JPS61136921A - 金属酸化物の混合原料の製造法 - Google Patents

金属酸化物の混合原料の製造法

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JPS61136921A
JPS61136921A JP25502284A JP25502284A JPS61136921A JP S61136921 A JPS61136921 A JP S61136921A JP 25502284 A JP25502284 A JP 25502284A JP 25502284 A JP25502284 A JP 25502284A JP S61136921 A JPS61136921 A JP S61136921A
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JP
Japan
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water
salt
salts
reaction
raw material
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Application number
JP25502284A
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English (en)
Inventor
Norihiro Kiuchi
木内 規博
Tsutomu Tominaga
力 冨永
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 本発明は、金属酸化物の混合原料の製造法に関する。
[従来の技術] 従来、金属酸化物の混合原料の製造法において、金属酸
化物濃度換算で50〜100 gIQの金属 −塩の混
合液中へアルカリを添加し、中和洗浄、ろ過を行ってい
た。
さらにろ過ケーキを仮焼後、破砕し、金属酸化物を得て
いた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記の方法では、ゲル状になり易く、−
次粒子が大きくろ過性が悪く、ろ過洗浄に長時間を要し
好ましくなかった。
また、このため洗浄も不十分になり易く、仮焼時におけ
る凝集をもたらし、粒子が粗大化し、好ましいものが得
られなかった。
さらに、破砕等の工程が必然的に必要となり。
これによる不純物の混入の問題を生じるなど種々の問題
を生じていた。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は、上記欠点を排除すべく鋭意検討した結果
、水溶性ジルコニウム塩とLa、Pb。
Sr、Ba、Ca、Nb、Tiのうち一種以上の塩と、
これらの金属塩の濃度として金属酸化物換算で300〜
450 gIQでアルカリ水とを混合反応させ、ついで
前記添加金属のうち一種以上の塩をさらに目的量添加反
応させる方法を見出した。
さらに好ましい実施態様として、以下の方法を見出した
。即ち、水溶性ジルコニウム塩とLa。
Pbn Sr、Ba+ Ca、Nb、Tiのうち一種以
上の塩をアルカリ水の中へ添加し1反応させる上記方法
さらに、水溶性ジルコニウム塩とLa、Pb。
Sr、Ba、Ca、Nb、Tiのうち一種以上の塩とア
ルカリを反応させる場合において、アルカリ濃度をそれ
ぞれの塩の合量に対し、0.5モル以上の過剰で反応さ
せる上記方法。
また1反応後ろ過した後、アルコール洗浄する上記方法
反応後洗浄、ろ過し、仮焼する際、仮焼の昇温速度を5
0〜b 以下本発明について詳細に説明する。
本発明で用いる金属塩は、オキシ塩化物、硝酸塩、蓚酸
塩、硫酸塩のいずれか一種以上であることが好ましい。
水溶性金属塩は、アルカリ水と反応させる。
アルカリ土類金属塩とを反応させる場合には。
金属酸化物換算で300〜450 gIQの濃度で反応
させる。
金属塩の濃度が高いと第1図に示すように、ろ過性が良
く、その後処理が容易なため微細な金属酸化物を得るこ
とが容易なためである。ただ、450 gi以上になる
とゲル状態がひどくなり。
反応し難くなる。
水溶性金属塩とアルカリ水との反応は、水溶性金属塩と
アルカリ水と同時に反応槽に入れるか、好ましくは、ア
ルカリ土類金属塩を添加し反応させる。
この方法により、微細−次粒子で、かつ、よりろ過性の
良い金属酸化物の混合物を得ることができる、 また、アルカリ水の濃度は、金属塩に対し0゜5モル以
上の過剰で反応させることが好ましい。。
即ち、金属塩の濃度をより高く、アルカリ水の濃度をよ
り濃い状態で一時に反応を生せしめることがより好まし
い反応なのである。
アルカリ水は、NH,OH水、NaOH水、KOH水等
が用いられるが、アルカリ金属を嫌う用途の場合は、N
H4OH水が好ましい、特に、LSI材料のごとく、ア
ルカリ金属を嫌う用途においては、NH4OH水が好ま
しい。また、電気光学セラミックス例えばPLZT、P
ZT等である。
また、一方、センサー材料の一部である湿度センサーに
ついては、アルカリ金属がむしろ好ましい場合もありこ
の場合には、NaOH,KOH等を積極的に使用するこ
とが好ましい。
以上のように水溶性ジルコニウム塩と他の金属塩、即ち
、La、Pb、Sr、Ba、Ca、Nb。
Tiのうち一種以上の塩とアルカリ液とを反応させる。
その後、本発明の他の構成要件である前記金属塩のうち
不足している金属塩を一種以上を添加することにより、
より好ましい金属酸化物の混合原料を得る6特に安価な
四塩化チタンを添加する場合は、第1段の反応を十分に
終了させ、アルカリを充分過剰にしておくことが好まし
い。先にpb等の塩素と反応し易い物質と反応するのを
防止するためである。
これにより、−次位子の細かい、より焼結性の良い、組
成の均一な原料を得ることが出来る。またその結果物も
、かさ密度が高いものを得ることを可能とする。
以上の反応は、水溶液の温度が20〜40℃の範囲で行
うことが好ましい。
反応中は、1〜3時間程度かく伴し、熟成させる。
生成した水酸化ジルコニウムは、蒸留水を添加し、5〜
20分かく伴し、10〜30分静置し上澄み液を排出し
