JPS61141579A - インク紙終端の処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、プリンタ忙係ｊｌ　％　４１　Ｋ　Ｉｌｊ順
次のインク紙を用いる熱転写式プリンタに好適なインク
紙の終端処理および検出回路に関する。

〔発明の背景〕

熱転写式プリンタにおいては、昇華性もしくは溶融性の
インクを塗布したインク紙を記録紙と重ね合わせ、感熱
ヘッドによりインクを遍択的忙記録紙忙熱転写せしめて
プリントを行なう。

一般に、インク紙は椴扱いの便のため供給１１ｉ１にロ
ール状に巻かれ、感熱ヘッド部を経由して巻＃Ｒ軸忙巻
きとられる。このようなプリンタにおいては、プリント
中にインク紙が終了すると、記録が途中で中断してしま
い、不都合である。

このため、従来の装置では、特開昭５７−６９０９５号
に記載のように１インク紙の終端よシ所定の距離の位置
に終端検知用のマークを設け、これを検知し、表示する
こと和より、操作者にインク紙の交換時期を知らせる方
式や、特開昭５７−１２９７７４号に記載のよ５　ｒｔ
ｃ　ｓ　インク紙の終端付近だけ、インクの塗布状態を
変えておき、プリントされた結果を変化させて操作者に
インク紙の交換時期を知らせる方式となっていた。

しかし、一般に１０−ル状のインク紙のように長尺の媒
体にインクを塗布し、所定量ずつ供給軸に巻（場合、一
連の塗布工程で処理されるインク紙の長さは供給軸忙巻
かれる菫よ〕もずっと長い。また一般にインクの塗布は
通常の印刷工程のよりな一定厘径の版胴を用いて、連続
的にかつ版胴の円周長の周期でなされる。したがうて、
供給軸に巻かれる長さ＠忙、終端検知用のマークを設け
、またはインクの塗亜状緒を変えることは、実用上困難
である。

また、上記した従来例を、例えばシアン、マセンタ、イ
エロなどの複数色のインクが順次、周期的に塗布された
カラー用のインク紙に適用し、カラープリントを得る場
合、後者の例はインク紙の終端付近では績度又は色が変
化してしまうため不都合でる〕、前者の例では、マーク
が検出された時点で行なわれている記録を完了させつる
ためＫは、マークを、実際のインク紙のＩＩｓ端から、
複数色のインクの１周期分の長さよシも長い距離だけ、
実際の終端の手＃くもうける必要があ〕、先述したイン
ク紙製造の工程上、不都合である。したがって、インク
紙を終端する場合、インク紙終端検出用の特定マーク等
をインク紙にもうけない方法がのぞましい。

一般に２つの軸の間に巻＃回された、終端検出用の特定
のマークのないリボン状担体の終端を検出する方法とし
て、リボン状担体のテンションヲ、監視する方法が知ら
れている。しかしこの場合には、テンシ田ンアーム等の
可動機構部をもうける必要がるるとともに、２つの軸の
閾の、リボン状担体の巻き回しｉ路が屈曲するため、リ
ボン状担体の装てんが困難とな）、好ましくない。

また、インク紙の終端検出は、インク紙の最後の一周期
によるプリントが、プリント結果でのｌ１１１度・色相
等、画質の変化なしに支障なくおこなわれるととも忙、
最後の一周ＭＫよるプリント結果が支障なく排紙された
後、遅滞なくおこなわれることが！ｔＬい。

以上よシ、インク紙の終端検出は、インク紙に関しては
そのインク塗布周期の周期性をそこなうことなく、プリ
ント結釆忙関しては１ｍ質の変化なく、また機能におい
ては最後の１板のプリントがなされた直後におこなわれ
るのがのぞましい。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、前記した不都合を解消し、特に一定の
周期でインクが塗布されたインク紙の終端処理回路を提
供することに′６る。

