JPS61139340A - 口臭消去用嗜好品 - Google Patents

口臭消去用嗜好品

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JPS61139340A
JPS61139340A JP59259659A JP25965984A JPS61139340A JP S61139340 A JPS61139340 A JP S61139340A JP 59259659 A JP59259659 A JP 59259659A JP 25965984 A JP25965984 A JP 25965984A JP S61139340 A JPS61139340 A JP S61139340A
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JP
Japan
Prior art keywords
bad breath
dry
sugar
plant
confectionery
Prior art date
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Pending
Application number
JP59259659A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Nishimori
西森 方昭
Shinji Ekuma
親司 江隈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiraimatsu Shinyaku KK
Original Assignee
Shiraimatsu Shinyaku KK
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Application filed by Shiraimatsu Shinyaku KK filed Critical Shiraimatsu Shinyaku KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、口臭を効果的に消去できるキャンディ、水飴
、ガムなどの嗜好品に関するものである。
従来の技術 口臭は、食事の前後または就寝前や起床後の歯磨きの励
行によりある程度防止できるが、ニラ・ニンニク・ネギ
・タマネギなどユリ科植物系の食物や漬物あるいはある
種の動物質食物を食べた後の口臭は、歯磨きを行っても
容易には消えがたい。また、歯、口内、食道、胃、気管
などに疾患がある場合も口臭が生ずる。
口臭は、周囲の者に不快感を与えるだけでなく、本人に
も著しい精神的苦痛を与える。そこで、口臭消去のため
に、■塩酸クロロヘキシジンなどの殺菌剤にスペアミン
ト油、ライム油等の食用香料を配合してスプレータイプ
とした口臭防止剤、(郵クロロフィル、立−メントール
など清涼感を有する物質を配合したガムやドロップなど
の嗜好品が開発されている。また最近、C■ツ/へキ科
植物葉中抽出物を添加した口臭除去用菓子も提案されて
いる(特開昭59−66839号公報参照)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記(DやC,9のような従来の口臭防
止剤は、単なる感覚的なマスキングによるものであるた
め口臭消去効果が小さく、しかも、その効果もごく一時
的なもので持続性がなかった。
また、上記■の口臭除去用菓子は、ある程度の口臭除去
効果は示すものの必ずしも満足しうるちのではなく、ま
た場合によっては、ツバキ科植物の濃縮による刺激臭を
帯びたくせのある香味を菓子に付与してしまい、菓子本
来の風味が損なわれるおそれがあった。
本発明は、このような状況に鑑み、口臭を簡単かつ効果
的に消去する口臭消去剤を見出すべくなされたものであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明の口臭消去用嗜好品は、甘味成分(A)およびツ
バキ科植物の乾留分であってその沸点が20 mmHH
において180〜200℃に相当する留分(B)を含有
することを特徴とするものであり、このような構成をと
ることにより、上記の問題点を完全に解決するに至った
本発明によるすぐれた口臭消去効果は、ツバキ科植物を
乾留して得られる特定沸点範囲の乾留分(B)を含有さ
せることによりはじめて奏され、ツバキ科植物の水また
は/および溶剤による抽出分を用いても、本発明はどの
すぐれた効果は列置期待できない。
なお、ツバキ科植物の乾留分と抽出分とは、たとえば第
1図に茶菓乾留分の液体クロマトグラフ、第2図に茶菓
抽出分の液体クロマトグラフを示したように、成分組成
が顕著に異なる。
本発明における甘味成分(A)としては、砂糖、ぶどう
糖、水飴(酸糖化アメ、麦芽アメ)、転化糖、液糖、果
糖、D−キシロース、D−ソルビット、はちみつなど水
溶性で甘味を有する糖が特に好適であり、そのほか、サ
ッカリンまたはサッカリンナトリウム、グリチルリチン
酸二または三ナトリウムなども用いられる。
ツバキ科植物乾留分(B)とは、茶、山茶花、椿、サカ
キ、モツコクなどのツバキ科植物の主として妻部からの
乾留分を言う0本発明においてはツバキ科植物の乾留分
のうち沸点が20 mmHHにおいて180〜200℃
に相当するものを用いる(減圧度が異なれば当然ながら
沸点も変化する)。
このような乾留分は、ツバキ科植物を直接減圧下に乾留
することによって取得される。ツバキ科植物の中では、
茶菓からの乾留分が特に実用性が大きい。
これらの甘味成分(A)およびツバキ科植物乾留分(B
)から、あるいはこれらにさらに他の成分を加えて、常
法により嗜好品が製造される。
嗜好品とは、キャンディ、ドロップ、キャラメル、ガム
、ゼリー、ジャム、みつ、水飴、粉粒状物などの形態を
有し、食べたり、なめたり、咬んだりするものを言う、
特にキャンディ、ドロップ、ガムおよび水飴が重要であ
る。
実  施  例 次に実施例をあげて、本発明の口臭消去用嗜好品をさら
に説明する。以下r部」とあるのは、重量部である。
実施例1 砂糖            70部 麦芽アメ          25部 寒天             4部 茶菓乾燥粉末の180〜b の乾留分の20%プロピレングリコール溶液1部 の各成分を温度140−180”C!に加熱して煮つめ
