JPS61138234A - 偏光板の貼付方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） この発明は、液晶セルの表面に偏光板を貼付する方法に
関する。

〔従来技術〕

従来、液晶セルを製造する場合、２枚の大型基板の相対
向する内面に、複数セル分の表示電極を形成し）そして
、これら２枚の大型基板間に液晶物質を封入することに
より大型液晶セルを形成し、そして大型液晶セルをカッ
タ等で個々の液晶セルに分割することによって複数個の
液晶セルを一度輪大量製造するようにしている。この場
合、偏光板は個々の液晶セルに分割した後、貼付けるよ
うにしていた。

〔従来技術の問題点〕

このように大型液晶セルを個々の液晶セルに分割した後
、偏光板を各液晶セル個々に貼付ける方法では、小さな
偏光板を小さな液晶セルに貼付けるため、作業性が悪く
、大量生産には不向きであると共に、一定精度で貼付け
ることが困難であるため、品質的に安定したものとはな
らなかった。

（発明の目的〕 この発明は、上述した事情を背景になされたもので、そ
の目的とするところは、大量生産化および品質の安定化
を可能とした偏光板の貼付方法を提供することにある。

〔発明の要点〕

この発明は、上述した目的を達成するために、個々に分
割される液晶セルが複数個形成された大型液晶セルに偏
光板を貼付するに際して、両面にフィルムシートが設け
られた大型偏光板を汚い、この大型偏光板のうち液晶セ
ル個々に対応する部分を除く他の部分を一方のフィルム
シートと共に大型液晶セルから除去するようにした点を
要旨とするものである。

〔実施例〕

以下、この発明を図面に示す一実施例に基づいて具体的
に説明する。第１図乃至第６図は、偏光板の貼付工程を
順次示したもので、符号１は複数個の液晶セル（本実施
例にあっては９個のセル）分に分割可能な大を液晶セル
である。而して、本実施例においては、大型液晶セル１
に対応して複数個の液晶セル公儀々に分割可能に形成さ
れた２枚の大型偏光板２．２が夫々用意されている。こ
れら各大型偏光板２の表裏両面には夫々フィルムシート
３．４が貼付される。ここで、フィルムシート３は大型
偏光板２を複数個の液晶セル公儀々に分割する場合のｍ
型用フィルムシートであり、また、フィルムシート４は
大型偏光板２の表面を保護する保護用フィルムシートで
ある。

このように大型偏光板２の両面に貼付されたフィルムシ
ート３．４のうち、保護用フィルムシート３を残して離
型用フィルムシート３および大型偏光板２には夫々、第
１図（Ｂ）に示すようにカッタ０を泪いて複数液晶セル
分の偏光板個々の形状に合せて正方形のカッ）ｌｊ［５
が夫々形成される。

第１図（Ａ）はこの状態を示した平面図、第１図（Ｂ）
は側面図である。

そして、次の工程では、上述のようにしてカットＩｓ５
が形成された離型用フィルムシート３の一部をカッ）＄
３５に沿って大型偏光板２の表面から剥離する。これに
よって、離型用フィルムシーｂ３のうち複数液晶セル分
の偏光板個々に夫々対応する部分が除去される０第２図
（Ａ）、ＣＢ）はこの状態を示し、図中６は離型用フィ
ルムシート３の一部が夫々除去された箇所である。この
場合、この除去部６に対応して大型偏光板２の一部が露
呈するようになるが、大型偏光板２の全体は保護用フィ
ルムシート４に接着されているので、その露呈部分が除
去部６から抜は落ちるようなことはない。

このように離型用フィルムシート３の一部を除去する工
程が終了すると、次に・、大型偏光板２を大型液晶セル
に貼付する工程に移るが、この場合、第３図（ム）、（
Ｂ）に示すように、大型液晶セル１の表面に離型用フィ
ルムシート３側を向けて大型液晶セル１の表裏両面に２
枚の大型偏光板２．２を密着させて貼付する。第４図（
Ａ）、ＣＢ）はこの状態を示している。なお、大型液晶
セル１に大型偏光板２を貼付する具体的手段としては、
真空槽中において真空密着させる方法を採用している。

