JPS61127993A - 薄肉金属管用差込式管継手 - Google Patents

薄肉金属管用差込式管継手

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JPS61127993A
JPS61127993A JP59247963A JP24796384A JPS61127993A JP S61127993 A JPS61127993 A JP S61127993A JP 59247963 A JP59247963 A JP 59247963A JP 24796384 A JP24796384 A JP 24796384A JP S61127993 A JPS61127993 A JP S61127993A
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JP
Japan
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thin
plug
walled metal
cylindrical inner
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Application number
JP59247963A
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English (en)
Inventor
井沢 弘
竹添 明信
板橋 雅己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、差込式管継手本体が被接合薄肉金属管と同じ
素材から成り作業性とシール性とに優れた薄肉金属管用
差込式管継手に関するものである。
【従来の技術】
従来、水道管などの液体移送用管としては、鉛管やビニ
ル管などの厚肉管が使用されていたが、それぞれ強度や
温度適応性などに欠点を有しているので、これらに代わ
って近年はステンレス鋼!鋼管に代表される薄肉金属管
が多用されるようになってきている。この薄肉金属管の
中で最も多用されているステンレス鋼鋼管を例にとって
説明すると、薄肉ステンレス14鋼管は強度的に優れて
おり且つ温度の変化にも強いが、硬くねばい素材より成
りしかも薄肉であるためネジ切りなどの加工を行うこと
が不可能であるので特開昭59−104255号「ステ
ンレスmm管の差込式接合方法」に開示されている差込
式管継手を使用して接合する方法が実施されるようにな
ってきている。 この方法は薄肉ステンレスtJ!4Ill管を該ステン
レス鋼鋼管と同一のステンレス鋼鋼管の端部を円筒状に
拡管した継手に差し込み、該ステンレスI4鋼管の外周
に遊嵌され該継手の拡管された端部側の最大内径端から
一定勾配で径が縮小する截頭円錐状部に連続して円筒部
が設けられている内形状を有する収縮リングを押圧工具
で該継手外周に抑圧嵌合せしめ、継手端部を縮径させて
該継手を該ステンレス鋼鋼管の外周面に喰い込ませるこ
とによって継手とステンレス鋼鋼管などの薄肉金属管と
を接合せしめる方法である。
【発明が解決しようとする問題点1 この特開昭59−104255号の方法は経済性におい
て優れた方法であるが、この方法を実施しようとすると
以下に列挙する如き問題点がある。 ■継手拡管部内に容易に差し込むことができる薄肉金属
管は、逆に容易に離脱する。よって天井などの高所にお
ける作業の多い配管施工時、特に垂直配管施工時などに
おいて、薄肉金属管及び薄肉金属管に遊嵌している収縮
リングが離脱して脱落する現象が生じるのを防止するた
めには、作業者が保持するか又は別の方法で保持する必
要が生じる。また薄肉金属管及び薄肉金属管に遊嵌して
いる収縮リングが離脱して落下した場合には落下地点ま
で取りに行かねばならずその昇降行動などで非常に作業
性が低下すると共に安全性にも影響し、更には収縮リン
グを紛失する場合もあるなどの欠点がある他、配管状態
を調整するための仮組み配管ができない欠点もあった。 ■収縮リングを押圧嵌合することにより継手を縮径させ
て薄肉金属管の外周面に喰い込ませて密着させる言わば
メタルシール方式では、継手拡管内周面又は薄肉金属管
の外周面に特に軸方向の傷あるいは異物などが存在した
場合にシール性を保証できない欠点があった。 ■円筒部に連続して截頭円錐状部が設けられた内形状を
有する収縮リングでは、接合後の収縮リングの截頭円錐
状部において縮径された継手及び薄肉金属管の縮径反力