、ろ過し洗浄を行う。この洗浄は、6〜10回行われる
以上の処理のみで本発明は、より好ましい金属酸化物の
混合原料を得ることが出来るのが特徴の一つである。
しかし、さらにより好ましくは、上記洗浄後アルコール
洗浄することである。
この場合のアルコールは、02〜C,アルコールである
。このアルコールの中で好ましいのは、イソプロピルア
ルコールである。
以上、洗浄後、ろ過し乾燥し、仮焼することにより目的
の製品又は原料を得る。
仮焼の昇温速度は、50〜b ことが好ましい。二次凝集を極力避けるためである。
仮焼温度は、700〜900℃である。仮焼保持時間は
、2〜6時間である。
また、この方法で得られた結果物から、PLZTを製造
する場合は、MgOからなる板状耐火物により包囲し、
1100〜1200℃、10〜40Hr加熱し、焼結を
行う方法が好ましい。
MgO板は、他の材料に溶射等で付着したものでも良<
、MgO板自板石体ってもよい。
MgO粉、MgO板の厚さが5〜20+m前後の厚さが
好ましい。MgO板は、揮発するPbQを呼吸する割合
が少ないため、従来のごと<pbzr03およびPbO
2を充填したりする必要がなく、単に目的材料の周囲を
MgO板等で囲むだけで良く、過剰のPbo2等を必要
とすることなく工業的に容易にPLZTを得ることが出
来る。また、ホットプレス等を使用しなくとも高い透過
率が得られる。透過率は、厚み0.5mn、波長400
0人ですでに60%以上で波長6000人で66〜68
%の好ましい値となる。
[発明の効果] 以上の内容を実施することにより、以下の効果が得られ
る。
(1)−次粒子径が70〜150人と小さくかつ極めて
、ろ過性の良い金属酸化物が得られるため、活性の高い
超微粉末を得ることができる。
(2)また、破砕、混合等が不要なため均一組成の金属
酸化物の混合原料を得ることができる。
(3)安価な原料を使用できるため、製造費を安。
くし得る。   ′ (4)特にPLZTを製造するためには、均一組成であ
り、焼結性も良く、工業的に量産できる処理方法であり
好ましい方法である。
また、製品の透過率も高く結晶粒子径が小さい均一なも
のができる。特に波長4000人ですでに、60%以上
の透過率を有する好ましいものが得られる。
実施例1 蒸留水にオキシ塩化ジルコニウム(ZrOC1□・8H
20)と所定のLa、Pbの硝酸塩とアンモニア水(N
H,29wt%)の中に添加し反応させ、この際金属酸
化物換算で330 gIQとなるようにした。
この後アンモニアを過剰にすべく添加し、その後所定量
の四塩化チタニウムを加え反応させた。
この際得られる製品が均一組成となるように。
一定のかく伴を行った。
この後、蒸留水で洗浄し、ろ過を行った。ろ過は、数十
秒で行われ好ましい混合原料かえられた。
この処理後乾燥、焼成し、好ましい平均粒径100人の
一次粒子からなる混合微粉を得、これを所定形状の形に
入れ、MgO板で囲んだ密閉容器中で1200℃常圧で
焼結した所、結晶粒子径の細かい均一なPLZTが得ら
れた。
その透過率は、4000人ですでに60%、6000人
で理論値の最大値である68%と好ましい値であった。
【図面の簡単な説明】
第1図に金属塩の濃度とろ過時面の関係を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性ジルコニウム塩とLa、Pb、Sr、Ba
    、Ca、Nb、Tiのうち一種以上の塩と、これら金属
    塩の濃度として金属酸化物換算で300〜450g/l
    でアルカリ水とを混合反応させ、ついで前記添加金属の
    うち一種以上の塩をさらに目的量添加反応させることを
    特徴とする金属酸化物の混合原料の製造法。
  2. (2)水溶性ジルコニウム塩とLa、Pb、Sr、Ba
    、Ca、Nb、Tiのうち一種以上の塩をアルカリ水の
    中へ添加し、反応させることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の金属酸化物の混合原料の製造法。
  3. (3)水溶性ジルコニウム塩とLa、Pb、Sr、Ba
    、Ca、Nb、Tiのうち一種以上の塩とアルカリを反
    応させる場合において、アルカリ濃度をそれぞれの塩の
    合量に対し、0.5モル以上の過剰で反応させることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の金属酸化物の混
    合原料の製造法。
  4. (4)反応後ろ過した後、アルコール洗浄することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の金属酸化物の混合
    原料の製造法。
  5. (5)反応後洗浄、ろ過し、仮焼する際、仮焼の昇温速
    度が50〜150℃/Hrであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の金属酸化物の混合原料の製造法
JP25502284A 1984-12-04 1984-12-04 金属酸化物の混合原料の製造法 Pending JPS61136921A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0275151A2 (en) * 1987-01-08 1988-07-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for producing crystalline complex perovskite compounds

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0275151A2 (en) * 1987-01-08 1988-07-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for producing crystalline complex perovskite compounds

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