JPS5946368B2 - 複ビツト空間光位相変調板の製法 - Google Patents

複ビツト空間光位相変調板の製法

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JPS5946368B2
JPS5946368B2 JP8434378A JP8434378A JPS5946368B2 JP S5946368 B2 JPS5946368 B2 JP S5946368B2 JP 8434378 A JP8434378 A JP 8434378A JP 8434378 A JP8434378 A JP 8434378A JP S5946368 B2 JPS5946368 B2 JP S5946368B2
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JP
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plate
phase modulation
bit
manufacturing
planes
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JP8434378A
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規 佐久
英俊 岩村
真太郎 林
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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【発明の詳細な説明】 本発明は例えばホログラム記録装置に適用し得る複ビッ
ト空間光位相変調板の製法に関する。
複ビット空間光位相変調板の製法として、従来、第1図
に示す如く、互に平行に相対向する光学研磨された平板
1a及びIbを有する電気光学効果を呈する材料(例え
ば(Pb、La)(Zr、T1)03で表わされるセラ
ミックでなり、例えばその2次電気光学効果を利用すべ
くLa、Zr)及びTiがモル比でみて例えばLa:Z
r■Ti■8.8:65:35の組成を有する材料)で
なる板体2を予め用意し(第1図A)、次にその板体2
の平板面1a上にその全域に亘つて導電性層3を附し(
第1図B)、次にその導電性層3に対する選択的エッチ
ング処理により導電性層3による互に平行に延長せる複
数(N+1)本のストライプ状電極E。1、E12、E
23・・・・・・・・・EN(N+1)を形成し(第1
図C)、斯くて目的とする複ビット空間光位相変調板M
を得るという製法が提案されている。
所で斯る従来の製法によつて得られる複ビット空間光位
相変調板Mはその板体2の平板面1aに互に平行に延長
せる複数(N+1)本のストライプ状電極E。
、、E、。・・・・・・・・・EN(N+1)が形成さ
れているので、板体2の平板画1b側より光LOをその
平板画1bの全域に亘つて垂直に入射せしめれば、板体
2の相隣る電極E。1及びE12、E12及びE23、
・・・・・・EN及びEN(N+1)間に対応する領域
Q1、Q2・・・・・・・・・QNを通つた、光LOに
基く複数N個のスリット状光がビット光L1、L2・・
・・・・・・・LNとして得られ、又斯る状態で電極E
(i−1)i及びEi(i+1 )(但しi■1、2・
・・・・・・・・N)間に所定の変調電圧を印加せしめ
れば、板体2の領域Qiにその変調電圧に応じた電界が
生じ、この為領域Qiが変調電圧に応じた電気光学効果
を呈することにより、領域Qiを通つたビツト光Liが
光LOに対して変調電圧に応じた位相分位相のずれた位
相変調された光として得られるという機能を呈するもの
であるが、ビツト光Liを位相変調された光として得べ
く電極E(1−1)i及びE1(1+1)間に変調電圧
を印加せしめる場合、電極E(1−,)1及びE1(1
+1)が板体2の平板面1a上に形成されているので変
調電圧に応じて領域Qiに生ずる電界が、領域Qiに効
果的に生ぜず、特に全体を小型化すべく電極E(1−1
)i及びEi(1+,)の幅を狭くすれば、領域Qlに
生ずる電界が平板面1b側では実質的に生じなくなり、
この為変調電圧を高くしない限リビツト光Liを所定の
位相変調された光として得ることが出来ないという欠点
を有するものである。
従つて上述せる従来の製法によれば、その製法によつて
得られる複ビツト空間光位相変調板Mが、上述せる欠点
を有するものとして得られるものであつた。
又複ビツト光位相変調板の製法として、従来、第2図に
示す如く、互に平行に相対向する平板面11a及び11
bを有する第1図にて上述せると同様の電気光学効果を
呈する材料でなる板体12を予め用意し(第2図A)、
次にその板体12にその平板面11a側より互に平行に
延長せる複数(N+1)本のストライプ状溝G。
l,Gl2,・・・・・・・・・GN(N+1)を形成
し(第2図B)、次に斯く溝GOl〜GN(N+1)の