〔発明の概要〕

本発明ではプリンタの構成・配置とインク塗布の周期性
に着目し、これらと、インク紙の終端位置の関係を特定
するととによシ上記した目的を達成した。すなわち、本
発明はインク紙の供給軸の回転の有無と、先頭マーカ有
無の検出を行なうことによシ、インク紙の終端を検出し
、警告等を行なうコントローラを設けたことを特徴とす
る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を実施例によシ説明する。第１凶は本発明
で用いられるインク紙１の展開−であシ、シアン（Ｃｙ
）、マ（ン夕（Ｍ）、イエロ（Ｙｅ）３色の、熱昇華性
、熱溶融性などの転写インク２が塗布されておシ、この
１に布面が周期的に〈シかえされて複数面形成され、帯
状になっている。１周期の先頭には、光学的又は磁気的
忙検出しうる先頭マーカ３がもうけられている。

Ｍ２凶は上記したインク紙１を用いるプリンタの構成・
配置図を示す。インク紙１は供給軸４に巻かｎており、
感熱ヘッド５な経由して巻取軸６に巻き取られる。感熱
ヘッド５は、グラテン７に巻＃回された転写紙８に対し
、インク紙１を圧接、情報に応じた発熱によプ転写イン
ク２を転写紙８に転写させてプリントをおこなう。感熱
ヘッド５に近接して、その巻取軸６側で感熱ヘッド５か
ら距離Ｃの位置に１先頭マーカ３の検出器９がもうけら
れている。検出器９は先頭マーカ３を検出すると１１′
″を、その他の場合に’Ｏ“を出力する。

供給軸４には、シャシ−（図示せず）Ｋ固足された摩擦
部材１４が接触しており、インク紙１の搬送時、インク
紙１Ｆｃパ、クテンシ曹ンを付与する。供給軸４と摩擦
部材１４とで、インク紙の供給機＃ｌ１１５を構成して
いる。供ｆ／＆ｆＩＩ臂１５と検出器９の距離は人であ
る。供給軸４には、ノ。

チ１りがもうけられた回転板１１が接続されておシ、回
転板１１の回転にともないノ、ｆ１０はノ、Ｐセン＋１
２１ｃよ〕検出されパルス列を出力する。

２０はパルス列出力の有無を判定する判定回路でめシ、
有の場合Ｋ　’１“を、無の場合に１０′″を出力する
。回転板１１．ノ、テ１０．ノ、テセンｆ１２および判
定回路２０は、供給機＄１５の動作を監視する監視装Ｔ
ｊｊｔ１５を構成する。ノ、テ１０は光学的・磁気的手
段等によ）適宜もうけられ、ノ、ｆ−七ンｆ１２にはそ
の手段に応じて、フォトカプラ１、ｍ気抵抗素子、ホー
ル素子などを用いることができる。

巻取軸６は、駆動源１６から、減速機？ｌｌ１１７．ク
ラッｆ−１８などからなる搬送機構１９を介して、イン
ク紙１にフロントテンションを付与し、インク紙１は矢
印り方向に進む。

プラテン７は、図示しない回動機構により、プリントす
ぺよ清報に応じた早さで矢印Ｅ方向に回動する。

上記した構成の動作を説明する。第２凶は、ｌｌｉｌ面
のプリントが終了し、記録紙８を覗シ出す直前の状態で
ある。この状態では、インク紙１に吃うけられた先頭マ
ーカ３は、感熱ヘッド５・よシも供給ａｌ構１５側にあ
る。プリントされた記録、５８は図示しない排紙機４に
よシ取シ出さ几１回のプリントが終了する。

次にインク紙１の頭出し忙ついて説明する。

インク紙１は前述のように三種類のインクが連続して塗
付しであるため、プリントを行なう前に先頭位置を合わ
せておかないと正確な色再現が行なわれない。そのため
、１回のプリント終了直後、又はプリント直前に先頭マ
ーカ３と検出器９を用いて先頭合わせな行なう。

コントローラ２１は駆動源１６に駆動信号を送り、イン
ク紙１をＤ方向に搬送する。このと？検出器９は先頭マ
ーカを検出していないのでＯａを出力している。一方判
定回路２０は供給軸４０回転を検出し、’１”の信号を
出力している。

次にインク紙１が搬送さｎ先頭マーカ３が第３凶に示す
よ５に検出器９の位置まで来ると、検出器９の出力は’
１”Ｋ反転する。コントローラ２１は、検出器９０″０
１から１１″ｌへの反転を検出することによ）頭出し終
了と判断し、駆＃源１６の回転を停止させる。

