JPS61140978A - プラント模擬装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はプラントの運転状態を模擬するプラント模擬装
置に関する。

（発明の技術的背景とその同層点〕 一般に電力、製鉄、化学等の大規模プラントにおいては
安全かつ効率的な運用が要求されることかう、プラント
の運転には運転員の訓練が必要不可欠なものとなってい
る。

特定のプラントの運転訓練を目的としたプラン　　　　
′ト模擬装置は、その操作臨場感を高めるために運転員
が常時接している制御盤等は実プラントのものと同型・
同機能のものが使用されている。しかしながら、より一
層の臨場感を出すためには模擬されたプラントの現在の
運転状態における状況を映像として映し出すことが望し
い。

Ｃ発明の目的〕 本発明はこのような事情に基づいてなされたちのであり
、その目的とするところは模擬プラントの現場及び周辺
環境等を運転状態に応じて映像として映し出すことがで
きるプラント模擬装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は上記の目的を達成するために、次のような構成
としたことを特徴とするものである。すなわち本発明の
プラント模擬装置は、プラントの物理的特性および制御
装置の機能を模擬し模擬されたプラントの運転状態に適
した映像を選定する演算網’８装置と、この演算制御装
置に模擬演算用データを与える指導員コンソールと、前
記演算制御ｌｆｉ置で模擬したプラント状態を表示する
とともに運転員の操作を前記演算制御装置に入力する模
擬制御盤と、あらかじめ各運転状態におけるプラントの
現場及び周辺環境等の映像を記録したビデオディスクと
、このビデオディスクに記録された映像を前記演算制御
装置からの画像選定信号に基づいて再生するビデオディ
スク再生装置と、このビデオディスク再生装置で再生さ
れた映像を映し出す工業用テレビとを具備してなるもの
である。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図および第２図は本発明の一実施例を示す図で、第
１図はプラント模擬装置の概略構成を示すブロック図で
ある。同図において符号１は模擬するプラントの制御盤
と同型・同機能の模擬制御盤で、運転員はこの模擬制御
１Ｉ１１上の各種表示ランプ、指示計器等によりプラン
トの状態を把握し、模擬制御盤１上の各種操作スイッチ
により模擬プラントの運転操作をできるようになってい
る。また図中２は入出力装置で、この入出力装置２は模
擬制御盤１からの運転員操作信号Ｕｔと指導員コンソー
ル５からの指令信号Ｉｔを演算制御装置３へ転送するも
のである。

上記演算制御装置３は模擬演算部３１と画像選定部３２
から構成され、模擬演算部３１は模擬制御ｊｌ１１から
の運転員操作信号Ｕｔを入出力装置２を介して読込み、
模擬プラントの物理的動特性の模擬演算および制御装置
の機能の模擬演算を行ない、その結果Ｏ１を入出力装置
１２を介して模擬側ｍａｉ上の各種表示ランプや指示計
器等に表示するものである。また、画像選定部３２は模
擬演算部３１で模擬された主要な模擬プラント状ＨＰｔ
を読込み、それにより現在の運転状態を判断するととも
に、工業用テレビ６に映し出すべき映像の撮影場所に関
する指令Ｑｔを工業用テレビコンソール７から入力して
現在の運転状態に適した映像をビデオディスク８の中か
ら選定し、これを画像選定信号としてビデオディスク再
生装置４へ出力するものである。

上記ビデオディスク８にはあらかじめ各運転状態におけ
るプラントの現場及び周辺環境等の映像が記録されてお
り、これら映像の先頭アドレスＳｔを呼出すことにより
ビデオディスク再生装置４で再生され、工業用テレビ６
に映し出されるようになっている。なお、前記画一選定
部３２にはあらかじめビデオディクス８上における各映
像記録部の先頭アドレスＳｔと最終アドレスＥｔが記憶
されている。

次に上記構成による本実施例の動作を説明する。

なお、通常のプラント模擬運転に関する動作は従来と同
様なのでここではその説明を割愛し、プラント状態に適
した映−を選定する動作についてのみ説明する。

第２図は画像選定部３２で行われる動作を図式化したも
ので、まず運転状態を判断するために模擬演算部３１か
ら主要な模擬プラント状態ｐｔを入力する（ステップ８
１）。ここで、画像選定部３２には例えばｎ個に分割さ
れた各運転状態０１〜０１ｎにおけるｍ箇所の現場及び
周辺環境等の場所Ｑｔｌ〜Ｑｔｌを撮影した映像が記録
されているビデオディスク８上の各映像記録部の先頭ア
ドレス５ｔｌｌ　、　・、　５ｔｌｎ　、　５ｔ２１、
−、５ｔｎｌと最終アドレスＥｔ１１　、　・、　Ｅｔ
ｌｎ　、　Ｅｔ２１　、　・。

