JPS61126883A - 映像信号再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は映像信号再生装置に関し、特え、再生画像の内
容が変化したときこれを自動的え検出し得るようにした
ものである。

〔従来の技術〕

この種の映像信号再生装置は、例えば間欠記録方式のビ
デオテープレコーダ（以下、間欠記録ＶＴＲと呼ぶ）で
記録された磁気テープから映像信号を再生する場合に適
用される。

従来、被写体く生ずる変化を長時間罠亘って監視するた
め被写体を比較的長い時間間隔で間欠的Ｖｃ１画像（例
えば１フイールド）ずつ間欠記録ＶＴＲで記録するよう
にした長時間記録型の監視装置が用いられている。この
監視装置においては、記録画像をノーマル再生モードで
再生し、再生した画像の内容が変化したときこれを検出
することにより、被写体の異常の発生をチェックするよ
うになされている。

再生画像の変動を検出する方法として、従来、作業者が
テレビジョンモニタに写し出された画像を目視確認する
第１の方法、及びフィールドメモリ、フレームメモリ等
の外部メモリに先行する画２の方法が用いられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、被写体の変化が比較的短い時間（例えば
間欠記録時間程度）の間に一時的に発生したような場合
には、変化の仕方は多くの同一画面の間に変化画像が１
枚ないし数枚だけ表われる程度で、直ちに元の画像内容
に戻るような場合があり得る。このような場合、ノーマ
ル再生モードで再生しているとき再生画面上に生ずる変
化時間はｌフィールド時間すなわち１／６０　（ｓｅｃ
　］ないしその数倍である。従って、変化画像の検出を
作業者の目視により行なう第１の方法によると、変化画
像を見落すおそれがある。

またたとえ見落すことなく変化画像を検出し得たとして
も、手動で切換操作するため実際上かなり長い切換時間
がかかり、そのため変化画像をテレビジョンモニタに写
し出すためには例えば数十フィールドもテープを巻戻し
再生するような煩雑な時間をかげて変化画像を捜さなけ
ればならない問題がある。

また、第２の方法によると、１フイールド又は１フレ一
ム分の外部メモリを用いるため全体としての構成が複雑
となることを避は得す、これに加えて大容量の電源を有
し、アナログ−ディジタル変換回路やディジタル−アナ
ログ変換回路等の周辺回路を必要とする。従って第２の
方法による監視装置は、可搬性に乏しく、また、高価な
ものとならざる得ない。

また外部メモリを用いた場合には、フィールドごとに再
生するので、同一内容でもフィールドごとのジッタ成分
の違いにより変化画像と誤って判断するおそれがあった
。

本発明は以上の点を考慮してなされたもので、連続する
２枚の画像間の画像内容の変動を簡易な構成で、しかも
できる限り高い精度で検出することができるようにした
映像信号再生装置を提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

かかる目的を達成するため、本発明は、磁気テープ２の
隣接トラックを同時罠走査する２個の再生磁気ヘッド、
！＝Ａ１とＡ２（又はＢ１とＢ２）ヒ、この各磁気ヘッ
ドＡｌとＡ２（又はＢ１と８２）でビツクアツプされた
映像信号ＶＤＩとＶＤ２を受け、これら映像信号ＶＤＩ
及びＶＤ２間が相違するとき検出信号ＣＯＭを送出する
画像内容変動検出回路２８と、検出信号ＣＯＭを受けて
磁気テープ２０走行を停止させるテープ停止装ｆｌ　３
６　＋　３７とを設けた。

〔作用〕

磁気ヘッドＡ１とＡ２（又は、Ｂ１と８２）は磁気テー
プ２の隣接トラックを同時に走査して映像信号ＶＤＩ及
びＶＤ２をビツクアツプし、これら映像信号ＭＤＩ及び
ＶＤ２が画像内容変動検出回路路で比較される。比較結
果が相違するときは画像内容変動検出回路路から検出信
号ＣＯＭがテープ停止装置：３６　、３７に与えられて
磁気テープ２０走行を停止させるようにする。

この結果、作業者は画像内容が変化した画面を容易に見
分けることができ、また、変化画面の内容を検討できる
ようになる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面について説明する。第２
図において、回転ドラム１上には２組の再生ヘッド対Ａ
１及びＡ２と、Ｂ１及びＢ２とが角間隔が１８０度離れ
て設けられている。各再生ヘッド対Ａ１及びＡ２、又は
Ｂ１及びＢ２は間欠記録ＶＴＲで記録された磁気テープ
上の隣合う２個のビデオトラックを同時に再生するよう
に設けられている。再生ヘッド対Ａ１及びＡ２と、Ｂ１
及びＢ２とは交互に同時再生を行なう。

