JPS61139571A - 自動二輪車のフラツシヤランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動二輪車用のフラッシャランプ装置に関する
。

〔従来技術〕

自動二輪車用のフラッシャランプは、従来フレームから
左右に突出されたアームの先端部に取り付けていたが、
ハンドル回りをカウリングで覆うとともに、シートの下
部側方から後方にがけてをシートカウルで覆った自動二
輪車においては、フラッシャランプをカウリングやシー
トカウルの左右両側面に一体的に埋め込む、いわゆるビ
ルトオンタイプとする傾向にある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、この種の７ラツシヤランプにおいて、そのバ
ルブやレンズを保持するボデーを、車体デザイン上の要
求から前傾させた姿勢で設けると、フロント側のフラッ
シャランプではそのレンズが斜め下方を指向し、光軸が
下向きとなるとともに、リヤ側の７ラツシヤランプでは
逆にレンズが斜め上方ヶ指向、−Ｃ１光軸が上向よおな
０．３寛特梅が規格に合致しなくなる等の問題が生じる
。

したがって、ビルトオンタイプのフラッシャランプを前
傾させるためには、フロントおよびリヤ側共に、光軸が
規格に合致するように調整された左右専用のものを用意
しなくてはならず、このため部品点数が増し、コスト高
を招来する不具合がある。

〔問題点を解決するための手゛段〕

そとで、本発明においては、カウリングおよびカバーの
左右両側面に、フラッシャランプのボデーを前傾させた
状態で一体的に埋め込むに当り、上記ボデーの発光部内
にバルブから発せられた光を略水平方向に反射させる反
射板を、上記前傾されたボデーに対゛して上下方向に一
定角度傾斜させて設け、この反射板は車体の左側と右側
とで上記傾斜方向が互いに逆向きに形成された左右二種
類用意するとともに、これら二種類の反射板を、上□記
ボ□デーの左右の設置位置に応じて選択的に発光部内に
取り付けたことを特徴とする。

〔゛作用〕

このようなフラッシャランプ装置によると、ボデーに対
する反射板の傾きを、車体の左側と右側とで反転させれ
ば、前後左右の全ての位置゛において光軸を略水平に揃
えることができる。したがって、この反射板の涙□を車
体の左側用と右側用の二種類用意しておけば、その他の
ボデーやレンズを前後左右共通化することができ、部品
点数の削減が可能となる。

〔発明の実施例〕

以下本発明を図面に示す一実施例にもとづいて説明する
。

第５図および第６図は自動二輪車を示し、その車体１の
前端上部にはフロントフォーク２の上部前方から側方に
かけてを覆うカウリング３が固定されている。カウリン
グ３の左右両側部は後方のシート４側に向って延長され
て、燃料タンクを形どるタンクカバー５を構成しており
、このタンクカバー５はエンジン６の上方に設置したニ
ジクリーナ７や燃料タンク８の周囲を一体的に覆ってい
る。シート４の下部両側方座ら後□方にかけて□は、シ
ー］・カウルを兼用したサイドカバー９によって覆われ
ており、このサイドカバー９′の晶ｉはタンクカバー５
に一体的に連なるとともに、後端（ＩＩＩは後方に進む
に従って上方に傾斜されている。

ところで、カウリング３の前端両側面３ａおよびサイド
カバー９の後端両側面９ａの四箇所には、夫々本発明に
係るフラッシャランプ１０が設置されている。このフラ
ッシャランプ１０は前後左右共通であるので、カウリン
グ３の左側陥３ａの７ラツシヤランブ１０について第１
図および第３図を参照して説明する。すなわち′、図中
゛１１は合成樹脂製めボデーであり、前後方向に細長い
箱形状をなしている。

ボデー１１の前端部は前方、上方、ボ方お□よび側方の
四方向に向って連続して開口されており、この開口部１
２にはレンズ１３が着脱可能に一合されている。そして
、このレンズ１３の嵌合により、ボデー１１の前端部に
発光部としての発光←１４が形成され、この発光室１４
の底面１５には□バルブ１６を保持したソケット１７が
装着されている。ボデー′１１はカ□ウリング３の側面
３ａに形成した一段低い凹部１８内に外側から嵌め込ま
れており、この際、ボデー１１メ後端に埋め込んだボル
ト１９を、凹部１８の底面１８′ａを貫通させて内側か
らナダト２０で締付は木とともに、前端をレンズ１３と
共にねじ２１を介して締付けることにより、カウリング
３に対し一体に埋′め込み一定されている。そして゛、
このボデー１１は車体１１の”前後方向に沿う水平線ｘ
１−ＸＩに対し、前方に進むに従って下方に位置するよ
うに所定角度前傾した姿勢で固定されており、レンズ１
３の前面が斜め下方を指向している。また、□このボデ
ー１１の側面１１８′は、後方に進むに従ってカウリン
グ３に近づく方向に傾斜されており、カウリング３′の
側面３ａに一体的に連□なっている。したがって、サイ
ドカバー９側の７ラツシヤランプ１０は、その゛ボデー
１１の後端部に発光室１４が位置するとともに、レンズ
１３の後面が斜め上方を指向している。