Ｅｔｎ−がメモリに全て記録されている。

模擬演算部３１より入力された模擬プラント状！Ｐｔは
、例えば発電プラントにおける熱出力のようにその閾値
判定によりプラントの運転状態を判断できるものとする
。つまり、ＰｔＯ＜Ｐｔ＜Ｐｔ１ならば運転状１１０１
　、Ｐｔ１≦Ｐｔ＜Ｐｔ２ならば運転状態０２　、ｐｔ
ｊ−ｉ≦Ｐｔ、＜Ｐｔｊならば運転状１１０Ｊであると
判断する　（ステップ８２〜Ｓ５）。次にステップＳ６
において工業用テレビコンソール７から入力された撮影
場所０口の指定を読込み、前記閾値判定によって判断さ
れた運転状！！ＩＯｊにおける撮影場所３ｉの映像が記
録されたビデオディスク８上の先頭アドレスＳｔ＋ｊと
最終アドレスＥｔｔｊをメモリより呼出す（ステップＳ
。

７）。そして呼出した先頭アドレス３ｔ＋ｊと現在ビデ
オディスク再生装Ｗ４で再生されている映像の先頭アド
レスとを比較する（ステップＳ８）。

すなわち、前回ビデオディスク再生装置４へ出力された
先頭アドレスｓ　−ｔｔｊと比較する。ここで、５ｔｉ
ｊとＳ　−ｔｉｊが異なる場合は先頭アドレス３ｔ＋ｊ
をビデオディスク再生装置４へ出力する（ステップ５１
１）。また、３ｔ＋ｊと３−　ｔｉｊが等しい場合は現
在ビデオディスク再生装置４で再生されている映像のア
ドレスＢｔを読込み（ステップＳ９）、再生中のアドレ
スＢｔが最終アドレスＥ　ｔｉｊ以上となった場合に前
記先頭アドレス５ｔｉｊをビデオディスク再生装置４へ
出力する（ステップＳ１０．Ｓ１１＞。これにより工業
テレビ６にはビデオディスク８に記録されている先頭ア
ドレス３ｔｉｊの映ａＣｔが連続して映し出されること
になる。なお、上記動作は中止指令が入力されるまで繰
返される（ステップ　Ｓ１２゜５１３）。

このように本実施例においては運転状態に適した映像を
工業用テレビ６に映し出すことができるので、より一層
臨場感が高められ、より効果的なプラントの運転訓練を
行なうことができる。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように本発明によれば、プラン
トの物理的特性および制御装置の機能を模擬し模擬され
たプラントの運転状態に適した映像を選定する演算制御
装置と、この演算制御装置に模擬演算用データを与える
指導員コンソールと、前記演算制御装置で模擬したプラ
ント状態を表示するとともに運転員の操作を前記演算制
御装置に入力する模擬制御盤と、あらかじめ各運転状態
におけるプラントの現場及び周辺環境等の映像を記録し
たビデオディスクと、このビデオディスクに“　記録さ
れた映像を前記演算制御装置からの画像選定信号に基づ
いて再生するビデオディスク再生装置と、このビデオデ
ィスク再生装置で再生された映像を映し出す工業用テレ
ビとを具備した構成としたので、プラントの運転訓練に
有用なプラント模擬装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】 第１図および第２図は本発明の一実施例を示す図で、第
１図はプラント模擬装置のブロック図、第２図は画像選
定の動作を示す流れ図である。 １・・・模擬制御盤、２・・・入出力装置、３・・・演
算制御装置、３１・・・模擬演算部、３２・・・画像選
定部、４・・・ビデオディスク再生装置、５・・・指導
員コンソール、６・・・工業用テレビ、７・・・工業用
テレビコンソール、８・・・ビデオディスク。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラントの物理的特性および制御装置の機能を模擬し模
   擬されたプラントの運転状態に適した映像を選定する演
   算制御装置と、この演算制御装置に模擬演算用データを
   与える指導員コンソールと、前記演算制御装置で模擬し
   たプラント状態を表示するとともに運転員の操作を前記
   演算制御装置に入力する模擬制御盤と、あらかじめ各運
   転状態におけるプラントの現場及び周辺環境等の映像を
   記録したビデオディスクと、このビデオディスクに記録
   された映像を前記演算制御装置からの画像選定信号に基
   づいて再生するビデオディスク再生装置と、このビデオ
   ディスク再生装置で再生された映像を映し出す工業用テ
   レビとを具備したことを特徴とするプラント模擬装置。