による分力により押圧移動した収縮リングが元の位置の
方向に押し戻されて、継手内周面と薄肉金属管の外周面
との密着性が低下することによりシール性及び接合され
た薄肉金属管の軸回転トルクが著しく低下すると共にそ
の他の継手性能にも影響を与えるなどの欠束があった。 【問題点を解決するための手段】 本発明は上記した如き従来の欠点を除去し、作業性とシ
ール性などの継手としての性能に優れ且つコストの安価
な薄肉金属管用差込式管継手を提供することを目的とす
るものである。 すなわち、本発明は被接合薄肉金属管と同じ素材で且つ
同一口径の薄肉金属管の管端に被接合薄肉金属管の公差
を考慮した最大外径よりも0.25−0.5 mm大き
い内径を有する所定長さの円筒状の拡管部を形成されて
いる差込式管継手本体と、一端より順次縮径せしめられ
た3つの円筒状内面を有しその大径端には該差込式管継
手本体の拡管部の外径よりも少し小さい内径の大径円筒
状内面がまた中央部及び小径端には前記差込式管継手本
体の拡管部の内面に差し込まれる被接合薄肉金属管を縮
径せしめる中間の中径円筒状内面及び小径円筒状内面が
それぞれテーパー状内面を介して連続して形成されてい
る内面を有していて上記大径円筒状内面で前記差込式管
継手本体の拡管部の端部を少し縮径した状態で該拡管部
に外嵌されて前記差込式管継手本体に連結されている収
縮リングと、被接合薄肉金属管を前記差込式管継手本体
及び該収縮リングから成る連結体へ差込可能に該差込式
管継手本体の拡管部の内面に付着せしめられているシー
ル材と、前記収縮リングの小径円筒状内面に内嵌装着さ
れており上記連結体に差し込、まれる被接合薄肉金属管
の外面と上記収縮リングの小径円筒状内面との間に介在
して前記差込式管継手本体に差し込まれる被接合薄肉金
属管を一時的に仮止めするための管法は止めリングとか
ら成ることを特徴とする薄肉金属管用差込式管継手に関
するものである。
【実施例1 以下、図面により本発明に係る薄肉金属管用差込式管継
手について詳細に説明する。 第1図は本発明に係る薄肉金属管用差込式管継手の1実
施例の上半分を断面で示す正面図、第2図は第1図の実
施例により被接合薄肉金属管を接合した状態の上半分を
断面で示す説明図である。 図面中、1は差込式管継手本体であって、被接合薄肉金
属管5と同じ素材で且つ同一口径の薄肉金属管の管端を
被接合薄肉金属管5の公差を考慮した最大外径より0.
25〜0.5m111大きい内径D0を有し且つ肉厚t
の所定長さの円筒状の拡管部1aを形成されており、従
って拡管部1aには被接合薄肉金属管5を自由に差し込
むことができるのである。2は収縮リングであって、そ
の内面は一端より順次縮径せしめられた3つの円筒状内
面を有し各円筒状内面間はそれぞれテーパー状内面によ
って連結されている。すなわち、一端の大径端には差込
式管継手本体1の拡管部1aの外径よりも少し小さい内
径の大径円筒状内面2aが差込式管継手本体1の拡管部
1aの端部を少し縮径した状態で拡管部1aに外嵌され
て差込式管継手本体1と縮径リング2とが連結体を構成
している。この収縮リング2は大径円筒状内面2a側の
端縁を面取りしておくことにより差込式管継手本体1の
拡管部1aへの外嵌や後記する押圧移動を容易にするこ
とができる。また収縮リング2の中央部及び小径端には
、差込式管継手本体1の拡管部1aの端部を2段階に縮
径せしめて差込式管継手本体1の拡管部1aの内面に差
し込まれる被接合薄肉金属管5の外周面をその外径未満
に2段階に喰い込ませるための中間の中径円筒状内面2
c及び小径円筒状内面2eがそれぞれテーパー状内面2
b、 2dを介して連続して形成されている。この収縮
リング2は、降伏点又0.2%耐カが被接合薄肉金属管
5のそれと同等以上の素材よりなり、且つ外径り及び幅
Hが被接合薄肉金属管5の外径d、 (7)1.2〜1
.5倍及ヒ0.4〜0.9倍で、小径円筒状内面2eの
内径d、が被接合薄肉金属管5の外径6口と差込式管継
手本体1の拡管部1aの肉厚tの2倍との和(d0+ 
21)より0.5〜1.2 mm小さく、中径円筒状内
面2cの内径d2が小径円筒状内面2eの内径d、より
0.4〜1.0 mm大きく、大径円筒状内面2aの内
径d6が差込式管継手本体1の拡管部1aノ外径(D。 +2t)より0.05〜0.15 mm小さく、テーパ
ー状内面2b、 2dの半角θが5°〜15°で、更に
小径円筒状内面2e及び中径円筒状内面2cの幅A及び
Bが被接合薄肉金属管5の外径d0の0.03〜0.3
0倍及び0.1〜0.5倍であることが好ましい。3は
