JPS6113554B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113554B2 JPS6113554B2 JP2554879A JP2554879A JPS6113554B2 JP S6113554 B2 JPS6113554 B2 JP S6113554B2 JP 2554879 A JP2554879 A JP 2554879A JP 2554879 A JP2554879 A JP 2554879A JP S6113554 B2 JPS6113554 B2 JP S6113554B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- condenser
- cooling water
- condensable gas
- refrigerant
- regenerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 15
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 15
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 13
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 9
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 2
- AMXOYNBUYSYVKV-UHFFFAOYSA-M lithium bromide Chemical compound [Li+].[Br-] AMXOYNBUYSYVKV-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、吸収式冷凍機に関する。
吸収式冷凍機は、第１図に示す如く、蒸発器１
の管外において低圧下で冷媒である水を蒸発さ
せ、管内を流れる冷水２を冷却することを目的と
する。吸収器３には、冷却水４により、適度に冷
却され、吸収力のある臭化リチウム溶液があり、
蒸発器１からの気化冷媒を吸収する。吸収して稀
くなつた溶液は、ポンプ５により、熱交換器６を
経て、再生器７に送られ、ここで加熱源によつて
濃縮され、濃溶液と冷媒蒸気を発生する。濃溶液
は、再び熱交換器６を経て、吸収力の強い状態で
吸収器３に戻り、発生した冷媒蒸気は、凝縮器８
において、管内を流れる冷却水によつて冷却液化
され、冷媒戻り管９を通つて蒸発器１に戻る。こ
のようにしてサイクルを一巡する訳であるが、器
内に不凝縮ガスが少しでも存在すると、これが凝
縮器、吸収器の伝熱管まわりに集まつて、凝縮、
吸収を著しく阻害するので、器内の不凝縮ガス
は、できるだけ十分に器外に排出してやることが
吸収式冷凍機の性能の維持、向上に有効であるこ
とは周知の通りである。
の管外において低圧下で冷媒である水を蒸発さ
せ、管内を流れる冷水２を冷却することを目的と
する。吸収器３には、冷却水４により、適度に冷
却され、吸収力のある臭化リチウム溶液があり、
蒸発器１からの気化冷媒を吸収する。吸収して稀
くなつた溶液は、ポンプ５により、熱交換器６を
経て、再生器７に送られ、ここで加熱源によつて
濃縮され、濃溶液と冷媒蒸気を発生する。濃溶液
は、再び熱交換器６を経て、吸収力の強い状態で
吸収器３に戻り、発生した冷媒蒸気は、凝縮器８
において、管内を流れる冷却水によつて冷却液化
され、冷媒戻り管９を通つて蒸発器１に戻る。こ
のようにしてサイクルを一巡する訳であるが、器
内に不凝縮ガスが少しでも存在すると、これが凝
縮器、吸収器の伝熱管まわりに集まつて、凝縮、
吸収を著しく阻害するので、器内の不凝縮ガス
は、できるだけ十分に器外に排出してやることが
吸収式冷凍機の性能の維持、向上に有効であるこ
とは周知の通りである。
吸収式冷凍機の本体を形成している胴１０は、
以上の理由により、製作の段階において、できる
限り外部からの空気の漏れ込みがないように十分
な気密を保てるように製作されなければならない
が、仮に、外部からの漏れが全くない場合でも、
再生器において高温に加熱された溶液から、若干
の不凝縮ガスが内部発生することを防ぐことはで
きないので、このために定期的な抽気を行なつ
て、内部発生した不凝縮ガスを機外に排出してや
ることが必要になつてくる。
以上の理由により、製作の段階において、できる
限り外部からの空気の漏れ込みがないように十分
な気密を保てるように製作されなければならない
が、仮に、外部からの漏れが全くない場合でも、
再生器において高温に加熱された溶液から、若干
の不凝縮ガスが内部発生することを防ぐことはで
きないので、このために定期的な抽気を行なつ
て、内部発生した不凝縮ガスを機外に排出してや
ることが必要になつてくる。
不凝縮ガスは、凝縮器中に存在すること自体、
高圧側の圧力、温度を高くすることが、これがサ
イクルを循環する冷媒とともに低圧側に流入する
と、直接吸収性能を阻害するので、これが冷凍性
能に及ぼす影響は、凝縮器中に存在する場合とは
比較にならないほど大きなものとなつてくる。
高圧側の圧力、温度を高くすることが、これがサ
イクルを循環する冷媒とともに低圧側に流入する
と、直接吸収性能を阻害するので、これが冷凍性
能に及ぼす影響は、凝縮器中に存在する場合とは
比較にならないほど大きなものとなつてくる。
この意味において、再生器において発生した不
凝縮ガスは、凝縮器中にただよつている間に、適
当な抽気装置によつて外部に排出されるべきであ
つて、低圧側に流入することは、極力阻止するこ
とが肝要である。
凝縮ガスは、凝縮器中にただよつている間に、適
当な抽気装置によつて外部に排出されるべきであ
つて、低圧側に流入することは、極力阻止するこ
とが肝要である。
本発明は、従来この抽気の目的で取りつけられ
ている装置、配置の不十分さを、改良し、低圧側
に不凝縮ガスが流入しないような冷却水の流し方
と抽気口の配置との関係を与えることを目的とす
る。以下この発明の一実施例を第２図、第３図に
より説明する。
ている装置、配置の不十分さを、改良し、低圧側
に不凝縮ガスが流入しないような冷却水の流し方
と抽気口の配置との関係を与えることを目的とす
る。以下この発明の一実施例を第２図、第３図に
より説明する。
第２図において、凝縮器８の管１１内を流れる
冷却水４は、入口１２から入つて出口１３に流出
するものとする。不凝縮ガスの抽出口１４は、入
口１２に近く配設されており、一方、凝縮器８か
らの冷媒流出口１５は出口１３に近く配設されて
いる。
冷却水４は、入口１２から入つて出口１３に流出
するものとする。不凝縮ガスの抽出口１４は、入
口１２に近く配設されており、一方、凝縮器８か
らの冷媒流出口１５は出口１３に近く配設されて
いる。
このような配置をとると、冷却水の入口温度
は、出口温度よりも低いので、凝縮器８内の長手
方向には、飽和圧力の差により、若干の圧力勾配
ができ、出口１３側から入口１２側に向うガス流
れが生じるため、再生器７において発生した不凝
縮ガスは、冷却水入口端に近い部分に集合しやす
い。従つて入口１２付近に抽気口を設けることに
より、不凝縮ガスは、有効に機外に排出されやす
い。また、凝縮器８において凝縮した冷媒は、冷
却水の出口１３側から蒸発器１に戻るので、液流
と共に不凝縮ガスを随伴することがなくなり、低
圧側に不凝縮ガスが抜けることを防止できる。
は、出口温度よりも低いので、凝縮器８内の長手
方向には、飽和圧力の差により、若干の圧力勾配
ができ、出口１３側から入口１２側に向うガス流
れが生じるため、再生器７において発生した不凝
縮ガスは、冷却水入口端に近い部分に集合しやす
い。従つて入口１２付近に抽気口を設けることに
より、不凝縮ガスは、有効に機外に排出されやす
い。また、凝縮器８において凝縮した冷媒は、冷
却水の出口１３側から蒸発器１に戻るので、液流
と共に不凝縮ガスを随伴することがなくなり、低
圧側に不凝縮ガスが抜けることを防止できる。
第３図はこの発明を二重効用吸収式冷凍機に適
用した実施例である。二重効用吸収式冷凍機にお
いては、高温再生器（図示せず）において大量の
不凝縮ガスが発生し、これは、低温再生器４（再
生器７と同じ）を経由して溶液を加熱することに
より凝縮した冷媒と共に凝縮器８に流入するが、
この流入口１６も、前記の理由により、凝縮器８
に入る冷却水の入口１２側に設けられている。そ
の他は第２図と同じである。
用した実施例である。二重効用吸収式冷凍機にお
いては、高温再生器（図示せず）において大量の
不凝縮ガスが発生し、これは、低温再生器４（再
生器７と同じ）を経由して溶液を加熱することに
より凝縮した冷媒と共に凝縮器８に流入するが、
この流入口１６も、前記の理由により、凝縮器８
に入る冷却水の入口１２側に設けられている。そ
の他は第２図と同じである。
以上のようにこの発明によれば、少くとも抽出
口を凝縮器の冷却水入口側に、冷媒流出口を冷却
水の出口側にそれぞれ設置しているので簡単な構
成で有効な抽気を行うことができる。
口を凝縮器の冷却水入口側に、冷媒流出口を冷却
水の出口側にそれぞれ設置しているので簡単な構
成で有効な抽気を行うことができる。
第１図は吸収式冷凍機の系統図、第２図はこの
発明の一実施例の要部の説明用図、第３図はこの
発明の他の実施例の要部説明図である。 １…蒸発器、３…吸収器、５…ポンプ、６…熱
交換器、７…再生器、８…凝縮器、１０…胴、１
１…管、１２…冷却水の入口、１３…冷却水の出
口、１４…抽出口、１５…冷媒流出口、１６…冷
媒流入口。
発明の一実施例の要部の説明用図、第３図はこの
発明の他の実施例の要部説明図である。 １…蒸発器、３…吸収器、５…ポンプ、６…熱
交換器、７…再生器、８…凝縮器、１０…胴、１
１…管、１２…冷却水の入口、１３…冷却水の出
口、１４…抽出口、１５…冷媒流出口、１６…冷
媒流入口。
Claims (1)
- １ 蒸発器、吸収器、再生器、凝縮器、熱交換
器、ポンプおよびこれらを連結する配管からなる
単効用あるいは単効用のものに高温再生器を付加
してなる二重効用の吸収式冷凍機において、凝縮
器を流れる冷却水の入口側に凝縮器内に存在する
不凝縮ガスを抽出する抽気口を設けると共に、冷
却水の出口側に、凝縮器から蒸発器に戻る冷媒流
出口を設けたことを特徴とする吸収式冷凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2554879A JPS55118563A (en) | 1979-03-07 | 1979-03-07 | Absorption type refrigerating machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2554879A JPS55118563A (en) | 1979-03-07 | 1979-03-07 | Absorption type refrigerating machine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55118563A JPS55118563A (en) | 1980-09-11 |
| JPS6113554B2 true JPS6113554B2 (ja) | 1986-04-14 |
Family
ID=12169015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2554879A Granted JPS55118563A (en) | 1979-03-07 | 1979-03-07 | Absorption type refrigerating machine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55118563A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0435650U (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-25 |
-
1979
- 1979-03-07 JP JP2554879A patent/JPS55118563A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0435650U (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55118563A (en) | 1980-09-11 |
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