JPS61140544A - 脂肪酸メチルエステルの製法 - Google Patents
脂肪酸メチルエステルの製法Info
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- JPS61140544A JPS61140544A JP60277773A JP27777385A JPS61140544A JP S61140544 A JPS61140544 A JP S61140544A JP 60277773 A JP60277773 A JP 60277773A JP 27777385 A JP27777385 A JP 27777385A JP S61140544 A JPS61140544 A JP S61140544A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11C—FATTY ACIDS FROM FATS, OILS OR WAXES; CANDLES; FATS, OILS OR FATTY ACIDS BY CHEMICAL MODIFICATION OF FATS, OILS, OR FATTY ACIDS OBTAINED THEREFROM
- C11C3/00—Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom
- C11C3/003—Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom by esterification of fatty acids with alcohols
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11C—FATTY ACIDS FROM FATS, OILS OR WAXES; CANDLES; FATS, OILS OR FATTY ACIDS BY CHEMICAL MODIFICATION OF FATS, OILS, OR FATTY ACIDS OBTAINED THEREFROM
- C11C3/00—Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom
- C11C3/04—Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom by esterification of fats or fatty oils
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
U産業上の利用分野]
本発明は、遊離脂肪酸含有天然油脂の触媒エステル交換
による脂肪酸メチルエステル混合の製法に関する。
による脂肪酸メチルエステル混合の製法に関する。
[従来技術]
脂肪酸メチルエステルは、脂肪アルコールおよび他の油
脂化学製品、例えばエステルスルホネート、脂肪酸アル
カノールアミドおよび石鹸を製造するための出発物質と
して、商業的に重要な意義を獲得している。工業規模に
おいて、脂肪酸メチルエステルは、植物および動物性油
脂中に存在する種類の脂肪酸トリグリセリド混合物の触
媒エステル交換(アルコール分解)によって主に製造さ
れる。
脂化学製品、例えばエステルスルホネート、脂肪酸アル
カノールアミドおよび石鹸を製造するための出発物質と
して、商業的に重要な意義を獲得している。工業規模に
おいて、脂肪酸メチルエステルは、植物および動物性油
脂中に存在する種類の脂肪酸トリグリセリド混合物の触
媒エステル交換(アルコール分解)によって主に製造さ
れる。
はとんど全ての天然油脂は、多量の遊MHFI肪酸を含
有しており、その遊離脂肪酸含量は、原料の起源および
その沿革に依存して様々であり、はとんどの場合3重量
%を越える。
有しており、その遊離脂肪酸含量は、原料の起源および
その沿革に依存して様々であり、はとんどの場合3重量
%を越える。
天然脂肪酸トリグリセリドとアルコールのエステル交換
には、種々の方法が採用される。反応条件の選択は、ト
リグリセリド中に存在する遊離脂肪酸の量にかなり依存
して行なわれる。
には、種々の方法が採用される。反応条件の選択は、ト
リグリセリド中に存在する遊離脂肪酸の量にかなり依存
して行なわれる。
アルカリ触媒の存在下に、常圧下、25〜100℃で、
0.5〜1.0モル/Q過剰のアルコールを使用して油
脂をエステル交換して、相当する脂肪酸エステル混合物
を形成し得る。該方法は、米国特許第2,360,84
4号に、石鹸の製造方法の第1工程として記載されてい
る。実質的に水を含有せず、遊離脂肪酸含量が0.5重
量%(酸価的1に相当)以下の油脂を出発物質として使
用する限り、この無加圧アルカリ触媒エステル交換は問
