JPS6114273A - 車両鋼板接合部用シ−リング材および車両鋼板接合部のシ−リング方法 - Google Patents

車両鋼板接合部用シ−リング材および車両鋼板接合部のシ−リング方法

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JPS6114273A
JPS6114273A JP13407184A JP13407184A JPS6114273A JP S6114273 A JPS6114273 A JP S6114273A JP 13407184 A JP13407184 A JP 13407184A JP 13407184 A JP13407184 A JP 13407184A JP S6114273 A JPS6114273 A JP S6114273A
Authority
JP
Japan
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parts
weight
sealing material
vehicle
sealant
Prior art date
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Pending
Application number
JP13407184A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Shimizu
清水 彝夫
Yoshitomi Yanagi
柳 佳富
Seishi Shibata
晴司 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Rubber Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Nippon Rubber Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Rubber Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Nippon Rubber Co Ltd
Priority to JP13407184A priority Critical patent/JPS6114273A/ja
Publication of JPS6114273A publication Critical patent/JPS6114273A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油付鋼板から成る車両部品の接合部におけるシ
ーリング材およびシーリング方法の改良に関する。
従来、自動車等の車両において油付鋼板から成る車両部
品を接合する工程の後に、その油分を洗浄し、その後の
塗装工程に移されるが、車両部品の接合部が錆易いこと
が指摘されてい゛た。
そこで接合部の錆を防ぐ手段として車両部品の接合すべ
き位置に常温でペースト状の合成ゴム系熱硬化性シーリ
ング材を常温で塗布しておき、しかる後車両部品を相互
に重ねてスポット溶接等により接合させて接合部にシー
リング材を介在せしめる方法が採られていた。しかしな
がらその後のシーリング材の熱硬化工程、塗装工程に先
立って行なわれる洗浄工程中に被覆されたシーリング材
が洗浄液の液温(50℃〜60℃)およびシャワー圧(
1〜5Ky/car’)によって軟化流動し流失するこ
とがある為完全なシール効果が得られないばかりか車両
部品の接合部へのシーリング材による被覆効果が期待で
きず、この部分より発錆する欠点があった。
本発明は従来の欠点を解決したものであって、第1発明
は、熱硬化を不要とし、洗浄工程中に洗浄液温およびシ
ャワー圧で軟化し、流動して剥離することがなく、油付
鋼板に対して優れた付着性を有するシーリング材を提供
することを目的とするもので、ブチルゴム10〜30重
量部と、粘着剤3〜10重量部と、軟化剤25〜40重
量部とから成ることを特徴とする。
第2発明は油付鋼板の接合すべき位置に加熱することに
よって塗布形成が容易でシーリング作業が能率的に行な
うことが出来るシーリング方法を提供することを目的と
するもので、鋼板から成る車両部品の接合すべき位置に
ブチルゴム10〜30重量部と、粘着剤3〜10重量部
と、軟化剤25〜40重ω部とから成るシーリング材を
温度140℃〜170℃に加熱しながら塗布した後車両
