JPS61143722A - 低電圧駆動形電気光学結晶素子 - Google Patents
低電圧駆動形電気光学結晶素子Info
- Publication number
- JPS61143722A JPS61143722A JP26557984A JP26557984A JPS61143722A JP S61143722 A JPS61143722 A JP S61143722A JP 26557984 A JP26557984 A JP 26557984A JP 26557984 A JP26557984 A JP 26557984A JP S61143722 A JPS61143722 A JP S61143722A
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- Japan
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- electrode layer
- interlayer
- electro
- crystal element
- voltage
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は光スィッチ、光シヤツター機構等に使用される
低電圧駆動形電気光学結晶素子に関する。
低電圧駆動形電気光学結晶素子に関する。
従来技−とその問題点
光ビームaは第7図に示すiうに偏光方向が累なる二つ
の直線偏光ビームal、a2を成分とし、電気光学効果
を有する結晶体、例えば透明セラミックPLZTの対向
面に電極を設け、これに電圧を印加し上記光ビームaを
入射させるとその偏光方向が変換され、例えば直線偏光
ビームalをa2に又は同a2を同alに変換し出射さ
せることが可能であり、この特性を利用した光スィッチ
が知られている。
の直線偏光ビームal、a2を成分とし、電気光学効果
を有する結晶体、例えば透明セラミックPLZTの対向
面に電極を設け、これに電圧を印加し上記光ビームaを
入射させるとその偏光方向が変換され、例えば直線偏光
ビームalをa2に又は同a2を同alに変換し出射さ
せることが可能であり、この特性を利用した光スィッチ
が知られている。
例えば第7図に示す光スィッチは上記光ビームaの光路
上に偏光ビームスプリンターlを配し、該ビームスプリ
ッタ−1の入射側に電気光学結晶素子2を配し、更に該
電気光学結晶素子2の光入射側に直線偏光ビームal、
a2の何れか一方のみの通過を許容する如くその光軸を
横方向又は縦方向に設定した偏光素子3を配する。
上に偏光ビームスプリンターlを配し、該ビームスプリ
ッタ−1の入射側に電気光学結晶素子2を配し、更に該
電気光学結晶素子2の光入射側に直線偏光ビームal、
a2の何れか一方のみの通過を許容する如くその光軸を
横方向又は縦方向に設定した偏光素子3を配する。
電気光学結晶素子2には相対する二つの面に電極が設け
てあり、該電極に半波長電圧が印加されていない場合に
は第7図Aに示すように上記直線偏光ビームalはその
偏光方向が変換されることなくこれを通過し、偏光ビー
ムスプリッタ−1に入射し、これを直角方向に出射する
。
てあり、該電極に半波長電圧が印加されていない場合に
は第7図Aに示すように上記直線偏光ビームalはその
偏光方向が変換されることなくこれを通過し、偏光ビー
ムスプリッタ−1に入射し、これを直角方向に出射する
。
又第7図Bに示すように上記電気光学結晶素子2に電源
4を介し所定の半波長電圧を印加した場合はこれに入射
する上記直線偏光ビームa1はその通過の際偏光方向が
90’回転され、直線偏光ビームal ’に変換され
て偏光ビームスプリッタ−1に入射し、その偏光方向に
従い同ビームスプリッタ−1を直進方向に通過し出射す
るに至る。
4を介し所定の半波長電圧を印加した場合はこれに入射
する上記直線偏光ビームa1はその通過の際偏光方向が
90’回転され、直線偏光ビームal ’に変換され
て偏光ビームスプリッタ−1に入射し、その偏光方向に
従い同ビームスプリッタ−1を直進方向に通過し出射す
るに至る。
このように電気光学結晶素子2は所定の大きさの+側又
は−側にのみ振幅を有する半波長電圧を駆動電圧として