以上でインク紙１０頭出し作業が成子する。

次に１プリントを繰返し、記録紙の終端に来た場合につ
いて説明する。

前記の説明と同様に頭出しを行なりていくと、ｉ１！４
凶に示すようにインク紙１の終端１ａが供給軸４から離
れて、インク紙１によ少引張られることによシ回転して
いた供給軸４は、摩ｍＳ材１４によシ停止し、ノ、ｆ−
センチの出力は１１″１から１０１に反転する。

このとき、インク紙１の先頭マーカ３から終端１ａまで
の距離Ｂは、供給伝・検出器間の距）１１！Ａよ〕も小
さく設定されている。すなわちＢ〈Ａであるので、終端
１４が供給軸４から離れたと＃虻は、検出器９の出力は
依然１０＆′である。

コントローラ２１は、検出器９の出力が０１であり、判
定回路２０の出力が１１′″から１０″′に反転したこ
とを検出すると、駆＃源１６０回転を停止すると共に、
警告装置１１２２によ〕インク紙の終了な警告する。

ここで、終端機ｔＢ時忙駆１ｌｌｌｌ源１６の回転を停
止するのは、インク紙１が巻取軸６に巻き取られてしま
い、感熱ヘッド５がＩＩ接記録紙８．１ラテン７に接触
することによシ損傷を受けるのを防止するためである。

なお、判定回路２０によってパルス列の有無を判定する
場合には、時間遅ｒＬＴが発生する場合がある。このよ
うな場合忙は搬送４！！構１９によるインク紙１の搬送
速度なＶとすると、インク紙１が終端に至）、供給軸４
が停止しても、インク紙１は上記した判断が成立するま
でに、少なくとも距１１＃ｉＶＴたけは搬送される。従
がって、ＶＴが大きい場合にはＢＡＡ−ＶＴとすること
により、正確な判定が行なえる。

本実施例では、供給転４の回転検出と先頭マーカの検出
を行なっているので、インク紙が、途中で破断した場合
にも同様にして警告を行なりことがでよる。インク紙が
破断すると給供軸４０回転が止まるので、終端検出と同
様にしてコントローラ２１は警告を行なう。

また、頭出し終了時には、判定回路２０の出力が１０′
″であシ、検出器９の出力は１１”となる。

したがって、この条件を判定することＫよシ頒出し終了
の表示を行なうこともできる。

、また、上記した実施例においては、搬送ａ構によるフ
ロントテンションの方を、供給＋Ｓ構によるバックテン
シ１ンよりも大きくすることによシ、インク紙１の搬送
が５１徒となるが、インク紙１の終端が供＃！Ｉ簿１３
からはなれた時にパ、クテンシミンはＯＫｌにシ、イン
ク紙１の移動速度Ｖが大きくなってしまい、先頭マーカ
３の検出に際して、実用上不都合を生ずる場合がめる。

このような場合にはフロントテンションをパックテンシ
ョンよ）も小さく設定しなければならない。このように
フロントテンションがパ、クテンシシンよ）も小さな場
合には、インク紙１の搬送時にも、ｇ熱ヘッド５をイン
ク紙１を介してプラテン７ｔＣｊＥ接せしめると共に、
プラテン７を矢印Ｅ方向忙回、′ａさせることにより搬
送をおこなう。この場合、インク紙１の終端１ａが供給
機構１５から離ｎ１パックデンジシンがなくなっても、
インク紙１はプラテン７の回動にともなって所定の速度
で搬送さｎ、先頭マーカ３の安定な検出が可能であるが
、このよう忙インク紙１の搬送機構忙、感熱ヘッドとプ
ラテンが含まれる場合にも、感熱ヘッド５と検出器９と
の間の距離Ｃが、先頭マーカ３とインク、＃ｌＥ１の終
端１ａとの距離Ｂよシも大きいと、やはシインク紙１の
終端１αが感熱ヘッド５からはなれた時忙、インク紙１
にかかる力はフロントテンションのみとなり、インク紙
１の移動速度Ｖが大きくなカ、好ましくない。すなわち
、ＣくＢとなるようにＢｔ？設定することによシ、終端
を安定に判別でよる。

