JPS61136959A - セラミツク体の製造法 - Google Patents
セラミツク体の製造法Info
- Publication number
- JPS61136959A JPS61136959A JP59256561A JP25656184A JPS61136959A JP S61136959 A JPS61136959 A JP S61136959A JP 59256561 A JP59256561 A JP 59256561A JP 25656184 A JP25656184 A JP 25656184A JP S61136959 A JPS61136959 A JP S61136959A
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- water
- sintering
- reaction
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
本発明は、セラミック体の製造法に関する。
[従来の技術]
従来セラミック体の製造方法においては、第1に金属酸
化物の濃度換算で50〜100 g / 11の金属塩
の混合液中へアルカリを添加し、中和洗浄濾過を行って
いた。さらに濾過ケーキを仮焼後、破砕し、金属酸化物
を得ていた。
化物の濃度換算で50〜100 g / 11の金属塩
の混合液中へアルカリを添加し、中和洗浄濾過を行って
いた。さらに濾過ケーキを仮焼後、破砕し、金属酸化物
を得ていた。
また得られた金属酸化物は、特にPbOが含有している
場合には、揮発ロスが多くなるため、焼結対象物の回り
に金属酸化物粉を充填し、加圧焼結が行われていた。
場合には、揮発ロスが多くなるため、焼結対象物の回り
に金属酸化物粉を充填し、加圧焼結が行われていた。
上記の方法では、ゲル状になり易く、−次位子が大きく
なり、濾過性が悪く濾過洗浄に長時間を要し、好ましく
なかった。
なり、濾過性が悪く濾過洗浄に長時間を要し、好ましく
なかった。
また、このため洗浄も不十分になり易く、特に有機化合
物を添加する場合は、より洗浄が不十分となり易かった
。
物を添加する場合は、より洗浄が不十分となり易かった
。
さらに、仮焼時における凝集をもたらし1粒子が粗大化
し、好ましいセラミックが得られなかった。
し、好ましいセラミックが得られなかった。
また、破砕等の工程が必然的に必要となり、これによる
不純物の犀入の問題を生じるなど種々の問題を生じてい
た。
不純物の犀入の問題を生じるなど種々の問題を生じてい
た。
さらに、セラミック体の成形時に、量産可能な製造装置
で製造することが好ましいが、金属酸化物粉を焼結対象
物の回りに充填する方式や、焼結時に加圧する方式を採
らなければならない場合は。
で製造することが好ましいが、金属酸化物粉を焼結対象
物の回りに充填する方式や、焼結時に加圧する方式を採
らなければならない場合は。
量産には向かずより簡単な方法が望まれていた。
本発明者等は、上記欠点を排除すべく鋭意検討した結果
、水溶性ジルコニウム塩とLa、Pb、Sr、Ba、C
a、Nb、Tiのうち一種以上の塩と、これらの金属塩
の濃度として金属酸化物換算で300〜450 g /
Qで、アルカリ水および有機物とを反応させ、乾燥後
、焼結するセラミック体の製造法を見出した。
、水溶性ジルコニウム塩とLa、Pb、Sr、Ba、C
a、Nb、Tiのうち一種以上の塩と、これらの金属塩
の濃度として金属酸化物換算で300〜450 g /
Qで、アルカリ水および有機物とを反応させ、乾燥後
、焼結するセラミック体の製造法を見出した。
さらに、本発明の好ましい実施態様としては、焼結にお
いてMgOを主成分とする耐火物のみで周囲を形成し、
前記以外の耐火物を焼結雰囲気内で使用せずに焼結する
製造法を見出した。
いてMgOを主成分とする耐火物のみで周囲を形成し、
前記以外の耐火物を焼結雰囲気内で使用せずに焼結する
製造法を見出した。
また、他の実施態様としては、焼結時に加圧しない製造
法をも見出した。
法をも見出した。
以下本発明について詳細に述べる。
本発明で用いる金属塩は、塩化物、オキシ塩化物、硝酸
塩、蓚酸塩、硫酸塩のいずれか一種以上であることが好
ましい。
塩、蓚酸塩、硫酸塩のいずれか一種以上であることが好
ましい。
水溶性金属塩は、アルカリ水と反応させる。アルカリ土
類金属塩とを反応させる場合には、金属酸化物換算で、
300〜450g/lの濃度で反応させる。
類金属塩とを反応させる場合には、金属酸化物換算で、
300〜450g/lの濃度で反応させる。
金属塩の濃度が高いと第1図のように、濾過性が良くそ
の後の処理が容易なため微細な金属酸化物を得ることが
容易なためである。ただ450g/l以上になるとゲル
状態がひどくなり1反応し。
の後の処理が容易なため微細な金属酸化物を得ることが
容易なためである。ただ450g/l以上になるとゲル
状態がひどくなり1反応し。
難くなる。
また上記反応の際有機物を添加することが、本発明の他
の構成要件である。
の構成要件である。
ここで有機物とは、アルコキシド化されたもの、イソプ
ロピルアルコール、ベンジルアルコール、ポリビニール
アルコール等のアルコール類、ポリエチレン、ポリオレ
フィン、ジエンフェノール樹脂、ポリアクリロニトリル
等である。特に反応終了後、仮焼あるいは、焼結の際分