印加することにより直線偏光ビームを第7図A、Hに示
す如き二方向に出射させ光路を切換することができるも
のであるが、この電気光学結晶素子2の欠点は上記の如
き電気光学効果を得るのに比較的大きな駆動電圧を要し
、駆動電源設備が大形となってしまう欠点、従弓て専用
の駆動電源の設備を強いられる欠点があり、これが光ス
ィッチ等における商品化を妨げる理由の一つとされ、そ
の解決が課題となっている。
は−側にのみ振幅を有する半波長電圧を駆動電圧として
印加することにより直線偏光ビームを第7図A、Hに示
す如き二方向に出射させ光路を切換することができるも
のであるが、この電気光学結晶素子2の欠点は上記の如
き電気光学効果を得るのに比較的大きな駆動電圧を要し
、駆動電源設備が大形となってしまう欠点、従弓て専用
の駆動電源の設備を強いられる欠点があり、これが光ス
ィッチ等における商品化を妨げる理由の一つとされ、そ
の解決が課題となっている。
発明の目的
而して本発明は上記従来素子が有する課題の抜本的解決
を目的とした低電圧駆動形電気光学結晶素子を提供する
。
を目的とした低電圧駆動形電気光学結晶素子を提供する
。
即ち、本発明は従来に比べ著しく小さな駆動電圧で所定
の電気光学効果(直線偏光ビームの偏光方向の変換機能
)を得ることを可能とし、電圧印加に用する駆動電源設
備の小形化を図り、周辺機器と共用の電源で低電圧駆動
できる電気光学結晶素子を提供する。
の電気光学効果(直線偏光ビームの偏光方向の変換機能
)を得ることを可能とし、電圧印加に用する駆動電源設
備の小形化を図り、周辺機器と共用の電源で低電圧駆動
できる電気光学結晶素子を提供する。
又本発明は光透過率の減少の原因となる電気光学結晶素
子の光路長の増加(同素子の長さの増加)等を招かずに
低電圧駆動できる光損失防止に有効な電気光学結晶素子
を提供する。
子の光路長の増加(同素子の長さの増加)等を招かずに
低電圧駆動できる光損失防止に有効な電気光学結晶素子
を提供する。
本発明の他の特徴は以下に述べる実施例の説明によって
理解される。
理解される。
発明の構成
本発明は上記目的を達成すべく構成されたものであって
、電気光学結晶素子を積層構造とし、各層間に延在させ
た電極間において、各積層結晶片間へ電圧を印加する構
造とし、該電圧印加面と直角となる結晶素子側面から層
間電極層と平行に光ビームを入射し出射することによっ
て、理論的に上記結晶片の積層数で割った値まで駆動電
圧を低下させ前記電気光学効果を得るようにしたもので
ある。
、電気光学結晶素子を積層構造とし、各層間に延在させ
た電極間において、各積層結晶片間へ電圧を印加する構
造とし、該電圧印加面と直角となる結晶素子側面から層
間電極層と平行に光ビームを入射し出射することによっ
て、理論的に上記結晶片の積層数で割った値まで駆動電
圧を低下させ前記電気光学効果を得るようにしたもので
ある。
発明の実施例
第1図乃至第3図は本発明に係る上記積層構造の低電圧
駆動形電気光学結晶素子の実施例を示し、第4図乃至第
6図は同電気光学結晶素子の新規な製造法及び同半加工
品の構造を示す。
駆動形電気光学結晶素子の実施例を示し、第4図乃至第
6図は同電気光学結晶素子の新規な製造法及び同半加工
品の構造を示す。
第1図乃至第3図に示すように本発明に係る低電圧駆動
形電気光学結晶素子12は複数枚の電気光学結晶片11
の積層構造体Pから成る0図示の如く同結晶素子12は
外形が小さな直方体形を呈する。
形電気光学結晶素子12は複数枚の電気光学結晶片11
の積層構造体Pから成る0図示の如く同結晶素子12は
外形が小さな直方体形を呈する。
該積層構造体Pを形成する複数の層間には夫々
□電極層を形成する。各結晶片11は該層間電極
層を介し一体積層される。該層間電極層は子種側に接続
される層間電極層11aと一極側に接続される層間電極
層11bとから成る。該+極側層間電極層11aと一極
側層間電極層11bとは互いに絶縁し各々対向する如く
配置する。各層間及び積層構造体Pたる結晶素子12の
表裏面に電極層が形成され、該表裏電極層を上記対向配
置となる如く子種側又は−極側に接続する。この表裏電
極層は層間電極と同一機能を有し、又その表面に更に結
晶片の重ね合せが可能であるから同−付号を以って示す
