JPS61130253A - ナフトキノン誘導体 - Google Patents

ナフトキノン誘導体

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JPS61130253A
JPS61130253A JP25226884A JP25226884A JPS61130253A JP S61130253 A JPS61130253 A JP S61130253A JP 25226884 A JP25226884 A JP 25226884A JP 25226884 A JP25226884 A JP 25226884A JP S61130253 A JPS61130253 A JP S61130253A
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carboxy
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Kinji Hashimoto
謹治 橋本
Kiyoto Goto
清人 後藤
Yoshiaki Tsuda
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はナフト十ノン誘導体に関する。
従来の技術 本発明のナフト牛ノン誘導体は、文献未載の新規化合物
である。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、後記するように医薬品として有用な化合物を
提供することを目的とする。
J1題  解  るための手段 本発明によれば、下記一般式(1)で表わされるナフト
牛ノン誘導体が提供される。
〔式中R1は低級アル牛ル基を示す。R2はホル三ル基
、カルボ+シ基、置換基としてカルボ牛シ、ヒドロ+シ
又は低級アルコ牛ジカルボニル基を有することのあるア
ル+ル基、置換基としてカルボ牛シ又は低級アルコ牛ジ
カルボニル基を有するごニル基、C0−R3(R3はア
ル中ル、フェニル、フェニル低゛級アル牛ル又は低級ア
ルH ケニル基を示す)又紘CH−R” (R”はフェニル、
フェニル低級アル+ル又は低級アルケニル基を示す)を
示す。〕 本明細書くおいて低級アル+ル基としては、メチル、エ
チル、プロピル、イソプOじル、ブチル、イソブチル、
itζ−ブチル、tzrl  −ブチル、ペンチル、へ
+シル基等を例示できる。低級アルコ十ジカルボニル基
としては、メト牛ジカルボニル、エト十ジカルボニル、
プロポ牛ジカルボニル、イソプOボ士ジカルボニル、ブ
ト牛ジカルボニル、イソブト士ジカルボニル、I−ブト
牛ジカルボニル・ペンチルオ牛ジカルボニル、へ牛シル
オ牛ジカルボニル耕を例示できる。フェニル低級アル牛
ル基としては、ベンジル、フェネチル、フェニルジOご
ル、フェニルブチル、フェニルペンチル、フェニルへ+
シル基等を例示できる。低級アルケニル基としては、ビ
ニル、アリル、2−ブテニル、3−ブテニル、!−メチ
ルー2−プ0ベニル、2−ペンテニル、2−へ十セニル
基等を例示できる。
またアル牛ル基には、上記例示の低級アル牛ル基の他、
オクチル、ノニル、デシル、ウシデシル、ドデシル、ブ
トラブシル、へ+サブシル、オクタデシル、エイコシル
基等が包含される。
本発明の上記一般式(1)で表わされる化合物は、プロ
スタクランジン生合成の遮断作用や調節作用を有し、動
物、とシわけ哺乳動物に対して抗炎症、抗リウマチ、抗
アレル手−1鎮痛、利尿、血小板凝集阻止、血圧降下等
の作用を示す。従ってこれは抗炎症剤、抗リウマチ剤、
抗アレル千−剤、鎮癲剤、利尿剤、抗血栓剤、降圧剤等
の医薬として有用である。
本発明のナフト+ノン誘導体は、例えば下記各反応工程
式に示す方法によシ製造することができる。