部品を相互に接合することを特徴とする。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明のシーリング材はブチルゴムと、例えば軟化点8
0℃〜140℃範囲の芳香族炭化水素系樹脂、脂肪族炭
化炭素樹脂のような合成樹脂或いはロジンのような天然
樹脂を粘着剤とし、例えばポリブテン、プロセスオイル
、可塑剤等を軟化剤としたものから成るものであって、
夫々の酔はブチルゴムを10〜30重量部、粘着剤を3
〜10重量部、軟化剤を25〜40重量部の範囲とする
ものである。即ちブチルゴムにおいてはその色が30重
部を超すと加熱しながら塗布の除用いる加熱吐出機の吐
出口よりシーリング材の吐出が困難となる傾向を有し、
10重量部以下では耐水性および気密性が低下する傾向
を有する。粘着剤においては10重量部を超すと耐熱性
が低下し、3重量部以下では車両部品への付着性が低下
する傾向を有し、また軟化剤においては40重開部を超
えると軟化し洗浄工程中に流動し易くなり、25重量部
以下では硬くなり塗布の際加熱吐出機を用いる場合では
その吐出口よりシーリング材の吐出が困難となる。尚軟
化剤としてはブチルゴムとの相溶性、シーリング材とし
ての耐水性、耐候性等を考慮するとポリブテンを用いる
0とが好、ましい・                
 、ブチルゴム、粘着剤、軟化剤について夫々を前記範
囲内°で取捨選択してシーリング材を作成すれば、油付
鋼板に対して優れた付着性を有しかつ温度140℃以上
で容易に塗布できるJ:う軟化流動する非硬化型のシー
リング材が得られる。
尚シーリング材の硬さはシーリング材を加熱しながら塗
布するのでその加熱温度、塗布スピード、塗布量等を考
慮すると常温においてJISに2808針人度計におけ
る針入度値が30〜200の範囲が好ましい。
この範囲におけるシーリング材は温度140℃〜170
℃に加熱すると加熱吐出機より容易に塗布形成できる流
動性を備え油付鋼板から成る車両部品のシーリング材を
塗布すべき位置へ所定形状、所定厚み、所定量を塗布す
ることができる。かくして塗布後自然に放置して置くだ
けで前記の硬さに固まり、シーリング材中に含有してい
るブチルゴムが鋼板の表面に施されている油分を吸収す
ると共に、含有している粘着剤によって車両部品に対し
て優れた付着性が得られ接合部にシーリング材が確実に
被覆されるから、洗浄工程の際洗浄液温(50℃〜60
℃)およびシャワー圧(1〜5Kg/cM)に対して軟
化することがないので流動せずに車両部品に被覆された
状態を維持するので洗浄工程後の工程も容易に行ない得
る。またこのシーリング材は常に付着性を有するからシ
ーリング材を塗布後車両部品を接合すべく重ね合せを確
実に行うことができ、かつ重ね合せた後も離れたり、ず
れたりす゛ることがない。
尚本発明のシーリング材に炭酸カルシウムのような増量
剤を加えてシーリング材のコストダウンを計っても良く
、その添加、量は付着性、非破化性、加熱塗布時の軟化
流動性、経済上からブチルゴムの前記量に対して25〜
40重量部が良い。また車両部品の洗浄工程後において
電着塗装を行なう□際被覆されたシーリング材の境界部
にも充分塗装できるようカーボンブラックのような導電
性に優れた材料を導電剤として添加しても良く、その添
加量は経溜上、導電性からブチルゴムの前記量に対して
9〜15重量部が良い。
勿論表面に油5が施されていない通常鋼板に対して本発
明のシーリング材およびシーリング方法を用いても良い
ことは申すまでもない。
次に実施例、比較例によって本発明を更に説明する。
(実施例) ブチルゴム         15重量部芳香族炭化水
素系樹脂(粘着剤)4重量部ポリブテン(軟化剤)  
  33重量部炭酸カルシウム(増量剤)  35重量
部カーボンブラック(導電剤) 11重量部酸化カルシ
ウム(老化防止剤) 2重量部から成り硬さ150〜1
80(JIS K2808針人度計による針入度値)を
有するシーリング材を得た。
このシーリング材を温度140’C〜170”Cに加熱
しながら加熱吐出機(米国ノードソン社製モデル50d
)を用いて油付鋼板に帯状に塗布(塗布量13g/Tr
L〜120g/m、)シ、スポット溶接にてこの鋼板を
接合した後洗浄工程および電@塗装工程を行なった。
(比較例1) 市販の自動車車両部品用の熱硬化型発泡シーリング材を
、実施例に用いた吐出機で常温塗布(塗布ff113g
/m−120g/m)する以外は実施例と同様の処理工
程を行なった。
(比較例2) 市販の自動車車両部品用の熱硬化型合成ゴムシーリング
材を実施例に用いた吐出機で常温塗布(塗布量13g/