シール材であって、前記連結体への被接合薄肉金属管5
の差し込みが可能な状態に差込式管継手本体1の拡管部
1aの内面に付着せしめられている。 このシール材3は差込式管継手本体1に収縮リング2を
連結してから後に付着せしめられたものでもよいが、収
縮リング2の連結前に予め差込式管継手本体1の拡管部
1aに付着せしめられたものであってもよい。4は管抜
は止めリングであって収縮リング2の小径円筒状内面2
eに内嵌装着されており、前記連結体に被接合薄肉金属
管5が差し込まれたときにその外面5aと収縮リング2
の小径円筒状内面2eとの間に介在して差し込まれた被
接合薄肉金属管5が元の方向に抜は出ようとすることを
防止して一時的に仮止めするためのものである。 この管抜は止めリング4にはいくつかの態様があるが、
図示した実施例は押込みにより収縮リング2の小径円筒
状内面2eに嵌入装着されている円筒胴部4aの先端に
、差込式管継手本体1と収縮リング2とから成る連結体
に差し込まれる被接合薄肉金属管5の外面5aに圧接す
る傾斜した爪部4bが形成されており、上記先端と反対
側の端部には収縮リング2の小径円筒状内面2e側の側
端面2fに係止する係止部4Cが設けられている構成か
ら成る管抜は止めリング4である。 以上の如く、本発明に係る差込式管継手は差込式管継手
本体1と収縮リング2とシール材3と管抜は止めリング
4とから第1図に示す如く一体に構成されていて、且つ
収縮リング2の内面が、差込式管継手本体1と収縮リン
グ2とを連結体とするための大径円筒状内面2aと差込
式管継手本体1の拡管部1aの内面に差し込まれる被接
合薄肉金属管5を2段階に縮径せしめる中径円筒状内面
2cと小径円筒状内面2eとから成っているのである。 かかる構造の本発明に係る薄肉金属管用差込式管継手に
おいて、被接合薄肉金属管5に対する収縮リングの素材
及び寸法の好ましい例について次に説明する。 収縮リング2は差込式管継手本体1の拡管部1a内に被
接合薄肉金属管5を挿入された状態で押圧移動せしめら
れて差込式管継手本体1の拡管部1aをその端部から縮
径させるものであるから、その降 ゛伏点又は0.2%
耐力が被接合薄肉金属管5のそれと同等以上でないと差
込式管継手本体1を縮径させる前に収縮リング2が変形
してしまって本発明の目的を達成し得なくなる場合が生
ずる危険性がある。このような要件を満たす収縮リング
2用の素材としては、ステンレス鋼、R械構造用炭素鋼
。 高力アルミニウム合金鍛造品などが挙げられる。 また、収縮リング2の外径りが被接合薄肉金属管5の外
径d。の1.2〜1.5倍、すなわちD=(1,2〜1
.5)Xdoであることが好ましいのは、後述するよう
に収縮リング2の最も小さい内径は小径円筒状内面2e
の内径d、であり、この内径d、は被接合薄肉金属管5
の外径d0と差込式管継手本体1の拡管部1aの肉厚t
の2倍との和(do+2t)よりわずかに小さい値であ
るからDd+があまりにも小さいと収縮リング2の剛性
が小さくなり過ぎて充分な引抜強度等を得ることが出来
ないためにD≧1,260であることが好ましいのであ
り、また1、5倍を超えると収縮リング2の材料費が高
価となって経済的に好ましくないばかりか収縮リング2
が被接合薄肉金属管5と差込式管継手本体1との接合部
外周に著しく突設して外観が低下すると共に収縮リング
2を押圧する押圧工具が大型化して操作性が劣って好ま
しくないのである。他方、収縮リング2の幅Hが被接合
薄肉金属管5の外径doの0.4〜0.9倍、即ちH=
 (0,4〜0.9) doでなければならないのは、
収縮リング2において差込式管継手本体1の拡管部1a
を被接合薄肉金属管5の外周面に喰い込ませるように縮
径させる重要な部分は小径円筒状内面2eと中径円筒状
内面2cであり、この円筒状内面2e、 2cの幅A、
Bを後述する範囲に取り得るのに充分な全体幅Hを有し
ていることが必要であり、幅Hが0.460未満である
と接合を実施した際に収縮リング2が変形したり、充分
な接合強度等が得られないので好ましくなく、また幅H
が0.96Oを超えると収縮リング2が大型化して部材
費及び加工費が増大すると共に差込式管継手本体1の拡
管部1aの長さを長くしなければならないため拡管部形
成のためのコス1へも増大し、更に収縮リング2を押圧
する押圧工具も大型化して操作性が劣って好ましくない
からである。また、収縮リング2の小径円筒状内面2e
の内径d1が被接合薄肉金属管5の外径d0と差込式管
継手本体1の拡管部1aの肉厚tの2倍との和より0.