題な〈実施し得る。
0.5〜1.0モル/Q過剰のアルコールを使用して油
脂をエステル交換して、相当する脂肪酸エステル混合物
を形成し得る。該方法は、米国特許第2,360,84
4号に、石鹸の製造方法の第1工程として記載されてい
る。実質的に水を含有せず、遊離脂肪酸含量が0.5重
量%(酸価的1に相当)以下の油脂を出発物質として使
用する限り、この無加圧アルカリ触媒エステル交換は問
題な〈実施し得る。
別の製法においては、アルカリまたは亜鉛触媒の存在下
に、約100バール加圧下、240℃で、7〜8モル/
I2過剰のメタノールを使用して、遊離脂肪酸含量の比
較的高い油脂をエステル交換することにより、相当する
脂肪酸メチルエステル混合物を形成し得る(ウルマン(
Ullmann)、エンライ4クロペデイー・デル・テ
ヒニシェン・ヘミ−(Enzyklopaedie d
er technischen Chemie)、第4
版、第11巻(1976)、432頁)。
に、約100バール加圧下、240℃で、7〜8モル/
I2過剰のメタノールを使用して、遊離脂肪酸含量の比
較的高い油脂をエステル交換することにより、相当する
脂肪酸メチルエステル混合物を形成し得る(ウルマン(
Ullmann)、エンライ4クロペデイー・デル・テ
ヒニシェン・ヘミ−(Enzyklopaedie d
er technischen Chemie)、第4
版、第11巻(1976)、432頁)。
高圧エステル交換に比べて、無加圧エステル交換では、
使用するメタノールの量がはるかに少なく、反応温度が
低いのでエネルギーも少なくてすむ。加えて、無加圧エ
ステル交換には、高価な加圧反応器が不要である。市販
の油脂のほとんど全てが比較的大量の水および脂肪酸を
含有しているという事実から、無加圧エステル交換の前
に、乾燥および酸価の低下を行なうことが必要で、酸価
の低下は、例えば、予備エステル化反応において、遊離
脂肪酸を相当するアリキルエステルまたはグリセロール
エステルに予備変換することによって行なう。
使用するメタノールの量がはるかに少なく、反応温度が
低いのでエネルギーも少なくてすむ。加えて、無加圧エ
ステル交換には、高価な加圧反応器が不要である。市販
の油脂のほとんど全てが比較的大量の水および脂肪酸を
含有しているという事実から、無加圧エステル交換の前
に、乾燥および酸価の低下を行なうことが必要で、酸価
の低下は、例えば、予備エステル化反応において、遊離
脂肪酸を相当するアリキルエステルまたはグリセロール
エステルに予備変換することによって行なう。
酸含有油脂の予備エステル化は、240℃/20バール
でアルカリ触媒の存在下に行ない得る(上記ウルマン、
エンツィクロペディー・デル・テヒニシェン・ヘミ−1
第4版、第11巻(1976)、432頁)。メタノー
ルを使用するこの予備エステル化方法には、やはり高価
な加圧反応器を使用することが必要である。
でアルカリ触媒の存在下に行ない得る(上記ウルマン、
エンツィクロペディー・デル・テヒニシェン・ヘミ−1
第4版、第11巻(1976)、432頁)。メタノー
ルを使用するこの予備エステル化方法には、やはり高価
な加圧反応器を使用することが必要である。
[発明の目的]
本発明の目的は、比較的大量の水および遊離脂肪酸を含
有するトリグリセリド出発物質からの脂肪酸メチルエス
テルの製造をより容易にすることである。エステル交換
の前に遊離脂肪酸の予備エステル化工程を加えることに
よって、比較的低温で、加圧反応器の必要なく両工程を
行なうことが可能である。加えて、仕上げおよび精製工
程の面から見て、エステル交換に必要な過剰のアルコー
ルの量は、可能な限り少なくすべきである。すべての点
で、脂肪酸メチルエステルは、植物または動物性油脂と
して凝集している型の出発物質からでも、安価で、エネ
ルギーを有効に消費する方法で製造される。
有するトリグリセリド出発物質からの脂肪酸メチルエス
テルの製造をより容易にすることである。エステル交換
の前に遊離脂肪酸の予備エステル化工程を加えることに
よって、比較的低温で、加圧反応器の必要なく両工程を
行なうことが可能である。加えて、仕上げおよび精製工
程の面から見て、エステル交換に必要な過剰のアルコー
ルの量は、可能な限り少なくすべきである。すべての点
で、脂肪酸メチルエステルは、植物または動物性油脂と
して凝集している型の出発物質からでも、安価で、エネ
ルギーを有効に消費する方法で製造される。
[発明の構成]
本発明によると、この目的は、遊離脂肪酸含有天然油脂
とメタノールの触媒エステル交換による脂肪酸メチルエ
ステルの製法であって、a)予備エステル化工程におい
て、アルコール相が含有する酸性エステル化触媒の存在
下に、常圧〜5バール加圧下、50〜120℃で、出発
物質中に存在する遊離脂肪酸を遊離脂肪酸に対して過剰