反応工程式−1 CA>           CB) CC)        (1a) 〔各式中R1は上記に同じ。R2′はホル三ル基又はカ
ルボ+シ基を示す。〕 上記反応工程式−1において出発原料とする一般式(4
で表わされる化合物(以下これを「化合物(4」と表記
し、他の化合物についても同様の表記法を採用する)は
、公知である( /、 Orq、Chews、。
44.2153(1979))。
化合物(4のプOム化は、例えばN、N−ジメチル本ル
ムアエド(DMF)等の極性溶媒中、N−プへムコ八り
酸イミド(NBS)等のプOム化剤を用いて実施される
。プ0ム化剤は化合物(4に対して好ましくは当℃ル量
使用され、度応は約0〜80°Cの温度条件下に良好に
進行し、約2〜16時間で完結する。
上記によシ得られる化合物@の低級アルコ+シ化は、う
才(Durwaxtilm V、 Rtsa )らの報
文(Synthesis、308(1983))  K
従い、メタノール、エタノール等の低級アルコール類の
ナトリウム塩を化合物@に対して1〜4倍当量用いて、
DMF及び低級アルコール類の混合溶媒中、約80〜+
20°Cで1−4時間程度を要して実施される。その際
銅塩例えば塩化第2銅、沃化第1銅等を化合物のに対し
て約A〜2倍モル量用いれば反応はよシ好適に進行する
。かくして化合#(Qを収得する。
化合物(Qの醸化反応は、好ましくはジョーンズ(In
net )試薬を用いる方法(Rtayzpttt f
esrOrganic 5yxtktzix 、 Va
l、l 、 l 42. Witty 。
NIW Yσri、+967)により行なわれる。即ち
該酸化反応は、例えばア七トン、ジオ牛すシ、エーテル
等、好ましくはア七トシを溶媒として、約O〜30゛C
の温度条件下に実施される。用いられるジョーンズ試薬
量は、化合物(Qに対して、クロム酸量として当七ル〜
20倍モル量、好ましくは2〜8倍モル量とするのが好
適である。該ジョーンズ酸化反応によシ、Bz’がカル
ボ+シル基である目的化合物(14)  を収得できる
R′がホルミル基である化合物(1a)は、好ましくは
tリックアンでニウムニドラード〔(NH4)2Ct 
(No、)6、以下[CANJという〕等の四価のセリ
ウム塩を用いた酸化反応により製造される。該反応は、
例えばジオ牛サン、アセトニトリル、テトラしドロフラ
ン、ジグ0ルメタン、クロロホルム、エーテル等の溶媒
中、化合物0に対して当℃ル〜5倍モル量、好ましくは
2〜2.5倍亡ル量のCAMを用い、約−20〜60 
’C1好ましくは約0〜30℃下に行表われる。
反応工程式−2 R100R工        R”0 0R”H ((1’)           (D)〔各式中R1
は前記に同じ。R5はアル牛ル基、フェニル基、フェニ
ル低級アル牛ル基、低級アルケニル基又はペンジルオ牛
シアル牛ル基を、R6はしドロ+シアル+ル基を、また
Rは(R″ は前記に同じ)、ヒトO牛シアル牛ル基又
はカルボ牛シアル中ル基を示す。〕 反反応工程−2に示す方法によれば、まず化合物(Qの
炭素−炭素結合反応(増炭反応)によプ化合物のが製造
される。該増炭反応は、通常のグリ二?−ル反応と同様
にして行なわれる。該反応に用いられるグリニヤール試
薬は、R5基を与えるへ〇ゲン化物、例えばアル+ルハ
ライド、ハロゲン化フェニル等と、そのInルに対し約
i〜1.2Cル量のマグネシウムとから、常法に従い容
易に調製できる。上記反応は例えばエーテルやテトラヒ
ト07ラン等の通常用いられる溶媒中、上記グリニヤー
ル試薬を化合物(Qに対して当℃ル〜5倍℃ル量、好ま
しくは当℃ル〜3倍モル量利用して、約0−30℃の温
度条件下に行なわれる。
かくして得られる化合物ののうち、R5基がペンジルオ
牛シアル牛ル基以外の化合物は、次いでこれを前記した