。
□電極層を形成する。各結晶片11は該層間電極
層を介し一体積層される。該層間電極層は子種側に接続
される層間電極層11aと一極側に接続される層間電極
層11bとから成る。該+極側層間電極層11aと一極
側層間電極層11bとは互いに絶縁し各々対向する如く
配置する。各層間及び積層構造体Pたる結晶素子12の
表裏面に電極層が形成され、該表裏電極層を上記対向配
置となる如く子種側又は−極側に接続する。この表裏電
極層は層間電極と同一機能を有し、又その表面に更に結
晶片の重ね合せが可能であるから同−付号を以って示す
。
実施に応じ層間の一部又は表裏面に電極層を形成せずに
複数の層間に電極層を存在させ子種と−出せず一極の層
間電極層対向状態を形成する場合もある。 置か
れ2更に実施例は上記+極側層間電極層11aと−上記
1極側層間電極層11bとを夫々一括接続するため
llcの層外電極層11c、lidを形成した場合を
示 け、又Cす。
lla該層外電極層11c、lld
は上記層間電極層 第3[111a、llbと直
交する積層構造体Pの左右側 積層構文面に対向し
て形成され、一方の層外電極層11c 例を示−
に上記+極側層間電極層11aが一括接続され、
積層4他方の層外電極層lidに上記−極側層間電
極層 にはそ(ttbが一括接続される。
備させ・上記+極側層間電極層1
1aは一端を層間より に達し、左右側面の一方
へ露出させて上記+極側層外電極 する。
複数の層間に電極層を存在させ子種と−出せず一極の層
間電極層対向状態を形成する場合もある。 置か
れ2更に実施例は上記+極側層間電極層11aと−上記
1極側層間電極層11bとを夫々一括接続するため
llcの層外電極層11c、lidを形成した場合を
示 け、又Cす。
lla該層外電極層11c、lld
は上記層間電極層 第3[111a、llbと直
交する積層構造体Pの左右側 積層構文面に対向し
て形成され、一方の層外電極層11c 例を示−
に上記+極側層間電極層11aが一括接続され、
積層4他方の層外電極層lidに上記−極側層間電
極層 にはそ(ttbが一括接続される。
備させ・上記+極側層間電極層1
1aは一端を層間より に達し、左右側面の一方
へ露出させて上記+極側層外電極 する。
層11cと接続され、同様に一極側層間電極層
各結駐11bは一端を左右側面の他方へ露出させて上記
相互がj−極側層外電極層lidと接続される。
各結駐11bは一端を左右側面の他方へ露出させて上記
相互がj−極側層外電極層lidと接続される。
又+極側 構造体層間電極層11aの他端は層間よ
り露出せず一極 記+極1側層外電極層lidと離
間した状態に置かれ、同 対にて一様に一極側層外
電極層itbの他端は層間より露 れる。
り露出せず一極 記+極1側層外電極層lidと離
間した状態に置かれ、同 対にて一様に一極側層外
電極層itbの他端は層間より露 れる。
H極側層外電極層11cと離間した状態に5゜
わ如くした子種側と一極側層外電極層
、lidの各々に例えば導線をハンダ付よ接片を加圧接
触する等して各層間電極層、llbと電極との一括接続
が果される。
触する等して各層間電極層、llbと電極との一括接続
が果される。
くは層間電極層11a、llbの形成及び ・1体P
の形成についてのより具体的な実施針。
の形成についてのより具体的な実施針。
構造体Pを形成する各電気光学結晶片110表裏面に電
極層11a’、llb’を具6、電極層11a′は一端
が結晶片の一端同tib’は一端が同結晶片の他端に達
1片11を電極層11’ a ’相互、同11b’重な
るように張り合せることによって積層Pが形成され、電
極層11a’の対にて上層層間電極層11aが、電極層
11b′のE記−極側層間電極層1. l bが夫々形
成さ上記結晶片11の張り合せ、即ち電極層11a’
印〕相互と同11b’相互の張り合せ媒体として接
着 l:剤13、殊に絶縁性接着剤が適用される。
極層11a’、llb’を具6、電極層11a′は一端
が結晶片の一端同tib’は一端が同結晶片の他端に達
1片11を電極層11’ a ’相互、同11b’重な
るように張り合せることによって積層Pが形成され、電
極層11a’の対にて上層層間電極層11aが、電極層
