動作を行うことにより
、外径に相当する太さの太文字と内径に相当する太さの
大文字の排他的論理和とじて、袋文字を発生する。

［発明の効果］ 以上説明のように本発明によって、文字パターン記憶装
置に原型パターンだけ記憶すれば、外径・内径を任意に
指定して袋文字を発生することができるので、文字パタ
ーン記憶装置の記憶容量を大いに削減する効果を有する
。本発明の袋文字発生方式は、さきに出願しである大文
字発生方式と組合せれば、原型パターン、太らしテーブ
ル等多くのものが共通に使用できるので、さらに効果的
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の回路構成ブロック図、 第２図は袋文字寸法説明図、 第３図は太らしテーブルの内容を示す図、第４図は原型
文字パターンと袋文字を示す概念図である。 図面において、 １は制御装置、　２は入力パラメータ用レジスタ、３は
太らしテーブル、４は文字パターン記憶装置、５は画像
メモリ、　　６はＥＯＲゲート、７はＡＮＤゲート、 をそれぞれ示す。 第　１　圀 業２　呵

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２種類以上の太さで文字パターンを太らせて画像メモリ
   に書込む第１の手段と、書込み信号と既に前記画像メモ
   リに書込まれた記憶情報との排他的論理和を演算して新
   しい記憶情報とする第２の手段を備え、指定された文字
   パターンを前記第１の手段により、第１の太さで太らせ
   て前記画像メモリに書込んだ後、前記第２の手段を用い
   て、前記第１の手段により第２の太さで太らせたパター
   ンによる書込み信号と前記画像メモリに書込まれた記憶
   情報との排他的論理和を演算して新しい記憶情報として
   記憶するよう構成したことを特徴とする文字発生方式。