JPS61143032A - 体腔内超音波診断装置 - Google Patents
体腔内超音波診断装置Info
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- JPS61143032A JPS61143032A JP59266822A JP26682284A JPS61143032A JP S61143032 A JPS61143032 A JP S61143032A JP 59266822 A JP59266822 A JP 59266822A JP 26682284 A JP26682284 A JP 26682284A JP S61143032 A JPS61143032 A JP S61143032A
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- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、体内挿入部の先端に設ける体腔内超音波診断
装置に関し、特にバルーン内に連通ずる排出管路と、体
腔内汚物を吸引するための吸引管路を択一して吸引源に
接続するための管路切換装置に関する。
装置に関し、特にバルーン内に連通ずる排出管路と、体
腔内汚物を吸引するための吸引管路を択一して吸引源に
接続するための管路切換装置に関する。
「従来技術およびその問題点」
第5図、第6図は従来のこの種超音波診断装置を示すも
のである。内視鏡の体内挿入部11は、軟性部12と湾
曲部13からなっており、湾曲部13の先端に、超音波
送受信部20が設けられている。この超音波送受信部2
0は、湾曲部13の先端に設けた取付部z1と、この取
付部21に連結リング22を介して固定されるカバー2
3と、この取付121からカバー23の外周に被着され
るバルーン24とを有し、カバー23内に、超音波発振
子25が位置している。この超音波発振子25は、図示
しない駆動系によって回転駆動される可撓軸26先端に
固定されている。カバー23の側周部は、超音波透過部
27となっており、超音波発振子25から発振される超
音波が、カバー23内に封入した超音波媒体液を介して
、この超音波透過部27に伝達される。
のである。内視鏡の体内挿入部11は、軟性部12と湾
曲部13からなっており、湾曲部13の先端に、超音波
送受信部20が設けられている。この超音波送受信部2
0は、湾曲部13の先端に設けた取付部z1と、この取
付部21に連結リング22を介して固定されるカバー2
3と、この取付121からカバー23の外周に被着され
るバルーン24とを有し、カバー23内に、超音波発振
子25が位置している。この超音波発振子25は、図示
しない駆動系によって回転駆動される可撓軸26先端に
固定されている。カバー23の側周部は、超音波透過部
27となっており、超音波発振子25から発振される超
音波が、カバー23内に封入した超音波媒体液を介して
、この超音波透過部27に伝達される。
取付部21とカバー23の外周にはそれぞれ、バルーン
装着溝28.29が形成されており、取付部21にはさ
らに、このバルーン装着溝28.29の内側位置に、給
排溝30が形成されている。この給排溝30の底面には
、供給路32と排出路33とが開口しており、この供給
路32は体内挿入部11内を通る供給管路34を介して
操作部14の送液口15に連通している。また排出路3
3は同じく体内挿入部11内を通る排出管路35に連通
し、この排出管路35は、操作部14の管路切換装置4
0に接続されている。
装着溝28.29が形成されており、取付部21にはさ
らに、このバルーン装着溝28.29の内側位置に、給
排溝30が形成されている。この給排溝30の底面には
、供給路32と排出路33とが開口しており、この供給
路32は体内挿入部11内を通る供給管路34を介して
操作部14の送液口15に連通している。また排出路3
3は同じく体内挿入部11内を通る排出管路35に連通
し、この排出管路35は、操作部14の管路切換装置4
0に接続されている。
バルーン24は、ゴム等の伸縮性を有する弾性材料から
なるもので、筒状をしており、その両端部に、断面球状
の環状部37.38が一体に設けられている。この環状
部37.38はその弾性により拡縮でき、それぞれバル
