JPS61130718A - バ−ナ装置 - Google Patents
バ−ナ装置Info
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- JPS61130718A JPS61130718A JP25305184A JP25305184A JPS61130718A JP S61130718 A JPS61130718 A JP S61130718A JP 25305184 A JP25305184 A JP 25305184A JP 25305184 A JP25305184 A JP 25305184A JP S61130718 A JPS61130718 A JP S61130718A
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- solid
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- burner
- breathable solid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、バーナ装置に係り、特に、被加熱物を少ない
燃料で効率よく所望温度に加熱できるようにしたバーナ
装置に関する。
燃料で効率よく所望温度に加熱できるようにしたバーナ
装置に関する。
周知のように、大気中において応力除去焼鈍処理、焼ば
め処理、焼曲げ処理等を行なうときには加熱源として、
専ら、バーナ装置が使用されている。バーナ装置は、一
般に、家紅用ガスコンロと同様に高温燃焼ガスを被加熱
物に吹き付ける構成となっている。
め処理、焼曲げ処理等を行なうときには加熱源として、
専ら、バーナ装置が使用されている。バーナ装置は、一
般に、家紅用ガスコンロと同様に高温燃焼ガスを被加熱
物に吹き付ける構成となっている。
しかしながら、従来のバーナ装置にあっては、燃焼ガス
が有しているエネルギーの20〜30%程度しか加熱に
利用できず、残りのエネルギーは無駄に捨てられている
のが実状である。このため、被加熱物が大形化すると燃
料消費量が膨大化する問題があった。
が有しているエネルギーの20〜30%程度しか加熱に
利用できず、残りのエネルギーは無駄に捨てられている
のが実状である。このため、被加熱物が大形化すると燃
料消費量が膨大化する問題があった。
そこで最近では、熱効率を向上させるためにバー・す本
体に各種の工夫が施されている。しかし、省エネルギー
化と言う面からは未だ不十分なものしか存在していない
のが実状である。
体に各種の工夫が施されている。しかし、省エネルギー
化と言う面からは未だ不十分なものしか存在していない
のが実状である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、構成の複雑化を招くことなく熱
効率を大幅に向上させることができ、もって省エネルギ
ー化を実現できるバーナ装置を提供することにある。
の目的とするところは、構成の複雑化を招くことなく熱
効率を大幅に向上させることができ、もって省エネルギ
ー化を実現できるバーナ装置を提供することにある。
(発明の概要)
本発明に係るバーナ装置は、被加熱物に向けて高温の燃
焼ガスを吹き付けるバーナ本体と、このバーナ本体の回
りに前記被加熱物に臨ませて配置された通気性固体と、
この通気性固体内を通る経路で前記被加熱物に吹き付け
られた後の前記燃焼ガスを強制的に排気する排気手段と
を備えている。
焼ガスを吹き付けるバーナ本体と、このバーナ本体の回
りに前記被加熱物に臨ませて配置された通気性固体と、
この通気性固体内を通る経路で前記被加熱物に吹き付け
られた後の前記燃焼ガスを強制的に排気する排気手段と
を備えている。
本発明によれば、次のような作用で熱効率を大幅に向上
させることができる。すなわち、バーナ本体から噴出し
た燃料と空気との混合物は、バーナ本体の前面において
燃焼し、この燃焼によって生成された高温のガスが被加
熱物に吹付けられる。
させることができる。すなわち、バーナ本体から噴出し
た燃料と空気との混合物は、バーナ本体の前面において
燃焼し、この燃焼によって生成された高温のガスが被加
熱物に吹付けられる。
このため、被加熱物は加熱される。このとき強制排気系
を動作させておくと、被加熱物に吹き付けられた燃焼ガ
、スは、被加熱物に突き当った後方向変換して通気性固
体内を通って排気される。通気性固体内を通過しようと
する燃焼ガスは、通常、相当の高温に保たれている。こ