量で存在するメタノールでエステル化し、反応水の一部
を分離し、 b)残りの油相を、グリセロールおよびメタノールの混
合物で抽出して残留反応水を除去し、および C)処理した油相を、メタノールで、無加圧のアルカリ
触媒エステル交換反応させる製法によって達成される。
とメタノールの触媒エステル交換による脂肪酸メチルエ
ステルの製法であって、a)予備エステル化工程におい
て、アルコール相が含有する酸性エステル化触媒の存在
下に、常圧〜5バール加圧下、50〜120℃で、出発
物質中に存在する遊離脂肪酸を遊離脂肪酸に対して過剰
量で存在するメタノールでエステル化し、反応水の一部
を分離し、 b)残りの油相を、グリセロールおよびメタノールの混
合物で抽出して残留反応水を除去し、および C)処理した油相を、メタノールで、無加圧のアルカリ
触媒エステル交換反応させる製法によって達成される。
本発明による製法に適当な出発物質は、その脂肪酸含量
が本来低くないために、不利なく直接に無加圧アルカリ
触媒エステル交換反応を行ない得るものならば、事実上
すべての植物または動物性油脂である。可能な出発物質
には、とりわけ、ヤシ油、パーム核油、オリーブ油、菜
種油、綿実油、ラード、魚油および牛脂が含まれる。天
然油脂の酸価、従って遊離脂肪酸含量は、広範囲に変わ
り得る。例えば、市販の粗ヤシ油の酸価は、通例20を
越えない。他の植物性部の酸価は、lO以下(良質)か
ら20〜25(悪質)である。酸価によって評価され使
用される市販の獣脂の酸価は、約1〜40であり、それ
以上であることもあり、この値は、遊離脂肪酸台lit
〜20重量%に相当する。
が本来低くないために、不利なく直接に無加圧アルカリ
触媒エステル交換反応を行ない得るものならば、事実上
すべての植物または動物性油脂である。可能な出発物質
には、とりわけ、ヤシ油、パーム核油、オリーブ油、菜
種油、綿実油、ラード、魚油および牛脂が含まれる。天
然油脂の酸価、従って遊離脂肪酸含量は、広範囲に変わ
り得る。例えば、市販の粗ヤシ油の酸価は、通例20を
越えない。他の植物性部の酸価は、lO以下(良質)か
ら20〜25(悪質)である。酸価によって評価され使
用される市販の獣脂の酸価は、約1〜40であり、それ
以上であることもあり、この値は、遊離脂肪酸台lit
〜20重量%に相当する。
極端な場合、本発明による製法に使用する出発物質の酸
価は、60およびそれ以上のレベル達していてよい。
価は、60およびそれ以上のレベル達していてよい。
本発明による製法の工程a)において、出発物質のトリ
グリセリド混合物中に存在する遊離脂肪酸は、酸性エス
テル化触媒の存在下に、過剰のメタノールでエステル化
される。工程a)では、比較的穏やかな反応条件を選択
することにより、トリグリセリドのメタノールによるエ
ステル交換を制限された範囲で行う。トリグリセリドと
メタノールの比を、一方では、存在するエステル化すべ
き遊離脂肪酸に対してメタノールが小過剰であるように
、また他方では、反応終了時に油相とメタノール相を厳
密に分離できるように選択するのが最も良い。この目的
のために、工程a)の出発物質100容量部当たり、通
例メタノールを20〜50容量部使用する。
グリセリド混合物中に存在する遊離脂肪酸は、酸性エス
テル化触媒の存在下に、過剰のメタノールでエステル化
される。工程a)では、比較的穏やかな反応条件を選択
することにより、トリグリセリドのメタノールによるエ
ステル交換を制限された範囲で行う。トリグリセリドと
メタノールの比を、一方では、存在するエステル化すべ
き遊離脂肪酸に対してメタノールが小過剰であるように
、また他方では、反応終了時に油相とメタノール相を厳
密に分離できるように選択するのが最も良い。この目的
のために、工程a)の出発物質100容量部当たり、通
例メタノールを20〜50容量部使用する。
メタノールをより多量に使用することは、工程a)にお
けろ遊離脂肪酸のエステル化速度およびエステル化度に
正の効果を及ぼすが、天然グリセロールに対するメタノ
ールの溶解度に限度があり、所定の反応温度では一定で
ある。しかし、メタノール使用量を増すと、遊離脂肪酸
のエステル化がより速くかつ完全になることがわかって
いる。しかし、製法の経済面を考えると、過剰アルコー
ルの回収には多大な費用がかかるので、予備エステル化
反応に使用するメタノールの里は、所定のように上限を
設けることが望ましい。
けろ遊離脂肪酸のエステル化速度およびエステル化度に
正の効果を及ぼすが、天然グリセロールに対するメタノ
ールの溶解度に限度があり、所定の反応温度では一定で
ある。しかし、メタノール使用量を増すと、遊離脂肪酸
のエステル化がより速くかつ完全になることがわかって
いる。しかし、製法の経済面を考えると、過剰アルコー
ルの回収には多大な費用がかかるので、予備エステル化