ーン装着溝28.29に嵌着される。
なるもので、筒状をしており、その両端部に、断面球状
の環状部37.38が一体に設けられている。この環状
部37.38はその弾性により拡縮でき、それぞれバル
ーン装着溝28.29に嵌着される。
体内挿入部11には、この超音波送受信部20の上側位
置に斜めに吸引o41が開口しており、この吸引口41
は、同じく体内挿入部11内を通る吸引管路42を介し
1記管路切換装置40に接続されている。管路切換装置
40は、この吸引管路42と上記排出管路35を択一し
て、吸引ポンプ43に連なる共通吸引路44に接続する
もので、第6図に示す従来例では三方切換弁45からな
っている。この三方切換弁45は、切換レバー46を介
して弁体47を回転させると、共通吸引路44が排出管
路35または吸引管路42に連通ずる。
置に斜めに吸引o41が開口しており、この吸引口41
は、同じく体内挿入部11内を通る吸引管路42を介し
1記管路切換装置40に接続されている。管路切換装置
40は、この吸引管路42と上記排出管路35を択一し
て、吸引ポンプ43に連なる共通吸引路44に接続する
もので、第6図に示す従来例では三方切換弁45からな
っている。この三方切換弁45は、切換レバー46を介
して弁体47を回転させると、共通吸引路44が排出管
路35または吸引管路42に連通ずる。
共通吸引路44と吸引ポンプ43の間にはさらに、吸引
操作ボタン50が設けられており、この吸引操作ボタン
50を押圧したときだけ、共通吸引路44が吸引ポンプ
43に連通する。吸引操作ボタン50は弾性材料からな
るもので、シリンダ51内に移動可能に嵌められており
、シリンダ51には、吸引ポンプ43に連なる吸引パイ
プ52と、上記共通吸引路44が接続されている。
操作ボタン50が設けられており、この吸引操作ボタン
50を押圧したときだけ、共通吸引路44が吸引ポンプ
43に連通する。吸引操作ボタン50は弾性材料からな
るもので、シリンダ51内に移動可能に嵌められており
、シリンダ51には、吸引ポンプ43に連なる吸引パイ
プ52と、上記共通吸引路44が接続されている。
そしてこの吸引操作ボタン50は、常時はその弾性によ
り弁部53を弁座54に当接させて吸引パイプ52と共
通吸引路44の連通を断ち、これを押圧すると、両者が
連通ずる。55は、吸引パイプ52を、共通吸引路44
の非連通時に外部に連通させるリーク孔で、吸引操作ボ
タン50を押圧すると、弁部56と弁座57の当接によ
り、閉じられる。
り弁部53を弁座54に当接させて吸引パイプ52と共
通吸引路44の連通を断ち、これを押圧すると、両者が
連通ずる。55は、吸引パイプ52を、共通吸引路44
の非連通時に外部に連通させるリーク孔で、吸引操作ボ
タン50を押圧すると、弁部56と弁座57の当接によ
り、閉じられる。
なお第5図の内視鏡の他の要素を簡単に説明すると、上
記操作部14は、主操作部16と副操作部17とからな
るもので、副操作部17に、上記送液口15と管路切換
装置40が設けられている。
記操作部14は、主操作部16と副操作部17とからな
るもので、副操作部17に、上記送液口15と管路切換
装置40が設けられている。
主操作部16には、上記吸引操作ボタン50の他に、接
眼装置60、湾曲部13の操作部61、送気送水ボタン
62が設けられ、さらにライトガイドケーブル64およ
び電気ケーブル65が接続されている。ライトガイドケ
ーブル64はそのコネクタ66が図示しない照明装置に
接続され、この照明装置からの光が周知のライトガイド
を介して体内挿入部11先端の照明窓68(第6図)に
導かれる。また電気ケーブル65はそのコネクタ67が
図示しない電源装置に接続され、この電源装置により、
副操作部16内の駆動装置を介して可撓軸26が駆動さ
れ、超音波発振子25が作動する。操作部14および体
内挿入部ll内には、体内挿入部11先端の観察窓69
(第6図)と接眼装置60とを光学的に接続するイメー
ジファイバが挿入され、接眼装置60を介し体腔内の像
を観察することができる。
眼装置60、湾曲部13の操作部61、送気送水ボタン
62が設けられ、さらにライトガイドケーブル64およ
び電気ケーブル65が接続されている。ライトガイドケ
ーブル64はそのコネクタ66が図示しない照明装置に