解又は揮発の温度が350℃以上となる有機物が好まし
い。
ロピルアルコール、ベンジルアルコール、ポリビニール
アルコール等のアルコール類、ポリエチレン、ポリオレ
フィン、ジエンフェノール樹脂、ポリアクリロニトリル
等である。特に反応終了後、仮焼あるいは、焼結の際分
解又は揮発の温度が350℃以上となる有機物が好まし
い。
二次凝集あるいは、結晶成畏を押え好ましい微細な結晶
粒のセラミック体を得るためである。
粒のセラミック体を得るためである。
水溶性金属塩とアルカリ水および有機物との反応は、こ
れら王者を同時に反応槽に入れるか、好ましくは、アル
カリ水中に上記他の王者を添加し反応させる。
れら王者を同時に反応槽に入れるか、好ましくは、アル
カリ水中に上記他の王者を添加し反応させる。
この方法により微細−次粒子でかつより濾過性の良い金
属酸化物の混合物を得ることができる。
属酸化物の混合物を得ることができる。
アルカリ水の濃度は、金属塩に対し0.5モル以上の過
剰で反応させることが好ましい。
剰で反応させることが好ましい。
即ち、金属塩の濃度をより高く、アルカリ水の濃度をよ
り濃い状態で一時に反応を生ぜしめることが好ましい反
応なのである。
り濃い状態で一時に反応を生ぜしめることが好ましい反
応なのである。
アルカリ水は、N H40H水、NaOH水、KOH水
等が、用いられるが、アルカリ金属を嫌う用途の場合は
、NH,OH水が好ましい。
等が、用いられるが、アルカリ金属を嫌う用途の場合は
、NH,OH水が好ましい。
特にLSI材料のごとく、アルカリ金属を嫌う用途にお
いては、NH,OH水が好ましい0例えばPLZT、P
ZT等の場合である。
いては、NH,OH水が好ましい0例えばPLZT、P
ZT等の場合である。
以上のように水溶性ジルコニウム塩と他の金属塩即ちL
a、Pb、Sr、Ba、Ca、Nb、Tiのうち一種以
上の塩とアルカリ液と有機物とを反応させる。
a、Pb、Sr、Ba、Ca、Nb、Tiのうち一種以
上の塩とアルカリ液と有機物とを反応させる。
またその後、好ましくは、前記金属塩の1種又は全種を
不足目に加えておき、前記反応後さらに添加する。特に
安価な四塩化チタン等の塩化物を添加する場合は、第一
段の反応を充分に終了させ、アルカリを充分過剰にして
おくことが好ましい。
不足目に加えておき、前記反応後さらに添加する。特に
安価な四塩化チタン等の塩化物を添加する場合は、第一
段の反応を充分に終了させ、アルカリを充分過剰にして
おくことが好ましい。
これにより、−次粒子の細かいより焼結性の良い、組成
の均一な原料を得ることが出来る。またその結果物も、
かさ密度が高いものを得ることを可能とする。
の均一な原料を得ることが出来る。またその結果物も、
かさ密度が高いものを得ることを可能とする。
以上の反応は、水溶液の温度が20〜40℃の範囲で行
うことが好ましい。
うことが好ましい。
゛ 反応中は、1〜3時間程度攪拌し熟成させる。
生成した反応物は、蒸留水等の純水な水で洗浄後、濾過
し、乾燥する。
し、乾燥する。
このようにして得られた結果物から、例えばPLZT等
のPboを含むものを製造する場合には、MgOからな
る板状耐火物により包囲した炉内に、金属酸化物混合微
粉を一定形状に成形したものを1100〜1200℃、
lO〜40Hr加熱し、焼結を行うことが好ましい。
のPboを含むものを製造する場合には、MgOからな
る板状耐火物により包囲した炉内に、金属酸化物混合微
粉を一定形状に成形したものを1100〜1200℃、
lO〜40Hr加熱し、焼結を行うことが好ましい。
MgO板は、他の材料に溶射等で付着したものでも良く
、Mgo板自体であっても良い。
、Mgo板自体であっても良い。
また、MgO粉、MgO板の厚さが5〜20m前後の厚
が好ましい。MgO板は、揮発するpbOを吸収する割
合が少ないため従来法のととくPbZro、および又は
p b o、を充填したりする必要がない。単に目的材
料の範囲をMgO板等で囲むだけで良く、過剰のPbo
2等を加える必要なく、工業的に容易にPLZTを得る
ことができる。
が好ましい。MgO板は、揮発するpbOを吸収する割
合が少ないため従来法のととくPbZro、および又は
p b o、を充填したりする必要がない。単に目的材
料の範囲をMgO板等で囲むだけで良く、過剰のPbo
2等を加える必要なく、工業的に容易にPLZTを得る
ことができる。
さらにホットプレス等なくしても、高い透過率が得られ
る。透過率は、厚み0.5++wで波長6000人で理
論値の最大値に近い66〜68%の好ましい値となる。
る。透過率は、厚み0.5++wで波長6000人で理
論値の最大値に近い66〜68%の好ましい値となる。
以上の発明を実施することにより、以下の効果が得られ
る。
る。
(1) −水粒子径が、40〜300人と小さくかつ極
めて炉適性の良い金属酸化物が得られるため活性の高い
超微粉末を得ることができ、好ましいセラミック体を得
ることができる。
めて炉適性の良い金属酸化物が得られるため活性の高い
超微粉末を得ることができ、好ましいセラミック体を得
ることができる。
(2) 有機物が均一に分散した状態で焼結が行われる
ため、結晶粒の小さい密なセラミック体を得ることがで
きる。
ため、結晶粒の小さい密なセラミック体を得ることがで
きる。
(3) 破砕、混合等が不要なため均一組成の金属酸化