5〜1.21TIIll小さな内径、すなわち d、−10+2t>−(0゜5〜1.2)であることが
好ましいのは、前述したように差込式管継手本体1の拡
管部1a内周面が被接合薄肉金属管5の端部外周面に喰
い込むように密着せしめられなければ接合が行えないの
であり、そのためには被接合薄肉金属管5の外径d と
差込式管継手本体1の拡管部1aの肉厚tの2倍との和
、すなわち(d0+2t)よりも小さく縮径されなけれ
ばならないのであり、収縮リング2の小径円筒状内面2
eの内径d1が(do + 2 t−0,5)より大き
いと縮径の程度が小さく喰い込みが不充分で接合強度(
軸方向の引抜力)が弱くて好ましくなく、他方内径d、
が(d、 + 2 t−1,2)より小さいと接合強度
は充分であるが収縮リング2を押圧する押圧力が大きく
なり過ぎるので押圧工具が大型化して操作性が劣って好
ましくないからである。 また、収縮リング2の中径円筒状内面2cの内径d。 が小径円筒状内面2eの内径d、より0.4〜1.0柵
大きな内径、すなわちd2=d、 +(0,4〜i、0
)rアルことが好ましいのは、小径円筒状内面2eが特
に接合強度を向上させる役目をしているのに対して中径
円筒状内面2cでは小径円筒状内面2eより縮径量を小
さくして差込式管継手本体1及び被接合薄肉金属管5の
素材のほぼ弾性限界内の縮径量として、その縮径反力に
より特に被接合薄肉金属管5の軸回転トルクを向上させ
る役目をしているため中径円筒状内面2cの内径d2が
(d、 +0.4)より小さいと縮径量が大きくなり、
他方内径d2が(d、 +1.0)より大きいと縮径量
が小さくなり過ぎていずれも軸回転トルクが弱くなって
好ましくない。 また、収縮リング2の大径円筒状内面2aの内径d。 が差込式管継手本体1の拡管部1aの外径である(Do
+2t)より0.05〜0.15mmより小さな内径、
すなわちd、 = (D、 + 2 t )−(0,0
5〜0.15)である口とが好ましいのは、大径円筒状
内面2aが差込式管継手本体1の拡管部1e端部を縮径
外嵌することにより連結体とするためのものであり、内
径d。 が(D0+ 2 t−0,05)より大きいと縮径の程
度が小さく収縮リング2が容易に外れて連結体をなさず
、他方内径d3が(D。+ 2 t−0,15)より小
さいと差込式管継手本体1の収縮リング2によって連結
縮径された拡管部1e端部のシール材が付着された内面
に被接合薄肉金属管5の差し込みが困難または不可能と
なり本発明が実施し得なくなるからである。 また、収縮リング2のテーパー状内面2b、 2dの半
角θ#5°〜15°でなければならないのは、半角θが
15°より大きいと収縮リング2の押圧力が大きくなり
押圧工具が大型化して操作性が劣って好ましくなく、他
方半角θが5°より小さいと押圧力は小さくなるがテー
パー状内面2b、 2dの幅が大きくなり、全体幅Hも
大きくなって収縮リング2のコストが増大し好ましくな
いからである。 最後に収縮リング2の小径円筒状内面2eの幅Aが、被
接合薄肉金属管5の外径d。の0.03〜0.30倍す
なわちA=(0,03〜0.3) d、であることが好
ましいのは、幅Aが0.03 d 未満であると円筒状
部分が短か過ぎて差込式管継手本体1の拡管部1e外周
面に押圧移動する過程で小径円筒状内面2e部分が変形
して接合強度が低下するので好ましくなく、他方幅Aが
0.360を超えると全体幅Hが大きくなって収縮リン
グ2のコストが増大すると共に、差込式管継手本体1の
拡管部1aの長さが長くなるため継手コストも増大し更
に押圧工具も大型化して操作性が劣り好ましくないから
である。また、収縮リング2の中径円筒状内面2cの幅
Bが、被接合薄肉金属管5の外径d。の0.1〜0.5
倍、すなわちB=(0,1〜0.5)doであるのが好