接続され、この照明装置からの光が周知のライトガイド
を介して体内挿入部11先端の照明窓68(第6図)に
導かれる。また電気ケーブル65はそのコネクタ67が
図示しない電源装置に接続され、この電源装置により、
副操作部16内の駆動装置を介して可撓軸26が駆動さ
れ、超音波発振子25が作動する。操作部14および体
内挿入部ll内には、体内挿入部11先端の観察窓69
(第6図)と接眼装置60とを光学的に接続するイメー
ジファイバが挿入され、接眼装置60を介し体腔内の像
を観察することができる。
以上の従来装置は、超音波診断時において、バルーン2
4を取付部21からカバー23に跨がらせて被着し、バ
ルーン24内に水、油等の超音波伝達媒体液を充填する
。この充填時には、操作部14の送液口15に例えば、
送液シリンダを接続して供給管路34に上記液体を供給
する一方、排出管路35を管路切換装置40および吸引
操作ボタン50を介して吸引ポンプ43に接続し、バル
ーン24内の気体を給排溝30から外部に排出しながら
、バルーン24内を液体で満たす、このセットが完了し
たら、バルーン24側面を体腔内壁に接触させ、超音波
発振子25および可撓軸26を作動させると、超音波発
振子25からの超音波がカバー23内およびバルーン2
4内の伝達媒体液を介して体腔内壁に伝達され、体腔内
壁内で反射する超音波を再び超音波発振子25で捕える
ことにより、体腔内壁の断層像が得られる。
4を取付部21からカバー23に跨がらせて被着し、バ
ルーン24内に水、油等の超音波伝達媒体液を充填する
。この充填時には、操作部14の送液口15に例えば、
送液シリンダを接続して供給管路34に上記液体を供給
する一方、排出管路35を管路切換装置40および吸引
操作ボタン50を介して吸引ポンプ43に接続し、バル
ーン24内の気体を給排溝30から外部に排出しながら
、バルーン24内を液体で満たす、このセットが完了し
たら、バルーン24側面を体腔内壁に接触させ、超音波
発振子25および可撓軸26を作動させると、超音波発
振子25からの超音波がカバー23内およびバルーン2
4内の伝達媒体液を介して体腔内壁に伝達され、体腔内
壁内で反射する超音波を再び超音波発振子25で捕える
ことにより、体腔内壁の断層像が得られる。
そして検査終了後は、管路切換装置′40および吸引操
作ボタン50を介して、排出管路35を吸引ポンプ43
に連通させ、バルーン24内の伝達液を吸引除去する。
作ボタン50を介して、排出管路35を吸引ポンプ43
に連通させ、バルーン24内の伝達液を吸引除去する。
またこの超音波診断中あるいは診断の前後に、体腔内の
汚物を吸引するときは、管路切換装置40により、吸引
管路42を吸引ポンプ43に連通させ、その状態で吸引
操作ボタン50を押圧すると、吸引口41から汚物が吸
引除去される。
汚物を吸引するときは、管路切換装置40により、吸引
管路42を吸引ポンプ43に連通させ、その状態で吸引
操作ボタン50を押圧すると、吸引口41から汚物が吸
引除去される。
ところで、吸引口41および吸引管路42は、汚物の吸
引除去の他、鉗子を挿入するためにも用いられるが、上
記従来装置においては、吸引管路42に連通ずる鉗子挿
入口を管路切換装置40より後方位置に設けると、鉗子
挿入時の管路切換装置40による管路切換ができないと
いう操作上の問題がある。鉗子挿入口を管路切換装置4
0より体内挿入部側に設ければこの問題は解決されるが
、そうすると操作部14の長さが長くなってしまう、ま
た、排出管路35と吸引管路42が詰まった場合、吸引
管路42側にはブラシを挿通してこれを擦過洗浄するこ
とができるが、排出管路35側にはブラシを挿通するこ
とができない。
引除去の他、鉗子を挿入するためにも用いられるが、上
記従来装置においては、吸引管路42に連通ずる鉗子挿
入口を管路切換装置40より後方位置に設けると、鉗子
挿入時の管路切換装置40による管路切換ができないと
いう操作上の問題がある。鉗子挿入口を管路切換装置4
0より体内挿入部側に設ければこの問題は解決されるが
、そうすると操作部14の長さが長くなってしまう、ま
た、排出管路35と吸引管路42が詰まった場合、吸引
管路42側にはブラシを挿通してこれを擦過洗浄するこ
とができるが、排出管路35側にはブラシを挿通するこ