11b′のE記−極側層間電極層1. l bが夫々形
成さ上記結晶片11の張り合せ、即ち電極層11a’
印〕相互と同11b’相互の張り合せ媒体として接
着 l:剤13、殊に絶縁性接着剤が適用される。
1′又層外電極層11c、lldは金属
箔を接着剤 大月15、殊に導電性接着剤を媒体と
して張り合せす 積りるか、又は蒸着等にて形成す
る。電極層11a’ べ、の対は上記絶縁性接着
剤13の介在にも拘らず Z夫々共通の層外電極
層11cに接続され、互いに 1:導通状態におか
れる。電極層itb’の対に関し の2ても同様で
ある。 V電極層
11a’ 、llb’は微視的には表面が 整)凹
凸となっており、これらが接着剤13を押しの 前
iけて互いに接触し導通状態となる。従って、仮に
構i層外電極層11c又はlidと対になる電極層
複111a′の一方又は同11b’の一方とが接触
状 塩1態となれば他方が非接触状態又は不完全接
触状態 りであ−)たとしても、電極層11a’の
各対、同 111b′の各対は互いに確実に導通
状態となる。 l斯くして形成された積層構造の
電気光学結晶片 図1子12は各層間電極層11a
、llb間で電圧が い−され、該電圧印加面と直
角となる結晶素子2の前後面から第1図矢印+示す層間
電極層la、llbと平行な光路を以って光ビームが寸
され対向面へと出射される。この駆動電圧はテ構造でな
い結晶素子の駆動に必要な電圧に北回電圧を積層数で割
った値の低電圧となる。
箔を接着剤 大月15、殊に導電性接着剤を媒体と
して張り合せす 積りるか、又は蒸着等にて形成す
る。電極層11a’ べ、の対は上記絶縁性接着
剤13の介在にも拘らず Z夫々共通の層外電極
層11cに接続され、互いに 1:導通状態におか
れる。電極層itb’の対に関し の2ても同様で
ある。 V電極層
11a’ 、llb’は微視的には表面が 整)凹
凸となっており、これらが接着剤13を押しの 前
iけて互いに接触し導通状態となる。従って、仮に
構i層外電極層11c又はlidと対になる電極層
複111a′の一方又は同11b’の一方とが接触
状 塩1態となれば他方が非接触状態又は不完全接
触状態 りであ−)たとしても、電極層11a’の
各対、同 111b′の各対は互いに確実に導通
状態となる。 l斯くして形成された積層構造の
電気光学結晶片 図1子12は各層間電極層11a
、llb間で電圧が い−され、該電圧印加面と直
角となる結晶素子2の前後面から第1図矢印+示す層間
電極層la、llbと平行な光路を以って光ビームが寸
され対向面へと出射される。この駆動電圧はテ構造でな
い結晶素子の駆動に必要な電圧に北回電圧を積層数で割
った値の低電圧となる。
釘に上記積層構造形の低電圧部動形結晶素子2の製造法
及びそめ製造過程で組立てられるそ幹加工品の構造につ
いて詳述する。
及びそめ製造過程で組立てられるそ幹加工品の構造につ
いて詳述する。
w記の結晶素子12を構成する結晶片11の略汝倍の表
面積を有する電気光学結晶片11’を配接着剤13にて
複数枚重ね付けし、単位積層古体P′を形成する。該単
位積層構造体P′を孜枚準備し、これを可溶性接着剤1
4を介して孜段に重ね付けし、直方体形の一次結晶ブロ
ッ12Aを形成する<m4図A参照)。
面積を有する電気光学結晶片11’を配接着剤13にて
複数枚重ね付けし、単位積層古体P′を形成する。該単
位積層構造体P′を孜枚準備し、これを可溶性接着剤1
4を介して孜段に重ね付けし、直方体形の一次結晶ブロ
ッ12Aを形成する<m4図A参照)。
懐−次結晶ブロック12Aを構成する結晶片1′の表裏
面の電極層の配置は第5図A、第6A、Hによって明確
に示される。第4図Aにおては観察を容易にするため同
電極層を省略し図示している。
面の電極層の配置は第5図A、第6A、Hによって明確
に示される。第4図Aにおては観察を容易にするため同
電極層を省略し図示している。
次で上記−次結晶ブロック12Aをx−X線で等間隔に
切断する。この切断によって複数の細長の二次結晶ブロ
ック12Bを得る(第4図B参照)、同図において、1
1″は上記切断された電気光学結晶片を、又P ”は同
切断された単位積層構造体を示す、該単位積層構造体P
”から成る二次結晶ブロック12bの上記x−X線切