物の混合原料を得ることができ、好ましいセラミック体
を得ることができる。
物の混合原料を得ることができ、好ましいセラミック体
を得ることができる。
(4) 安価な原料を使用でき、かつ有機物の使用を少
量にかつ効果的に使用できるため、製造費を安くし得る
。
量にかつ効果的に使用できるため、製造費を安くし得る
。
(5) 特にPLZTを製造するためには、均一組成で
あり、焼結性も良く、工業的に量産出来る処理方法であ
り好ましい方法である。
あり、焼結性も良く、工業的に量産出来る処理方法であ
り好ましい方法である。
また製品の透過率も高く、結晶粒子径が小さい均一なも
のができる。
のができる。
実施例1
蒸留水にオキシ塩化ジルコニウム(ZrOCl2・8H
,O)と所定のLa、Pbの硝酸塩をアンモニア水(N
H,29wt%)とポリアクリロニトリルを含む液中に
添加し反応させた。この際金属酸化物換算で330 g
/ Qとなるようにした。
,O)と所定のLa、Pbの硝酸塩をアンモニア水(N
H,29wt%)とポリアクリロニトリルを含む液中に
添加し反応させた。この際金属酸化物換算で330 g
/ Qとなるようにした。
この後アンモニアを過剰にすべく添加し、その後所定量
の四塩化チタニウムを加え反応させた。
の四塩化チタニウムを加え反応させた。
この反応の際、得られる製品が均一組成となるように、
一定の攪拌を行った。
一定の攪拌を行った。
この後、蒸留水で洗浄し、+7過を行った。濾過が数十
秒で行われ、好ましい混合原料が得られた。
秒で行われ、好ましい混合原料が得られた。
この処理後、乾燥、焼成し好ましい平均粒径90人の一
次粒子からなる混合微粉を得て、これを成形処理した。
次粒子からなる混合微粉を得て、これを成形処理した。
所定形状の混合物をMgO板で囲んだ密閉容器中で12
00℃常圧で焼結したところ、結晶粒径の細かい均一組
成のPLZTが得られた。
00℃常圧で焼結したところ、結晶粒径の細かい均一組
成のPLZTが得られた。
その透過率は、6000人で理論値の最大値である68
%と好ましい値であった。
%と好ましい値であった。
第1図に金属塩の濃度と濾過時間の関係を示す。
Claims (3)
- (1)水溶性ジルコニウム塩とLa、Pb、Sr、Ba
、Ca、Nb、Tiのうち一種以上の塩と、これらの金
属塩の濃度として金属酸化物換算で300〜450g/
lで、アルカリ水および有機物とを反応させ、乾燥後、
焼結することを特徴とするセラミック体の製造法。 - (2)特許請求の範囲第1項における焼結において、M
gOを主成分とする耐火物のみで周囲を形成し、前記以
外の耐火物を焼結雰囲気内で使用せずに焼結することを
特徴とするセラミック体の製造法。 - (3)特許請求の範囲第1項において、焼結時に加圧し
ないことを特徴とするセラミック体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59256561A JPS61136959A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | セラミツク体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59256561A JPS61136959A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | セラミツク体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61136959A true JPS61136959A (ja) | 1986-06-24 |
Family
ID=17294348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59256561A Pending JPS61136959A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | セラミツク体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61136959A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4957888A (en) * | 1987-08-17 | 1990-09-18 | U.S. Philips Corporation | Method of manufacturing ceramic powders having the perovskite structure |
-
1984
- 1984-12-06 JP JP59256561A patent/JPS61136959A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4957888A (en) * | 1987-08-17 | 1990-09-18 | U.S. Philips Corporation | Method of manufacturing ceramic powders having the perovskite structure |
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