JPS6410832B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6410832B2 JPS6410832B2 JP6260579A JP6260579A JPS6410832B2 JP S6410832 B2 JPS6410832 B2 JP S6410832B2 JP 6260579 A JP6260579 A JP 6260579A JP 6260579 A JP6260579 A JP 6260579A JP S6410832 B2 JPS6410832 B2 JP S6410832B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- cut
- broken
- surface plate
- cut line
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 16
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液晶表示素子の製造方法、特に折割に
よる分割方法に関するものである。
よる分割方法に関するものである。
液晶表示素子は、第１図に示すようにガラス板
の内面に透明電極１が形成された上板２と下板３
を対向させてその周囲をシール材４を用いて気密
シールすることにより内部に液晶５を封入したも
のである。そして、この液晶素子は、従来１個取
りによつて製造を行なつていたが、効率良く液晶
素子を製造するためには、第２図に示すように多
数個の電極を同時に形成した上板６と下板７を対
向させ、各素子８のエリア毎にその周囲をシール
材４で気密封止してその内部に液晶を封入するこ
とによりマルチ素子構成とする。その後、各素子
８のエリアを分割して多数の液晶素子を同時に製
造するマルチ製法が用いられている。
の内面に透明電極１が形成された上板２と下板３
を対向させてその周囲をシール材４を用いて気密
シールすることにより内部に液晶５を封入したも
のである。そして、この液晶素子は、従来１個取
りによつて製造を行なつていたが、効率良く液晶
素子を製造するためには、第２図に示すように多
数個の電極を同時に形成した上板６と下板７を対
向させ、各素子８のエリア毎にその周囲をシール
材４で気密封止してその内部に液晶を封入するこ
とによりマルチ素子構成とする。その後、各素子
８のエリアを分割して多数の液晶素子を同時に製
造するマルチ製法が用いられている。
このようなマルチ製法において最も重要な事
は、液晶素子としての特性および外観をそこなわ
ないように切断することである。つまりシール部
分を破損せずに上下板を要求寸法に正確にかつ表
面にきずを付けずに切切断する必要がある。
は、液晶素子としての特性および外観をそこなわ
ないように切断することである。つまりシール部
分を破損せずに上下板を要求寸法に正確にかつ表
面にきずを付けずに切切断する必要がある。
しかしながら、このような条件を満したマルチ
製法は極めて困難であり、これらをすべて満足す
る方法はなかつた。
製法は極めて困難であり、これらをすべて満足す
る方法はなかつた。
従つて本発明による目的は上述した欠点を除去
し、マルチ素子を精度良くかつきずを付けずに分
離する液晶マルチ素子の折割方法を提供すること
である。以下、図面を用いて本発明による液晶マ
ルチ素子の折割方法を詳細に説明する。
し、マルチ素子を精度良くかつきずを付けずに分
離する液晶マルチ素子の折割方法を提供すること
である。以下、図面を用いて本発明による液晶マ
ルチ素子の折割方法を詳細に説明する。
第３図〜第５図は本発明による液晶マルチ素子
の折割方法を説明するための要部断面図であつ
て、第２図と同一部分は同一記号を用いてある。
まず、液晶マルチ素子を切断するには、第３図に
示すように上下板６，７の外面でかつ各素子８の
エリアを分割する部分にダイヤモンドポイントま
たは超硬ホイールを用いて切筋９または第４図に
示すように切断筋１０を付ける。この場合、液晶
ガラス基板の上板６と下板７の厚さが0.3〜１mm
と薄く、また上板６と下板７とのギヤツプ（シー
ル材４の厚さが0.006〜0.01mmと非常に狭いため、
切筋９または切断筋１０にそつて精度良く折割す
るには第５図に示す如く精度の良い定盤１１上
（平面度0.002mm以内）に厚さ0.01〜0.03mmのスペ
ーサー１２を２個支点として、切筋９または切断
筋１０の反対面のほぼ中央あたりから液晶ガラス
基板にキズを付けないような硬いゴム剣状圧子１
３（ゴム硬度70〜80度、先端角度60〜90度）で荷