CAMを用いる酸化反応又はジョーンズ試薬を用いる酸
化反応に従わせることによ)、目的化合物(U)  に
誘導することができる。
また化合物(ト)のうち、R5基がペンジルオ十シアル
+ル基である化合物は、次いでこれを脱水反応後、水素
添加反応させて化合物に)を得、更にこれを酸化反応さ
せることによりR7がしドロ牛シアル+ル基又はカルボ
+シアル牛ル基である目的化合物(lリ に誘導するこ
とができる。
上記化合物CD) (R5−ベンジルオ牛シアル牛ル)
の脱水反応は、通常有機溶媒中、酸触媒の存在下に行な
われる。溶媒としては、例えばベンゼン、エーテル、り
ooホルム、ジグ0ルメタン等を使用できる。酸触媒と
しては、例えば塩化水素ガス、p−トルエンスルホン酸
等を使用できる。反応は上記酸の触媒量を用いて、約0
°C〜溶媒の沸点温度範囲にて良好に進行する。
上記脱水反応に引き続く、水素添加反応は、通常の接触
還元反応に従い、例えは5〜10%パラジウムカーボン
、酸化白金(Pt02)、ラネーニッケル等を触媒とし
て用いて、アルコール、酢酸エチル、ジメチルホルムア
ミド、水、エーテル等の溶媒中、常圧〜IO気圧程度の
水素臣下に行なわれる。かくして原料化合物の脱ベンジ
ル化及び二重結合の還元が同時に行なわれ、化合物に)
を収得できる。
化合物(勾の酸化は、前述したCAMを用いる反応及び
ジョーンズ試薬を用いる方法と同様にして実施で亀、C
AMを用いる酸化反応によればR7がしドロ牛シアル牛
ル基で心る化合物(U)  が、またジョーンズ酸化に
よればR7がカルボ牛シアル+ル基である化合物(Iリ
 が、夫々製造される。
反応工程式−3 (C)             CF>〔各式中R1
は前記に同こ。R8は低級アル+ル基及びR9はC1=
CHCOOH’ (R8は上記に同じ)、C11=CH
COOH又は(C1l、’、)j、OOHを示す。〕上
上記法によれば化合物0の増炭反応を、レホルマトス牛
イ反応に従い実施することにより、化合物のを収得でき
る。該父応拡ベンゼン、トルエン、牛シレン等の溶媒中
、亜鉛等の存在下に化合物(0にα−八へ酢酸エステル
を縮合させることによシ行なわれる。α−八へ酢酸エス
テルとしては、プ0ム酢酸低級エステルが好ましく用い
られる。
その使用量は、化合物(Qに対して通常等eル〜5倍し
ル量、好ましくは等℃ル〜3倍モル量とされるのがよく
、亜鉛は化合物(Qに対して通常等上ル〜5倍でル量、
好ましくは等tルー3倍七ル量用いられるのがよい。反
応は約50″C〜溶媒の沸点温度の範囲で良好に進行す
る。
かくして得られる化合物(F)の脱水反応は、上述した
化合物(Qの脱水反応と同様の条件下に実施され、これ
Kよシ化合物(0を製造できる@化合物0の加水分解反
応は、常法に従い実施され、特に水酸化アルカリを用い
たアルカリ加水分解法が好ましく採用される。水酸化ア
ルカリは化合物0に対して通常等上ル〜20倍℃ル愈の
範囲で用いられ、反応はアルコール、水、これらの混合
溶媒中、約20°C〜溶媒の沸点範囲の温度下に行なわ
れる。
上記によシ得られる化合物(ロ)の水素添加は、前述し
た接触還元反応と同様の条件下に行なわれ、かくして化
合物(0を収得できる。
また上記で得られる化合物0、化合物0及び化合物(7
)は、之等を夫々前述したCAMを用いる酸化反応又は
ジョーンズ試薬を用いる酸化反応に従わせることにより
、化合物(t□  K誘導することができる。
反応工程式−4 (C)            (1)〔式中R1は前
記に同じ。R10はメチル基又はヒト0牛ジメチル基を
示す。〕 反応工程式−4によれば、化合物(Qの還元反応によシ
化合物(1)を、次いで該化合物(1)の酸化反応によ
り化合物(1d)を製造できる。上記還元反応は、公知
