JPS61135954A - エンジンのアイドル回転数制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はスロットルバルブの開度を検出するスロットル
センサの故障時にお【づるエンジンのアイドル回転数制
御方法に関する。

（従来の技術） 従来、例えば特開昭５８−５３６５１号公報及び特開昭
５８−１２２３３２６号公報にも記載されているように
、エンジンのアイドル回転数制御は、水温に応じた目標
アイドル開度を予め設定し、アイドルスイッチがオフか
らオンに変化したことを検出する度にアクヂュエータ駆
動によりスロットル開度を目標開度に設定した後、エン
ジン回転数を目標回転数に制御しているが、この場合に
おいて、スロットル開度はスロットルバルブに連動して
出力を変化させるスロットルセンサによって検出してい
るため、スロットルセンサが断線あるいは短絡した場合
、アイドル回転数制御システムの電気制御回路内ではス
ロワ１〜ル開度が全閉あるいは全開状態にあると判定し
てアクチュエータをスロットルバルブの全開あるいは仝
閉方向に駆動するものの、アクチュエータが駆動しても
スロットルバルブの出力に変化がないため、電気制御回
路内ではスロットル開度が全開あるいは全開状態のまま
であると判断してアクチュエータを駆動し続＋−１、遂
にはスロットルバルブが全開あるいは全開状態になって
エンジン高回転にともなう弊害あるいはエンジンストー
ルの原因になると言う欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、スロットルバルブの開度を検出するスロット
ルセンサが故障して断線あるいは短絡状態になっても、
車両が暴走しあるいはエンジンストールすることなしに
エンジンのアイドル制御を安全に行うことができるフェ
イルセルフのエンジンのアイドル回転数制御方法を提供
することにある。

（問題を解決するための手段） 本発明は、第１図に示すように、エンジン運転状態に対
応した各種センサからの信号に基づいた電気アクチュエ
ータのパルス駆動によるスロットルバルブの開度位置制
御によってエンジンのアイドル回転数を目標アイドル回
転数に制御するに際して、ステップＳＯ１で、スロット
ルバルブ開度に対応した信号を発生させるスロットルセ
ンサが故障したか否かを、例えばスロワ［−ルセンサか
らの出力がスロットルバルブ全開から全開までの範囲を
外れた出力にあるか否かで検出するとともに、スロット
ルセンサの故障時においてステップＳ０２で、前記電気
アクチュエータを例えば−〇原点等の予め設定した位置
に戻した後あるいは既知の停止位置からスロットルセン
サがアイドル開度に達するに必要な規定パルス数駆、動
するエンジンのアイドル回転数制御方法にある。

（実′流側） 次に本発明の一実施例の構成を第２図、第３図によって
説明する。

エンジンに気化器２からの燃料を供給する吸気通路３に
はアクセルペダルの踏込量に対応して開くスロットルバ
ルブ４が図示省略スプリングでバルブ閉方向に付勢され
た状態で取付（づられ、スロワ［ヘルバルブ４のバルブ
閉位閥はスロットルバルブ４の軸５に固着されたスロワ
１〜ルレバー６がアクチュエータ７、この場合、可逆運
転可能なりＣモータ８とギヤ列９を介してネジ棒１０を
正・逆回転させて円周方向移動が規制されたネジ棒１０
とネジ嵌合した出力軸１１を前後動させるアクヂュエー
７先端のタッチヘッド１２に当接することによって定ま
るとともに、タッチヘッド１２に対するスロットルレバ
ー６の当接はこの当接でスプリング１３の付勢力に抗し
て出力軸１１とともにファイナルギヤ１４が僅かに後退
することによるアイドルスイッチ１５のオンによって検
出され、出力軸１１のストロークエンドは出力＠１１上
のドッグ１６がリミットスイッチ１７のレバー１８に当
接することによって検出される。

この気化器２には、吸気通路３の小ベンチユリ１つに形
成されたメインノズル２０に対する燃わ１供給をメイン
ジエン１２１位置でカッｌ−するだめのメインカット電
磁弁２２と、吸気通路３のスロットルバルブ４付近に形
成されたスローポーｉ〜２３に対する燃料供給をカット
するためのスローカット電磁弁２４と、メイン及びスロ
ー系に対するブリードエア調整用エアブリードコントロ
ールバルブ２５、この場合、ステッパモータ２６を介し
てナツト体２７を正・逆回転させて円周方向移動が規制
されたネジ棒２８とともにニードル弁２９を前後動させ
ることによって大気孔３０から各エア通路３１．３２を
通ってメイン系及びスロー県名燃料通路３３．３４に供
給されるブリードエア但を調整するエアコントロールバ
ルブ２５と、エンジン始動及び加速時等においてエンジ
ンに対する燃料供給儀を増大させる補助燃料ポンプ３５
、この場合、ソレノイドコイル３６のオン・オフ作動と
スプリング３７の付勢力とによるプランジャ３８を介し
てのピストン３９の往復動によって気化器２のフロート
室４０からの燃料を吸入側チェックバルブ４１を通って
一旦シリンダ室４２に吸入した後、吐出側ヂエックバル
ブ４３から大ベンチユリ４４上方位置に形成された補助
ノズル４５を通って吸気通路３に供給する補助燃料ポン
プ３５とのそれぞれが取イ」けられている。