一方、ボデー１１の発光室１４内辷は、バルブ１６から
発せられた光を主に前方に向って反射させる反射板２２
が設けられている。反射板２２はその一端に設けた基部
２２ａが上記発光室１４の底面１５に接合されており、
この基部２２ａに連なる反射鏡部２２ｂがバルブ１６の
後方に位置されている。反射鏡部２２ｂは第３図に示し
たように略円弧状に湾曲されているとともに、上記前傾
されたボデー１１の中心線０１−０１に対し、一定角・
度上方に傾斜させた姿勢で配置されており、この傾斜に
よりバルブ１６から発せられた光を前方に向って略水平
に反射させるようになっている。このような反射板２２
は、その反射鏡部２２ｂの傾き方向が車体１の左側と右
側とで互いに逆向きとなる、つまりち側で１１−上記中
心線０１−０１に対し一定角度下方に傾斜されており、
したがって、反射板２２は左側用と右側用の二種類が用
意され、上記ボデー１１の左右の設置位置に応じて選択
的に発光室１４の底面１５に取り付けられる。

なお、発光室１４内には補助反射板２３．２３が設置さ
れており、この補助反射板２３．２３はバルブ１６の上
方および下方に向う光を反射鏡部２２ｂ側に反射させ、
光を前方および側方に効率良く導くようになっている。

このような構成によれば、バルブ１６の光を略水平方向
に反射させる反射板２２を、ボデー１１の中心線０１−
０１に対し一定角度上下方向に傾斜させて設けたので、
第３図および第４図に示したように、同一のフラッシャ
ランプ１０を車体１の左側および右側の夫々において前
後逆面きとしても、バルブ１６からの光を略水平に反射
させることができる。

しかも、この反射板２２は車体１の左側用と右側用の二
種類を用意しであるので、これら反射板２２をボデー１
１の左右の設置に位置に応じて選択的に発光室１４内に
取り付ければ、前後左右の全ての位置において光軸を略
水平に揃えることができる。

したがって、反射板２２以外のボデー１１やレンズ１３
は前後左右共通化することができ、部品点数の削減が可
能となる。

〔発明の効果〕

以上詳述した本発明によれば、フラッシャランプのボデ
ーを前傾させても、車体の前後左右の全ての位置におい
て、光軸を略水平に揃えることができる。したがって、
その他のボデー回りを前後左右共通化することができ、
部品点数の削減が可能となって安価に提供できる利点が
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は断面図、第２
図は第１図中■線方向から見た矢視図、第３図および第
４図は夫々フラッシャランプの側面図、第５図は自動二
輪車の側面図、第６図は自動二輪車の平面図である。 １・・・車体、３・・・カウリング、４・・・シート、
９・・・カバー（サイドカバー）、１０・・・フラッシ
ャランプ、１１・・・ボデー、１３・・・レンズ、１４
・・・発光部（発光室）、１６・・・バルブ、２２・・
・反射板。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 車体のフロント回りを覆うカウリングおよびシートの下
   部側方から後方を覆うカバーの左右両側面に、夫々フラ
   ッシャランプのボデーを一体的に埋め込み固定し、この
   ボデーの一端部にレンズで覆われた発光部を設けた自動
   二輪車のフラッシャランプ装置において、 上記フラッシャランプのボデーは、車体の前後方向に沿
   う水平線に対し前端側に進むに従って下方に位置するよ
   うに前傾させて設け、このボデーの発光部内にバルブか
   ら発せられた光を略水平方向に反射させる反射板を、上
   記前傾されたボデーに対して上下方向に一定角度傾斜さ
   せて設け、この反射板は車体の左側と右側とで上記傾斜
   方向が逆向きに形成された左右二種類用意するとともに
   、これら二種類の反射板を、上記ボデーの左右の設置位
   置に応じて選択的に発光部内に取り付けたことを特徴と
   する自動二輪車のフラッシャランプ装置。