なお、上記した実施例では先頭マーカ３を、インク２と
は別の領域として示したが、インク紙１１Ｃ複数色のイ
ンク２が周期的に塗布されている場合、１周期内の先頭
色のインク塗布部の先端を、先頭色に対する補色のフィ
ルタをそなえたフォノカブ２によシ検出する。又は１Ｒ
期毎忙塗布部のすきまを大ま＜シ、すきまの通過時間を
検出する等、マーカ３以外にも周期性を判別でよる手段
により代替させることができる。

また、インクが単色の場合忙は、塗布部に周期的なすき
まをもうけ、このす＃まを先頭マーカ６として利用する
ことができる。

なお、本実施例ではインク紙１を直線状釦図示したが、
感熱ヘッド５の形状、各種機構の配ｒＩｔ咎によっては
、インク紙の搬送経路を、ローラー等によシ適宜折れ線
状に＠成することもできる。

〔発明の効果〕

以上説明したごとく、木兄１ｉＡＫよれば周期的に又は
順次にインクが塗布されたインク紙の周期性をそごなり
ことなく、インク紙の終端位置を周期の先端からの距離
を特定することｋよシ、確実にインク紙の終端を検出で
よる。したがって、長尺の連続したインク紙から、任意
の周期数の長さ忙インク紙を切シ出すことができるため
、例えば、２０枚プリント用のインク紙と５０枚プリン
ト用のインク紙を、インク塗布時には全く区別なく塗布
することができるなど、インク紙製造上、経済性が高い
。

また、終端であることが検出される直前まで、インク塗
布の周期性は全くそこなわれていないため、使用Ｋ１１
ｉｌｔ、ては最後まで色や一度の変化のないグ９ントが
得られる５ＩＪ釆をもつ。

【図面の簡単な説明】

第１図はインク紙の展開図、第２図は本発明１・・・イ
ンク紙、５・・・先頭マーカ、４・・・供給軸、６・・
・巻取軸、５・・・感熱ヘッド、９・・・検出器、１３
・・・監視装置、２１・・・コントローラ。 第　１　図 第２図 第３図 第４図

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）感熱ヘッドと、少なくとも１色の転写インクを周
   期的に塗布された帯状のインク紙と、該インク紙を巻回
   された供給軸と、該インク紙を巻取る巻取軸と、該イン
   ク紙を該供給軸から該巻取軸に搬送する搬送機構を備え
   たプリンタにおいて、該インク紙に周期的に設けられた
   先頭マーカと、該先頭マーカの有無を検出する検出手段
   と、該供給転の回転の有無を検出する回転検出手段と、
   該検出手段および該回転検出手段の出力に応じて該イン
   ク紙の終端を検出するコントローラとを備えたことを特
   徴とするインク紙終端の処理回路。
2. （２）特許請求の範囲第１項において、前記コントロー
   ラは、前記検出手段が先頭マーカを非検出時に前記回転
   検出手段が、回転から停止を検出した場合にインク紙終
   端と判定することを特徴とするインク紙終端の処理回路
   。
3. （３）前記コントローラが、インク紙終端を検出した場
   合に、インク紙終了警告を行なう警告手段を備えたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第２項に記載
   のインク紙終端の処理回路。
4. （４）最終の先頭マーカを、インク紙終端から該最終の
   先頭マーカまでの距離Ｂが、該供給軸から該検出手段ま
   での距離Ａとの関係において、 Ｂ＜Ａ の関係を満す位置に設けたことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項ないし第４項に記載のインク紙終端の処理回
   路。
5. （５）該搬送機構の搬送速度をＶとし、検出手段、回転
   検出手段、コントローラの処理遅延時間Ｔとした場合に
   該距離Ｂが Ｂ＜Ａ−ＶＴ の関係を満すように該先頭マーカを設けたことを特徴と
   する特許請求の範囲第４項記載のインク紙終端の処理回
   路。
6. （６）特許請求の範囲第４項において、該搬送機構に該
   感熱ヘッドと対向するプラテンを設け、該感熱ヘッドと
   該検出手段との距離Ｃが、Ｃ＜Ｂの関係を満すように該
   検出手段を配置したことを特徴とするインク紙終端の処
   理回路。