このように形成された気化器２において、アクチュエー
タ７のＤＣモータ８ど、各スイッチ１５．１７と、燃料
カッ１〜用各電磁弁２２．２４ど、エアフリートコント
ロールバルブ２５のステツバモータ２６と、補助燃料ポ
ンプ３５のソレノイドコイル３６と、気化器２に取（ｔ
　ＧＪられてスロワ１〜ルバルブ４の開度に対応した出
力を発生させるスロワＩ・ル開度センサ４６と、エンジ
ンのウォータジャケットに取付けられた水温センサ４７
と、イグニッションコイル等のエンジン回転数センサ４
８と、車両の速度に対応した出力を発生させる車速セン
サ４９と、排気通路に取付りられて酸素濃度に対応した
出ツノを発生さｌる０２センザ５０ど、クラッヂオフと
ニコートラル状態のときに出力を変化させるクラッチ・
ニコートラル検出センサ５１と、サイドランプオン時に
出力を発生させるりイドランプ検出センサ５２と、エコ
ノミ及びダイアグ時に点灯するエコノミ・ダイアグラン
プ５３と、エアコンスイッチ５４と、スタータスイッヂ
５５と、イグニッションキースイッチ５６と、オルタネ
ータ制御回路５７とのそれぞれは、バッテリ５８からの
電源供給がイグニッションキースイッチ５６によってオ
ン・オフ制御される通称ＥＣＵのエンジン制御用電気制
御回路５つに接続されている。

次に、第３図は電気制御回路５９の具体例であって、記
憶回路ＲＯＭのプログラムに従って制御されるマイクロ
コンピュータｃＰＵには、波形整形器６０を介してエン
ジン回転数センサ７Ｉ８からのエンジン回転数に対応し
た周波数のパルス信号が入）ｊされる伯、水温センサ４
７がらのエンジン冷却水温度に対応したアナログ信号ど
スロワ（ヘル開度センサ４６からのスロットルバルブ４
の開度に対応したアナログ信号と０２センサ５ｏがらの
酸素濃度に対応したアナログ信号とのそれぞれがＡ／Ｄ
変換器６１を介してデジタル信号に変換された状態で入
力ポートロ２を介して入力され、がっ、アイドルスイッ
チ１５とクラッチ・ニュー１〜ラル検出スイツチ５１と
エアコンスイッチ５４どパルス出）ｊの車速センサ４９
とイグニッションキースイッチ５６とスタータスイッヂ
５５とのそれぞれからのオン・オフ信号が入カポ−］・
６３を介して入力され、又、マイクロコンピュータｃＰ
Ｕの出カポ−１〜６４には、各駆動回路６５〜６９を介
してアクチュエータ７のＤＣモータ８と燃料補助ポンプ
３５のソレノイドコイル３６とメインカット電磁弁２２
とスローカット電磁弁２４とオルタネータ制御回路５７
とのそれぞれが出力されている他、出力ポードア０及び
駆動回路７１を介してエアブリードコントロールバルブ
２５のステツバモータ２６が接続されている。

次に、本実施例の作用について説明する。

このように構成されたエンジン制御装置、この場合、特
に電子制御チョークレス気化器のエンジン制御装置にお
いて、マイクロコンピュータＣＰＵには、エンジンの冷
却水温度に応じて変化する目標アイドル開度と目標アイ
ドル回転数とが設定され、ＩＪｉｌｌＮ運転終了後のア
イドル運転中において、エンジンはスロワ１−ルバルブ
４を目椋アイドル間面に設定した状態において目標アイ
ドル回転数になるにうにアイドル制御される他、マイク
ロコンピュータＣＰＵには、第４図に示すように、スロ
ットル間度センザ４６のスロワ１〜ルバルブ４全聞時出
力の例えば４．５Ｖより大きい電圧［Ｅどスロットルバ
ルブ４全開時出力の例えば０．ＩＶより小さい電圧０１
とが設定され、エンジンのアイドル制御途上においてス
ロットル間度センザ４６は第５図のフローヂャ−１〜に
よりチェックされるとともに、アイドル開度がフェイル
セーフ制御される。

