JPS61140582A - ベンズオキサゾ−ル誘導体 - Google Patents
ベンズオキサゾ−ル誘導体Info
- Publication number
- JPS61140582A JPS61140582A JP26294084A JP26294084A JPS61140582A JP S61140582 A JPS61140582 A JP S61140582A JP 26294084 A JP26294084 A JP 26294084A JP 26294084 A JP26294084 A JP 26294084A JP S61140582 A JPS61140582 A JP S61140582A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- yield
- formula
- value
- pyridylmethylsulfinyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は側鎖に置換ピリジルメチルスルフィニル基を有
するベンズオキサゾール誘導体に関し、更に詳しくはカ
リウムイオン依存性アデノシントリホスファターゼ〔以
下(H” + K” ) A T Pアーゼと略す〕の
活性を特異的に阻害するベンズオキサゾール誘導体に関
する。
するベンズオキサゾール誘導体に関し、更に詳しくはカ
リウムイオン依存性アデノシントリホスファターゼ〔以
下(H” + K” ) A T Pアーゼと略す〕の
活性を特異的に阻害するベンズオキサゾール誘導体に関
する。
従来の技術
(H” + K” ) A T Pアーゼは胃小胞体ベ
シクル内において塩酸産生に関与する酵素であり、この
酵素活性を阻害する物質は抗潰瘍剤として有用であるこ
とが近年の多くの研究によシ解明されてきた(ガストロ
エンテロロジ4− : Ga5troentero−’
1ogy 1巻420頁1943年、同73巻921頁
1977年)。そして、かかる研究過程において、ベン
ズイミダゾール誘導体の一つである5−メトキシ−2−
(2−(4−メトキシ−3,5−ジメチル)ピリジルメ
チルスルフィニル〕ベンズイミダゾール(以下オメプラ
ゾールと略す)が(H++K”)ATPアーゼ活性を有
意に阻害すると報告され、現在抗潰瘍剤としての開発が
進められている(特開昭54−141783号公報、ブ
リティッシュ・メディカル・ジャーナル: Briti
shMadicalJournal 287巻12頁1
983年)。一方、ベンズオキサゾール誘導体において
2位の側鎖にイオウ原子を介してピリノン骨格を含有す
る化合物としては、抗炎症作用及び去痰作用を示す2−
(2−& リジルメチルチオ)ベンズオキサゾール(以
下化合物人と仮称する)が報告されている(特開昭58
−203965号公報、ジャーナル・オツ・メディシナ
ル・ケミストリー; Journalof Medic
inal Chemigtry26巻2号218頁19
83年)。
シクル内において塩酸産生に関与する酵素であり、この
酵素活性を阻害する物質は抗潰瘍剤として有用であるこ
とが近年の多くの研究によシ解明されてきた(ガストロ
エンテロロジ4− : Ga5troentero−’
1ogy 1巻420頁1943年、同73巻921頁
1977年)。そして、かかる研究過程において、ベン
ズイミダゾール誘導体の一つである5−メトキシ−2−
(2−(4−メトキシ−3,5−ジメチル)ピリジルメ
チルスルフィニル〕ベンズイミダゾール(以下オメプラ
ゾールと略す)が(H++K”)ATPアーゼ活性を有
意に阻害すると報告され、現在抗潰瘍剤としての開発が
進められている(特開昭54−141783号公報、ブ
リティッシュ・メディカル・ジャーナル: Briti
shMadicalJournal 287巻12頁1
983年)。一方、ベンズオキサゾール誘導体において
2位の側鎖にイオウ原子を介してピリノン骨格を含有す
る化合物としては、抗炎症作用及び去痰作用を示す2−
(2−& リジルメチルチオ)ベンズオキサゾール(以
下化合物人と仮称する)が報告されている(特開昭58
−203965号公報、ジャーナル・オツ・メディシナ
ル・ケミストリー; Journalof Medic
inal Chemigtry26巻2号218頁19
83年)。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、この化合物Aの(H” + K” )A
TPアーゼに対する阻害活性については何ら究明がなさ
れておらず、本発明者らの追試実験によれば当該活性は
皆無であることが判明した。
TPアーゼに対する阻害活性については何ら究明がなさ
れておらず、本発明者らの追試実験によれば当該活性は
皆無であることが判明した。
本発明者らは長年、(H” + K” ) A T P
アーゼ活性を阻害する物質を鋭意探索してきたところ、
ベンズオキサゾール誘導体の中で意外にも置換ピリジル
メチルスルフィニル基を側鎖に持つ化合物がかかる酵素
活性を顕著に阻害し、しかもその阻害活性がオメゾラゾ
ールと同等又はそれ以上であることを知り本発明に到達
した。
アーゼ活性を阻害する物質を鋭意探索してきたところ、
ベンズオキサゾール誘導体の中で意外にも置換ピリジル
メチルスルフィニル基を側鎖に持つ化合物がかかる酵素
活性を顕著に阻害し、しかもその阻害活性がオメゾラゾ
ールと同等又はそれ以上であることを知り本発明に到達
した。
問題点を解決するための手段
本発明によれば下記一般式〔1〕
υ
(式中 11は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜4
