JPS61140617A - 転がり軸受の潤滑構造 - Google Patents

転がり軸受の潤滑構造

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JPS61140617A
JPS61140617A JP26348884A JP26348884A JPS61140617A JP S61140617 A JPS61140617 A JP S61140617A JP 26348884 A JP26348884 A JP 26348884A JP 26348884 A JP26348884 A JP 26348884A JP S61140617 A JPS61140617 A JP S61140617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
main shaft
lubrication
bearing
sprocket
Prior art date
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Pending
Application number
JP26348884A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Takemoto
吉範 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Univance Corp
Original Assignee
Fuji Tekko Co Ltd
Fuji Iron Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Tekko Co Ltd, Fuji Iron Works Co Ltd filed Critical Fuji Tekko Co Ltd
Priority to JP26348884A priority Critical patent/JPS61140617A/ja
Publication of JPS61140617A publication Critical patent/JPS61140617A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用変速機のメインシャフト等に、ニー
ドルベアリング等の転がり軸受を介してギヤやスプロケ
ットを相対回転自在に設ける軸受構造に関し、特に転が
り軸受の潤滑構造に関する。
(従来技術) 従来、自動車等の転がり軸受の潤滑構造には、第5図や
第6図に示すようなものがある。第5図はトランスミッ
ションの一部を示す要部断面図であって、1はクラッチ
側へ伸びるメインドライブシャフト、2はプロペラシャ
フト側へ伸びるメインシャフト、3はメインドライブシ
ャフト1に固着するメインドライブギア、4はニードル
ベアリング5を介してメインシャフト2に相対回転自在
に設けられた低速主軸ギア、6とメインシャフト1に固
着するニュートラルギア、7.8は各々メインドライブ
ギア、9はニュートラルギア6にスプラインで摺動自在
に噛合するカップリングスリーブであり、図示するよう
に、カップリングスリーブ9がニュートラルギア6にの
み噛合するニュートラル位1ffNにあるときは、メイ
ンドライブシャフト1の回転力がメインシャフト2に伝
達されない。一方、カップリングスリーブ9を高速位置
H側へ摺動して、メインドライブギア3とニュートラル
ギアをカップリングスリーブ9を介して連結すると、メ
インドライブシャフト1の回転力がメインドライブギア
3を介して直接にメインシャフト2に伝達される。他方
、カップリングスリーブ9を低速位置り側へ摺動して、
低速主軸ギア4とニュートラルギア6とをカップリング
スリーブ9を介して連結すると、カウンタギア7.8で
設定された減速比で減速されたメインシャフト1の回転
力が低速主軸ギア4及びニュートラルギア6を介してメ
インシャフト2に伝達され、メインシャフト2は低速で
回転する。ここで、低速主軸ギア4をメインシャフト2
に相対回転自在に支持するニードルベアリング5へ潤滑
油を供給するために、低速主軸ギア4の側壁部の一側か
らニードルベアリング5側へ通じる複数の貫通孔10を
穿設し、トランスミッション内に飛散している潤滑油を
貫通孔10を通してニードルベアリング5に供給するよ
うにしている。第6図は2輪駆動(2WD)と4輪駆動
(4WD>の選択切換を行なうトランスファの一部を示
す要部断面図であって、11はメインシャフト、12と
メインシャフト11に固着するギア、13はニードルベ
アリング14を介してメインシャフト11に相対回転自
在に設けられたスプロケット、15はスプロケット13
にスプラインにて摺動自在に設けられたカップリングス
リーブ、16はシンクロナイザ、17は、4WDの場合
に、2WDでは駆動されなかった残りの2輪を駆動する
副軸、18は副軸17に固着されたスプロケット、19
はスプロケット13゜18の双方に噛合し、スプロケッ
ト13の回転力をスプロケット18へ伝達するチェーン
である。
かかる構成において、図示するように、カップリングス
リーブ15を2輪駆動の位置2WDにすると、スプロケ
ット13にはメインシャフト11の回転力が伝達されず
、副軸17にも伝達されない。
このため、メインシャフト11で駆動される2輪のみが
駆動されることとなって2輪駆動の状態となる。一方、
カップリングスリーブ15を4輪駆動の位a4WDへ摺
動させ、シンクロナイザ16、ギア12及びスプロケッ
ト13のいずれにも噛合させると、メインシャフト11
の回転力はギア12を介してスプロケット13に伝達さ
れ、更に、チェーン19を介してスプロケット13の回
転力がスプロケット18に伝達されて副軸17が回転す
る。従って、メインシャフト11と副軸17とによって
4輪とも駆動する4輪駆動の状態になる。
ここで、スプロケット13をメインシャフト11に相対
回転自在に支持するニードルベアリング14に潤滑油を
供給するために、スプロケット13の側壁の一側からニ
ードルベアリング14へ通じる複数の貫通孔20が穿設
され、トランスファ内に飛散した潤滑油を貫通孔20を