反応に使用するメタノールの里は、所定のように上限を
設けることが望ましい。
予備エステル化工程a)は、通例常圧で行なう。
多くの場合、わずかに加圧して行なうことが有利であり
得る。しかし、その場合、圧力はわずか5バール以下で
、特殊な加圧反応器は不要である。
得る。しかし、その場合、圧力はわずか5バール以下で
、特殊な加圧反応器は不要である。
工程a)に適当な触媒は、主に不揮発性酸性エステル化
触媒、例えば相当するルイス酸系触媒、実質的に不揮発
性の無機酸ならびにその部分エステルおよびヘテロ多重
酸である。特に適当なエステル化触媒は、例えばメタン
スルホン酸、ナフタレンスルホン酸およびドデシルベン
ゼンスルホン酸のようなアルキル−、アリール−または
アルカリール−スルホン酸である。硫酸およびグリセロ
ールモノスルホン酸は実質的な不揮発性無機酸およびそ
の部分エステルの例として挙げられる。適当なヘテロ多
重酸は、タングステン−およびモリブデン−リン酸であ
る。これらの触媒は、通例出発物質100重量部当たり
、0.5〜5重量部の量で使用される。
触媒、例えば相当するルイス酸系触媒、実質的に不揮発
性の無機酸ならびにその部分エステルおよびヘテロ多重
酸である。特に適当なエステル化触媒は、例えばメタン
スルホン酸、ナフタレンスルホン酸およびドデシルベン
ゼンスルホン酸のようなアルキル−、アリール−または
アルカリール−スルホン酸である。硫酸およびグリセロ
ールモノスルホン酸は実質的な不揮発性無機酸およびそ
の部分エステルの例として挙げられる。適当なヘテロ多
重酸は、タングステン−およびモリブデン−リン酸であ
る。これらの触媒は、通例出発物質100重量部当たり
、0.5〜5重量部の量で使用される。
予備エステル化工程を行なうために、反応物質および触
媒を激しく攪拌しながら所定の反応温度まで加熱し、油
相の酸価が所望のレベルに低下するまでその温度に保つ
。工程C)において最善の結果を得るために、工程a)
において、油相の酸価を1以下に低下させることが好ま
しい。
媒を激しく攪拌しながら所定の反応温度まで加熱し、油
相の酸価が所望のレベルに低下するまでその温度に保つ
。工程C)において最善の結果を得るために、工程a)
において、油相の酸価を1以下に低下させることが好ま
しい。
工程a)は、バッチ式で行なっても連続的に行なっても
よい。連続的に行なう場合には、アルコールおよび油成
分を、並流および向流循環させ得る。
よい。連続的に行なう場合には、アルコールおよび油成
分を、並流および向流循環させ得る。
反応の完了後、反応混合物を40〜60’Cで攪拌せず
に静置し、油相とメタノール相に分離する。
に静置し、油相とメタノール相に分離する。
この二種の液相は、既知の方法で分離される。メタノー
ル相は、はとんどの反応水およびほとんど全ての触媒を
含有しており、触媒およびメタノールを回収するために
蒸留処理される。蒸留残分中に残る触媒をさらに精製す
ることなく、本発明による製法の工程a)での触媒とし
て再使用し得る。
ル相は、はとんどの反応水およびほとんど全ての触媒を
含有しており、触媒およびメタノールを回収するために
蒸留処理される。蒸留残分中に残る触媒をさらに精製す
ることなく、本発明による製法の工程a)での触媒とし
て再使用し得る。
本発明による製法の工程b)における1相の抽出はグリ
セロールとメタノールの重量比1 :0.25〜l:1
.25の混合物を使用して行なう。これに関連して、本
発明による製法の工程C)の無加圧アルカリ触媒エステ
ル交換において「グリセロール相」として凝集し、通例
、 グリセロール40〜70重量%、 メタノール20〜50重量%、 脂肪酸誘導体(石鹸、メチルエステル)5〜15重量%
および 遊離アルカリ0.1〜0.2重量%から成るグリセロー
ル−メタノール混合物を使用することが特に適当である
ことがわかった。このような混合物を、前処理なしに工
程b)に使用し得る。工程b)での抽出には、油相10
0重量部当たりグリセロール−メタノール混合物10〜
30重量部を用いるのがよい。
セロールとメタノールの重量比1 :0.25〜l:1
.25の混合物を使用して行なう。これに関連して、本
発明による製法の工程C)の無加圧アルカリ触媒エステ
ル交換において「グリセロール相」として凝集し、通例
、 グリセロール40〜70重量%、 メタノール20〜50重量%、 脂肪酸誘導体(石鹸、メチルエステル)5〜15重量%
および 遊離アルカリ0.1〜0.2重量%から成るグリセロー
ル−メタノール混合物を使用することが特に適当である
ことがわかった。このような混合物を、前処理なしに工
程b)に使用し得る。工程b)での抽出には、油相10
0重量部当たりグリセロール−メタノール混合物10〜
30重量部を用いるのがよい。
抽出を行なうために、所定量のグリセロール−メタノー