のように高温の燃焼ガスが通気性固体内を通過しようと
すると、通気性固体の真の表面積が非常に大きいことが
有効に作用して燃焼ガスの熱が速やかに通気性固体に伝
達される。つまり、燃焼ガスが通気性固体を横切ると、
非常に大きなエンタルピ降下が生じ、排ガス温度が急激
に降下する。このエンタルピ降下に相当するエネルギー
は、通気性固体から輻射エネルギーとして射出される。
を動作させておくと、被加熱物に吹き付けられた燃焼ガ
、スは、被加熱物に突き当った後方向変換して通気性固
体内を通って排気される。通気性固体内を通過しようと
する燃焼ガスは、通常、相当の高温に保たれている。こ
のように高温の燃焼ガスが通気性固体内を通過しようと
すると、通気性固体の真の表面積が非常に大きいことが
有効に作用して燃焼ガスの熱が速やかに通気性固体に伝
達される。つまり、燃焼ガスが通気性固体を横切ると、
非常に大きなエンタルピ降下が生じ、排ガス温度が急激
に降下する。このエンタルピ降下に相当するエネルギー
は、通気性固体から輻射エネルギーとして射出される。
この場合、輻射エネルギーの大部分は上流側、つまりこ
の発明装置では被加熱物側に向けて射出される。したが
って、被加熱物は、通気性固体からの輻射熱によっても
加熱されることになる。このように、通気性固体を前記
関係に配置するとともに前記関係に排気手段を設けてい
るので、燃焼ガスが有しているエネルギーのうち今まで
捨てられていたエネルギーも有効に利用して被加熱物を
加熱することができる。
の発明装置では被加熱物側に向けて射出される。したが
って、被加熱物は、通気性固体からの輻射熱によっても
加熱されることになる。このように、通気性固体を前記
関係に配置するとともに前記関係に排気手段を設けてい
るので、燃焼ガスが有しているエネルギーのうち今まで
捨てられていたエネルギーも有効に利用して被加熱物を
加熱することができる。
したがって、簡単な構成であるにも拘らず熱効率を大幅
に向上させることができ、均−加熱化は勿論のこと加熱
時間の短縮化も図れ、省エネルギー化に十分寄与するこ
とができる。
に向上させることができ、均−加熱化は勿論のこと加熱
時間の短縮化も図れ、省エネルギー化に十分寄与するこ
とができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は、溶接割れを防止するために溶接に先だって被
溶接物を予熱する予熱装置に本発明に係るバーナ装置を
組み込んだ例を示すものである。
溶接物を予熱する予熱装置に本発明に係るバーナ装置を
組み込んだ例を示すものである。
すなわち、図中1a、1bは被溶接部材(被加熱物)で
あり、これら被溶接部材1a、1bの突き合せ面には溶
接用の開先2が形成されている。
あり、これら被溶接部材1a、1bの突き合せ面には溶
接用の開先2が形成されている。
そして、被溶接部材1a、1bの上には、本発明を適用
した予熱装[3が紙面と直交する方向に移動自在に載置
されている。
した予熱装[3が紙面と直交する方向に移動自在に載置
されている。
予熱装[3は、大きく別けて、走行台車4と、火炎噴出
面を被溶接部材1a、1bの上面に向けるとともに上記
台114に支持された四角型のバーナ本体5と、開口部
を被溶接部材1a、1bの上面側に向は上記バーナ本体
5を囲繞するように配置された有底で、かつ環状のダク
ト6と、このダクト6の開口部を閉塞するように装着さ
れた多孔質セラミックス板製の通気性固体7と、一端側
が第2図にも示すようにダクト6の底壁四辺に設けられ
た孔を介してダクト6内に通じた排気管8a、8b、3
c、 8dと、台車4上に固定され前記各排気管の他端
側が共通に接続された排気ファン9とで構成されている
。
面を被溶接部材1a、1bの上面に向けるとともに上記
台114に支持された四角型のバーナ本体5と、開口部
を被溶接部材1a、1bの上面側に向は上記バーナ本体
5を囲繞するように配置された有底で、かつ環状のダク
ト6と、このダクト6の開口部を閉塞するように装着さ
れた多孔質セラミックス板製の通気性固体7と、一端側
が第2図にも示すようにダクト6の底壁四辺に設けられ
た孔を介してダクト6内に通じた排気管8a、8b、3
c、 8dと、台車4上に固定され前記各排気管の他端
側が共通に接続された排気ファン9とで構成されている
。
前記台車4には、第2図に示すように4つの脚部11a
、11b、11c111dが設けてあり、これら脚部の
先端にはそれぞれ車輪12a、12b、12C112d