77L〜120g/TrL)する以外は実施例と同様の
処理工程を行なった。
(比較例3) 市販の自動車車両部品用のテープ状の熱硬化型発泡シー
リング材を、油付鋼板に帯状に付着(付着量13g/T
rL〜120g/TrL)させた以外は実施例と同様の
処理工程を行なった。
前記実施例および比較例1ないし3によって得られた塗
装鋼板に対し、温度50℃の5%塩水を7時間噴霧し、
温度70℃で3時間乾燥、続いて温度50℃の5%塩水
に2時間浸漬し、常温で2時      5)間乾燥す
る試験条件を1サイクル処理として夫々に30サイクル
、40ザイクル、50サイクルで連続処理を行なった後
鋼板の接合部を分解し、シーリング材を剥し、シーリン
グ材が被覆されていた鋼板の接合部の発錆程度を調べた
結果は表の通りである。
表 評価 ◎塗布品鋼板面に発錆認められず (発錆面積比 0%) ○塗布境界部に一部発錆 (〃1〜5%)Δ塗布境界部
に発錆   (〃6〜30%)X塗布部鋼板面に発錆 
 (1131〜80%)××塗塗布錆鋼板全面発錆(8
81〜100%)この表から実施例のシーリング材は比
較例1.2.3のシーリング材に比して熱硬化処理工程
が不要であり、電着塗装後前記の如き過酷な試験条件下
に置かれ7jとしても、接合部に被覆されたシーリング
材が洗浄工程中に洗浄液温およびシャワー圧によっても
軟化流動し、流失することが無く、鋼板の表面に油が施
されていてもシーリング材の付着性に影響がなく、耐水
性、耐候性、気密性に富んでおり、優れたシール効果を
有することが確認された。
即ち接合部に被覆されたシーリング材が洗浄工程を行っ
ても長期間に亘って接合部を被覆した状態で維持されて
いることを示し、その後電着塗装を行った際シーリング
部分にも完全に塗装が行われるので比較例のような接合
部からの発錆は防止出来る。
このように本発明によるとき)2、第1発明におけるブ
チルゴム10〜30重量部、粘着剤3〜1゜重量部、軟
化剤25〜40重量部から成るシーリング材は非硬化型
のため温度140℃〜170℃の加熱によって油付鋼板
の塗布すべき位置に容易に塗布形成できる流動性を備え
、接合部に被覆されたシーリング材の優れた付着性は油
付鋼板の油分に影響されることがなく、従って接合を確
実に被覆保護することができる効果がある。また第2発
明にお【プる鋼板から成る車両部品の接合すべき位置に
ブチルゴム10〜30重量部、粘着剤3〜10重量部、
軟化剤25〜40重恒部から成る。
シーリング材を温゛度140℃〜170℃に加熱しなが
ら塗布した後車両部品を接合するようにしたので、シー
リング材をill 140℃〜110℃に加熱すること
により車両部品の接合Jべぎ位置に。
加熱吐出機を用いて所定形状、所定厚さ、所定量を容易
に塗布することができ、塗布後シーリング材中のブチル
ゴムが鋼板表面に施された油分を吸収し、かつ粘着剤に
よって優れた何着性が得られ、従って接合部にシーリン
グ作業を能率的に行うことができ、また接合部を完全に
シールすることができる等の効果を特する特許 出 願
 人 日本ゴム株式会社 他2名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブチルゴム10〜30重量部と、粘着剤3〜10
    重量部と、軟化剤25〜40重量部とから成ることを特
    徴とする車両鋼板接合部用シーリング材。
  2. (2)鋼板から成る車両部品の接合すべき位置にブチル
    ゴム10〜30重量部と、粘着剤3〜10重量部と、軟
    化剤25〜40重量部とから成るシーリング材を温度1
    40℃〜170℃に加熱しながら塗布した後車両部品を
    相互に接合することを特徴とする車両鋼板接合部のシー
    リング方法。
JP13407184A 1984-06-30 1984-06-30 車両鋼板接合部用シ−リング材および車両鋼板接合部のシ−リング方法 Pending JPS6114273A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04302259A (ja) * 1991-03-29 1992-10-26 Sharp Corp 読み取り装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927536A (ja) * 1972-05-25 1974-03-12

Patent Citations (1)

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