とができない。
第7図は、管路切換装置40の別の従来例を示すもので
、直線状の排出管路35と吸引管路42にそれぞれ分岐
管35a、42aを設け、この分岐管35a、42aお
よび共通吸引路44をシリンダ70に接続し、シリンダ
70内に挿入した制御シリンダ71により、共通吸引路
44を分岐管35aと分岐管42aのいずれか一方に択
一して連通させるようにしたものである。すなわち制御
シリンダ71は常時は圧縮ばね72の力により突出端に
位置していて、その壁面により、共通吸引路44と分岐
管35aおよび分岐管42aの連通を断っているが、制
御シリンダ71の開口端を指で閉塞しながら圧縮ばね7
2の力に抗してこれを押し下げると、壁面の連通孔73
が共通吸引路44を分岐管35aに連通させ、また押し
下げながら回転させると、連通孔74が共通吸引路44
と分岐管42aを連通させる。
、直線状の排出管路35と吸引管路42にそれぞれ分岐
管35a、42aを設け、この分岐管35a、42aお
よび共通吸引路44をシリンダ70に接続し、シリンダ
70内に挿入した制御シリンダ71により、共通吸引路
44を分岐管35aと分岐管42aのいずれか一方に択
一して連通させるようにしたものである。すなわち制御
シリンダ71は常時は圧縮ばね72の力により突出端に
位置していて、その壁面により、共通吸引路44と分岐
管35aおよび分岐管42aの連通を断っているが、制
御シリンダ71の開口端を指で閉塞しながら圧縮ばね7
2の力に抗してこれを押し下げると、壁面の連通孔73
が共通吸引路44を分岐管35aに連通させ、また押し
下げながら回転させると、連通孔74が共通吸引路44
と分岐管42aを連通させる。
この従来装置によると、鉗子挿入中の管路の切換、およ
び排出管路35および吸引管路42への擦過ブラシの挿
入のいずれも可能であるが、制御シリンダ71の操作が
押圧と回転の組合せであるため、誤操作が生じやすい、
さらに上記従来の管路切換装置40はいずれも、操作に
揺動または回転の操作が必要であるため、操作性が悪い
という問題がある。
び排出管路35および吸引管路42への擦過ブラシの挿
入のいずれも可能であるが、制御シリンダ71の操作が
押圧と回転の組合せであるため、誤操作が生じやすい、
さらに上記従来の管路切換装置40はいずれも、操作に
揺動または回転の操作が必要であるため、操作性が悪い
という問題がある。
「発明の目的」
本発明は、従来の超音波診断装置のこのような問題点を
解消し、押圧操作だけで吸引管路と排出管路の切換がで
き、しかも鉗子挿入中の管路の切換、および吸引、排出
の両管路への擦過ブラシの挿入が可能な管路切換装置を
備えた装置を得ることを目的とする。
解消し、押圧操作だけで吸引管路と排出管路の切換がで
き、しかも鉗子挿入中の管路の切換、および吸引、排出
の両管路への擦過ブラシの挿入が可能な管路切換装置を
備えた装置を得ることを目的とする。
「発明の概要」
本発明は、管路切換装置を、シリンダと、このシリンダ
内に移動可能に挿入した管路切換ピストンから構成し、
この管路切換装置のシリンダに、吸引管路と排出管路、
および吸引源に連なる共通吸引路をそれぞれ連通させて
、この管路切換ピストンの抑圧操作により、吸引、排出
の両管路の一方を択一して吸引源に連通させるようにな
し、さらに該シリンダに、上記吸引管路と排出管路のそ
れぞれと滑らかに接続され、シリンダの外側から該管内
に挿入体を挿入可能な挿入管を接続したことを特徴とし
ている。
内に移動可能に挿入した管路切換ピストンから構成し、
この管路切換装置のシリンダに、吸引管路と排出管路、
および吸引源に連なる共通吸引路をそれぞれ連通させて
、この管路切換ピストンの抑圧操作により、吸引、排出
の両管路の一方を択一して吸引源に連通させるようにな
し、さらに該シリンダに、上記吸引管路と排出管路のそ
れぞれと滑らかに接続され、シリンダの外側から該管内
に挿入体を挿入可能な挿入管を接続したことを特徴とし
ている。
「発明の実施例」
以下図示実施例について本発明を説明する。第1図ない
し第4図は本発明の実施例を示すもので、第5図、第6
図の従来装置と同一の要素には同一の符号を付している
0本発明の特徴は、管路切換装置40に存し、他の部分
は従来装置と同一である。管路切換装置40は、シリン