個のアルキル基又は炭素数1・〜4個のアルコキシ基を
表わし、Rは水素原子又はメチル基を表わし、Rは水素
原子、メチル基又はゾロ4キシ基を表わし、Rは水素原
子又はメチル基を表わす。
個のアルキル基又は炭素数1・〜4個のアルコキシ基を
表わし、Rは水素原子又はメチル基を表わし、Rは水素
原子、メチル基又はゾロ4キシ基を表わし、Rは水素原
子又はメチル基を表わす。
ただし、R、R及びRのすべてが水素原子である場合を
除く。) で示されるベンズオキサゾール誘導体が提供される。
除く。) で示されるベンズオキサゾール誘導体が提供される。
一般式CI)においてRで表わされるハロゲン原子とし
てはフッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子な
どが挙げられる。同じく、炭素数1〜4個のアルキル基
としては直鎖又は分岐状のものを含み、例えばメチル基
、エチル基、n−グロビル基、イングロビル基、n−ブ
チル基又はtert−ブチル基などが挙げられる。また
炭素数1〜4個のアルコキシ基としては直鎖又は分岐状
のものを含み、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プ
ロポキシ基、イソゾロポキシ基又は5ee−ブトキシ基
などが挙げられる。
てはフッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子な
どが挙げられる。同じく、炭素数1〜4個のアルキル基
としては直鎖又は分岐状のものを含み、例えばメチル基
、エチル基、n−グロビル基、イングロビル基、n−ブ
チル基又はtert−ブチル基などが挙げられる。また
炭素数1〜4個のアルコキシ基としては直鎖又は分岐状
のものを含み、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プ
ロポキシ基、イソゾロポキシ基又は5ee−ブトキシ基
などが挙げられる。
前記一般式[1)で示されるベンズオキサゾ−、ル誘導
体(以下単に本発明化合物〔I〕と略す)は下記一般式
〔■〕 (式中、R1、R2、R5及びR4は前記と同意義。)
で示される2−(置換ピ、リジルメチルチオ)ベンズオ
キサゾール誘導体を適当な反応溶媒の存在下に酸化剤を
用いて酸化させることにより製造することができる。反
応割合は2−(置換ピリゾルメチルチオ)ベンズオキサ
ゾール誘導体〔■〕に対して酸化剤を1.0〜1.3倍
モル量とする。使用できる酸化剤としては、例えばm−
クロロ過安息香酸、過安息香酸もしくは過酸化ベンゾイ
ルなどの過安息香酸類、過酢酸などの脂肪酸過酸化物又
はtert−プチルヒドロ過酸化物もしくは過酸化水素
などの過酸化物が挙げられるが、安定性が高いという点
においてm−クロロ過安息香酸が好ましい。適当な反応
溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム、
テトラクロロメタンもしくはテトラクロロエタンなどの
ハロダン化炭化水素類、メタノール、エタノール、プロ
・臂ノールもしくはブタノールナトのアルコール類、ベ
ンゼン、トルエンもしくはキシレンなどの芳香族炭化水
素類もしくは水又はこれらの二種以上からなる混合液が
挙げられる。しかしながら、酸化反応における選択性及
び収率面の点において、特にクロロホルムが好ましい。
体(以下単に本発明化合物〔I〕と略す)は下記一般式
〔■〕 (式中、R1、R2、R5及びR4は前記と同意義。)
で示される2−(置換ピ、リジルメチルチオ)ベンズオ
キサゾール誘導体を適当な反応溶媒の存在下に酸化剤を
用いて酸化させることにより製造することができる。反
応割合は2−(置換ピリゾルメチルチオ)ベンズオキサ
ゾール誘導体〔■〕に対して酸化剤を1.0〜1.3倍
モル量とする。使用できる酸化剤としては、例えばm−
クロロ過安息香酸、過安息香酸もしくは過酸化ベンゾイ
ルなどの過安息香酸類、過酢酸などの脂肪酸過酸化物又
はtert−プチルヒドロ過酸化物もしくは過酸化水素
などの過酸化物が挙げられるが、安定性が高いという点
においてm−クロロ過安息香酸が好ましい。適当な反応
溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム、
テトラクロロメタンもしくはテトラクロロエタンなどの
ハロダン化炭化水素類、メタノール、エタノール、プロ
・臂ノールもしくはブタノールナトのアルコール類、ベ
ンゼン、トルエンもしくはキシレンなどの芳香族炭化水
素類もしくは水又はこれらの二種以上からなる混合液が
挙げられる。しかしながら、酸化反応における選択性及
び収率面の点において、特にクロロホルムが好ましい。
反応温度は一70〜80℃、好ましくは一10〜30℃
の範囲内とし、反応時間は1分間〜72時間、好ましく
は30分間〜3時間程度とする。
の範囲内とし、反応時間は1分間〜72時間、好ましく
は30分間〜3時間程度とする。
なお、2−(置換ピリジルメチルチオ)ベンズオキサゾ
ール誘導体(U)は下記一般式(III)(式中、R1
は前記と同意義。) で示される2−メルカプトベンズオキサゾール誘導体と
下記一般式[IV) (式中、Xは塩素原子又は臭素原子を表わし、R、R及
びRは前記と同意義を表わす)で示されるピリジン誘導
体とを反応溶媒中、少量のクラウンエーテル類の存在下
又は非存在下に塩基を用いて縮合させることにより製造
することができる。反応割合は2−メルカプトベンズオ
キサゾール誘導体〔■〕に対してピリジン誘導体〔■〕
を等モル量、塩基を2.0〜2.3倍モル量とする。使
用できる塩基としては、例えば炭酸水素ナトリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム又は水