対をなす各ヘッドＡ１及びＡ２、又はＢ１及びＢ２は第
３図に示すようにドラム１の軸方向九つい℃は１トラツ
クピツチｄだけ離間して設けられている。また、各ヘッ
ドＡ１及びＡ２、又はＢ１及びＢ２は第３図に示すよう
にドラム１０回転方向ＣＫついては１水平走査ライン分
の長さｔだけ離間し、かつ先行するビデオトラックを再
生するヘッドＡ１又はＢ１が回転方向Ｃに先行して設け
られている。

一方概気テープ上に記録されている映像信号は、第４図
に示すように、Ｈ並べがなされており、１フィールドを
１トラツクに記録しているため隣合うトラックＴＲＩ及
びＴＲ２、ＴＲ２及びＴＲ３・・・間がトラック長手方
向に０．５　Ｉ（分ずれて記録されていても、再生ヘッ
ド対Ａ１及びＡ２、又はＢ１及びＢ２からは同期のとれ
た映像信号が逐次再生される。

第１図において、再生ヘッド対のうち先行している先行
ヘッドＡ１及びＢｌはビツクアツプした再生映像信号Ｖ
ＤＩを再生増幅回路１１、ＦＭ復調回路１２、可変遅延
回路構成の位相調整回路１３を順次介して廓減算回路刃
の一方の入力端に与える。

これ九対して、後行ヘッドＡ２及びＢ２はビツクアツプ
した再生映像信号ＶＤ２を再生増幅回路２１、ＦＭ復調
回路ｎを順次介して減算回路（９）の他方の入力端に与
える。

ここで、位相調整回路１３は例えばヘッド間の取付誤差
のために生ずる映像信号ＶＤＩとＶＤ２の僅かな位相ず
れを調整して映像信号ＶＤＩとＶＤ２の同期をより完全
にするものである。

減算回路（至）は映像信号ＶＤＩとＶＤ２との間の差を
検出し、その差信号Ｓ３０をローパスフィルタ３１に与
える。映像信号ＶＤＩとＶＤ２は同一の被写体を撮像し
た信号であるため相関性が強く、画像間で大きな変化が
ない場合には、差信号Ｓ３０は０レベルに近い信号とな
る。これに対して、画像間で大きな変化が生じた場合に
は差信号８３０は大きなレベルの信号となる。

ローパスフィルタ３１は差信号Ｓ３０によまれるノイズ
成分を除去して比較回路３２の一方の入力端に与える。

映像信号ＭＤＩとＶＤ２は画像間に変化がなくともノイ
ズによるわずかな違いを持っており、そのわずかな違い
に応答しないようにローパスフィルタ３１でノイズ成分
を除去する。

比較回路３２は検出レベル調整回路３３たら所定の閾値
レベルをもつ基皐信号ＴＨＲが与えられる。

比較回路見は差信号８３０を基単信号ＴＨＲと比較し、
差信号Ｓ３０が基亀信号ＴＨＲより大きいとき、画像変
化検出信号としての再生モード切換指令信号ＣＯＭをス
イッチ回路構成のモード切換禁止回路具、波形整形回路
あを介してキャプスタ／コントロール回路あに与える。

すなわち、減算回路３Ｑ、ａ−パスフィルタ３１、比較
回路３２、検出Ｖペル調整回路おにより連続する２枚の
画像間の変化を検出する画像内容変動検出回路四が構成
されている。

ところで後行ヘッドＡ２、又はＢ２でビツクアツプされ
た映像信号ＶＤ２はまた、再生増幅回路２１、ＦＭ復調
回路ｎを介してタイムコード分離回路４０に与えられる
。タイムコード分離回路４０は映像信号ＶＤ２の垂直ブ
ランキング期間に挿入されているタイムコードＴＣを分
離してラッチ回路４１及びタイムコード比較回路４２に
与える。

ここで、間欠記録ＶＴＲで画像情報を磁気テープに記録
する際疋は、被写体に変化が生じた撮像時刻を表すため
、タイムコードＴＣが垂直ブランキング期間に挿入され
ている。