断面の状態、従って結晶ブロック12Aの構造を第5図
Aに拡大水する。
切断する。この切断によって複数の細長の二次結晶ブロ
ック12Bを得る(第4図B参照)、同図において、1
1″は上記切断された電気光学結晶片を、又P ”は同
切断された単位積層構造体を示す、該単位積層構造体P
”から成る二次結晶ブロック12bの上記x−X線切
断面の状態、従って結晶ブロック12Aの構造を第5図
Aに拡大水する。
同図及び第6図A、Hに示すように、結晶片11′の表
裏面には互いに等長の電極層11a’。
裏面には互いに等長の電極層11a’。
11b′が上記x−X線切断方向において等間隔となり
、後記するY−Y線切断方向において結晶ブロック12
Aの一辺から他辺へ帯状となる如く形成すると共に、第
6図に示す如く、−面側の電極層11a′と他面側電極
層11b’とが位相をずらして(結晶片t i ’ 、
t t ”の平面方向に部分的に対向する如く位置を
ずらして)配置される。
、後記するY−Y線切断方向において結晶ブロック12
Aの一辺から他辺へ帯状となる如く形成すると共に、第
6図に示す如く、−面側の電極層11a′と他面側電極
層11b’とが位相をずらして(結晶片t i ’ 、
t t ”の平面方向に部分的に対向する如く位置を
ずらして)配置される。
該結晶片11’の複数枚をその一面側電極暦11a’が
互いに正対し他面側電極層11b’が互いに正対し、且
つ電極層11a’の一端と同tib’の一端とが略同−
位置となるように重ね合せ、接着剤13にて積層して上
記−次結晶ブロック12Aを形成し、これを前記の如く
第4図Aに示すx−X線で切断することによって第5図
Aに示す切断面を有する二次結晶ブロック12Bを得る
。この二次結晶ブロック12Bの切断面に最終的に光ビ
ームが入出射することとなる。
互いに正対し他面側電極層11b’が互いに正対し、且
つ電極層11a’の一端と同tib’の一端とが略同−
位置となるように重ね合せ、接着剤13にて積層して上
記−次結晶ブロック12Aを形成し、これを前記の如く
第4図Aに示すx−X線で切断することによって第5図
Aに示す切断面を有する二次結晶ブロック12Bを得る
。この二次結晶ブロック12Bの切断面に最終的に光ビ
ームが入出射することとなる。
次に該二次結晶ブロック12Bを前記x−X線と直交す
るY−Y線にて等間隔に切断し、第4図 −〇に示す
三次結晶ブロック12cを得る。この三次結晶ブロック
12Cは最終単位の電気光学結晶素子12を多段に重ね
た形態を呈する。
るY−Y線にて等間隔に切断し、第4図 −〇に示す
三次結晶ブロック12cを得る。この三次結晶ブロック
12Cは最終単位の電気光学結晶素子12を多段に重ね
た形態を呈する。
該Y−Y線による切断位置は第5図Aに示すように、電
極層11a’とllb’の端末が一致する線上において
なされる。
極層11a’とllb’の端末が一致する線上において
なされる。
Y−Y線切断は一定の切断しろを以ってなされ、該切断
線上において電極層11a’の一端を切断し、同時に電
極層11b’の一端を切断する。このY−Y線によって
分割された一方の切断面と他方の切断面の状態を第5図
Bに拡大水する。即ち、同図は三次結晶ブロック12C
の切断面を示す。
線上において電極層11a’の一端を切断し、同時に電
極層11b’の一端を切断する。このY−Y線によって
分割された一方の切断面と他方の切断面の状態を第5図
Bに拡大水する。即ち、同図は三次結晶ブロック12C
の切断面を示す。
この切断面から理解できるように、電極層11a’が一
層置きに形成され、各電極層11a’間に電極層11b
’が形成され、この電極層11a’は一側面において層
間より露出され、同itb’が他側面において層間より
露出される。
層置きに形成され、各電極層11a’間に電極層11b
’が形成され、この電極層11a’は一側面において層
間より露出され、同itb’が他側面において層間より
露出される。
この電極配置は各単位積層構造体Pの電極配置でもある
。
。
即ち、上記第4図Cにおける三次結晶ブロック12cを
接着剤14から単位積層構造体P毎に分離することによ
って、第4図りに示す上記電極層配置の前記電気光学結
晶素子12の母体が得られ、電極層11a’一端が層間