酸化カリウムなどが挙げられる。反応溶媒としては、例
えばベンゼン、トルエンもしくはキシレンなどの芳香族
炭化水素類、メタノール、エタノール、クロパノール、
ブタノール、エチレングリコール、ジエチレンクリコー
ルモジくハトリエチレングリコールなどのアルコール類
、ジメチルホルムアミドもしくはジメチルスルホキシド
などの非プロトン性極性溶媒もしくは水又はこれらの二
種以上からなる混合液が挙げられる。
ール誘導体(U)は下記一般式(III)(式中、R1
は前記と同意義。) で示される2−メルカプトベンズオキサゾール誘導体と
下記一般式[IV) (式中、Xは塩素原子又は臭素原子を表わし、R、R及
びRは前記と同意義を表わす)で示されるピリジン誘導
体とを反応溶媒中、少量のクラウンエーテル類の存在下
又は非存在下に塩基を用いて縮合させることにより製造
することができる。反応割合は2−メルカプトベンズオ
キサゾール誘導体〔■〕に対してピリジン誘導体〔■〕
を等モル量、塩基を2.0〜2.3倍モル量とする。使
用できる塩基としては、例えば炭酸水素ナトリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム又は水
酸化カリウムなどが挙げられる。反応溶媒としては、例
えばベンゼン、トルエンもしくはキシレンなどの芳香族
炭化水素類、メタノール、エタノール、クロパノール、
ブタノール、エチレングリコール、ジエチレンクリコー
ルモジくハトリエチレングリコールなどのアルコール類
、ジメチルホルムアミドもしくはジメチルスルホキシド
などの非プロトン性極性溶媒もしくは水又はこれらの二
種以上からなる混合液が挙げられる。
反応は10〜200℃、好ましくは70〜110℃の範
囲で行い、反応時間は1分間〜120時間好ましくは2
0分間〜6時間程度とする。この縮合反応は18−クラ
ウン−6又は15−クラウン−5などのクラウンエーテ
ル類の存在により有利に進行し、反応時間の短縮及び収
率の向上などの好結果を得ることができる。
囲で行い、反応時間は1分間〜120時間好ましくは2
0分間〜6時間程度とする。この縮合反応は18−クラ
ウン−6又は15−クラウン−5などのクラウンエーテ
ル類の存在により有利に進行し、反応時間の短縮及び収
率の向上などの好結果を得ることができる。
出発原料となる2−メルカプトベンズオキサゾール誘導
体(I[]は公知の方法、例えばケミッシェ・ペリヒテ
: Ch@m1schs Berichte 16巻1
825頁1883年又はオルガニック・シンセシーズ;
Organle 5ynth@ses 30巻56頁1
950年に記載された方法に準じた方法によha造する
ことができる。
体(I[]は公知の方法、例えばケミッシェ・ペリヒテ
: Ch@m1schs Berichte 16巻1
825頁1883年又はオルガニック・シンセシーズ;
Organle 5ynth@ses 30巻56頁1
950年に記載された方法に準じた方法によha造する
ことができる。
作用及び発明の効果
上述のようにして製造された本発明化合物(1)の(I
(” + K” ) A T Pアーゼ活性に対する阻
害作用及び胃酸分泌抑制作用を以下に詳述する。試験は
本発明化合物[1)の代表的化合物(以下被験化合物と
略す)をもって行った。
(” + K” ) A T Pアーゼ活性に対する阻
害作用及び胃酸分泌抑制作用を以下に詳述する。試験は
本発明化合物[1)の代表的化合物(以下被験化合物と
略す)をもって行った。
< (H” + K” ) A T Pアーゼ活性阻害
作用〉(H”+K”)ATPアーゼに対する本発明化合
物CI)の阻害作用の試験は、蛋白質量に換算して30
0〜500μgの該酵素を含有する溶液に被験化合物を
添加し、これを35〜37℃で5〜30分間反応させた
のち反応液中の(H” + K” ) ATPアーゼの
活性を測定することによシ行りた。(H+−)−K”)
ATPアーゼは豚の新鮮な胃底腺部よりサッコマニ(S
accomani )らの方法(デ・ジャーナル・オブ
・バイオロジカル・ケミストリー; TheJourn
al of Biological Ch@m1str
y 251巻23号7690頁1976年)に従って調
製したものを使用した。被験化合物はあらかじめ適尚な
アルコール類に溶解したものを用い、反応系における該
化合物の濃度が1×10 モル濃度になるように加えた
。(H” + K” ) A T Pアーゼの活性は得
られた反応液に塩化マグネシウム及び塩化カリウムを混
和し、これにアデノシン三燐酸を添加して37℃で5〜
15分間酵素反応を行い、ついで遊離してくる無機リン
酸をモリブデン酸アンモニウム試薬を用いて比色定量す
ることにより求めた。
作用〉(H”+K”)ATPアーゼに対する本発明化合
物CI)の阻害作用の試験は、蛋白質量に換算して30
0〜500μgの該酵素を含有する溶液に被験化合物を
添加し、これを35〜37℃で5〜30分間反応させた
のち反応液中の(H” + K” ) ATPアーゼの
活性を測定することによシ行りた。(H+−)−K”)
ATPアーゼは豚の新鮮な胃底腺部よりサッコマニ(S
accomani )らの方法(デ・ジャーナル・オブ
・バイオロジカル・ケミストリー; TheJourn
al of Biological Ch@m1str
y 251巻23号7690頁1976年)に従って調
製したものを使用した。被験化合物はあらかじめ適尚な
アルコール類に溶解したものを用い、反応系における該
化合物の濃度が1×10 モル濃度になるように加えた
。(H” + K” ) A T Pアーゼの活性は得
られた反応液に塩化マグネシウム及び塩化カリウムを混