が装着されている。前記バーナ本体5は、たとえば特開
昭58−205012号公報に開示されているもののよ
うに燃焼炎を均一に分散させることができるように構成
されたものである。このバーナ本体4は、燃料供給管1
3が台車4に支持され、これによって台車4への固定と
被溶接部材1a、1bとの間の間隔保持とがなされてい
る。そして、燃料供給管13は、燃料と空気とを予混合
する図示しない予混合系に接続されている。前記ダクト
6は、開口中心線がバーナ本体5の中心線と交わるよう
に開口部を斜めに向けて配置されている。したがって、
通気性固体7もバーナ本体5を中心にして庇状に斜めに
配置されている。上記通気性固体7の被溶接部材1a。
、11b、11c111dが設けてあり、これら脚部の
先端にはそれぞれ車輪12a、12b、12C112d
が装着されている。前記バーナ本体5は、たとえば特開
昭58−205012号公報に開示されているもののよ
うに燃焼炎を均一に分散させることができるように構成
されたものである。このバーナ本体4は、燃料供給管1
3が台車4に支持され、これによって台車4への固定と
被溶接部材1a、1bとの間の間隔保持とがなされてい
る。そして、燃料供給管13は、燃料と空気とを予混合
する図示しない予混合系に接続されている。前記ダクト
6は、開口中心線がバーナ本体5の中心線と交わるよう
に開口部を斜めに向けて配置されている。したがって、
通気性固体7もバーナ本体5を中心にして庇状に斜めに
配置されている。上記通気性固体7の被溶接部材1a。
1b側に位置する面には輻射率を向上させるセラミック
スの塗料が塗布されており、また背面側には各部の通気
抵抗を調整するための図示にない手段、たとえば各部の
空孔率が所定に設定されたセラミックスファイバーや各
部の空孔率が所定となるようにセラミックス粒子を金網
で挟み込んだものが添設されている。なお、バーナ本体
5とダクト6との間の隙間には、断熱板14が装着され
ている。
スの塗料が塗布されており、また背面側には各部の通気
抵抗を調整するための図示にない手段、たとえば各部の
空孔率が所定に設定されたセラミックスファイバーや各
部の空孔率が所定となるようにセラミックス粒子を金網
で挟み込んだものが添設されている。なお、バーナ本体
5とダクト6との間の隙間には、断熱板14が装着され
ている。
このように構成された予熱装置3を用い、溶接に先だっ
て被溶接部材1a、1bの開先2の部分を予熱するには
次のようにする。
て被溶接部材1a、1bの開先2の部分を予熱するには
次のようにする。
まず、開先2の真上にバーナ本体5が位置するように台
車4をセットする。次に、排気ファン9を動作させ、バ
ーナ本体5に点火する。バーナ本体5によって生成され
た高温の燃焼ガスは、第1図中に実線矢印で示すように
開先2の部分およびその両側に吹き付けられる。したが
って、開先2の近傍は加熱される。このとき、排気ファ
ン9は 1動作しているので、被溶接部材1a
、Ibの上面に吹付けられた後の燃焼ガスは方向変換し
てバーナ本体5を囲繞するように配置されている通気性
固体7を透過してダクト6内に流れ込み、各排気管8a
〜8dを介して排気ファン9から排気される。通気性固
体7に侵入しようとしている燃焼がスは、まだ相当高温
に保たれている。このように高温のガスが通気性固体7
を横切ると、通気性固体7の真の表面積が十分大きいこ
とに起因して、通気性固体7が急速に加熱される。この
加熱によって通気性固体7に蓄えられたエネルギーの大
部分は、第1図中破線矢印で示すように輻射線となって
被溶接部材1a、1bの開先2の両側を加熱する。した
がって、開先2の近傍は良好に予熱されることになる。
車4をセットする。次に、排気ファン9を動作させ、バ
ーナ本体5に点火する。バーナ本体5によって生成され
た高温の燃焼ガスは、第1図中に実線矢印で示すように
開先2の部分およびその両側に吹き付けられる。したが
って、開先2の近傍は加熱される。このとき、排気ファ
ン9は 1動作しているので、被溶接部材1a
、Ibの上面に吹付けられた後の燃焼ガスは方向変換し
てバーナ本体5を囲繞するように配置されている通気性
固体7を透過してダクト6内に流れ込み、各排気管8a
〜8dを介して排気ファン9から排気される。通気性固
体7に侵入しようとしている燃焼がスは、まだ相当高温
に保たれている。このように高温のガスが通気性固体7
を横切ると、通気性固体7の真の表面積が十分大きいこ
とに起因して、通気性固体7が急速に加熱される。この