の方法に従い: NaEHa 、LsAIHz等のハイ
ドライードを用いる方法又は接触還元法によることがで
きる。ハイドライドを用いる還元反応によれば、BLO
がヒト0牛ジメチル基でおる化合物(Dを収得できる。
また接触還元は、好ましくは過塩素酸の少量(触媒量)
を用いて、前述した方法に従い行なわれ、これKよp 
RlOがメチル基でおる化合物(1)を収得できる。
化合物(J)の酸化反応は、前述したCAMを用いる反
応により実施できる。
反応工程式−5 〔式中R1は前記に同じ。BLlはカルボ+シアル牛ル
基を、R12□は低級アルコ牛ジカルボニルアル+ル基
を夫々示す。〕 上記によれば、化合物(II)のエステル化反応により
、化合物(1/)  を製造できる。該エステル化反応
は、好ましくはアルカリ存在下に1ハライド類を用いて
行なわれる。ここでパライト類としては低級アル牛ルパ
ライド、例えば沃化メチル、塩化エチル、沃化イソプロ
ピル等を例示できる。
アルカリとしては、ピリジン、トリエチルアミン等の有
機アニン類、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等を利用で
きる。反応はジメチルホルムアミド、ジメチルスル水牛
シト、テトラしドロフラン等の極性溶媒中、約20〜5
0°Cの温度条件下に行なわれる。アルカリ及びハライ
ド類の使用量は任意に決定されるが、通常化合物(II
)  に対して、夫々約1〜lO倍℃ル量、好ましくは
約l〜5倍モル量とされるのが!い。
反応1式−6 (1)            (K)〔式中R1及び
R2は前記に同じ。〕 本発明化合物(1)(+ノン化−合物)は、これを常法
に従い還元することによシ、化合物(へ)(ハイド0牛
ノン化合物)K変換できる。この還元反応は、例えば塩
化第1錫、水素化ホウ素ナトリウム、ナトリウムへイド
atルファイド等のよく知られた触媒(接触水添用触媒
)を用いて、通常の方法によシ行ない得る。例えば塩化
第1錫を用いる場合、反応は塩酸酸性とした含水アルコ
ール中で、化合物(1)に対して当℃ル〜3倍モル量の
S#C12・2H20を用い約−20〜30°Cで行な
われる。水素化ホウ素ナトリウムの場合、反応は好まし
くはアルコール中で、化合物(1)の約A〜3倍℃ル量
の水素化ホウ素ナトリウムを用い、約0〜30°Cで実
施される。ナトリウムハイド0サルフアイドの場合、こ
れは約10%前後の水溶液形態で用いられ、反応はア七
トン、エーテル、ジオ十寸ン、水等の溶媒中で約0°C
〜沸点の範囲の温度で進行する。更に接触水添用触媒例
えば5〜lO%Pd−カーポジ、PtO2等を用いる場
合、之等を通常の触媒量用い、アルコール、酢酸エチル
、ジメチルホルムアミド、エーテル、へ牛サン等の溶媒
中、常圧〜3気圧の圧力下に水添することKよシ反応は
完結する。
また化合物内は、空気酸化や塩化第二鉄、酸化銀等の酸
化剤を用いて常法に従い、容易に酸化され、本発明化合
物(1)とすることができる。上記塩化第二鉄は通常水
溶液形態で化合物に)に対し当七ル〜20倍℃ル用いら
れ、この場合、反応はテトラしドロフラン、アルコール
、水等の溶媒中で約0〜30°Cで実施される。また酸
化銀は化合物内に対し当℃ル〜20倍℃ル用いられ、こ
の場合、反応はエーテル、ア七トン、ジオ十サン、テト
ラヒド0フラン等の腟中、約0〜30゛Cで行なわれる
上記各反応工1iKよシ得られる目的物は、慣用の分離
手段、例えば溶媒抽出、再結晶、カラムク0マドクラフ
イー等によシ容易に単離精製することができる。
また本発明化合物(1)中、遊離のカルボ+シル基を有
するものは、アルカリ金属塩例えばナトリウム塩、カリ
ウム塩等やアルカリ土類金属塩例えばカルシウム塩、マ
グネシウム塩等とすることができる。之等の塩形成反応