ル混合物を、工程a)により得られた油相に加え、その
混合物を1〜5分間激しく攪拌する。
ル混合物を、工程a)により得られた油相に加え、その
混合物を1〜5分間激しく攪拌する。
次いで、混合物を攪拌せず静置して相分離させ、抽出し
た油相を分離する。まだ存在する反応水および触媒残留
物を実質的に完全に分離するために、工程b)の全抽出
工程を常温ではなく40〜60℃で行なうことが有利で
あることがわかった。
た油相を分離する。まだ存在する反応水および触媒残留
物を実質的に完全に分離するために、工程b)の全抽出
工程を常温ではなく40〜60℃で行なうことが有利で
あることがわかった。
工程b)は、簡単な攪拌機付き容器内でバッチ式に行な
い得る。本発明による製法を連続的に行なう場合、この
工程が、攪拌機付き容器のカスケード内または固定混合
機付きカラム内で行ない得る。
い得る。本発明による製法を連続的に行なう場合、この
工程が、攪拌機付き容器のカスケード内または固定混合
機付きカラム内で行ない得る。
油相およびグリセロール−メタノール混合物を、抽出カ
ラム内で向流させてもよい。
ラム内で向流させてもよい。
本発明による製法の最終工程C)において、脱酸され、
はとんど無水のトリグリセリドを、既知の方法でメタノ
ールを使用して無加圧アルカリ触媒エステル交換させる
。工程C)は、以下の条件下で行なうのが最もよい。
はとんど無水のトリグリセリドを、既知の方法でメタノ
ールを使用して無加圧アルカリ触媒エステル交換させる
。工程C)は、以下の条件下で行なうのが最もよい。
エステル交換反応は、実質的に無水のメタノールを使用
して行なう。通例、メタノールは、反応に必要な化学量
論的債よりも50〜150%過剰に使用される。適当な
触媒は、とりわけ、アルカリ金属水酸化物、特に水酸化
ナトリウムならびに水酸化カリウム、およびアルカリ金
属アルコラード、特にナトリウムメチラートである。触
媒量測定において、問題のトリグリセリド中にまだ存在
している遊離脂肪酸残留物を考慮することが重要である
。遊離脂肪酸を中和するのに必要な組以上の量で、トリ
グリセリド100重量部当たり0゜05〜0.2重量部
の量の触媒を使用する。
して行なう。通例、メタノールは、反応に必要な化学量
論的債よりも50〜150%過剰に使用される。適当な
触媒は、とりわけ、アルカリ金属水酸化物、特に水酸化
ナトリウムならびに水酸化カリウム、およびアルカリ金
属アルコラード、特にナトリウムメチラートである。触
媒量測定において、問題のトリグリセリド中にまだ存在
している遊離脂肪酸残留物を考慮することが重要である
。遊離脂肪酸を中和するのに必要な組以上の量で、トリ
グリセリド100重量部当たり0゜05〜0.2重量部
の量の触媒を使用する。
トリグリセリド(油相)、メタノールおよび触媒の混合
物を、攪拌しながら所定の反応温度に加熱する。エステ
ル交換反応は、わずか25〜30°Cで十分急速に起こ
る。しかし、通例、エステル交換反応を50〜I00℃
、より特別には還流温度で行なうことが好ましい。
物を、攪拌しながら所定の反応温度に加熱する。エステ
ル交換反応は、わずか25〜30°Cで十分急速に起こ
る。しかし、通例、エステル交換反応を50〜I00℃
、より特別には還流温度で行なうことが好ましい。
エステル交換が所望の程度に達したならば、反応混合物
を攪拌せずに静置し、完全に相分離させる。次いで、各
相を既知の方法で分離する。メタノール含有グリセロー
ル相は、通例、既知の方法でグリセロールとメタノール
に分離する前に、本発明による製法の工程b)における
抽出剤として使用する。メチルエステル相は、既知の方
法で精製および蒸留によってさらに処理し、有機合成用
の所望の出発物質を形成する。
を攪拌せずに静置し、完全に相分離させる。次いで、各
相を既知の方法で分離する。メタノール含有グリセロー
ル相は、通例、既知の方法でグリセロールとメタノール
に分離する前に、本発明による製法の工程b)における
抽出剤として使用する。メチルエステル相は、既知の方
法で精製および蒸留によってさらに処理し、有機合成用
の所望の出発物質を形成する。
[実施例]
実施例1゜
攪拌機付き40012容器内で、ヤシ油、(酸価15
、 l)200(2(174kg)、メタ/−ル601
2(47、4kg)およびp−)ルエンスルホン酸1
、6 kgを攪拌しながら還流温度で15分間加熱した
。反応混合物を攪拌せずに約50℃に冷却すると、油相
とメタノール相に厳密に分離した。
、 l)200(2(174kg)、メタ/−ル601
2(47、4kg)およびp−)ルエンスルホン酸1
、6 kgを攪拌しながら還流温度で15分間加熱した
。反応混合物を攪拌せずに約50℃に冷却すると、油相
とメタノール相に厳密に分離した。
分離した油相(204に9:酸価0.8;水分含量0.