加熱によって通気性固体7に蓄えられたエネルギーの大
部分は、第1図中破線矢印で示すように輻射線となって
被溶接部材1a、1bの開先2の両側を加熱する。した
がって、開先2の近傍は良好に予熱されることになる。
この場合、通気性固体7の傾斜の選択によって輻射線で
加熱される部分の位置を自由に選択することができる。
加熱される部分の位置を自由に選択することができる。
そして、台車4を第2図中矢印Qで示すように開先2に
沿わせて移動させ、続いて開先2の部分を溶接すること
によって良好な溶接を施すことができる。
沿わせて移動させ、続いて開先2の部分を溶接すること
によって良好な溶接を施すことができる。
このように、バーナ本体5で生成された高温の燃焼ガス
が有しているエネルギーめのうち、今まで捨てられてい
た分を通気性固体7を用いて回収し、この回収されたエ
ネルギーをも被加熱物の加熱に使用できるようにしてい
る。したがって、従来のバーナ装置に比べて熱効率を大
幅に向上させることが−σき、結局、前述した効果を発
揮させることができる。また、強制排気系を用いて、燃
焼ガスを強制的に通気性固体7に通すようにしているの
で、燃焼ガスが有しているエネルギーの大部分を加熱に
有効利用することができる。したがって、熱効率をさら
に向上させることができる。ざらに、通気性固体7に蓄
えられた熱によって負荷変動時における温度変化を少な
くすることもできる。
が有しているエネルギーめのうち、今まで捨てられてい
た分を通気性固体7を用いて回収し、この回収されたエ
ネルギーをも被加熱物の加熱に使用できるようにしてい
る。したがって、従来のバーナ装置に比べて熱効率を大
幅に向上させることが−σき、結局、前述した効果を発
揮させることができる。また、強制排気系を用いて、燃
焼ガスを強制的に通気性固体7に通すようにしているの
で、燃焼ガスが有しているエネルギーの大部分を加熱に
有効利用することができる。したがって、熱効率をさら
に向上させることができる。ざらに、通気性固体7に蓄
えられた熱によって負荷変動時における温度変化を少な
くすることもできる。
なお、上述した実施例ではバーナ本体5の回り全周に1
って通気性固体7およびダクト6を配置しているが、こ
れは被加熱物の厚み等によって種々変形することができ
る。すなわち、第3図に示すようにバーナ本体5を中心
にして台車の進行方向前方に位置するダクト部分を省略
し、この部分に外気の侵入を抑制する断熱カーテン15
を設けるようにしてもよいし、第4図に示すように台車
の進行方向前方および後方に位置するダクト部分を省略
し、この部分に外気の侵入を抑制する断熱カーテン15
.16を設けるようにしてもよい。
って通気性固体7およびダクト6を配置しているが、こ
れは被加熱物の厚み等によって種々変形することができ
る。すなわち、第3図に示すようにバーナ本体5を中心
にして台車の進行方向前方に位置するダクト部分を省略
し、この部分に外気の侵入を抑制する断熱カーテン15
を設けるようにしてもよいし、第4図に示すように台車
の進行方向前方および後方に位置するダクト部分を省略
し、この部分に外気の侵入を抑制する断熱カーテン15
.16を設けるようにしてもよい。
また、第1図および第3図に示した場合には排気管を1
本にすることもできる。また、バーナ装置側を固定し、
被加熱物側を移動させるようにしてもよい。さらに、外
気の吸い込みを抑制するにはダクト6の外周縁部を被溶
接部材に十分(数ゴOttn )接近させればよい。
本にすることもできる。また、バーナ装置側を固定し、
被加熱物側を移動させるようにしてもよい。さらに、外
気の吸い込みを抑制するにはダクト6の外周縁部を被溶
接部材に十分(数ゴOttn )接近させればよい。
次に、第5図を参照して本発明の別の実施例を説明する
。
。
この実施例は、家庭あるいは業務として用いられる調理
用のコンロに本発明に係るバーナ装置を組込んだ例であ
る。
用のコンロに本発明に係るバーナ装置を組込んだ例であ
る。
すなわち、同図において、21は調理用のmPを保持す
るフレームであり、このフレーム21内にコンロ31が
配置されている。このフン口31は、SIPの下面を直
接加熱ぞきるように配置された都市ガスあるいはプロパ
ンガス用のバーナ本体32と、開口部をMPの下面に向
けるとともに上記バーナ本体32を囲繞するように配置
された有底で、かつ環状のダクト33と、このダクト3
3の開口部を閉塞するように装着された通気性固体34
と、一端側がダクト33の底壁に設けられた孔を介して
ダクト33内に通じた排気管35と、この排気管35の