重を加えて折割すると精度良く破断出来る。ただ
し切筋９または切断筋１０を破断すると折割箇所
よりガラスのかけくず１４が発生し、液晶ガラス
基板面にキズを付ける。また、ガラスのかけくず
１４が定盤１１上に突き立たないために定盤表面
に硬質クロームメツキ処理をしてもガラスのかけ
くず１４は光学接着で定盤１１の上面に付着す
る。この場合、定盤１１上面を掃除する必要があ
るが、容易に取り除くことが出来ない。
の折割方法を説明するための要部断面図であつ
て、第２図と同一部分は同一記号を用いてある。
まず、液晶マルチ素子を切断するには、第３図に
示すように上下板６，７の外面でかつ各素子８の
エリアを分割する部分にダイヤモンドポイントま
たは超硬ホイールを用いて切筋９または第４図に
示すように切断筋１０を付ける。この場合、液晶
ガラス基板の上板６と下板７の厚さが0.3〜１mm
と薄く、また上板６と下板７とのギヤツプ（シー
ル材４の厚さが0.006〜0.01mmと非常に狭いため、
切筋９または切断筋１０にそつて精度良く折割す
るには第５図に示す如く精度の良い定盤１１上
（平面度0.002mm以内）に厚さ0.01〜0.03mmのスペ
ーサー１２を２個支点として、切筋９または切断
筋１０の反対面のほぼ中央あたりから液晶ガラス
基板にキズを付けないような硬いゴム剣状圧子１
３（ゴム硬度70〜80度、先端角度60〜90度）で荷
重を加えて折割すると精度良く破断出来る。ただ
し切筋９または切断筋１０を破断すると折割箇所
よりガラスのかけくず１４が発生し、液晶ガラス
基板面にキズを付ける。また、ガラスのかけくず
１４が定盤１１上に突き立たないために定盤表面
に硬質クロームメツキ処理をしてもガラスのかけ
くず１４は光学接着で定盤１１の上面に付着す
る。この場合、定盤１１上面を掃除する必要があ
るが、容易に取り除くことが出来ない。
第６図は本発明による他の実施例を示す要部断
面図であつて、第５図と同一部分は同記号を用い
てある。
面図であつて、第５図と同一部分は同記号を用い
てある。
第６図はガラスのかけくずによるきずの発生を
防止した方法に関し、液晶マルチ素子を薄いプラ
スチツク製のシート１５でラミネートまたはシー
ルピールした状態で定盤１１の上面にスペーサー
１２を支点にして切筋９の反対面で支点間のほぼ
中央に剣状圧子１３により荷重を加え切割する。
折割からのガラスのかけくず１４は発生するが、
ガラスのかけくず１４は折割から飛び散らないた
めに定盤１１の上面に付着せず、液晶素子の表面
にきずを付けずに破断出来る。折割後の液晶表示
素子はプラスチツク製のシート１５とともに次の
工程に移送される。
防止した方法に関し、液晶マルチ素子を薄いプラ
スチツク製のシート１５でラミネートまたはシー
ルピールした状態で定盤１１の上面にスペーサー
１２を支点にして切筋９の反対面で支点間のほぼ
中央に剣状圧子１３により荷重を加え切割する。
折割からのガラスのかけくず１４は発生するが、
ガラスのかけくず１４は折割から飛び散らないた
めに定盤１１の上面に付着せず、液晶素子の表面
にきずを付けずに破断出来る。折割後の液晶表示
素子はプラスチツク製のシート１５とともに次の
工程に移送される。
またマルチ素子を自動ピツチ搬送すれば連続破
断が出来、破断後の液晶素子がバラバラにならな
いので自動搬送も容易に出来る。
断が出来、破断後の液晶素子がバラバラにならな
いので自動搬送も容易に出来る。
以上説明したように本発明は、マルチ素子の両
面をその切断線に沿つて切筋を付けた後、精度の
良い定盤の上に切筋を挟む間隔に支点を設けて支
点間のほぼ中央部を加圧するものであるために、
液晶マルチ素子を高精度にかつ確実に折割分離す
ることができる。また本発明は、マルチ素子と支
点との間にプラスチツクシートを介在させて折割
するものであるために、ガラスのかけくずが飛散
することがなく、これに伴なつてかけくずによつ
て液晶素子の表面にきずが生ずる問題が解消され
るとともに、マルチ素子の移送および取り扱いが
容易になる等の種々優れた効果を有する。
面をその切断線に沿つて切筋を付けた後、精度の
良い定盤の上に切筋を挟む間隔に支点を設けて支
点間のほぼ中央部を加圧するものであるために、
液晶マルチ素子を高精度にかつ確実に折割分離す
ることができる。また本発明は、マルチ素子と支
点との間にプラスチツクシートを介在させて折割
するものであるために、ガラスのかけくずが飛散
することがなく、これに伴なつてかけくずによつ
て液晶素子の表面にきずが生ずる問題が解消され
るとともに、マルチ素子の移送および取り扱いが
容易になる等の種々優れた効果を有する。