ダ80と、このシリンダ80に進退可能に嵌めた管路切
換ピストン81を有し、この管路切換ピストン81には
連通環状溝82と、この連通環状溝82の両側に位置す
るランド83が設けられている。84はランド83に嵌
めたOリングである。管路切換ピストン81は、シリン
ダ80の一端に螺合させたストッパリング85で抜は止
められており、ストッパリング85からの突出端に押圧
ノブ86が螺合固定されている。この押圧ノブ86とス
トッパリング85の間には、圧縮ばね87が挿入されて
いて、管路切換ピストン81をシリンダ80から突出す
る方向に付勢している。
し第4図は本発明の実施例を示すもので、第5図、第6
図の従来装置と同一の要素には同一の符号を付している
0本発明の特徴は、管路切換装置40に存し、他の部分
は従来装置と同一である。管路切換装置40は、シリン
ダ80と、このシリンダ80に進退可能に嵌めた管路切
換ピストン81を有し、この管路切換ピストン81には
連通環状溝82と、この連通環状溝82の両側に位置す
るランド83が設けられている。84はランド83に嵌
めたOリングである。管路切換ピストン81は、シリン
ダ80の一端に螺合させたストッパリング85で抜は止
められており、ストッパリング85からの突出端に押圧
ノブ86が螺合固定されている。この押圧ノブ86とス
トッパリング85の間には、圧縮ばね87が挿入されて
いて、管路切換ピストン81をシリンダ80から突出す
る方向に付勢している。
シリンダ80には、上記排出管路35と吸引管路42)
および共通吸引路44がそれぞれ連通している。共通吸
引路44はシリンダ80に直交させてこれに接続したも
のであるが、排出管路35と吸引管路42は、第3図、
第4図に示すように、シリンダ80の外周一部に滑らか
に巻かれ、シリンダ80の壁面および該管路35.42
の壁面に穿けた連通孔88.89を介してシリンダ80
内部と連通している。そして連通孔88は、圧縮ばね8
7によって管路切換ピストン81が突出しているとき、
ランド83によって閉塞される位置に開口し、連通孔8
9および共通吸引路44は、同じ管路切換ピストン81
の位置において、連通環状溝82に連通する位置に開口
している。
および共通吸引路44がそれぞれ連通している。共通吸
引路44はシリンダ80に直交させてこれに接続したも
のであるが、排出管路35と吸引管路42は、第3図、
第4図に示すように、シリンダ80の外周一部に滑らか
に巻かれ、シリンダ80の壁面および該管路35.42
の壁面に穿けた連通孔88.89を介してシリンダ80
内部と連通している。そして連通孔88は、圧縮ばね8
7によって管路切換ピストン81が突出しているとき、
ランド83によって閉塞される位置に開口し、連通孔8
9および共通吸引路44は、同じ管路切換ピストン81
の位置において、連通環状溝82に連通する位置に開口
している。
そしてこの連通孔89は、管路切換ピストン81を圧縮
ばね87の力に抗して押し込んだとき、ランド83によ
って閉塞され、このとき上記連通孔88は、連通環状溝
82に連通する。共通吸引路44は管路切換ピストン8
1の位置に関わらず常時連通環状溝82に連通している
。
ばね87の力に抗して押し込んだとき、ランド83によ
って閉塞され、このとき上記連通孔88は、連通環状溝
82に連通する。共通吸引路44は管路切換ピストン8
1の位置に関わらず常時連通環状溝82に連通している
。
シリンダ80にはさらに、排出管路35および吸引管路
42に滑らかに連続させて、それぞれ挿入管90.91
が接続されている。排出管路35側の挿入管90をブラ
シ挿入管、吸引管路42側の挿入管91を鉗子挿入管と
名付けると、ブラシ挿入管90の先端には、ブラシ挿入
口金92とその開閉栓93が設けられ、鉗子挿入管91
の先端にはルアー口金94と、その鉗子栓95が設けら
れている。
42に滑らかに連続させて、それぞれ挿入管90.91
が接続されている。排出管路35側の挿入管90をブラ
シ挿入管、吸引管路42側の挿入管91を鉗子挿入管と
名付けると、ブラシ挿入管90の先端には、ブラシ挿入
口金92とその開閉栓93が設けられ、鉗子挿入管91
の先端にはルアー口金94と、その鉗子栓95が設けら
れている。
この排出管路35とブラシ挿入管90、および吸引管路