ましいのは、幅Bが0.16o未満であると差込式管継
手本体1の拡管部1a及び被接合薄肉金属管5の縮径変
形形状が収縮リング2の中径円筒状内面2cの形状通り
行われず、中径円筒状内面2cのテーパー状内面2b側
より小径円筒状内面2eのテーパー状内面2d側に向っ
てテーパー状の縮径変形形状となり、中径円筒状内而2
cがあたかも特開昭59−104225号「ステンレス
鋼鋼管の差込式接合方法」に開示されている収縮リング
の截頭円錐状内面で縮径したと同じ作用となり、被接合
薄肉金属管5の軸回転トルク及びシール性が低下して好
ましくなく、他方幅Bが0.5d0を超えると幅Aが0
.3doを超えた場合と同じ問題が生じ好ましくないか
らである。 次に本発明に係る差込式管継手を使用する被接合薄肉金
属管5の接合の実施について説明する。 第1図に示す如く本発明に係る差込式管継手本体1の拡
管部1a内に被接合薄肉金属管5を差し込む。 このとき差込式管継手本体1の拡管終了部1bはストッ
パーの役目をなす。差し込まれた被接合薄肉金属管5は
管法は止めリング4の作用により、垂直に下方から差し
込んだ場合でも落下することなく仮止めされるから、仮
組み配管して配管状態を調整することができる。適切な
位置に被接合薄肉金属管5を差し込んだ後に、適当な押
圧工具を使用して収縮リング2を押圧して大径円筒状内
面2a側を先にして差込式管継手本体1の拡管部1a上
を移動させると、拡管部1aは初めは収縮リング2の大
径円筒状内面2aにより、次にテーパー状内面2bから
中径円筒状内面2cにより、最後にテーパー状内面2d
から小径円筒状内面2eにより順次縮径され、少なくと
も最後の段階では中径円筒状内面2cと小径円筒状内面
2eが拡管部1aの内面を被接合薄肉金属管5の外径未
満に2段階に縮径せしめるから、第2図に示す如く差込
式管継手本体1の拡管部1aの内面と被接合薄肉金ぶ管
5の外面5aとはシール材3を介して強く密着して完全
なシール状態と接合強度及び軸回転トルク等において優
れた継手性能を現出せしめるのである。なお、押圧して
収縮リング2を移動せしめるとき、管法は止めリング4
は第2図に示す如く押圧開始位置に残留する。 【効果】 以上詳述した本発明に係る薄肉金属管用差込式管継手は
、以下に列挙する如き種々の利点を有しておりその工業
的価値は非常に大きなものがある。 (1)差込式管継手本体の拡管部内周面にシール材を付
着したことにより従来の差込式管継手で不安のあった基
本的性能であるシール性が確実に保証できる。 (2)差込式管継手本体内に差し込まれた被接合薄肉金
属管は未接合でも管法は止めリングの作用で脱落しない
から仮組み配管が可能であり、また接合作業も安定して
実施できるため、作業性及び安全性に優れている。 (3)差込式管継手本体の拡管部を縮径する収縮リング
の内面形状を2段階の円筒状内面にしたことにより、従
来の円筒状内面と截頭円錐状内面で形成された収縮リン
グで接合後に発生した弊害が解消し、接合時の状態が維
持され、シール性及び被接合薄肉金属管の軸回転トルク
など低下することなく継手性能が優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る薄肉金属管用差込式管継手の1実
施例の上半分を断面で示す正面図、第2図は第1図の実
施例により被接合薄肉金属管を接合した状態の上半分を
断面で示した説明図である。 1・・・・差込式管継手本体 1a・・・・拡管部 1b・・・・拡管終了部 2・・・・収縮リング 2a・・・・大径円筒状内面 2b・・・・テーパー状内面 2c・・・・中径円筒状内面 2d・・・・テーパー状内面 2e・・・・小径円筒状内面 2t・・・・側端面 3・・・・シール材 4・・・・管法は止めリング 4a・・・・円筒胴部 4b・・・・爪部 4C・・・・係止部 5・・・・被接合薄肉金属管 5a・・・・外面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被接合薄肉金属管(5)と同じ素材で且つ同一口径