和し、これにアデノシン三燐酸を添加して37℃で5〜
15分間酵素反応を行い、ついで遊離してくる無機リン
酸をモリブデン酸アンモニウム試薬を用いて比色定量す
ることにより求めた。
塩化マグネシウム、塩化カリウム及びアデノシン三燐酸
の初発濃度はそれぞれ2ミリモル濃度、20ミリモル濃
度及び2ミリモル濃度とした・比色は360〜400
nmの波長で行った。また、被験化合物の無添加の場合
における当該活性も上述と同様な操作をして測定し、こ
れを対照試験とした。結果は第1表に示すとおりであっ
た。表中、阻害効果は対照試験で得られた測定値と被験
化合物における測定値の差を求め、これを対照試験での
測定値の百分率で表示した。なお同表には上述と同様の
方法で測定したオメグラゾール及び化合物Aの(H”
+ K” ) A T Pアーゼ活性阻害作用を比較の
為併記した。
の初発濃度はそれぞれ2ミリモル濃度、20ミリモル濃
度及び2ミリモル濃度とした・比色は360〜400
nmの波長で行った。また、被験化合物の無添加の場合
における当該活性も上述と同様な操作をして測定し、こ
れを対照試験とした。結果は第1表に示すとおりであっ
た。表中、阻害効果は対照試験で得られた測定値と被験
化合物における測定値の差を求め、これを対照試験での
測定値の百分率で表示した。なお同表には上述と同様の
方法で測定したオメグラゾール及び化合物Aの(H”
+ K” ) A T Pアーゼ活性阻害作用を比較の
為併記した。
(以下余白)
〈胃酸分泌抑制作用〉
一夜絶食させたのち幽門部を結紮させた体重200g前
後のウィスター系雄性ラット5匹を一群として用い、本
発明化合物〔■〕による胃酸分泌抑制効果を試験した。
後のウィスター系雄性ラット5匹を一群として用い、本
発明化合物〔■〕による胃酸分泌抑制効果を試験した。
試験は各ラットに被験化合物を体重1 kgあたシ25
WM!の割合で十二指腸内投与し、4時間経過したのち
各ラットを屠殺して開腹し、ついで採取した胃液の総酸
度を測定することにより行った。被験化合物の投与は0
.5%カル?キシメチルセルロース水溶液に懸濁したも
のを用いて行った。胃液の総酸度は0.1規定水酸化ナ
トリウム水溶液を用い胃液のμ値が7.0になるまで滴
定することにより求めた。また、無投与群の胃液総酸度
も上述と同様に操作して測定した。結果は第2表に示す
とおりであった。表中、抑制効果は無投与群と投与群の
総酸度の差を求めζこれを無投与群の総酸度の百分率で
表示した。なお同表には比較の為上述と同様にして測定
したオメグラゾールの胃酸分泌抑制効果を併記した。
WM!の割合で十二指腸内投与し、4時間経過したのち
各ラットを屠殺して開腹し、ついで採取した胃液の総酸
度を測定することにより行った。被験化合物の投与は0
.5%カル?キシメチルセルロース水溶液に懸濁したも
のを用いて行った。胃液の総酸度は0.1規定水酸化ナ
トリウム水溶液を用い胃液のμ値が7.0になるまで滴
定することにより求めた。また、無投与群の胃液総酸度
も上述と同様に操作して測定した。結果は第2表に示す
とおりであった。表中、抑制効果は無投与群と投与群の
総酸度の差を求めζこれを無投与群の総酸度の百分率で
表示した。なお同表には比較の為上述と同様にして測定
したオメグラゾールの胃酸分泌抑制効果を併記した。
第1表及び第2表から明らかなように、本発明化合物〔
!〕はオメゾラゾールと同等又はそれ以上の顕著な(H
” + K+) A T Pアーゼ活性阻害作用に由来
する胃酸分泌抑制作用を有する。従って本発明化合物〔
■〕は抗潰瘍剤として有用な薬物であることが認められ
る。
!〕はオメゾラゾールと同等又はそれ以上の顕著な(H
” + K+) A T Pアーゼ活性阻害作用に由来
する胃酸分泌抑制作用を有する。従って本発明化合物〔
■〕は抗潰瘍剤として有用な薬物であることが認められ
る。
本発明を実施例をもって更に説明する。
実施例1
(、) 水酸化ナトリウム0.80g(0,02モル
)を溶解させたエタノール溶液50−に、5−7/l/
オロー2−メルカプトベンズオキサソー/I/1.69
、F(0,01モル)及び2−クロロメチル−3,5−
ツメチルピリジン塩酸塩x、c+29(o、otモル)
を添加し、これを2時間加熱還流し、ついで反応溶媒を
減圧留去した。得られた残留物をクロロホルム150−
に溶解し、これを5%水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し
たのち無水硫酸す) IJウムで乾燥し7た。このクロ
ロホルム溶゛液を適当量になるまで減圧濃縮し、得られ
た濃縮液を、展開溶媒としてクロロホルムを用いるシリ
カダルカラムクロマトグラフィーに付して精製し、2−
(2−(3゜5−ジメチル)ピリジルメチルチオツー5
−フルオロベンズオキサゾールz、39g(収率83.
0%)を得た。
)を溶解させたエタノール溶液50−に、5−7/l/
オロー2−メルカプトベンズオキサソー/I/1.69
、F(0,01モル)及び2−クロロメチル−3,5−
ツメチルピリジン塩酸塩x、c+29(o、otモル)
を添加し、これを2時間加熱還流し、ついで反応溶媒を
減圧留去した。得られた残留物をクロロホルム150−
に溶解し、これを5%水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し
たのち無水硫酸す) IJウムで乾燥し7た。このクロ
ロホルム溶゛液を適当量になるまで減圧濃縮し、得られ
た濃縮液を、展開溶媒としてクロロホルムを用いるシリ
カダルカラムクロマトグラフィーに付して精製し、2−
(2−(3゜5−ジメチル)ピリジルメチルチオツー5
−フルオロベンズオキサゾールz、39g(収率83.