より露出する面に層外電極層11cを形成し、電極層1
1b’一端が層間より露出する面に層外電極層lidを
形成し、前記最終単位の結晶素子12が得られる。
接着剤14から単位積層構造体P毎に分離することによ
って、第4図りに示す上記電極層配置の前記電気光学結
晶素子12の母体が得られ、電極層11a’一端が層間
より露出する面に層外電極層11cを形成し、電極層1
1b’一端が層間より露出する面に層外電極層lidを
形成し、前記最終単位の結晶素子12が得られる。
第1図は第4図りの最終単位の積層形電気光学結晶素子
12を層外電極層11c、lidを形成した状態を以っ
て示す、接着剤14は可溶性であり、溶剤にて溶出させ
ることによる上記分離が容易に行える。
12を層外電極層11c、lidを形成した状態を以っ
て示す、接着剤14は可溶性であり、溶剤にて溶出させ
ることによる上記分離が容易に行える。
前記の如く第4図Bに示す二次結晶ブロック12Bにお
いて細長面たるx−X線切断面が光ビームの入出射する
面となり、この面を同二次結晶ブロア12Bの状態にお
いて研磨し平滑とする。
いて細長面たるx−X線切断面が光ビームの入出射する
面となり、この面を同二次結晶ブロア12Bの状態にお
いて研磨し平滑とする。
前記x−X線による切断は該研磨を要する光ビーム入出
射面をより広い面積とし、研磨作業を容易に行わせるこ
とを意図したものである。
射面をより広い面積とし、研磨作業を容易に行わせるこ
とを意図したものである。
この利点を意図しなければ、−次結晶ブロック12Aの
状態で先ずY−Y線で切断し、次でX−X線で切断する
方法を採ることが可能である。
状態で先ずY−Y線で切断し、次でX−X線で切断する
方法を採ることが可能である。
発明の効果
斯くして得られた第1図乃至第3図に示す積層構造の電
気光学結晶素子は同一外形の非積層形結晶素子に比べ、
著しく低い電圧で駆動することができる。
気光学結晶素子は同一外形の非積層形結晶素子に比べ、
著しく低い電圧で駆動することができる。
即ち、直線偏光ビームが電気光学結晶素子を通過する時
、通過の前後で偏光方向を90″回転せしめるために必
要な印加電圧を半波長電圧と云うが、これは−次電気光
学効果及び二次電気光学効果の場合夫々法の式で表現さ
れる。
、通過の前後で偏光方向を90″回転せしめるために必
要な印加電圧を半波長電圧と云うが、これは−次電気光
学効果及び二次電気光学効果の場合夫々法の式で表現さ
れる。
入 d
V=五丘・τ (−次電気光学結晶素子)v =
r、 t (二次電気光学結晶素子)ここでn
は屈折率、入は光の波長、dは電極間隔、見は結晶の光
路長、r、Rは夫々−次及び二次の電気光学定数である
。
r、 t (二次電気光学結晶素子)ここでn
は屈折率、入は光の波長、dは電極間隔、見は結晶の光
路長、r、Rは夫々−次及び二次の電気光学定数である
。
一次、二次いずれの場合もdは小さくなればなる程、見
は大きくなればなる程必要な半波長電圧は低い値となる
。
は大きくなればなる程必要な半波長電圧は低い値となる
。
しかし、電気光学結晶素子は長くなる程、光透過率が減
少するし、又実際の光スィッチや光変調器に応用する時
はファイバーからの光をロフトレンズ等で平行光線にし
て用いる場合が多いが、完全なる平行光線は得られない
ため、光路が長くなる程光損失が大きくなり見はあまり
大きくできない。
少するし、又実際の光スィッチや光変調器に応用する時
はファイバーからの光をロフトレンズ等で平行光線にし
て用いる場合が多いが、完全なる平行光線は得られない
ため、光路が長くなる程光損失が大きくなり見はあまり
大きくできない。
又結晶素子中を通るビームの太さはロッドレンズの直径
に比例するため、電気光学結晶素子の断面をビームの太
さより小さくは出来ないためdをあまり小さくすること
はできない。
に比例するため、電気光学結晶素子の断面をビームの太
さより小さくは出来ないためdをあまり小さくすること
はできない。
然るに、本発明によるm暦の積層構造層電気光学結晶素
子は半波長電圧が、 樋 v’=ω’F ” TiFt (−次電気光学結
晶素子)V′づ%、4 (二次電気光学結晶素子
)となり、本発明によれば、−次及び二次向れの電気光