形成された板体12の平板面11a上にその全域に亘つ
て溝G。l〜GN(N+1)の内面を含んで導電性層1
3を附し(第2図C)、次に斯く導電性層13の附され
た板体12に対するその導電性層13側よりの溝G。l
〜GN(N+1)の底面に達せざる深さの研磨処理によ
つて導電性層13による溝G。l,Gl2,・・・・・
・・・・GN(N+,)の内面に延長せるストライプ状
電極E。l,El2,・・・・・・・・・EN(N+1
)を形成し、然る后板体12の平板面11b及びこれと
対向せる面を光学研磨し(第2図D)、斯くて目的とす
る複ビツト光位相変調板Mを得るという製法が提案され
ている。所で斯る第2図に示す従来の製法によつて得ら
れる複ビツト空間光位相変調板Mは、詳細説明はこれを
省略するも、第1図の場合と同様に、板体12の平板面
11b側より光LOを入射せしめれば板体12の電極E
l及びE,2,El2及びE23,・・・・・・・・・
EN及びEN(N+1)間に対応する領域Ql,Q2・
・・・・・・・・QNを夫々通つたビツト光Ll,L2
,・・・・・・・・・LNが得られ、又斯る状態で電極
E(1−1)1及びE1(1+1)間に所定の変調電圧
を印加せしめれば、ビツト光Liが光LOに対して変調
電圧に応じた位相分位相のずれた位相変調された光とし
て得られる機能を呈するものであるが、この場合ビツト
光Liを位相変調された光として得べく電極E(1−1
)i及びEi(1+,)間に変調電圧を印加せしめる場
合、電極E(1−1)i及びEi(1+,)が板体12
に設けられた溝G(1−1)i及びGi(1+1)の内
面に形成されていて領域Qlの平板面11b側とは反対
側の部を挟んで対向しているので、変調電圧に応じて領
域Qiに生ずる電界が、領域Qiに効果的に生じ、依つ
て第1図の場合に比し低い変調電圧でビツト光Liを所
定の位相変調された光として得ることが出来るものであ
る。然し乍ら第2図にて上述せる従来の製法の場合、特
に板体12に溝G。
,〜GN(N+1)を形成するという程を有する為に、
目的とする複ビツト光位相変調板を歩留り良く且能率良
く得ることが困難であるという欠点を有していた。依つ
て本発明は第1図及び第2図にて上述せる欠点のない新
規な複ビツト空間光位相変調板の製法を提案せんとする
もので、以下詳述する所より明らかとなるであろう。
第3図は本発明による複ビツト空間光位相変調板の製法
の一例を示し、第3図Aに示す如く互に平行に相対向す
る平板面21a及び21bを有し、それ等平板面21a
及び21bに夫夫導電性層22a及び22bが附されて
なる電気光学効果を呈する材料でなる板体Fの複数N枚
をFl,F2,・・・・・・・・・FNとして予め用意
し、次に之等板体F1〜FNより第3図Bに示す如くそ
れ等の積重ねられた関係で一体化されてなるプロツク体
Dを得る。
この場合の一体化は導電性を有する又は有さざる接着剤
、低融半田等の結合剤23を用いてなされるものである
が、その一体化に於て図示せざるも結合剤23内に導電
性板、絶縁板等でなるスペーサを埋設せしめても良いも
のである。又この場合の積重ねられた関係はこの積重ね
方向よりみて図示の如く板体F,,F3・・・・・・・
・・の一の外縁部がこれに対応する板体F2,F4・・
・・・・・・・の外縁部と重なることのない様に積重ね
られた関係とするを可とするものである。次に斯く得ら
れたプロツク体Dをその板体F1〜FNの平板面21a
及び21bと交叉する即ち例えば直交する互に平行な複
数の平面PA,PB,・・・・・・・・・に沿つて切断
し、その切断面を光学研磨し、斯くて第3図Cに示す如
く互に平行に相対向する平面H1及びH2と、之等平面
H1及びH2と交叉する即ち例えば直交する互に平行に
相対向する平面H3及びH4とを有し、平面H1及びH
2上に電極E1及びE2が附されてなる電気光学効果を
呈する材料でなる空間光位相変調素子KO)N個Kl,
K2,・・・・・・・・・KNが、それ等の平面H3を
それ等に共通な共通平面(図示せず)上に、それ等の平
面H4をそれ等に共通な共通平面(図示せず)に夫々在
らしめた関係で並置一体化されてなる構成の目的とする
複ビツト空間光位相変調板Mを得る。
この場合目的とする複ビツト空間光位相変調板Mの空間
光位相変調素子Ki(1=1,2・・・・・・・・・N
)は板体Fiの一部でなり、又素子Kiの平面H1及び
H2は板体F1の平板面21a及び21bの一部でなり
、又素子Kiの電極E1及びE2は板体F1に附された
導電性層22a及び22bの一部でなり、更に素子K,
〜KNの並置一体化はプロツク体Dを得た場合に適用せ
る結合剤23の一部24にてなされているものである。
以上が本発明による製法の一例であるが、斯る製法によ
つて得られる第3図Cに示す複ビツト空間光位相変調板
Mは、その素子K,〜KNの平面H4側より第1図及び
第2図の場合と同様に素子K1〜KNの平面H4とそれ
等の全域に亘つて垂直に入射せしめれば、素子K,,K
2,・・・・・・・・・KNを夫夫通つた光LOに基く
N個のビツト光Ll,L2,・・・・・・・・・LNが