は常法に従って行なうことができる。かくして得られる
塩類も亦、遊離形態の本発明化合物と同様の薬理活性を
有しておシ、本発明範囲に包含される。更に本発明化合
物には光学異性体や幾何異性体が考えられ、かかる異性
体も亦本発明範囲に含まれるものである。
例 以下、本発明化合物を製造するための原料化合物の製造
例を参考例として挙げ、次いで本発明化合物の製造例を
実施例として挙げる。
参考例 1 4、5.8−トリメト士シー1−ナフトアルデヒドの製
造 4.8−ジメト牛シーl−ナフトアルデヒド195fを
ジメチルホルムア;ド(DMF)800s(K溶解させ
、氷冷下、これIf−N−プロy:コへり酸イミド(N
J3S)160 1f)DMF溶液800 xttを加
える。反応混合物を1晩攪拌した後、水約81に移し、
析出結晶を戸数し、水洗する。得られる粗結晶を減圧下
に、乾燥して、5−プロモー今、8−ジメト牛シーl−
ナフトアルデヒド240f(90%)を得る。
NMR分析(CDCI、、δ値) 10、78(lH,J ”)、7.88(+#、 d、
 /−8,3)、7、72(IH,d、 /−8,3)
、6゜93 (1,d、 /−8,3)、6、77CI
H,d、 /−8,3)、3.99(3H,j )、3
、97(3#、 t) このものは、精製することなく、次の反応に使用できる
次いで、無水メタノール11にナトリウム77.51を
溶解させた液K、沃化銅(1)((’ml)  + 5
5 y良及びDMF I Jを加え、得られる混液に上
記で得たブロム体2今Ofを加え、1時間還流する。
反応混合物から不純物を炉別し、母液に水約61を加え
て結晶を析出させ、これを戸数し、lO%埴酸で洗浄し
、次いで水洗し、更にイソプロピルアルコール次いでエ
ーテルで夫々洗浄して、目的化合物の粗結晶140f(
70%)を得る。
NMR分析(CDCI、、δ値) 10、87(1,Z>、7.91(1#、 d、 /−
8,6)、6− c+o(tH,tt: z−a、 6
)、6.87C2H,bl)、4、01(3H,1)、
3.93C3H,t)、3.91(3M、 1 )この
ものも更に精製せずとも、次の反応に使用できる。
参考例 2 l−(1−フェニルヒト0+ジメチル)−4,5゜8−
トリメト中シナフタレンの製造 プOムベンゼン4.8g、マグネシウム800呼及びT
HF20mlから調製したりす二?−ル試薬を、水冷下
、4.5.8− トリメト牛シー1−ナフトアルデヒド
2.41のテトラヒドロフラン(’rllF)3〇−溶
液に加えて20分攪拌する。その後、飽和NHa溶液に
移し、エーテル抽出し、有機層を水洗した後、無水Mf
SO,で乾燥し、濃縮して得られた粗結晶をり00ホル
ム・へ+サン混合溶媒で再結晶して、2.95F(93
%)の白色結晶を得る。
融点+61−162℃ 参考例3〜8 1症2と同様にして、後記#I1表に示す参考例3〜8
の各化合物を得る。
参考例 9 1−しドロ+ジメチルー今、5.8−トリメト牛シナフ
タレンの製造 参考例1で得た鳴5.8−1−リメト+シー!−ナフト
アルデヒド8fをエタノール200 d及びTHF 2
00冨IK溶解し、60°Cで加温し、攪拌下K Na
EHgの2fを徐々に加える。1時間攪拌の後に、3%
HC1にて酸性とし、反応混合物をCH2Cl□で抽出
し、乾燥(MySO,) L、濃縮後、得られた粗結晶
をり00ホルム・へ牛サン混合溶媒から再結晶して、6
.5F(82%)の目的物を白色結晶として得る。
融点112.5〜113.5℃ 参考例 10 1−メチル−4,5,8−トリメト士シナフタレンの製
造 参考例1で得た4、 5.8− )リメト十シー1−ナ
フトアルヂしド3fを酢M 50 ml及び70%HC
l040−1dK溶解し、10%Pd−C700岬を加
え、常圧下に25°Cで水素添加を行なう0攪拌を3.