学結晶素子においても従来形の素子の★という低い電圧
で駆動し得ることが証明される。
子は半波長電圧が、 樋 v’=ω’F ” TiFt (−次電気光学結
晶素子)V′づ%、4 (二次電気光学結晶素子
)となり、本発明によれば、−次及び二次向れの電気光
学結晶素子においても従来形の素子の★という低い電圧
で駆動し得ることが証明される。
従って1本発明の電源設備は非常に小形となり、専用の
電源設備を設けずに周辺機器と同じ電源を共用させるこ
とも可能となり得る。従って、コストダウンも可能とな
った。
電源設備を設けずに周辺機器と同じ電源を共用させるこ
とも可能となり得る。従って、コストダウンも可能とな
った。
又本発明は上記計算式において説明の通り、光透過率の
悪化を招く電気光学結晶素子の光路長を長くせずに低電
圧駆動できる同素子の提供が可能であり、又光ファイバ
ー、レンズ系等との整合等設計上不利となる電極間隙(
結晶素子の厚み)を必要以上に減少させることなく、取
り扱い易い適切な厚みにして上記低電圧駆動を可能とし
た同素子を提供することができ、電気光学結晶素子にお
ける上記駆動電圧に関する問題解決にて光スィッチ、光
変調器等への活用がより期待できることとなった。
悪化を招く電気光学結晶素子の光路長を長くせずに低電
圧駆動できる同素子の提供が可能であり、又光ファイバ
ー、レンズ系等との整合等設計上不利となる電極間隙(
結晶素子の厚み)を必要以上に減少させることなく、取
り扱い易い適切な厚みにして上記低電圧駆動を可能とし
た同素子を提供することができ、電気光学結晶素子にお
ける上記駆動電圧に関する問題解決にて光スィッチ、光
変調器等への活用がより期待できることとなった。
第1図は本発明の実施例を示す低電圧駆動形電気光学結
晶素子の斜視図、第2図は第1図のn−11線断面図、
第3図は同断面部分の拡大断面図、第4図A乃至りは上
記結晶素子の製造工程と半加工品の構造を示す図であり
、第4図Aは一次結晶ブロックを一部切欠して示す斜視
図、第4図Bは同−次結晶ブロックから切断して得られ
る二次結晶ブロックの斜視図、第4図Cは同二次結晶ブ
ロックから切断して得られる三次結晶ブロックの斜視図
、第4図りは該三次結晶ブロックから分離される最終単
位たるTrL”x光学結晶素子の斜視図、第5図Aは一
次結晶ブロックのx−X線断面図(即ち二次結晶ブロッ
クの切断面図)、第5図Bは二次結晶ブロックのY−Y
線断面図(即ち三次結晶ブロックの切断面図)、第6図
Aは一次結晶ブロックの電気光学結晶片の電極層11a
’を形成した面の平面図、同Bは同電極層11b’を形
成した面の平面図であり、第7図A、Bは上記電気光学
結晶素子が活用される光スィッチの一例な各素子の配列
を以って示す斜視図であり、第7図Aは駆動電圧を印加
しない時、第7図Bは同電圧を印加した時の光路切換状
態を示す図である。 11・・・電気光学結晶片、lla・・・子種側の層間
電極層、llb・・・−極側の層間電極層、llc・・
・+極側の層外電極層、11d・・・−極側の層外電極
層、12・・・電気光学結晶素子、13,14.15・
・・接着剤。 第1図 第4図(A) 第6図(^) Y 第6図(B) 第7 図(A) 第7図(B)
晶素子の斜視図、第2図は第1図のn−11線断面図、
第3図は同断面部分の拡大断面図、第4図A乃至りは上
記結晶素子の製造工程と半加工品の構造を示す図であり
、第4図Aは一次結晶ブロックを一部切欠して示す斜視
図、第4図Bは同−次結晶ブロックから切断して得られ
る二次結晶ブロックの斜視図、第4図Cは同二次結晶ブ
ロックから切断して得られる三次結晶ブロックの斜視図
、第4図りは該三次結晶ブロックから分離される最終単
位たるTrL”x光学結晶素子の斜視図、第5図Aは一
次結晶ブロックのx−X線断面図(即ち二次結晶ブロッ
クの切断面図)、第5図Bは二次結晶ブロックのY−Y
線断面図(即ち三次結晶ブロックの切断面図)、第6図
Aは一次結晶ブロックの電気光学結晶片の電極層11a
’を形成した面の平面図、同Bは同電極層11b’を形
成した面の平面図であり、第7図A、Bは上記電気光学
結晶素子が活用される光スィッチの一例な各素子の配列
を以って示す斜視図であり、第7図Aは駆動電圧を印加
しない時、第7図Bは同電圧を印加した時の光路切換状