即ち、ステップ１０１でスロットル開度センサ４６から
のスロットルバルブ４開度に対応した出力信号をＡ／Ｄ
変換したデータをＶＴＡに格納するとともに、ス゛テッ
プ１０２でＶＴＡ電圧がスロワ１〜ルバルブ４全開時出
力電圧４．５Ｖ以上のＦＥ雷電圧り小さいか否かが判別
され、小さい場合においてステップ１０３でＶＴＡ電圧
がスロワ１〜ルバルブ４全閉時出ノｊ電圧０．１Ｖ以下
の０１電圧より小さいか否かが判別され、スロットル開
度センナ４６が短絡した場合、信号線が電源線に接触し
てＶＴＡ電圧が電源電圧の５Ｖになり、又、メロ１〜ル
開度センサ４６が断線した場合、信号線が開放状態にな
ってＶＴＡ電圧が開放のＯＶになり、従って、スロワ１
〜ル開度センサ４６が短絡あるいは断線したセンサ異常
状態において制御システムは前記ステップ１０２あるい
は１０３からステップ１０１に移行して、アイドルスピ
ードコン１へロール通称ＩＳＣ制御用アクチュエータ７
が第６図にＴａ２で示すスロットルバルブ４のアイドル
全開位冒にあることを示すフラグ１がセットされている
か否かが判別され、フラグ１がセットされていない場合
においてステップ１０５で、アクチュエータ７を第６図
、第７図に示すフルストローク移動可能な１０時間通電
してスロットルバルブ４をアイドル全開位置にセラ１〜
するとともに、ステップ１０６でフラグ１をセットし、
次の制御サイ＝　１１− クルで制御システムは既にフラグ１がセラ］へされてい
るためステップ１０４からステップ１０７に移行してＩ
ＳＯ制御用アクチュエータ７が第６図にＴａ２で示すス
ロットルバルブ４の暖機後アイドル開度位置にあること
を示すフラグ２がセラ１〜されているか否かが判別され
、フラグ２がセットされていない場合においてステップ
１０８で、スロットル開度を第６図、第７図に示すＴθ
ＯからＴθ１位置に移動し１＠る１１時間アクチュエー
タ７を通電してスロットルバルブ４を暖機後アイドル開
度位置にセットするとともに、ステップ１０っでアイド
ル開度設定完了のフラグ２をセットして、アイドル開度
を予め設定した暖機後アイドル開度に固定し、スロット
ル開度センサ４６故障時においてもエンジンをエンジン
高回転にともなう弊害あるいはエンジンストールさせる
ことなく安全にアイドル制御することができる。

なお、スロワ１〜ル開度センサ４６が故障していない状
態あるいは故障が解消した状態において、スロットル開
度センサ４６からの出力は第４図に示す０．１〜４．５
Ｖの範囲にあって、制御システムはステップ１０３から
ステップ１１０に移行してフラグ１及び２をリセットす
るとともに、スロットル開度センサ４６が正常な場合の
通常の暖機後アイドル開度制御が行なわれ、又、本実施
例においては、スロットルバルブ４を予め設定したアイ
ドル開ＩＴθ１位置にセットするのに、アイドル開度を
アクチュエータ７フルストロークのアイドル開度ＴθＯ
位置に一旦戻したが、スロットル開度センサ４６の正常
時位置をマイクロコンピュータＣＰＵのＲＡＭに記憶さ
せといて、アクチュエータ７をスロットル間度Ｔθ１位
置セットに対応した規定パルス数で直接駆動することも
できる。

（発明の効果） 本発明はエンジンのアイドル回転数制御に際して、スロ
ワ１へルセンサが故障したか否かを検出するとともに、
スロットルセンサの故障時において前記電気アクチュエ
ータをスロットルセンサが予め設定した暖機後アイドル
開度に達するに必要な規定パルス数駆動してアイドル開
度を固定することによって、スロットルセンサが故障し
て断線あるいは短絡状態になっても、車両がエンジン高
回転にともなう弊害を発生させあるいはエンジンストー
ルすることなしにエンジンのアイドル制御を安全にを行
うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシステムを明示するフローチャート図
、第２図は本発明の一実施例の説明図、第３図はその電
気回路図、第４図はそのスロットル開度センサ４６の動
作特性図、第５図はその制御のフローチャート図、第６
図と第７図はその動作特性図である。 ＳＯｌ、ＳＯ２・・・ステップ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）エンジン運転状態に対応した各種センサからの信
   号に基づいた電気アクチュエータのパルス駆動によるス
   ロットルバルブの開度位置制御によってエンジンのアイ
   ドル回転数を目標アイドル回転数に制御するに際して、
   スロットルバルブ開度に対応した信号を発生させるスロ
   ットルセンサが故障したか否かを検出するとともに、ス
   ロットルセンサの故障時において前記電気アクチュエー
   タをスロットルセンサがアイドル開度に達するに必要な
   規定パルス数駆動することを特徴とするエンジンのアイ
   ドル回転数制御方法。
2. （２）電気アクチュエータをスロットルバルブが全開若
   しくは全閉の一方に達するに必要な一定パルス数駆動し
   た後、スロットルバルブがアイドル開度に達するに必要
   な一定パルス数前記電気アクチュエータを駆動すること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のエンジンの
   アイドル回転数制御方法。