5時間続け、触媒を戸別し、戸液に水を加j CH2C
l2抽出し、有機層を5%NaHCOs 水溶液で洗い
、その後水洗、乾燥(MfSOl、)及び濃縮して得ら
れる結晶を、クロロホルム・へ牛サン混合溶媒で再結晶
して、1.95F(70%)の白色結晶の目的物を得る
融点95〜96.5°C 参考例 11 3−しドロ中シー3−(1−(4,5,8−トリメト牛
シ)ナフチル〕プロピオシ酸メチルエステルの製造 参考例1で得た4、 5.8− t−リメト牛シーl−
ナフトアルデヒド23F、亜鉛板20F及びベ ンぜ;
) 60 Q mlの混合液K、プ0ム酢酸メチル28
1stを還流攪拌下、約1時間を要して加える。その後
30分加熱還流を続けた後、反応混合物を水に移し、不
溶物を炉別し、塩化メチレンで洗い、p液を塩化メチレ
ジで抽出する。乾燥(MfSO,) 、濃縮後、カラム
ク0マドクラフイー(塩化メチレン:酢酸エチル−3;
l)で精製して、目的物12f(40%)を淡黄色結晶
として得る。
融点105〜107℃ 参考例 12 β−(1−(4,5,8−)リメト十シ)ナフチルコア
クリル酸メチルエステルの製造 参考例IIで得た3−ヒト0+シー3−(+−(4,5
,8−トリメト+シ)ナフチル〕プロごオン酸メチルエ
ステルIOfを、りooホルム500露lに溶解し、9
0 f MCIガスをエタノール900w1に溶かして
調製したエタノール性MCIの5111を加え、室温で
2.5時間層する。無水に2CO3で乾燥後、溶媒を留
去し、得られた結晶を200ホルム・へ+サン混合溶媒
で再結晶して、9f(95%)の目的物を黄色結晶とし
て得る。
融点132〜133°C 参考例 13 3−(1−(4,5,8−1−リメト+シ)〕アクリル
酸の製造 参考例12で得たβ−(1−(4,5,8−トリメト牛
シ):I′Iフチル〕アクリル酸メデメチルエステル4
fをJ51)−ル150m及び2N−NaOH70m?
に混合し、30分還流する。冷却後、f3塩酸にて酸性
にし、析出する結晶をp取し、水洗して得られる黄色結
晶を、乾燥して、4f(97%)の目的物を得る。
融点223〜225℃(分解) 参考例 14 3−CI−(4,5,8−トリメト牛シ)〕プロごオン
酸の製造 参考例13で得た3−(+−(4,5,8−1−リメト
牛シ)〕アクリル酸4fをDM1300ml及びエタノ
ール300ztVC溶解し、10%Pd−ClFを加え
、常圧下に25“Cにて水素添加する。約2時間後、触
媒を戸別し、溶媒を留去し、得られた結晶をり00ホル
ム・へ+サン混合溶媒から再結晶して3.7IC92%
)の目的物を得る。
融点168〜170″C 参考例I5及び16 1−(7−ペンジルオ士シヘブター1−エン)−4,5
,8−)リメト+シナフタレン(参考例14)及び■−
(7−しドロ+シヘプチル)−4、5,8−トリメト士
シナフタレン(参考例15)の製造 トリメト牛ジアルデヒド10fのTHF21Od溶液に
、エーテルl5CJxl中で6−ペンジルオ十シーl−
プOムヘ牛サン23Fとマグネシウム2.1fとから調
製したクリ二?−ル試薬を、参考例2と同様にして反応
させて縮合体を得、これに参考例12と同様の脱水度応
操作を行ない、カラムクロマドクラフィー(酢酸エチル
−へ士サン)にて精製して、参考例15の化合物10g
(78%)を油状物質として得る。
NMR分析(CDC13、δ値) 7、22−7.43(7#、 m>、6.80(+#、
 d、 /−7,4)、6、77C2M、 1)、5.
67(lH,di、 /−15,5及び6,6)、4.
48(2M、1)、3.91(3//、 E>、3、8
7<3H,f)、3.78C3H,!>、3、48(t
、 /−6,1>、2.1−2.5C2H,m)、1、
3−2.0<6H,111> 更に上記化合物7.31を、DM’150m!及び水1
5dK溶解し、■0%Pd−Cの11の存在下に、常圧
下、25°Cで攪拌しながら16時間を要して接触水添
して、参考例16の化合物5.51(95%)を油状物
質として得る。
NMR(CDCl3、δ値) 7、 II(d、 8.1)、6.83(d、 8.5
)、6、78(d、 8.1)、6.71(d、 8.