0%)を得た。
(b) 上述のようにして得られた2 −(2−(3
゜5−ジメチル)ピリジルメチルチオツー5−フルオロ
ベンズオキサゾール1.15g(0,004モル)をク
ロロホルム5Qmに溶解し、これにm−クロロ過安息香
酸0.86g(0,005モル)を5〜10℃で徐々に
加え、同温度で1時間攪拌した。
゜5−ジメチル)ピリジルメチルチオツー5−フルオロ
ベンズオキサゾール1.15g(0,004モル)をク
ロロホルム5Qmに溶解し、これにm−クロロ過安息香
酸0.86g(0,005モル)を5〜10℃で徐々に
加え、同温度で1時間攪拌した。
この反応液にクロロホルム100rLtを注入し、得ら
れた溶液を10%炭酸ナトリウム水溶液70dを用いて
15℃で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
。このクロロホルム溶液を適当量まで減圧濃縮し、これ
をクロロホルムを展開溶媒として用いるシリカダルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、目的物を含む分画液を採
取した。この分画液を減圧乾固し、得られた固形残渣を
エチルエーテル−石油エーテル混合液で再結晶したとこ
ろ、2− (2−(3,5−ツメチル)ピリジルメチル
スルフィニル〕−5−フルオロベンズオキサゾールの無
色結晶0.30g(収率24.6%)を得た。
れた溶液を10%炭酸ナトリウム水溶液70dを用いて
15℃で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
。このクロロホルム溶液を適当量まで減圧濃縮し、これ
をクロロホルムを展開溶媒として用いるシリカダルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、目的物を含む分画液を採
取した。この分画液を減圧乾固し、得られた固形残渣を
エチルエーテル−石油エーテル混合液で再結晶したとこ
ろ、2− (2−(3,5−ツメチル)ピリジルメチル
スルフィニル〕−5−フルオロベンズオキサゾールの無
色結晶0.30g(収率24.6%)を得た。
この結晶の融点は103〜104℃であった。
IRスペクトル(KBr、cWl−’) :1060(
S=0) 元素分析値(C15H13FN202Sとして):理論
値(イ): C、59,19H、4,31N 、 9.
21実測値(イ); 59.29 4.27
9.285−フルオロ−2−メトキシベンズオキサ
ゾール(0,01モル)及び2−クロロメチル−3,5
−ジメチルピリジン塩酸塩(0,01モル)を、相応す
る2−メルカグトペンズオキサゾール誘導体(1) (
0,01モル)及びピリジン誘導体(IV)(0,01
モル)にそれぞれ変更した以外は上述実施例1とほぼ同
様に処理し、以下の実施例2〜13の化合物を製造した
。
S=0) 元素分析値(C15H13FN202Sとして):理論
値(イ): C、59,19H、4,31N 、 9.
21実測値(イ); 59.29 4.27
9.285−フルオロ−2−メトキシベンズオキサ
ゾール(0,01モル)及び2−クロロメチル−3,5
−ジメチルピリジン塩酸塩(0,01モル)を、相応す
る2−メルカグトペンズオキサゾール誘導体(1) (
0,01モル)及びピリジン誘導体(IV)(0,01
モル)にそれぞれ変更した以外は上述実施例1とほぼ同
様に処理し、以下の実施例2〜13の化合物を製造した
。
実施例2
2− (2−(3,5−ジメチル)ピリジルメチルスル
フィニル〕ベンズオキサゾール。
フィニル〕ベンズオキサゾール。
無色結晶;収量0.31g(収率27.1チ)融点=9
5〜97℃(酢酸エチル−石油エーテル)IRスペクト
ル(KBr、3″″1):1060(S=O) 元素分析値(C15H14N20□Sとして):理論値
(1); C,62,91H,4,93N、 9.
79実測値(1); 63.20 5.1
8 9.87実施例3 2− (2−(3,5−ジメチル)ピリジルメチルス/
I/ フィニルツー5−ブロモベンズオキt:/’−ル
。
5〜97℃(酢酸エチル−石油エーテル)IRスペクト
ル(KBr、3″″1):1060(S=O) 元素分析値(C15H14N20□Sとして):理論値
(1); C,62,91H,4,93N、 9.
79実測値(1); 63.20 5.1
8 9.87実施例3 2− (2−(3,5−ジメチル)ピリジルメチルス/
I/ フィニルツー5−ブロモベンズオキt:/’−ル
。
淡黄色結晶;収量0.28Ii(収率19.2チ)融点
:115〜118℃ (エチルエーテル−石油エーテル
) IRスペクトル(KBr、an−’ ):1060(S
=O) 元素分析値(C,5H1、BrN2O□Sとして):理
論値(イ); C,49,32H,3,59N、
7.67実測値■: 49.57 3.8
1 7.77実施例4 2− C2−(3,5−ジメチル)ピリジルメチルスル
フィニル〕−5−メトキシベンズオキサゾール。
:115〜118℃ (エチルエーテル−石油エーテル
) IRスペクトル(KBr、an−’ ):1060(S
=O) 元素分析値(C,5H1、BrN2O□Sとして):理
論値(イ); C,49,32H,3,59N、
7.67実測値■: 49.57 3.8
1 7.77実施例4 2− C2−(3,5−ジメチル)ピリジルメチルスル
フィニル〕−5−メトキシベンズオキサゾール。
無色結晶;収量0.36g(収率28.4チ)融点:1
03〜105℃(エチルエーテル−石油エーテル) IRスペクトル(KBr、百 )。
03〜105℃(エチルエーテル−石油エーテル) IRスペクトル(KBr、百 )。
1060(S=0)
元素分析値(C16H16N20.Sとして):理論値
(1); C,60,74H,5,10N、 8.
86実測値(イ): 60.68 5.0
3 .8.92実施例5 2−(:2−(4−メチル)ピリジルメチルスルフィニ
ル〕−5−フルオロベンズオキサゾール。
(1); C,60,74H,5,10N、 8.
86実測値(イ): 60.68 5.0
3 .8.92実施例5 2−(:2−(4−メチル)ピリジルメチルスルフィニ
ル〕−5−フルオロベンズオキサゾール。
無色結晶;収量0.31g(収率26.7%)融点:9
7〜99℃(エチルエーテル−石油エーテル) IRスイクトル(KBrtcm)# 1oso(s=o) 元素分析値(C14H1,FN20□Sとして):理論
値(至); C,57,92H,3,82N、 9
.65実測値(イ): 58.09 3.
91 9.57実施例6 2−(2−(4−メチル)ヒリジルメチルスルフィニル
〕ベンズオキサゾール。
7〜99℃(エチルエーテル−石油エーテル) IRスイクトル(KBrtcm)# 1oso(s=o) 元素分析値(C14H1,FN20□Sとして):理論
値(至); C,57,92H,3,82N、 9
.65実測値(イ): 58.09 3.