通して供給できるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような潤滑構造にあっては、潤滑油
を転がり軸受へ供給するのに、単にギアやスプロケット
に穿設した貫通孔だけで行なっているので、転がり軸受
に充分な潤滑油が供給されない場合がある。特に、第6
図に示すトランスファでは、2輪駆動の状態においてス
プロケット13が回転を止めるのに対し、依然としてメ
インシャフト11が高速で回転する場合には、スプロケ
ット13の貫通孔20の向きによっては、潤滑油の供給
量が不足してニードルベアリング14等が焼は付く虞れ
があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされ
たもので、転がり軸受に充分な潤滑油を供給することが
できる転がり軸受の潤滑構造を提供することを目的とし
、この目的を達成するため、自り車等のメインシャフト
等の軸にニードルベアリング等の転がり軸受を介してギ
アやスプロケット等の回動部材を相対回動自在に装着す
る軸受構造において、前記回動部材の軸部に前記転がり
軸受に向けて潤滑孔及びまたは潤滑溝を形成し、該回動
部材が回転する方向に対して該f!I滑孔及びま、  
たは潤滑溝の後側部分に、前側部分に比べて径方向外側
に突出した、例えばフィン状の突部を設け、前記回動部
材が回転する際に潤滑油が該突部によって前記潤滑孔及
びまたは潤滑溝に流入し易くして前記転がり軸受に充分
の潤滑油を供給するようにしたことを特徴としている。
(実施例) 第1図は本発明をトランスミッションに適用した場合の
一実施例を示し、第2図は第1図の八−A線断面図であ
る。これらの図において、メインシャフト2にニードル
ベアリング5を介して相対回転自在に装着されたギア4
の軸部21に、該ニードルベアリング5側へ通じる複数
の潤滑溝22が形成されている。これらの潤滑溝22に
は、ギア4が回転する方向Xに傾斜したフィン23が設
けられている。従って、ギア4が所定方向Xに回転する
と、トランスミッション内に飛散している潤滑油が、矢
印aに示すように、フィン23によってとらえられたり
、潤滑溝22へ流入し易くなったりして、ニードルベア
リング5に充分な潤滑油が供給される。
次に、第3図は本発明をトランスフ?に適用した場合の
他の実施例を示し、第4図は第3図のB−18線断面図
である。これらの図において、メインシャフト1にニー
ドルベアリング14を介して相対回転自在に装着された
スプロケット13の軸部24に、ニードルベアリング1
4側へ通じる複数の潤滑溝25が設けられている。そし
て、スプロケット13が回転する方向Yに傾斜したフィ
ン26を潤滑溝25の後側部分に設け、トランスファ内
に飛散している潤滑油が矢印すに示すように潤滑溝25
に流入し易く、ニードルベアリング14に充分な潤滑油
が供給されるようになっている。
尚、これらの実施例では、フィン23.26を合成樹脂
で形成し、潤滑溝22.25に固着するようにしたがギ
ア4とスプロケット13の軸部21.24と一体に形成
してもよい。また、ギア4とスプロケット13が回転す
る方向に対して、潤滑溝22.25よりも前側の軸部2
1.24の側端を薄くすることによって、潤滑溝22.
25の後側部分でフィン23.26と同じ効果が得られ
るようにしてもよい。更に、潤滑溝22.25の数は、
最大の潤滑効果を得るようにするためギア4あるいはス
プロケット13の回転速度に従って決めである。即ち、
ギア4あるいはスプOケツ]・13の回転速度に従って
最適な数の潤滑溝22゜25を形成しないで、多数のフ
ィン23.26を設けた場合には、多数のフィン23.
26が潤滑油を跳ね上げてしまい、潤滑油が潤滑溝22
.25に効果的に流入しなくなってしまうからである。
これらの実施例では、4個のr4滑溝22.25及びフ
ィン23.26が最適であった。更にまた、これらの実
施例では潤滑溝22.25を形成したが、潤滑孔を設け
るようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明による転がり軸受の潤滑
構造によれば、ギアやスプロケット等の回動体が回転す
るのに伴って、潤滑油が軸受に供給され易くなるので、
軸受に充分な潤滑油の供給がなされて、摩耗や摩擦抵抗
の増加が防止されると共に、焼き付は等の発生を解消す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による転がり軸受の潤滑構造をトランス
ミッションに適用した場合の一実施例を示す要部断面図
、第2図は第1図のA−A線断面図、vi3図は本発明
による転がり軸受の潤滑構造をトランスファに適用した
場合の他の実施例を示す要部断面図、第4図は第3図の
B−B線断面図、第5図は従来のトランスミッションに
おける潤滑構造を示す要部断面図、第6図は従来のトラ
ンスファにおける潤滑構造を示す要部断面図である。 2.11:メインシャフト 4:ギア 5.14:ニードルベアリング 13:スプロケット 21.24:軸部 22.25:i1Q滑溝 23.26:フィン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 自動車のメインシャフト等の軸に転がり軸受を介して回
    動部材を相対回動自在に装着する軸受構造において、 前記回動部材の軸部に前記転がり軸受に向けて潤滑孔及
    びまたは潤滑溝を形成し、該回動部材が回転する方向に
    対して該潤滑孔及びまたは潤滑溝の後側部分に、前側部
    分に比べて径方向外側に突出する突部を設けたことを特
    徴とする転がり軸受の潤滑構造。
JP26348884A 1984-12-13 1984-12-13 転がり軸受の潤滑構造 Pending JPS61140617A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4776237A (en) * 1986-07-05 1988-10-11 Ford Motor Company Thrust washer arrangement
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