34重量%;メタノール含量14.1重量%)に、無加
圧アルカリ触媒エステル交換反応により生じたグリセロ
ール−メタノール混合物(グリセロール59.0重量%
;メタノール28.1重量%;脂肪酸誘導体t2,8重
量%;遊離アルカリ0゜1重量%)を50〜55℃で加
えた。この二相混合物を10分間攪拌した。攪拌後、二
相は数分間以内にはっきりと分離した。グリセロール相
を除去すると、油相(酸価0.4;水分歯10.os重
量%;メタノール含量1O16重量%月96kyが残っ
た。
34重量%;メタノール含量14.1重量%)に、無加
圧アルカリ触媒エステル交換反応により生じたグリセロ
ール−メタノール混合物(グリセロール59.0重量%
;メタノール28.1重量%;脂肪酸誘導体t2,8重
量%;遊離アルカリ0゜1重量%)を50〜55℃で加
えた。この二相混合物を10分間攪拌した。攪拌後、二
相は数分間以内にはっきりと分離した。グリセロール相
を除去すると、油相(酸価0.4;水分歯10.os重
量%;メタノール含量1O16重量%月96kyが残っ
た。
抽出した油相は、メタノール35QC27,7に9)お
よびエステル化触媒としてのナトリウムメチラート0
、3 kgと共に、攪拌しながら還流温度で30分間加
熱した。次いで反応混合物を50℃に冷却した。メタノ
ール含有グリセロール下相を分離した。結合グリセロー
ル0.4重量%、水0,02重量%およびメタノール8
.1重量%を含有する粗ヤシ油脂肪酸メチルエステル(
188に9.酸価0.04)が得られた。
よびエステル化触媒としてのナトリウムメチラート0
、3 kgと共に、攪拌しながら還流温度で30分間加
熱した。次いで反応混合物を50℃に冷却した。メタノ
ール含有グリセロール下相を分離した。結合グリセロー
ル0.4重量%、水0,02重量%およびメタノール8
.1重量%を含有する粗ヤシ油脂肪酸メチルエステル(
188に9.酸価0.04)が得られた。
結合グリセロール含量が低いことから、エステル交換が
非常に高い転化率で起こったことがわかる。この値が使
用したヤシ油の結合グリセロール含量(13,2重量%
)に基づくとすると、エステル交換中に97%の結合グ
リセロールが交換され、粗メチルエステル中には3%し
か残らなかった計算になる。
非常に高い転化率で起こったことがわかる。この値が使
用したヤシ油の結合グリセロール含量(13,2重量%
)に基づくとすると、エステル交換中に97%の結合グ
リセロールが交換され、粗メチルエステル中には3%し
か残らなかった計算になる。
比較例1
実m例1の製法に従って、p−トルエンスルホン酸1
、6 kgの存在下に、ヤシ油(酸価15.1)200
12(174に9)をl’)/−ル60&(47,4に
9)と共に65℃で攪拌しながら予備エステル化した。
、6 kgの存在下に、ヤシ油(酸価15.1)200
12(174に9)をl’)/−ル60&(47,4に
9)と共に65℃で攪拌しながら予備エステル化した。
得られた油相C2O4に9:酸価0.8;水分含量0゜
34重量%)を直接無加圧エステル交換に付した。
34重量%)を直接無加圧エステル交換に付した。
この目的のために、油相を、メタノール36.El(2
8,8kg)およびナトリウムメチラート0 、3 k
gと共に攪拌しながら還流温度で30分間加熱した。
8,8kg)およびナトリウムメチラート0 、3 k
gと共に攪拌しながら還流温度で30分間加熱した。
50℃に冷却後、メタノールおよびグリセロールを含有
する下相を分離した。結合グリセロール2゜3重量%、
水0.09重量%およびメタノール7゜9重量%を含有
する粗ヤシ油脂肪酸メチルエステル(186kf:酸価
0.04)が得られた。
する下相を分離した。結合グリセロール2゜3重量%、
水0.09重量%およびメタノール7゜9重量%を含有
する粗ヤシ油脂肪酸メチルエステル(186kf:酸価
0.04)が得られた。
この場合、すなわち実施例1に記載のように予備エステ
ル化後にグリセロール−メタノール混合物を使用して油
相の抽出を行わなかった場合、結合グリセロール含量が
比較的高いことかられかるように無加圧アルカリ触媒エ
ステル交換反応が不完全である。出発物質のグリセリド
中に結合していたグリセロールは、約83%しか交換し
なかった。
ル化後にグリセロール−メタノール混合物を使用して油
相の抽出を行わなかった場合、結合グリセロール含量が
比較的高いことかられかるように無加圧アルカリ触媒エ
ステル交換反応が不完全である。出発物質のグリセリド
中に結合していたグリセロールは、約83%しか交換し
なかった。
実施例2
実施例1の予備エステル化後に分離したメタノール相か
ら、20ミリバール加圧下、100℃でメタノールおよ
び水を除去した。残留物の分析値:イオウ7.4重量%
;水0.3重量%;酸価131.9;ケン化価277.
9゜ 残留物をメタノール(水分含量0.1重量%)6012
(47,5kg)に溶解し、ヤシ油(酸価15.1)2
0012(174に9)と共に60℃で15分間攪拌し
た。50℃に冷却後、二相を分離した。得られた油相の
分析値;水0.29重量%;メタノール15.0重量%
;酸価0.8゜ この実施例は、予備エステル化後に、メタノールおよび
反応水の蒸留によってメタノール相から使用した触媒を
容易に回収し得ることを示す。触媒の再使用時に、その
活性の低下はほとんどみられない。
ら、20ミリバール加圧下、100℃でメタノールおよ
び水を除去した。残留物の分析値:イオウ7.4重量%
;水0.3重量%;酸価131.9;ケン化価277.