42と鉗子挿入管91の関係は、二本のパイプをシリン
ダ80に巻き付け、両パイプの一部に孔を穿けて、シリ
ンダ80内部と連通させたものと表現することもできる
。なお96は管路切換ピストン81の軸部に穿けたエア
抜き孔である。
42と鉗子挿入管91の関係は、二本のパイプをシリン
ダ80に巻き付け、両パイプの一部に孔を穿けて、シリ
ンダ80内部と連通させたものと表現することもできる
。なお96は管路切換ピストン81の軸部に穿けたエア
抜き孔である。
上記構成の本装置はしたがって、管路切換装置40およ
び吸引操作ボタン50に操作力を加えない状態では、吸
引管路42と共通吸引路44が連通ずるが、吸引操作ボ
タン50が共通吸引路44と吸引ポンプ43の連通を断
っているため、吸引管路42に吸引力は作用しない、管
路切換ピストン81のランド83により共通吸引路44
との連通を遮断されている排出管路35にも勿論吸引力
は作用しない、この状態において、吸引操作ボタン50
を抑圧操作すると、弁部53が弁座54から離れるため
、共通吸引路44が吸引ポンプ43と連通し、吸引管路
42に吸引力が作用する。
び吸引操作ボタン50に操作力を加えない状態では、吸
引管路42と共通吸引路44が連通ずるが、吸引操作ボ
タン50が共通吸引路44と吸引ポンプ43の連通を断
っているため、吸引管路42に吸引力は作用しない、管
路切換ピストン81のランド83により共通吸引路44
との連通を遮断されている排出管路35にも勿論吸引力
は作用しない、この状態において、吸引操作ボタン50
を抑圧操作すると、弁部53が弁座54から離れるため
、共通吸引路44が吸引ポンプ43と連通し、吸引管路
42に吸引力が作用する。
よって吸引口41から体腔内の汚物を吸引することがで
きる。
きる。
次に、吸引操作ボタン50を離した状態において、管路
切換装置40の押圧ノブ86を押圧すると、ランド83
が連通孔89を閉塞して吸引管路42と共通吸引路44
の連通を断ち、今度は連通環状溝82が連通孔88を開
いて排出管路35と共通吸引路44を連通させる。した
がってこの状態において吸引操作ボタン50を押圧する
と、つまり管路切換装置40と吸引操作ボタン50の両
者を押圧すると、吸引ポンプ43の吸引力は、排出管路
35側に作用する。したがって、超音波送受信部20の
バルーン24内に液体を充填する際、バルーン24内の
空気を排出すること、およびバルーン24内に充填した
液体を吸引除去することができる。
切換装置40の押圧ノブ86を押圧すると、ランド83
が連通孔89を閉塞して吸引管路42と共通吸引路44
の連通を断ち、今度は連通環状溝82が連通孔88を開
いて排出管路35と共通吸引路44を連通させる。した
がってこの状態において吸引操作ボタン50を押圧する
と、つまり管路切換装置40と吸引操作ボタン50の両
者を押圧すると、吸引ポンプ43の吸引力は、排出管路
35側に作用する。したがって、超音波送受信部20の
バルーン24内に液体を充填する際、バルーン24内の
空気を排出すること、およびバルーン24内に充填した
液体を吸引除去することができる。
さらに、吸引管路42に鉗子や擦過ブラシを挿入する場
合、または排出管路35に擦過ブラシを挿入する場合に
は鉗子栓95または開閉栓93を外して、鉗子挿入管9
1およびブラシ挿入管90から鉗子やブラシを挿入する
ことができる。すなわち鉗子は、鉗子挿入管91から、
これに滑らかに接続された吸引管路42内に入り、ブラ
シは、ブラシ挿入管90から、同じくこれに滑らかに接
続された排出管路35内に入る。この鉗子あるいはブラ
シの挿入は、管路切換ピストン81の位置に関係なく行
なうことができるから、鉗子挿入中の管路の切換、ある
いはバルーン24内の気体または液体の吸引操作中のブ
ラシによる擦過洗浄を自由に行なうことができる。また
鉗子栓95を閉じた状態であれば、開閉栓93を開けて
ブラシを挿入した状態でも、吸引管路42から吸引する
ことができる。
合、または排出管路35に擦過ブラシを挿入する場合に
は鉗子栓95または開閉栓93を外して、鉗子挿入管9
1およびブラシ挿入管90から鉗子やブラシを挿入する
ことができる。すなわち鉗子は、鉗子挿入管91から、
これに滑らかに接続された吸引管路42内に入り、ブラ