、型に入れてドロップ状のキャンディに成型した。
タマネギをスライスしてドレッシングしたものを男女1
0人に食させ、1時間後に上記キャンディ1粒を口に入
れてなめさせ、溶は終ってから10分たった後、口臭の
程度を次の4段階で判定した。
3  口臭明らかにあり 2  口臭若干あり 1  ごくわずかの口臭あり 0  口臭なし なお、口臭の判定は訓練された3人のパネラ−が行い、
判定が2つに分かれたときは多数者の方の判定を採用し
、判定が3つに分かれたときは中間の判定をしたパネラ
−の判定を採用した。
結果を第1表に示す。
比較例1 茶菓乾燥粉末の乾留分の添加のみを省略した午ャンディ
を用いたほかは、実施例1と同様にして実験を行った。
結果を第1表に合せて示す。
比較例? 茶菓乾燥粉末の乾留分に代え、茶菓乾燥粉末の水−エタ
ノールによる熱抽出分の20%水溶液1部を添加したキ
ャンディを用いたほかは、実施例1と同様にして実験を
行った。結果を第1表に合せて示す。
第1表 注 実施例1および比較例1のキャンディは緑茶の香味
を有しないが、比較例2のキャンディは緑茶の濃縮によ
る刺激臭を帯びたくせのある香味が感じられる。
実施例2 ポリ酢酸ビニル       20部 エステルガム         2部 ポリイソブチレン       4部 ワックス           2部 。
炭酸カルシウム        2部 粉糖            45部 ぶどう@          24部 茶菓乾燥粉末(7)180〜200”C/20mmHg
の乾留分の20%プロピレングリコール溶液1部 の各成分のうち、まずガムベースをニーダ−中温度約1
20℃でよく混練し、ついで糖類を加えて混合し、仕上
がり温度40〜60℃でガムに仕上げ、板状に押し出し
て粉糖をまぶしながら圧延し、カットを行った後、温度
20〜25℃、湿度50%で熟成した。
日頃歯または胃の疾患で口臭を気にしている大10人に
このガムをチュウイングさせ、チュウイング終了後10
分してから、実施例1の場合と同様にして口臭の程度を
判定した。
結果を第2表に示す。
比較例3 茶菓乾燥粉末の乾留分の添加のみを省略したガムを用い
たほかは、実施例2と同様にして実験を行った。結果を
第2表に合せて示す。
比較例4 茶菓乾燥粉末の乾留分に代え、茶菓乾燥粉末の水−エタ
ノールによる熱抽出分の20%水溶液1部を添加したガ
ムを用いたほかは、実施例2と同様にして実験を行った
。結果を第2表に合せて示す。
第2表 注 実施例2および比較例3のガムは緑茶の香味を有し
ないが、比較例4のガムは緑茶の濃縮による刺激臭を帯
びたぐせのある香味が感じられる。
実施例3 麦芽アメ100部に、茶菓乾燥粉末の180〜200℃
720 mmHgの乾留分の20%プロピレングリコー
ル溶液1.5部を混合し、常法に従って加熱下によく練
って線状に延ばしてからカットし、円柱状の水飴を製造
した。
タマネギをスライスしてドレッシングしたものを男女1
0人に食させ、1時間後に上記水飴1粒を口に入れてな
めさせ、溶は終ってから10分たった後、実施例1の場
合と同様にして口臭の程度を判定した。
結果を第3表に示す。
比較例5 茶菓乾燥粉末の乾留分の添加のみを省略した水飴を用い
たほかは、実施例3と同様にして実験を行った。結果を
第3表に合せて示す。
比較例6 茶菓乾燥粉末の乾留分に代え、茶菓乾燥粉末の水−エタ
ノールによる熱抽出分の20%水溶液1.5部を添加し
た水飴を用いたほかは、実施例3と同様にして実験を行
った。結果を第3表に合セて示す。
第3表 注 実施例3および比較例5の水飴は緑茶の香味を有し
ないが、比較例6の水飴は緑茶の濃縮による刺激臭を帯
びたくせのある香味が感じられる。
発明の効果 本発明の嗜好品における特定の沸点範囲を有するツバ午
科植物乾留分は、口臭成分自体を直接に捕捉して消臭す
ると共に、抗菌作用も併せ有するので口臭の原因をも抑
制し、しかも人体に無害である。従って、従来の香料に
よる感覚的なマスキングではないため1口臭消去効果が
特にすぐれている。また、この乾留分はツバ華科植物の
抽出分に比しはるかに口臭除去効果がすぐれている上、
それ自体はほとんど香味を有しないため、ツバ生餌植物
の抽出分を用いた場合のように菓子にツバ華科植物の濃
縮による刺激臭を帯びたくせのある香味を付与して菓子
本来の風味を変化させるおそれがない。
そして、本発明の口臭消去用嗜好品を日中に含んだ場合
、甘味成分、特に糖は、ツバキ科植物乾留分の有するす
ぐれた消臭効果をより長時間持続させるのに効果があり
、これら甘味成分およびツバキ科植物乾留分の協力作用
により、顕著な口臭消去効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は茶菓乾留分の液体クロマトグラフ、第2図は茶
菓抽出分の液体クロマトグラフを示したものである。 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、甘味成分(A)およびツバキ科植物の乾留分であつ
    てその沸点が20mmHgにおいて180〜200℃に
    相当する留分(B)を含有することを特徴とする口臭消
    去用嗜好品。 2、甘味成分が糖である特許請求の範囲第1項記載の口
    臭消去用嗜好品。
JP59259659A 1984-12-08 1984-12-08 口臭消去用嗜好品 Pending JPS61139340A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011098912A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Shiraimatsu Shinyaku Kk 茶葉減圧乾留液由来の精製液とその製造法およびその精製液を含有する外用剤

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5861751A (ja) * 1981-10-09 1983-04-12 白井松新薬株式会社 消臭剤
JPS5966839A (ja) * 1982-10-08 1984-04-16 Lotte Co Ltd 口臭除去菓子

Patent Citations (2)

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