91 9.57実施例6 2−(2−(4−メチル)ヒリジルメチルスルフィニル
〕ベンズオキサゾール。
無色結晶;収量0.35g(収率32.1チ)融点:
93〜95℃(エチルエーテル−石油エーテル) IRスペクトル(KBr、α )。
93〜95℃(エチルエーテル−石油エーテル) IRスペクトル(KBr、α )。
1080(S冨0)
元素分析値(C14H12N202Sとして):理論値
(イ): C,61,74H,4,44N、10.2
9実測値(イ); 61.88 4.63
10.17実施例7 2−(2−(4−メチル)ピリジルメチルスルフィニル
)−6−クロロベンズオキサゾール。
(イ): C,61,74H,4,44N、10.2
9実測値(イ); 61.88 4.63
10.17実施例7 2−(2−(4−メチル)ピリジルメチルスルフィニル
)−6−クロロベンズオキサゾール。
無色結晶:収量0.379(収率30.2チ)融点:9
6〜98℃(酢酸エチル−シクロヘキサン) IRスペクトル(KBr、m−’ ):1080(S=
O) 元素分析値(C14H4,CtN20□Sとして):理
論値(1): C,54,81H,3,61N、
9.13実測値(イ); 55.05 3
.85 9.01去J[匹1 2−1:2−(4−メチル)ピリジルメチルスルフィニ
ル)−5−ヨードベンズオキサソール。
6〜98℃(酢酸エチル−シクロヘキサン) IRスペクトル(KBr、m−’ ):1080(S=
O) 元素分析値(C14H4,CtN20□Sとして):理
論値(1): C,54,81H,3,61N、
9.13実測値(イ); 55.05 3
.85 9.01去J[匹1 2−1:2−(4−メチル)ピリジルメチルスルフィニ
ル)−5−ヨードベンズオキサソール。
淡黄色結晶;収量0.231(収率14,4%)融点:
101〜103℃(酢酸エチル−石油エーテル) IRスペクトル(KBr+3−’ ):1080(S=
O) 元素分析値(C44H1,lN2O□Sとして):理論
値(1): C,42,22H,2,78N、 7
.04実測値(1): 42.42 3.
01 7.11実施例9 2−(2−(4−メチル)ぎりゾルメチルスルフ(ニル
] −6−5ee−ブトキシベンズオキサゾール。
101〜103℃(酢酸エチル−石油エーテル) IRスペクトル(KBr+3−’ ):1080(S=
O) 元素分析値(C44H1,lN2O□Sとして):理論
値(1): C,42,22H,2,78N、 7
.04実測値(1): 42.42 3.
01 7.11実施例9 2−(2−(4−メチル)ぎりゾルメチルスルフ(ニル
] −6−5ee−ブトキシベンズオキサゾール。
淡黄色fラス状物質;収量0.33.9(収率23.9
%) IRスペクトル(K B r r備 )。
%) IRスペクトル(K B r r備 )。
1060(S=0)
元素分析値(C18H2,N203Sとして):理論値
(イ): C,62,58H,6,13N、 8.
11実測値←): 62.79 6.34
8.02実施例10 2−(2−(4−メチル)ぎりゾルメチルスルフィニル
)−4−フルオロベンズオキサゾール。
(イ): C,62,58H,6,13N、 8.
11実測値←): 62.79 6.34
8.02実施例10 2−(2−(4−メチル)ぎりゾルメチルスルフィニル
)−4−フルオロベンズオキサゾール。
淡黄色結晶;収量0.28g(収率24.1%)融点=
98〜101℃(酢酸エチル−n−ヘキサン) IRスイクトル(KBr、3″″1):1080(S=
O) 元素分析値(C14H1,FN202Sとして):理論
値(イ): C,57,92H,3,82N、 9
.65実測値■;58.19 3.96
9.59実施例11 2−(2−(3−メチル)ピリジルメチルスルフィニル
〕−5−フルオロベンズオキサゾール。
98〜101℃(酢酸エチル−n−ヘキサン) IRスイクトル(KBr、3″″1):1080(S=
O) 元素分析値(C14H1,FN202Sとして):理論
値(イ): C,57,92H,3,82N、 9
.65実測値■;58.19 3.96
9.59実施例11 2−(2−(3−メチル)ピリジルメチルスルフィニル
〕−5−フルオロベンズオキサゾール。
無色結晶;収量0.33g(収率28.4%)融点=1
17〜119℃(エチルエーテル−石油エーテル) IRスペクト#(KBr*cIn−1):1080(S
=0) 元素分析値(C14H1,FN202Sとして):理論
値(→: C,57,92T(、3,82N、 9
.65実測値(イ); 57.84 3
.91 9.74実施例12 2− (2−(3,4,5−トリメチル)ピリジルメチ
ルスルフィニル〕−5−フルオロベンズオキサゾール。
17〜119℃(エチルエーテル−石油エーテル) IRスペクト#(KBr*cIn−1):1080(S
=0) 元素分析値(C14H1,FN202Sとして):理論
値(→: C,57,92T(、3,82N、 9
.65実測値(イ); 57.84 3
.91 9.74実施例12 2− (2−(3,4,5−トリメチル)ピリジルメチ
ルスルフィニル〕−5−フルオロベンズオキサゾール。
無色結晶;収量0,351(収率27.5 % )融点
:114〜116℃(エチルエーテル)IRスペクトル
(KBr、cm−’ ):1080(S=O) 元素分析値(C16H15N202Sとして):理論値
(イ): C,60,36H,4,75N、 8.