シは、ブラシ挿入管90から、同じくこれに滑らかに接
続された排出管路35内に入る。この鉗子あるいはブラ
シの挿入は、管路切換ピストン81の位置に関係なく行
なうことができるから、鉗子挿入中の管路の切換、ある
いはバルーン24内の気体または液体の吸引操作中のブ
ラシによる擦過洗浄を自由に行なうことができる。また
鉗子栓95を閉じた状態であれば、開閉栓93を開けて
ブラシを挿入した状態でも、吸引管路42から吸引する
ことができる。
「発明の効果」
以上のように本発明装置は、超音波送受信部を覆うバル
ーン内に連通する排出管路と、体腔内汚物を吸引可能な
吸引管路を択一的に吸引源に接続 ゛する管路切換装
置が、シリンダとピストンによって構成されているため
、ワンタッチの押圧操作で管路の切換ができる。そして
シリンダには、排出管路と吸引管路にそれぞれ滑らかに
連通ずる挿入管が設けられているため、両管路が詰まっ
た場合には、ブラシを挿入して容易に擦過洗浄すること
ができ、また吸引管路には、管路切換装置の切換位置の
如何に関わらず、鉗子を挿入することができるので、鉗
子挿入中の管路の切換ができる。
ーン内に連通する排出管路と、体腔内汚物を吸引可能な
吸引管路を択一的に吸引源に接続 ゛する管路切換装
置が、シリンダとピストンによって構成されているため
、ワンタッチの押圧操作で管路の切換ができる。そして
シリンダには、排出管路と吸引管路にそれぞれ滑らかに
連通ずる挿入管が設けられているため、両管路が詰まっ
た場合には、ブラシを挿入して容易に擦過洗浄すること
ができ、また吸引管路には、管路切換装置の切換位置の
如何に関わらず、鉗子を挿入することができるので、鉗
子挿入中の管路の切換ができる。
第1図は本発明の超音波診断装置の実施例を示す要部の
断面図、第2図は同内視鏡装置全体の正面図、第3図、
第4図は第1図のm−m線、■−■線に沿う断面図、第
5図は超音波診断装置を装着した従来の内視鏡の全体の
正面図、第6図は従来の超音波診断装置の例を示す第1
図に対応する要部の断面図、第7図は従来の管路切換装
置の他の例を示す要部の断面図である。 11・・・体内挿入部、20・・・超音波送受信部。 24・・・バルーン、25・・・超音波発振子、35・
・・排出管路、40・・・管路切換装置、41・・・吸
引口、42・・・吸引管路、43・・・吸引ポンプ、4
4・・・共通吸引路、50・・・吸引操作ボタン、80
・・・シリンダ、81・・・管路切換ピストン、82・
・・連通環状溝、83・・・ランド、86・・・押圧リ
ング、87・・・圧縮ばね、88.89・・・連通孔、
90・・・ブラシ挿入管、91・・・鉗子挿入管、93
・・・開閉栓、95・・・鉗子栓。 特許出願人 旭光学工業株式会社 同代理人 三 浦 邦 夫 同 松井 茂 第1図 12区 第3図 114図 29Z5′/:/
断面図、第2図は同内視鏡装置全体の正面図、第3図、
第4図は第1図のm−m線、■−■線に沿う断面図、第
5図は超音波診断装置を装着した従来の内視鏡の全体の
正面図、第6図は従来の超音波診断装置の例を示す第1
図に対応する要部の断面図、第7図は従来の管路切換装
置の他の例を示す要部の断面図である。 11・・・体内挿入部、20・・・超音波送受信部。 24・・・バルーン、25・・・超音波発振子、35・
・・排出管路、40・・・管路切換装置、41・・・吸
引口、42・・・吸引管路、43・・・吸引ポンプ、4
4・・・共通吸引路、50・・・吸引操作ボタン、80
・・・シリンダ、81・・・管路切換ピストン、82・
・・連通環状溝、83・・・ランド、86・・・押圧リ
ング、87・・・圧縮ばね、88.89・・・連通孔、
90・・・ブラシ挿入管、91・・・鉗子挿入管、93
・・・開閉栓、95・・・鉗子栓。 特許出願人 旭光学工業株式会社 同代理人 三 浦 邦 夫 同 松井 茂 第1図 12区 第3図 114図 29Z5′/:/
Claims (3)
- (1)内視鏡の体内挿入部の先端部に、体腔内汚物を吸
引可能な吸引管路と、超音波送受信部のバルーン内に連
通する排出管路とを開口させ、操作部に、この吸引管路
と排出管路を択一して吸引源に接続する管路切換装置を
設けた体腔内超音波診断装置において、上記管路切換装
置を、シリンダと、このシリンダ内に移動可能に挿入し