他端に接続された排気ファン36とで構成されている。
るフレームであり、このフレーム21内にコンロ31が
配置されている。このフン口31は、SIPの下面を直
接加熱ぞきるように配置された都市ガスあるいはプロパ
ンガス用のバーナ本体32と、開口部をMPの下面に向
けるとともに上記バーナ本体32を囲繞するように配置
された有底で、かつ環状のダクト33と、このダクト3
3の開口部を閉塞するように装着された通気性固体34
と、一端側がダクト33の底壁に設けられた孔を介して
ダクト33内に通じた排気管35と、この排気管35の
他端に接続された排気ファン36とで構成されている。
なお、図中37および38は、支持と仕切りとを兼ねた
断熱材を示している。
断熱材を示している。
このように構成されたコンロであると、第1図に示した
実施例と同じ原理で、燃焼ガスが有しているエネルギー
のうち、今まで捨てられていたエネルギーを通気性固体
34で回収して鍋Pの加熱に有効利用できるので、前記
実施例と同様な効果を得ることができる。
実施例と同じ原理で、燃焼ガスが有しているエネルギー
のうち、今まで捨てられていたエネルギーを通気性固体
34で回収して鍋Pの加熱に有効利用できるので、前記
実施例と同様な効果を得ることができる。
16図は、本発明のさらに異なる実施例を示すものであ
る。この実施例は、燃焼炎を直接、被加 (熱動
に接触させることをできない被加熱物、たとえばプラス
チック成形物、高速道路の補修面、解凍を必要とする冷
凍物等の被加熱物を加熱する装置に本発明に係るバーナ
装置を組込んだ例である。
る。この実施例は、燃焼炎を直接、被加 (熱動
に接触させることをできない被加熱物、たとえばプラス
チック成形物、高速道路の補修面、解凍を必要とする冷
凍物等の被加熱物を加熱する装置に本発明に係るバーナ
装置を組込んだ例である。
すなわち、この装置は、バーナ本体41の回りに断熱材
42を介して環状のダクト43を配置し、このダクト4
3の開口部を通気性固体44で閉塞している。そして、
バーナ本体41の前面および通気性固体44の前面を一
体に覆うように表面に赤外線輻射物質をコーテングした
ボックス45を配置し、さらに前記ダクト43を排気管
46を介して排気ファン47に接続したものとなってい
る。
42を介して環状のダクト43を配置し、このダクト4
3の開口部を通気性固体44で閉塞している。そして、
バーナ本体41の前面および通気性固体44の前面を一
体に覆うように表面に赤外線輻射物質をコーテングした
ボックス45を配置し、さらに前記ダクト43を排気管
46を介して排気ファン47に接続したものとなってい
る。
このように構成された装置にあっても、排ガスが有して
いる熱エネルギーを通気性固体44で回収して被加熱部
であるボックス45を効率よく加熱することができ、#
記実施例と同様の効果を期待することができる。
いる熱エネルギーを通気性固体44で回収して被加熱部
であるボックス45を効率よく加熱することができ、#
記実施例と同様の効果を期待することができる。
なお、各実施例において、バーナ本体としてはプレミッ
クス式のもの、ノズルミックス式のもの、オイル式のも
の、強制燃焼式、自然燃焼式など各種のものを使用でき
ることは勿論である。また、通気性固体を均一に温度上
昇させるために通気抵抗を調整する手段としては、通気
性固体を形成するときに空孔率分布を制御することによ
って行なうようにしてもよい。また、本発明に係るバー
ナ装置で大形の構造物における応力除去焼鈍処理を行な
うような場合にはバーナ装置の主要部を複数併設すれば
よい。また、通気性固体の傾斜角を制御できるようにし
、この傾斜角制御で応力除去焼ある。
クス式のもの、ノズルミックス式のもの、オイル式のも
の、強制燃焼式、自然燃焼式など各種のものを使用でき
ることは勿論である。また、通気性固体を均一に温度上
昇させるために通気抵抗を調整する手段としては、通気
性固体を形成するときに空孔率分布を制御することによ
って行なうようにしてもよい。また、本発明に係るバー
ナ装置で大形の構造物における応力除去焼鈍処理を行な
うような場合にはバーナ装置の主要部を複数併設すれば
よい。また、通気性固体の傾斜角を制御できるようにし
、この傾斜角制御で応力除去焼ある。
第1図は本発明を適用した予熱装置の一例を示す!!l
lFr面図、第2図は同装置を第1図におけるX−X線
に沿って切断し矢印方向に見た図、第3図および第4図
はそれぞれ変形例を説明するための平面図、第5図は本