80実測値(4): 60.56 4.8
9 8.75実施例13 2− (: 2− (3,5−ジメチル−4−n−プロ
ポキシ)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−フルオロ
ベンズオキサゾール。
:114〜116℃(エチルエーテル)IRスペクトル
(KBr、cm−’ ):1080(S=O) 元素分析値(C16H15N202Sとして):理論値
(イ): C,60,36H,4,75N、 8.
80実測値(4): 60.56 4.8
9 8.75実施例13 2− (: 2− (3,5−ジメチル−4−n−プロ
ポキシ)ピリジルメチルスルフィニル〕−5−フルオロ
ベンズオキサゾール。
無色結晶;収量0.29g(収率20.0チ)融点:
82〜84℃(エチルエーテル−、l+−c−チル) xnス−rクトル(KBrecm−’ ) :1070
(8=O) 元素分析値(C,8H,、FN20.Sとして):理論
値■: C,59,65H,5,28N、 7.7
3実測値(至): 59.77 5.11
7.69実施例14 (a)トルエン50m1に、5−n−ブチル−2−メル
カゾトペンズオキサゾール2.07g(0,01モル)
、水酸化カリウム1.129 (0,02モル)及び1
8−クラウン−6を0.II加えて加熱下に混合し、生
成する水を共沸蒸留により除去した。
82〜84℃(エチルエーテル−、l+−c−チル) xnス−rクトル(KBrecm−’ ) :1070
(8=O) 元素分析値(C,8H,、FN20.Sとして):理論
値■: C,59,65H,5,28N、 7.7
3実測値(至): 59.77 5.11
7.69実施例14 (a)トルエン50m1に、5−n−ブチル−2−メル
カゾトペンズオキサゾール2.07g(0,01モル)
、水酸化カリウム1.129 (0,02モル)及び1
8−クラウン−6を0.II加えて加熱下に混合し、生
成する水を共沸蒸留により除去した。
仁の混合液に2−クロロメチル−4−メチルぎりジン塩
酸塩1.78g(0,01モル)を添加し、30分間加
熱還流した。得られた反応液を今後氷水中に注入し、つ
いで反応生成物をクロロホルム300dで抽出した。こ
の抽出液を5%炭酸カリラム水溶液で洗浄したのち、無
水炭酸カリウムで乾燥し、これを適当量になるまで濃縮
した。この濃縮液を、クロロホルムを展開溶媒として用
いるシIJ力rルカラムクロマトグラフィーに付して精
製したところ、2−(2−(4−メチル)ピリジルメチ
ルチオ)−5−n−ブチルベンズオキサゾール2.77
g(収率88.7%)を得た。
酸塩1.78g(0,01モル)を添加し、30分間加
熱還流した。得られた反応液を今後氷水中に注入し、つ
いで反応生成物をクロロホルム300dで抽出した。こ
の抽出液を5%炭酸カリラム水溶液で洗浄したのち、無
水炭酸カリウムで乾燥し、これを適当量になるまで濃縮
した。この濃縮液を、クロロホルムを展開溶媒として用
いるシIJ力rルカラムクロマトグラフィーに付して精
製したところ、2−(2−(4−メチル)ピリジルメチ
ルチオ)−5−n−ブチルベンズオキサゾール2.77
g(収率88.7%)を得た。
(b) 上述のようにして得られた2−(2−(4−
メチル)ピリジルメチルチオ]−5−n−ブチルベンズ
オキサゾール1.25.!i+(0,004モル)をク
ロロホルム50−に溶解し、これにm−クロロ過安息香
酸0.86g(0,005モル)を10〜15℃で徐々
に加え、同温度で30分間攪拌した。
メチル)ピリジルメチルチオ]−5−n−ブチルベンズ
オキサゾール1.25.!i+(0,004モル)をク
ロロホルム50−に溶解し、これにm−クロロ過安息香
酸0.86g(0,005モル)を10〜15℃で徐々
に加え、同温度で30分間攪拌した。
この反応液にクロロホルムioom/を注入し、得られ
た溶液を5%炭酸カリウム水溶液5011Llを用いて
15℃で洗浄したのち、無水炭酸カリウムで乾燥(7た
。このクロロホルム溶液を適当量まで減圧濃縮し、これ
をクロロホルムを展開溶媒として用いるシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、目的物を含む分画液を採
取した。ついでこの分画液を減圧乾固し、2−[:2−
(4−メチル)ピリジルメチルスルフィニル:l−5−
n−ブチルベンズオキサゾールの淡黄色ガラス状物質0
.20g(収率15.2チ)を得た。
た溶液を5%炭酸カリウム水溶液5011Llを用いて
15℃で洗浄したのち、無水炭酸カリウムで乾燥(7た
。このクロロホルム溶液を適当量まで減圧濃縮し、これ
をクロロホルムを展開溶媒として用いるシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、目的物を含む分画液を採
取した。ついでこの分画液を減圧乾固し、2−[:2−
(4−メチル)ピリジルメチルスルフィニル:l−5−
n−ブチルベンズオキサゾールの淡黄色ガラス状物質0
.20g(収率15.2チ)を得た。
IRスペクトル(KBr 、cm ) m1080(
S=O) 元素分析値(C18H2oN20□Sとして):理論値
(9g); C,65,82H,6,14N、 8
.53実測値(4); 65.99 6.
01 8.605−n−ブチル−2−メルカプト
ベンズオキサゾール(0,01モル)及び2−クロロメ
チル−4−メチルピリジン塩酸塩(0,01モル)を、
相応する2−メルカプトベンズオキサゾール誘導体(1
1[:l (0,01モル)及びピリジン誘導体〔■〕
(0,01モル)にそれぞれ変更した以外は、上述実施
例14とほぼ同様に処理し、以下の実施例15及び16
の化合物を製造した。
S=O) 元素分析値(C18H2oN20□Sとして):理論値
(9g); C,65,82H,6,14N、 8
.53実測値(4); 65.99 6.