第１図は液晶素子を示す斜視図、第２図はマル
チ素子の斜視図、第３図、第４図は本発明を説明
するための図であつてマルチ素子に対して切筋お
よび切断筋を入れた状態を示す要部断面図、第５
図、第６図は本発明による液晶マルチ素子の折割
方法を示す要部断面図である。 ６…上板、７…下板、８…素子、９…切筋、１
０…切断筋、１１…定盤、１２…スペーサ、１３
…圧子、１４…かけくず、１５…フイルム。
チ素子の斜視図、第３図、第４図は本発明を説明
するための図であつてマルチ素子に対して切筋お
よび切断筋を入れた状態を示す要部断面図、第５
図、第６図は本発明による液晶マルチ素子の折割
方法を示す要部断面図である。 ６…上板、７…下板、８…素子、９…切筋、１
０…切断筋、１１…定盤、１２…スペーサ、１３
…圧子、１４…かけくず、１５…フイルム。
Claims (1)
- １ 液晶表示素子多数個分の電極を同時形成した
２枚の液晶ガラス基板を組立ててガラス切りで
上・下面を縦横切筋した液晶ガラス基板を、折割
すべき切筋を挟む間隔で定盤上に設けられた支点
上に、前記折割すべき切筋を定盤側に向け、かつ
プラスチツクシートを介して支え、前記切筋の反
対面で前記支点間のほぼ中央に荷重を加えて折割
し、折割後の液晶表示素子を前記プラスチツクシ
ートとともに次の工程に移送する液晶マルチ素子
の折割方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6260579A JPS55155325A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Cracking method of liquid crystal multielement |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6260579A JPS55155325A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Cracking method of liquid crystal multielement |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55155325A JPS55155325A (en) | 1980-12-03 |
| JPS6410832B2 true JPS6410832B2 (ja) | 1989-02-22 |
Family
ID=13205112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6260579A Granted JPS55155325A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Cracking method of liquid crystal multielement |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55155325A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5856856A (en) * | 1995-11-30 | 1999-01-05 | Texas Instruments Incorporated | Thin panel liquid crystal display system |
| JP4502964B2 (ja) * | 2001-04-02 | 2010-07-14 | 三星ダイヤモンド工業株式会社 | 貼り合わせ基板の分断方法 |
| TW202220938A (zh) * | 2020-09-30 | 2022-06-01 | 日商三星鑽石工業股份有限公司 | 貼合基板之加工方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5280142A (en) * | 1975-12-26 | 1977-07-05 | Seiko Epson Corp | Production of display unit |
-
1979
- 1979-05-23 JP JP6260579A patent/JPS55155325A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55155325A (en) | 1980-12-03 |
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