発明を適用した調理用コンロの一例を示す縦断面図、第
6図は本発明を適用した間接式加熱装置の縦断面図であ
る。 1a、1b−・・被溶接物、3・−・予熱装置、5.3
2.41−・・バーナ本体、6.33.43・・・ダク
ト、7.34.44・・・通気性固体、9.36.47
・・・排気ファン。
lFr面図、第2図は同装置を第1図におけるX−X線
に沿って切断し矢印方向に見た図、第3図および第4図
はそれぞれ変形例を説明するための平面図、第5図は本
発明を適用した調理用コンロの一例を示す縦断面図、第
6図は本発明を適用した間接式加熱装置の縦断面図であ
る。 1a、1b−・・被溶接物、3・−・予熱装置、5.3
2.41−・・バーナ本体、6.33.43・・・ダク
ト、7.34.44・・・通気性固体、9.36.47
・・・排気ファン。
Claims (5)
- (1)被加熱物に向けて高温の燃焼ガスを吹き付けるバ
ーナ本体と、このバーナ本体の回りに前記被加熱物に臨
ませて配置された通気性固体と、この通気性固体内を通
る経路で前記被加熱物に吹き付けられた後の前記燃焼ガ
スを強制的に排気する排気手段とを具備してなることを
特徴とするバーナ装置。 - (2)前記通気性固体は、多孔性セラミックス板である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のバーナ装
置。 - (3)前記通気性固体は、空孔率分布の設定で各部の通
気抵抗が調整されたものであることを特徴とする特許請
求の範囲第1項または第2項に記載のバーナ装置。 - (4)前記通気性固体は、前記被加熱物に臨む面に高輻
射塗料が塗布されたものであることを特徴とする特許請
求の範囲第1、第2、第3項のいずれか1項に記載のバ
ーナ装置。 - (5)前記排気手段は、一端側開口に前記通気性固体を
装着したダクトと、このダクトの他端側に接続された排
気フアンとで構成されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のバーナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25305184A JPS61130718A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | バ−ナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25305184A JPS61130718A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | バ−ナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61130718A true JPS61130718A (ja) | 1986-06-18 |
JPS6252206B2 JPS6252206B2 (ja) | 1987-11-04 |
Family
ID=17245796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25305184A Granted JPS61130718A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | バ−ナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61130718A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100850567B1 (ko) | 2007-05-18 | 2008-08-06 | (주)보은 | 용접부 예열 장치 |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP25305184A patent/JPS61130718A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100850567B1 (ko) | 2007-05-18 | 2008-08-06 | (주)보은 | 용접부 예열 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6252206B2 (ja) | 1987-11-04 |
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