01 8.605−n−ブチル−2−メルカプト
ベンズオキサゾール(0,01モル)及び2−クロロメ
チル−4−メチルピリジン塩酸塩(0,01モル)を、
相応する2−メルカプトベンズオキサゾール誘導体(1
1[:l (0,01モル)及びピリジン誘導体〔■〕
(0,01モル)にそれぞれ変更した以外は、上述実施
例14とほぼ同様に処理し、以下の実施例15及び16
の化合物を製造した。
実施例15
2−(2−(3−メチル)ぎり・ゾルメチルスルフィニ
ル〕−7−n−グロビルペンズオキサゾールO 淡黄色ガラス状物質;収量O,ZSg(収率22.3チ
) IRスイクトル(KBr+m−’ ) :1060(S
=O) 元素分析値(C47H18N202Sとして):理論値
(釣: C,64,94H,5,77N、 8.9
1実測値(1); 64.88 5.85
9.00実施例16 2−(2−(4−メチル)ぎりノルメチルスルフィニル
’:1−4−メチルベンズオキサソール。
ル〕−7−n−グロビルペンズオキサゾールO 淡黄色ガラス状物質;収量O,ZSg(収率22.3チ
) IRスイクトル(KBr+m−’ ) :1060(S
=O) 元素分析値(C47H18N202Sとして):理論値
(釣: C,64,94H,5,77N、 8.9
1実測値(1); 64.88 5.85
9.00実施例16 2−(2−(4−メチル)ぎりノルメチルスルフィニル
’:1−4−メチルベンズオキサソール。
無色結晶;収量0.31g(収率27.1チ)融点:9
6〜98℃(酢酸エチル−n−ヘキサン) IRス被クり/L/ (KB r * cm−’ )
m1080(S=O) 元素分析値(C15H14N202Sとして):理論値
(1): C,62,91H,4,93N、 9.
79実測値(イ); 63.18 4.7
0 9.61上述した各実施例とほぼ同様にして
以下に列記する化合物も収率5.3〜37.8チで製造
した。
6〜98℃(酢酸エチル−n−ヘキサン) IRス被クり/L/ (KB r * cm−’ )
m1080(S=O) 元素分析値(C15H14N202Sとして):理論値
(1): C,62,91H,4,93N、 9.
79実測値(イ); 63.18 4.7
0 9.61上述した各実施例とほぼ同様にして
以下に列記する化合物も収率5.3〜37.8チで製造
した。
2−(2−(4−メチル)ピリジルメチルスルフィニル
〕−7−メドキシペンズオキサゾール。
〕−7−メドキシペンズオキサゾール。
2− (2−(3,5−ジメチル)ピリジルメチルスル
フィニル)−7−ニチルペンズオキサゾール。
フィニル)−7−ニチルペンズオキサゾール。
2− C2−(3,5−ジメチル)ぎりツルメチルスル
フィニル)−5−n−fロポキシペンズオキサゾール。
フィニル)−5−n−fロポキシペンズオキサゾール。
2−(2−(3−メチル)ピリジルメチルスルフィニル
〕−6−インプローキシベンズオキサゾール。
〕−6−インプローキシベンズオキサゾール。
2− (2−(3,4,5−)ジメチル)ピリジルメチ
ルスルフィニル〕−5−メチルベンズオキサソール。
ルスルフィニル〕−5−メチルベンズオキサソール。
2− (2−(3,5−ジメチル−4−n−プロポキシ
)ピリジルメチルスルフィニル〕−6−ニトキシペンズ
オキサゾール。
)ピリジルメチルスルフィニル〕−6−ニトキシペンズ
オキサゾール。
2−(:2−(3−メチル)ピリジルメチルスルフィニ
ル〕ベンズオキサゾール。
ル〕ベンズオキサゾール。
2− (2−(3,4,5−トリメチル)ビリノルメチ
ルスルフィニル〕ベンズオキサゾール。
ルスルフィニル〕ベンズオキサゾール。
2− (2−(3,5−ツメチル−4−n−プロポキシ
)ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズオキサゾール。
)ピリジルメチルスルフィニル〕ベンズオキサゾール。
2−(2−(5−メチル)ぎりジルメチルスルフィニル
)−5−イソグロビルペンズオキサゾール。
)−5−イソグロビルペンズオキサゾール。
Claims (1)
- (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜
4個のアルキル基又は炭素数1〜4個のアルコキシ基を
表わし、R^2は水素原子又はメチル基を表わし、R^
3は水素原子、メチル基又はプロポキシ基を表わし、R
^4は水素原子又はメチル基を表わす。 ただし、R^2、R^3及びR^4のすべてが水素原子
である場合を除く。) で示されるベンズオキサゾール誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26294084A JPS61140582A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | ベンズオキサゾ−ル誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26294084A JPS61140582A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | ベンズオキサゾ−ル誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61140582A true JPS61140582A (ja) | 1986-06-27 |
JPH0430957B2 JPH0430957B2 (ja) | 1992-05-25 |
Family
ID=17382679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26294084A Granted JPS61140582A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | ベンズオキサゾ−ル誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61140582A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5441602A (en) * | 1988-12-21 | 1995-08-15 | Fmc Corporation | Process for the prevention of scale formation in wood pulp production |
JP2003014162A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-15 | Tanaka Seiki Kk | 線材保持装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6156168A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-03-20 | フアイソンズ・ピ−エルシ− | 新規化合物およびそれらの製造方法 |
-
1984
- 1984-12-14 JP JP26294084A patent/JPS61140582A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6156168A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-03-20 | フアイソンズ・ピ−エルシ− | 新規化合物およびそれらの製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5441602A (en) * | 1988-12-21 | 1995-08-15 | Fmc Corporation | Process for the prevention of scale formation in wood pulp production |
JP2003014162A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-15 | Tanaka Seiki Kk | 線材保持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0430957B2 (ja) | 1992-05-25 |
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