態を示す図である。 11・・・電気光学結晶片、lla・・・子種側の層間
電極層、llb・・・−極側の層間電極層、llc・・
・+極側の層外電極層、11d・・・−極側の層外電極
層、12・・・電気光学結晶素子、13,14.15・
・・接着剤。 第1図 第4図(A) 第6図(^) Y 第6図(B) 第7 図(A) 第7図(B)
Claims (2)
- (1)複数枚の電気光学結晶片が積層構造となされ、該
電気光学結晶片の複数の層間に夫々単位電極層が形成さ
れ、該層間電極層の一部が+極に接続されると共に、同
層間電極層の他の一部が−極に夫々接続され、+極に接
続の各単位電極層と−極に接続の各単位電極層とが各々
対向する如く配置されたことを特徴とする低電圧駆動形
電気光学結晶素子。 - (2)複数枚の電気光学結晶片が積層構造となされ、該
電気光学結晶片の複数の層間に電極層が夫々形成され、
更に上記積層構造体の外側面に一対の+極と−極を形成
する層外電極層が対向して形成され、上記層間電極層の
一部が同層間電極層端部において上記+極層外電極層に
接続されると共に、同層間電極層の他の一部が同層間電
極層端部において上記−極層外電極層に接続され、+極
層外電極層に接続の層間電極層と−極層外電極層に接続
の層間電極層とが各々対向する如く配置されたことを特
徴とする低電圧駆動形電気光学結晶素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26557984A JPS61143722A (ja) | 1984-12-15 | 1984-12-15 | 低電圧駆動形電気光学結晶素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26557984A JPS61143722A (ja) | 1984-12-15 | 1984-12-15 | 低電圧駆動形電気光学結晶素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61143722A true JPS61143722A (ja) | 1986-07-01 |
Family
ID=17419079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26557984A Pending JPS61143722A (ja) | 1984-12-15 | 1984-12-15 | 低電圧駆動形電気光学結晶素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61143722A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5770513A (en) * | 1980-10-20 | 1982-05-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Optical modulator |
JPS5786818A (en) * | 1980-11-20 | 1982-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Optical switching optical modulator |
-
1984
- 1984-12-15 JP JP26557984A patent/JPS61143722A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5770513A (en) * | 1980-10-20 | 1982-05-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Optical modulator |
JPS5786818A (en) * | 1980-11-20 | 1982-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Optical switching optical modulator |
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