得られ、又斯る状態で素子Kiの電極E1及びE2間に
所定の変調電圧を印加せしめれば、素子Kiにその変調
電圧に応じた電界が生じ、素子Kiが変調電圧に応じた
電気光学効果を呈することにより、素子Kiを通つたビ
ツト光Liが光LOに対して変調電圧に応じた位相分位
相のずれた位相変調された光として得られる機能を呈す
るものである。然し乍らこの場合ビツト光Liを位相変
調された光として得べく素子Kiの電極E1及びE2間
に変調電圧を印加せしめる場合、その電極E1及びE2
が、素子K1内を通る光の素子Ki内での全通路に対向
せる関係で、素子Kiに附されているので、変調電圧に
応じて素子Kiに生ずる電界が、素子K1に効果的に生
じ、従つて第1図にて上述せる従来の場合は勿論第2図
にて上述せる従来の場合に比しても低い変調電圧でビツ
ト光Liを所定の位相変調された光として得ることが出
来るものである。従つて上述せる本発明の製法によれば
、その製法によつて得られる複ビツト空間光位相変調板
Mが、第1図にて上述せる従来の製法に有する欠点を伴
うことなしに得られるものである。
又上述せる本発明の製法によれば、第3図Aに示す如く
に夫々相対向する平板面21a及び21b上に導電性層
22a及び22bの附されてなる複数の板体F1〜FN
を予め用意し、而してそれ等より第3図Bに示す如くに
それ等の積重ねられた関係で一体化されてなるプロツク
体Dを得、そのプロツク体Dをその複数の板体F1〜F
Nの平板面21a及び21bと交叉する互に平行な複数
の平面PA,PB,・・・・・・・・・に沿つて切断し
、その切断面を光学研磨する丈けで、第3図Cに示す如
き目的とする複ビツト光位相変調板Mが得られ、そして
そこには、第2図にて上述せる従来の製法の場合の如く
に板体に複数の溝を形成するという面倒、複雑な程を伴
うことがないので、目的とする複ビツト光位相変調板M
を第2図にて上述せる従来の製法に有する欠点を伴うこ
となしに、歩留り良く且能率良く得ることが出来る等の
大なる特徴を有するものである。
尚本発明の上例に於て、板体F1〜FNよりそれ等の積
重ねられた関係で一体化されてなるプロツク体Dを得る
とき、前述する如くその積重ねられた関係をその積重ね
方向よりみて板体Fl,F3,・・・・・・・・・の一
の外縁部がこれに対応する板体F2,F4,・・・・・
・・・・の外縁部と重なることのない様に積重ねられた
関係とすれば、得られる複ビツト光位相変調板Mの全て
の素子K1〜KNの夫々につきそれに附されている電極
E1及びE2の側縁部が比較的広い面積で外部に臨んで
いることとなるので、それ等電極E1及びE2を容易に
外部に連結し得ることとなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来の複ビツト空間光位相変調
板の製法を示す順次の各程に於ける路線的斜視図、第3
図は本発明による複ビツト空間光位相変調板の製法の一
例を示す順次の各工程に於ける路線的斜視図である。 図中F1〜FNは板体、21a及び21bは平板面、2
2a及び22bは導電性層、23は結合剤、K1〜KN
は空間光位相変調素子、H1〜H4は平面、E1及びE
2は電極、Mは複ビツト空間光位相変調板を夫々示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互に平行に相対向する平板面を有し、該平板面上に
    夫々導電性層が附されてなる電気光学効果を呈する材料
    でなる板体の複数を予め用意し、該複数の板体よりそれ
    等の積重ねられた関係で一体化されてなるブロック体を
    得、該ブロック体をその複数の板体の平板面と交叉する
    互に平行な複数の平面に沿つて切断し、その切断面を光
    学研磨し、依つて互に平行に相対向する第1及び第2の
    平面と、該第1及び第2の平面と交叉する互に平行に相
    対向する第3及び第4の平面とを有し、上記第1及び第
    2の平面上に夫々第1及び第2の電極が附されてなる電
    気光学効果を呈する材料でなる空間光位相変調素子の複
    数が、それ等の第3の平面をそれ等に共通な第1の共通
    平面上に、それ等の第4の平面をそれ等に共通な第2の
    共通平面上に夫々在らしめた関係で並置一体化されてな
    る構成の目的とする複ビット空間光位相変調板を得る様
    にした事を特徴とする複ビット空間光位相変調板の製法
JP8434378A 1978-07-11 1978-07-11 複ビツト空間光位相変調板の製法 Expired JPS5946368B2 (ja)

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JP2547204B2 (ja) * 1987-01-08 1996-10-23 キヤノン株式会社 チタン酸ビスマス薄膜の形成方法
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