9゜ 残留物をメタノール(水分含量0.1重量%)6012
(47,5kg)に溶解し、ヤシ油(酸価15.1)2
0012(174に9)と共に60℃で15分間攪拌し
た。50℃に冷却後、二相を分離した。得られた油相の
分析値;水0.29重量%;メタノール15.0重量%
;酸価0.8゜ この実施例は、予備エステル化後に、メタノールおよび
反応水の蒸留によってメタノール相から使用した触媒を
容易に回収し得ることを示す。触媒の再使用時に、その
活性の低下はほとんどみられない。
実施例3
実施例2で凝集したメタノール相を再度蒸発によって濃
縮し、その残留物を次回の予備エステル化反応に使用し
た。得られた結果は、実質的に実施例2の結果と同じで
あった。油相の分析値:水0.33重量%:メタノール
15.5重量%;酸価0.9゜ 実施例4 実施例1の製法に従って、ヤシ油(酸価15.1)20
012(174に9)をメタノール60ff(47,4
kg)と共に、メタンスルホン酸0 、8 kg存在下
、65℃で反応させた。
縮し、その残留物を次回の予備エステル化反応に使用し
た。得られた結果は、実質的に実施例2の結果と同じで
あった。油相の分析値:水0.33重量%:メタノール
15.5重量%;酸価0.9゜ 実施例4 実施例1の製法に従って、ヤシ油(酸価15.1)20
012(174に9)をメタノール60ff(47,4
kg)と共に、メタンスルホン酸0 、8 kg存在下
、65℃で反応させた。
分離した油相(204kg)を、無加圧アルカリ触媒エ
ステル交換反応により生じたグリセロールーメタノール
混合物(グリセロール55.0重量%;メタノール33
.7重量%;脂肪酸誘導体11.2重量%;遊離アルカ
リ0.1重量%)40.8kgと共に、50〜55℃で
10分間攪拌した。繰り返し相分離した後、油相の酸価
は0.5であった。
ステル交換反応により生じたグリセロールーメタノール
混合物(グリセロール55.0重量%;メタノール33
.7重量%;脂肪酸誘導体11.2重量%;遊離アルカ
リ0.1重量%)40.8kgと共に、50〜55℃で
10分間攪拌した。繰り返し相分離した後、油相の酸価
は0.5であった。
油相(tc+5kg)を、メタ/ −ル35(2(27
,7kg)およびナトリウムメチラート0 、3 kg
の存在下、65℃でエステル交換した。グリセロール0
.5重量%、水0.02重量%およびメタノール7.6
重量%を含有する粗ヤシ油脂肪酸メチルエステル(18
5に9:酸価0.04)が得られた。
,7kg)およびナトリウムメチラート0 、3 kg
の存在下、65℃でエステル交換した。グリセロール0
.5重量%、水0.02重量%およびメタノール7.6
重量%を含有する粗ヤシ油脂肪酸メチルエステル(18
5に9:酸価0.04)が得られた。
実施例5
実施例1の製法に従って、牛脂(酸価21)200Q(
174kg)を)夕/−)L、6012(47,4に9
)l:より、p−)ルエンスルホン酸1 、6 kg存
在下に予備エステル化した。反応混合物から分離した油
相を前回の無加圧アルカリ触媒エステル交換反応により
生じたグリセロール−メタノール混合物40゜8に9で
抽出した。グリセロール−エタノール混合物から分離し
た後、予備エステル化した牛脂の酸脂の酸価は0.6で
あった。
174kg)を)夕/−)L、6012(47,4に9
)l:より、p−)ルエンスルホン酸1 、6 kg存
在下に予備エステル化した。反応混合物から分離した油
相を前回の無加圧アルカリ触媒エステル交換反応により
生じたグリセロール−メタノール混合物40゜8に9で
抽出した。グリセロール−エタノール混合物から分離し
た後、予備エステル化した牛脂の酸脂の酸価は0.6で
あった。
油相(+92kg)を、メタ)−ル30QC23,7k
g)およびナトリウムメチラート0.3kgの存在下、
65℃でエステル交換し、結合グリセロール0゜4重量
%、水0.02重量%およびメタノール6゜1重量%を
含有する牛脂脂肪酸メチルエステル(185kg:酸価
0.03)を得た。
g)およびナトリウムメチラート0.3kgの存在下、
65℃でエステル交換し、結合グリセロール0゜4重量
%、水0.02重量%およびメタノール6゜1重量%を
含有する牛脂脂肪酸メチルエステル(185kg:酸価
0.03)を得た。
実施例6
実施例1の製法に従って、ヤシ油(酸価15.1)20
012(174kg)をメタノール60(!(47,4
に9)と、98重量%硫酸0 、4 kg存在下、65
℃で!5分間反応させた。
012(174kg)をメタノール60(!(47,4
に9)と、98重量%硫酸0 、4 kg存在下、65
℃で!5分間反応させた。
分離した油相(206に9.酸価0.7;水分含量0.