このように大型液晶セル１の両面に夫々、大型偏光板２
．２を貼付する工程が終了すると、次の工程では不必要
な部分を除去する。すなわち、大型液晶セル１の表面に
密着している残りの離型用フィルムシート３を剥離する
ために、離型用フィルムシート３の端部を大型液晶セル
１とは逆の方向（第５図中矢印方向）に引き上げると、
大型偏光板２は必要な部分、すなわち、複数個の液晶セ
ル公儀々に対応する部分を残して他の部分が保護用フィ
ルムシート４と共に剥離される。これにより、大型液晶
セル１の表裏両面には、必要な偏光板２ａ・・・のみが
貼付された状態となる（第６図（Ａ）、（Ｅ）参照）。

このようにして大型液晶セルｌに複数液晶セル分の偏光
板２＆・・・を形成した後、大型液晶★ル１を個々の液
晶セルに分割する。

なお、この発明は、上記実施例に限定されず、この発明
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。

例えば、上記実施例においては、２枚の大型偏光板を貼
付するようにしたが、大を液晶セルの片方の面のみに貼
付するだけであってもよい。

〔発明の効果〕

この発明は、以上詳細に説明したように、大型液晶セル
に貼付された大型偏光板のうち液晶セル個々に対応する
部分を除く他の不必要な部分を大型偏光板に設けたフィ
ルムシートと共に大型液晶セルから除去するようにした
から、大型液晶セルが個々の液晶セルに分割される前に
個々の液晶セルに対応する偏光板を大型偏光板のままで
大型液晶セルに貼付けることができる０このため１貼付
ミス等がなくなり、一定精度で貼付けることが可能とな
り、品質的に安定したものとなる０更に１大量生産およ
び自動化が可能となる等、優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示した偏光板貼付工程図で
、第１図（Ａ）〜第６図（ム）は平面図、第１図（Ｂ）
〜第６図ＣＢ）は側面図である。 １・・・・・・大型液晶セル、２・・・・・・大型偏光
板Ｓ３・・・・・・保１［ｔｌ　フィルムシート、４・
・・・・・保護用フィルムシート、５・・・・・・カッ
ト線。 特許出願人　カシオ計算機株式会社 第１図　　　第２図 ＷＥ３図　　　第４図 ■　　　　　（支） ＠Ｃ） 第５図　第６図 （Ａ）　　　　　　　　　　　（Ａ） （Ｂ）（田 手続補正書（方式） 昭和６０年４月２５日 特許庁長官　志　賀　　　学　殿 １、事件の表示 昭和５９年特許願第２６０４４９号 ２、発明の名称 偏光板の貼付方法 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　所　東京都新宿区西新宿２丁目６番１号名　称　（
１４４）カシオ計算機株式会社代表者、　樫　尾　忠　
雄 ４、代理人 住　所　東京都港区西新橋１丁ｇ１３９４号昭和６０年
３月２６日（発送日） ６、補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄。 ７、補正の内容 願書添付の明細書の第８頁第８行〜第９行に「第１図（
Ａ）〜第６図人は・・・・・・である。」とあるのを「
第１図〜第６図の各（Ａ）は平面図、９８１図〜第６図
の各（Ｂ）は側面図である。」と訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 個々に分割される液晶セルが複数個形成された大型液晶
   セルに偏光板を貼付する方法において、前記大型液晶セ
   ルに対応した大型偏光板及びこの大型偏光板の両面に設
   けられたフィルムシートのうち一方のフィルムシートに
   、前記大型液晶セルに形成された個々の液晶セルと対応
   するカット線を形成する第１の工程と、前記カット線が
   形成されたフィルムシートの一部を前記カット線に沿っ
   て前記大型偏光板から除去する第２の工程と、前記フィ
   ルムシートの一部が除去された側を前記大型液晶セルに
   密着させて前記大型偏光板を貼付する第３の工程と、前
   記液晶セル個々に対応する部分を除く前記偏光板の不必
   要な部分を前記カット線に沿って前記大型液晶セルから
   除去する第４の工程とからなる偏光板の貼付方法。