    の薄肉金属管の管端に被接合薄肉金属管(5)の公差を
    考慮した最大外径よりも0.25〜0.5mm大きい内
    径を有する所定長さの円筒状の拡管部(1a)を形成さ
    れている差込式管継手本体(1)と、一端より順次縮径
    せしめられた3つの円筒状内面を有しその大径端には該
    差込式管継手本体(1)の拡管部(1a)の外径よりも
    少し小さい内径の大径円筒状内面(2a)がまた中央部
    及び小径端には前記差込式管継手本体(1)の拡管部(
    1a)の内面に差し込まれる被接合薄肉金属管(5)を
    縮径せしめる中間の中径円筒状内面(2c)及び小径円
    筒状内面(2e)がそれぞれテーパー状内面(2b)、
    (2d)を介して連続して形成されている内面を有して
    いて上記大径円筒状内面(2a)で前記差込式管継手本
    体(1)の拡管部(1a)の端部を少し縮径した状態で
    該拡管部(1a)に外嵌されて前記差込式管継手本体(
    1)に連結されている収縮リング(2)と、被接合薄肉
    金属管(5)を前記差込式管継手本体(1)及び該収縮
    リング(2)から成る連結体へ差込可能に該差込式管継
    手本体(1)の拡管部(1a)の内面に付着せしめられ
    ているシール材(3)と、前記収縮リング(2)の小径
    円筒状内面(2e)に内嵌装着されており上記連結体に
    差し込まれる被接合薄肉金属管(5)の外面(5a)と
    上記収縮リング(2)の小径円筒状内面(2e)との間
    に介在して前記差込式管継手本体(1)に差し込まれる
    被接合薄肉金属管(5)を一時的に仮止めするための管
    抜け止めリング (4)とから成ることを特徴とする薄肉金属管用差込式
    管継手。 2 収縮リングの降伏点又は0.2%耐力が、被接合薄
    肉金属管(5)のそれと同等以上である特許請求の範囲
    第1項に記載の薄肉金属管用差込式管継手。 3 収縮リングが、その外径及び幅が被接合薄肉金属管
    (5)の外径の1.2〜1.5倍及び0.4〜0.9倍
    で、小径円筒状内面(2e)の内径が被接合薄肉金属管
    (5)の外径と差込式管継手本体(1)の拡管部(1a
    )の肉厚の2倍との和より0.5〜1.2mm小さく、
    中径円筒状内面(2c)の内径が小径円筒状内面(2e
    )の内径より0.4〜1.0mm大きく、大径円筒状内
    面(2a)の内径が差込式管継手本体(1)の拡管部(
    1a)の外径より0.05〜0.15mm小さく、テー
    パー状内面(2b)、(2d)の半角が5°〜15°で
    、更に小径円筒状内面(2e)及び中径円筒状内面(2
    c)の幅が被接合薄肉金属管(5)の外径の0.03〜
    0.30倍及び0.1〜0.5倍である特許請求の範囲
    第2項に記載の薄肉金属管用差込式管継手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6377689A (ja) * 1986-09-22 1988-04-07 ヤマハ発動機株式会社 コントロ−ラ内蔵の一軸ロボツト
JPH03189493A (ja) * 1989-12-20 1991-08-19 Nkk Corp 管継手及び施工方法

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