5)、3、91(j、 3M>、3.86(j、 3#
)、3.85(r、 3//)、3、58C1,6,3
)、3.15(krt、 6.6>、2、18(j、 
lF)、1. I−1,8(m、 Ion)参考例 1
7 1− (4−eFO+ジプチル) −4,5,8−)リ
メト+シナフタレンの製造 参考例16と同様にして上記化合物を得る。
上記各参考例で得た化合物とその物性を下記第1表に示
す。
第  1  表 R工OR2 実施例 1 5−カルボ士シー8−メト十シー1.4−ナフト十ノン
の製造 4、5.8−トリメト牛シーl−ナフトアルデヒド3g
をア七トン70m1に溶解し水冷下にジョーンズ試a 
I OOmlを加え、攪拌をさらに3時間続ける。反応
混合物を水に移し、塩化メチレンで抽出し、有機層を乾
燥(MgSO3) j、、濃縮し、得られる結晶を、ク
ロロホルム;メタノール:エチルエーテル混合溶媒から
再結晶して、1.5F(53%)の黄色結晶の目的物を
得る。
融点208−210″C(分解) 実施例2〜IO 前記第1表に示す参考例3〜7、I3.14及び16の
化合物を用いて、実施例1と同様にして、後記第2表に
示す実施例2〜10の各化合物を得る。
実施例 !! 5−しドO牛ジメチルー8−メト牛シー1.4−ナフト
十ノンの製造 1−しドロ牛ジメチル−4,5,8−トリメト士シナフ
タレン8fを塩化メチレン100冨lに溶解し、その中
にCAM44f/を水150 mlに溶解したものを加
え、15分間攪拌し、その後有機層を水洗し、乾燥(M
gSO4)シ、濃縮して得られる結晶を、りOOホルム
・エチルエーテル混合溶媒で再結晶して、5.3F(7
5%)の黄色結晶の目的物を得る。 融点+65−+6
7°C(分解)実施例12〜22 前記第1表に示す参考例1〜7、l0112.16及び
17の化合物を用いて、実施例11と回議にして、後記
第2表に示す実施例12〜22の各化合物を得る。
実施例 23 5−(2−メト牛シカル、ボニルエチル)−8−メト中
シー1.4−ナフト牛ノンの製造5−(2−カルボ士ジ
エチル)−8−メト+シー1.4−ナフト牛ノン2.6
1 、 K2Co32.51及び沃化メチJL/ 3 
mlをDM150mlに混合し、25°Cで16時間攪
拌する。叉応混合物を水に移し、酢酸エチルで抽出し、
有機層を水洗、乾燥(MfSOa)及び濃縮し、得られ
る結晶を酢酸エチル・へ牛サン混合溶媒で再結晶して、
29(72%)の黄色結晶の目的物を得る。
融点123.5〜125℃ 同様の操作で後記第2表に示す実施例7の化合物から同
表の実施例20の化合物を製造することもできる。
各実施例で得られた化合物及びその物性を下記第2表に
示す。
第  2  表 (以 上) 手続補正書(自制 昭和60年4月24日 特許庁長官  志賀 学   殿     〈←1、事
件の表示 昭和59年特 許 願第252268  号2° 発明
01称 す、トやッ、4体 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人          、、
、、。
°−゛) 株式会社大塚製薬工場     。
4、代理人 大阪市東区平野町2の10沢の鶴ビルjE話06−20
3−0941(代)8、補正の内容 補正の内容 (1)  明細@第27頁@14行にr (4,5,8
−)リメト牛シ)」とあるをr(4,5,8−トリメト
牛シ)ナフチル」と訂正する。
(2)  明細書第28頁第7行にr(4,5,8−ト
リメト牛シ)」とあるをr (4,5,8〜トリメト牛
シ)ナフチル」と訂正する。
(3)  明細書第28頁第9〜10行に−r (+、
 5.8−トリメト牛シ)」とあるをr4,5.8−ト
リメト牛シ)ナフチル」と訂正する。
(以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1は低級アルキル基を示す。R^2はホルミ
    ル基、カルボキシ基、置換基としてカルボキシ、ヒドロ
    キシ又は低級アルコキシカルボニル基を有することのあ
    るアルキル基、置換基としてカルボキシ又は低級アルコ
    キシカルボニル基を有するビニル基、CO−R^3基(
    R^3はアルキル、フェニル、フェニル低級アルキル又
    は低級アルケニル基を示す)又は ▲数式、化学式、表等があります▼基(R^4はフェニ
    ル、フェニル低級アルキル又は低級アルケニル基を示す
    )を示す。〕で表わされるナフトキノン誘導体。
JP25226884A 1984-11-28 1984-11-28 ナフトキノン誘導体 Granted JPS61130253A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014080421A (ja) * 2012-10-12 2014-05-08 Lab Servier 3−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシフェニル)プロパンニトリルの新規合成方法、及びイバブラジン及び薬学的に許容される酸とのその付加塩の合成における適用

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REC.TRAV.CHIM=1964 *

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