た管路切換ピストンから構成し、この管路切換装置のシ
リンダに、上記吸引管路と排出管路、および吸引源に連
なる共通吸引路をそれぞれ連通させ、さらに該シリンダ
に、上記吸引管路と排出管路とにそれぞれ滑らかに連通
し、シリンダの外側から該管内に挿入体を挿入可能な挿
入管を接続したことを特徴とする体腔内超音波診断装置
。 - (2)特許請求の範囲第1項において、管路切換ピスト
ンは、ばね手段により一方に移動付勢されていて、その
移動端で吸引管路と共通吸引路を連通させており、ばね
手段に抗して移動させたとき、排出管路と共通吸引路を
連通させる体腔内超音波診断装置。 - (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、共
通吸引路と吸引源との間には、常時は両者の連通を断ち
、押圧操作時に両者を連通させる吸引操作ボタンが設け
られている体腔内超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59266822A JPS61143032A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 体腔内超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59266822A JPS61143032A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 体腔内超音波診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61143032A true JPS61143032A (ja) | 1986-06-30 |
JPH0439333B2 JPH0439333B2 (ja) | 1992-06-29 |
Family
ID=17436142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59266822A Granted JPS61143032A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 体腔内超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61143032A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005177210A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Pentax Corp | 超音波内視鏡の吸引操作装置 |
WO2014080807A1 (ja) * | 2012-11-21 | 2014-05-30 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡用流路切替弁ユニット及び内視鏡 |
-
1984
- 1984-12-18 JP JP59266822A patent/JPS61143032A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005177210A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Pentax Corp | 超音波内視鏡の吸引操作装置 |
WO2014080807A1 (ja) * | 2012-11-21 | 2014-05-30 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡用流路切替弁ユニット及び内視鏡 |
US9307890B2 (en) | 2012-11-21 | 2016-04-12 | Olympus Corporation | Endoscopic fluid passage changeover valve unit and endoscope |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0439333B2 (ja) | 1992-06-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |