JPS6113186Y2 - - Google Patents

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JPS6113186Y2
JPS6113186Y2 JP5297381U JP5297381U JPS6113186Y2 JP S6113186 Y2 JPS6113186 Y2 JP S6113186Y2 JP 5297381 U JP5297381 U JP 5297381U JP 5297381 U JP5297381 U JP 5297381U JP S6113186 Y2 JPS6113186 Y2 JP S6113186Y2
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JP
Japan
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casing body
flange
pipe
electrode
compressor
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JP5297381U
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JPS57165394U (ja
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、例えば、ルームクーラーや冷蔵庫等
に組込まれる圧縮機における冷媒の吸入管や吐出
管等の管接続構造に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来の圧縮機の管接続手段は、第1図及び第2
図に示されるように、圧縮装置を内蔵したケーシ
ング本体1に吸入管2及び吐出管3を銀ロー材4
を使用して管接続している。
しかしながら、上述した圧縮機の管接続手段
は、高価な銀ロー材4を使用して溶接している関
係上、製品コスト高になるばかりでなく、溶接
時、アセチレンガス等による火炎によつて加熱溶
接するため、加熱量が大きく、被接合体として管
体に対し、熱変形による歪みを生じるおそれもあ
り、しかもアセチレンガスによる火炎を受ける接
合部に近傍で熱的影響を受け易い電気機器に対
し、予め、耐熱材による被覆カバーを施すことを
余儀なくされる等の難点がある。
又一方、従来、この種の圧縮機の管接続手段
は、例えば、吸入管や吐出管又はチヤージパイプ
等の一部にウエジング加工を施してフランジ(鍔
部)を形成し、これをケーシング本体に穿設され
た透孔に引通して当接し、さらに、これを、例え
ば、抵抗溶接機による一対の電極で狭持して溶接
するものがある。
しかしながら、上述した圧縮機の管接続手段
は、理論上有効であつても、実際上、熟練を有
し、さらに、被接合体としての管体と上記電極と
の間隙がきわめて狭い関係上、上記管体の外周面
と電極の内周面とが接触して、溶接時、電流が他
にリークするおそれがあり、これに起因して、ケ
ーシング本体1と管体2,3又は管接手とをむら
なく均等に接合することが困難である。特に、被
接合体としての管体の内がわに他の管体を挿入し
て接合する場合、上記抵抗溶接機における電極の
接合圧力によつて、上記ケーシング本体1に接合
される管体を変形するおそれがあるばかりでな
く、溶接時の熱によつて径の細い管体の接合部近
傍の剛性が低下し、管体接合部の信頼性が低下す
る等の問題がある。
〔考案の目的〕
本考案は、上述した欠点を解消するために、截
頭円錐部を形成し、しかも、フランジを有する管
をケーシング本体の透孔に嵌装し、上記フランジ
を上記ケーシング本体に直接的に当接し、この両
者を抵抗溶接機の電極が接合するようにし、これ
により、接合時におおける電流のリークを生じな
いようにして接合強度の向上を図ると共に、熱エ
ネルギーによる管体の変形を防止するようにした
ことを目的とする圧縮機の管体接続構造を提供す
るものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を密閉型圧縮機に適用した図示の
一実施例について説明する。
第3図において、符号1は、密閉型圧縮機にお
けるケーシング本体であつて、このケーシング本
体1の一部には透孔1aが穿設されており、この
透孔1aには、截頭円錐部2cを形成し、しか
も、フランジ2aを有する管体2が嵌装されてい
る。さらに、このフランジ2aは上記ケーシング
本体1の内側面に直接的に当接しており、このフ
ランジ2aと上記ケーシング本体1との両者は鎖
線で示されるように、周知の抵抗溶接機の両電極
4a,4bによつて狭持されており、これに通電
することにより電気抵抗によつて一瞬に加熱溶接
されるようになつている。
即ち、上記ケーシング本体1の透孔1aに貫通
して引通された管体2のフランジ2aとケーシン
グ本体1とは抵抗溶接機の両電極4a,4bによ
つて加熱溶接されるようになつている。
特に、本考案における管体2のフランジ2a
は、截頭円錐形をなす管体2に形成しているか
ら、この管体2の外周面と上記抵抗溶接機の電極
4aの内周面との間隙が大きくなり、妄りに接触
するおそれがなくなる。即ち、上記管体2はその
フランジ2aの基部の外径をDとし、管体2の外
端部2bの外径をdとなるようにした截頭円錐部
2cが形成してあるから、電極2aの内周面との
離間距離が大きくなり、電極2aが上記管体2の
外周面に接触しなくなる。従つて、上記抵抗溶接
機の電流は他にリークするおそれがなくなり、上
記電極4aと4bとの間に正常に電流が一様に流
れ、これによつて、上記フランジ2aは均等に加
熱溶接されるようになつている。
次に、第4図に示される実施例は、本考案の他
の実施例であつて、これは上記管体2の代りに、
フランジ2a′を有する截頭円錐部2c′をなす管接
手2′を透孔1aに嵌合し、この管接手2′に管体
5を挿入し、前述したように、上記フランジ2
a′を上記ケーシング本体1に抵抗溶接機の電極4
a,4bで接合するようにしたものであり、上述
した実施例と同じ内容をなすものである。
なお、フランジ部は完全に平坦なリング状では
なく、截頭円錐部よりも傾斜角の充分に大きな略
ラツパ状(テーパー状)でも良い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案は、大径側の端部にケ
ーシング本体1の一側面へ当接されるフランジ部
2aを有し、しかも、上記ケーシング本体1の外
側へ突出する截頭円錐部2cを形成した管体2若
しくは管接手2′をケーシング本体1の透孔1a
に嵌装し、上記フランジ2aを上記ケーシング本
体1に直接的に当接し、この両者を抵抗溶接機の
電極4a,4bで接合するようにしてあるので、
管体2と電極4aとの接触による溶接不良を防止
できるばかりでなく、電極の加圧力によつて管体
2等の変形や歪みを解消し、しかも、接合強度の
向上を図ることができる。さらに、本考案は、截
頭円錐部2cによつて管体2の直径が大きくされ
て、管体2の剛性が高められているため、溶接時
の熱によつて接合部の剛性が低下しても、実用上
充分な強度を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の圧縮機の管接続構造の一部を
被截して示す側面図、第2図は第1図中の鎖円A
部の拡大断面図、第3図は本考案の圧縮機の管接
続構造の要部を示す拡大断面図、第4図は本考案
の他の実施例を示す図である。 1……ケーシング本体、2……管体、2a……
フランジ、2c……截頭円錐部、4a,4b……
電極、5……管体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大径側の端部にケーシング本体の一側面へ当接
    されるフランジ部を有し、ケーシング本体の外側
    へ突出する截頭円錐部を形成した管体若しくは管
    接手をケーシング本体の透孔に嵌装し、上記フラ
    ンジを上記ケーシング本体に直接的に当接し、こ
    の両者を抵抗溶接機の電極で接合するようにした
    ことを特徴とする圧縮機の管接続構造。
JP5297381U 1981-04-13 1981-04-13 Expired JPS6113186Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5297381U JPS6113186Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

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JP5297381U JPS6113186Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57165394U JPS57165394U (ja) 1982-10-18
JPS6113186Y2 true JPS6113186Y2 (ja) 1986-04-23

Family

ID=29849629

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JP5297381U Expired JPS6113186Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

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JPS57165394U (ja) 1982-10-18

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