31重量%;メタノール含量11,3重量%)を、アル
カリ触媒エステル交換反応により生じたグリセロール−
メタノール混合物(グリセロール57.1重量%;メタ
ノール33.0重量%;脂肪酸誘導体9.8重量%;遊
離アルカリ0.1重量%)41.2に9と共に50〜5
5℃で10分間攪拌した。相分離した後、油相は、水0
.13重量%およびメタノール11.6%を含有し、そ
の酸価が0.2であった。
31重量%;メタノール含量11,3重量%)を、アル
カリ触媒エステル交換反応により生じたグリセロール−
メタノール混合物(グリセロール57.1重量%;メタ
ノール33.0重量%;脂肪酸誘導体9.8重量%;遊
離アルカリ0.1重量%)41.2に9と共に50〜5
5℃で10分間攪拌した。相分離した後、油相は、水0
.13重量%およびメタノール11.6%を含有し、そ
の酸価が0.2であった。
油相(+95kg)を、メタノール35(2(27,7
kg)およびナトリウムメチラー)0.3kgの存在下
、65℃でエステル交換した。グリセロール0.5重量
%、水0.2重量%およびメタノール6.1重重%を含
有するヤシ油脂肪酸メチルエステル(188kl?;酸
価0.04)が得られた。
kg)およびナトリウムメチラー)0.3kgの存在下
、65℃でエステル交換した。グリセロール0.5重量
%、水0.2重量%およびメタノール6.1重重%を含
有するヤシ油脂肪酸メチルエステル(188kl?;酸
価0.04)が得られた。
比較例2
予備エステル化工程より得られた油相を、グリセロール
−メタノール混合物で抽出することなく直接無加圧アル
カリ触媒エステル交換反応に付したことを除いては、実
施例6の方法に従った。このようにして、結合グリセロ
ール2重量%を含有するヤシ油脂肪酸メチルエステルが
得られた。
−メタノール混合物で抽出することなく直接無加圧アル
カリ触媒エステル交換反応に付したことを除いては、実
施例6の方法に従った。このようにして、結合グリセロ
ール2重量%を含有するヤシ油脂肪酸メチルエステルが
得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、遊離脂肪酸含有天然油脂とメタノールの触媒エステ
ル交換による脂肪酸メチルエステルの製法であって、 a)予備エステル化工程において、アルコール相が含有
する酸性エステル化触媒の存在下に、常圧〜5バール加
圧下、50〜120℃で、出発物質中に存在する遊離脂
肪酸を、遊離脂肪酸に対して過剰量で存在するメタノー
ルでエステル化し、反応水の一部を分離し、 b)残りの油相を、グリセロールおよびメタノールの混
合物で抽出して残留反応水を除去し、およびc)処理し
た油相を、メタノールで、無加圧のアルカリ触媒エステ
ル交換反応させる製法。 2、工程a)において、出発物質100容量部当たり、
メタノールを20〜50容量部使用する第1項記載の製
法。 3、工程a)を常圧で行う第1項または第2項に記載の
製法。 4、工程a)において、触媒として脂肪族および/また
は芳香族スルホン酸を使用する第1〜3項のいずれかに
記載の製法。 5、工程a)において、油相の酸価を1以下に低下させ
る第1〜4項のいずれかに記載の製法。 6、工程b)において、グリセロールとメタノールの重
量比が1:0.25〜1:1.25であるグリセロール
およびメタノールの混合物を使用する第1〜5項のいず
れかに記載の製法。 7、油相の無加圧アルカリ触媒エステル交換によって生
じるグリセロール−アルコール混合物を使用する第1〜
6項のいずれかに記載の製法。 8、工程b)において、油相100容量部当たり、グリ
セロール−メタノール混合物を10〜30容量部使用す
る第1〜7項のいずれかに記載の製法。 9、工程c)を50〜100℃で行う第1〜8項のいず
れかに記載の製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3444893.4 | 1984-12-08 | ||
DE19843444893 DE3444893A1 (de) | 1984-12-08 | 1984-12-08 | Verfahren zur herstellung von fettsaeuremethylestern |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61140544A true JPS61140544A (ja) | 1986-06-27 |
JPH0662502B2 JPH0662502B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=6252300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60277773A Expired - Lifetime JPH0662502B2 (ja) | 1984-12-08 | 1985-12-09 | 脂肪酸メチルエステルの製法 |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4652406A (ja) |
EP (1) | EP0184740B1 (ja) |
JP (1) | JPH0662502B2 (ja) |
AT (1) | ATE61332T1 (ja) |
BR (1) | BR8506119A (ja) |
CA (1) | CA1261870A (ja) |
DE (2) | DE3444893A1 (ja) |
ES (1) | ES8606242A1 (ja) |
GB (1) | GB2168701B (ja) |
MX (1) | MX162267A (ja) |
MY (1) | MY101291A (ja) |
TR (1) | TR25060A (ja) |
ZA (1) | ZA859371B (ja) |
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