ラッチ回路４１は再生モード切換指令信号ＣＯＭをラッ
チ指令として入力し、そのとき到来してくるタイムコー
ドＴＣを記憶する。すなわち、ラッチ回路４１は連続す
る画像間で変化が生じたとき後行ヘッドＡ２又はＢ２が
走査しているトラックに記録されているタイムスートＴ
Ｃを記録する。

タイムコード比較回路４２はラッチ回路４１にラッチさ
れたタイムコードＬＴＣと、タイムコード分離回路４０
かも与えられるタイム；−ドＴＣとを比較し、停止制御
信号ＣＯＮをキャプスタンコントロール回路３６に与え
る。

キャプスタンコントロール回路あは再生モード切換指令
信号ＣＯＭが与えられると、先ず、例えばノーマル再生
モードの速度でテープを走行させていたステップモータ
でなるキャプスタンモータ３７を停止させてテープ走行
を停止させる。このとき、キャプスタンモータ３７は回
転慣性力のため再生モータ切換指令信号ＣＯＭが与えら
れても直ちに停止することができず、例えば数フィール
ド分走行したのち停止する。

キャプスタンコントロール回路面はキャプスタンモータ
３７の停止後、テープ２を逆方向に走行させるように１
ステツプずつ逆方向にキャプスタンモータ３７を回転さ
せ、タイムコード比較回路４２からの停止制御信号ＣＯ
Ｎが一致を表しているときキャプスタンモータ３７を停
止させる。

また、後行ヘッドＡ２又はＢ２からの再生映像信号ＶＤ
２は出力増幅回路間を介して出力映像信号Ｖ。ＵＴとし
てテレビジョンモニタ、５１１Ｃ与えられるようになさ
れている。

第１図の回路は上述の構成に加えてドロップアウトに対
応する次の構成を有する。ドロップアウト検出回路１４
　、２４はそれぞれ映像信号ＶＤ１．ＶＤ２におけるド
ロップアウトを検出するものであり、その出力はオア回
路ωを介してパルス幅整形回路６１に与えられる。

パルス幅整形回路６１はドロップアウト検出回路■４又
は為がドロップアウトを検出したときから所定時間のパ
ルス幅をもつドロップアウト検出信号Ｄｏを形成し、そ
のドロップアウト検出信号ＤＯをモード切換禁止回路具
に与える。

モード切換禁止回路又はドロップアウト検出信号ＤＯが
与えられている間は比較回路３２からの再生モード切換
指令信号ＣＯＭをキャプスタンコントロール回路あ及び
ラッチ回路４１に：送出させないようＫする。この上う
にすると、映像信号ＭＤＩとＶＤ２間にドロップアウト
のために差異が生じた場合にはキャプスタンコントロー
ル回路：３６は応答しなくなり、不要な停止を防止し得
る。

この実施例の回路によって間欠記録ＶＴＲで記録された
磁気テープ２を再生する際には、磁気テープ２をノーマ
ル速度で走行させ、回転ドラム１を回転させてヘッド対
Ａ１及びＡ２と、Ｂ１及びＢ２とを交互に隣接するトラ
ックに当接させて隣接するトラックから同時に映像信号
ＶＤＩ及びＶＤ２をビツクアツプしていく。

隣接するトラック間の画像内容に変化がなければ、画像
内容変動検出回路路から再生モード切換指令信号ＣＯＭ
が送出されず、ノーマル再生モードを維持する。このと
き、テレビジョンモニタ５１には後行ヘッドＡ２又はＢ
２がビツクアツプした映像信号ＶＤ２が連続して写し出
されるが、その画像内容は変化が認識できない程度のも
のである。

これに対して、画像内容が異なり、再生ヘッド対Ａ１及
びＡ２、又は、Ｂ１及びＢ２からビツクアツプされた映
像信号ｖＤ１及びＶＤ２間に差異が生ずると、これが減
算回路Ｉ、ローパスフィルタ３１、比較回路３２を通じ
て検出されてキャプスタンコントロール回路あに再生モ
ード切換指令信号ＣＯＭが与えられる。

再生モード切換指令信号ＣＯＭが与えられると、キャプ
スタンコントロール回路あは先ずキャプスタンモータ３
７を停止してテープ２０走行を停止させる。次いで、タ
イムコード比較回路４２から一致を表す停止制御信号Ｃ
ＯＮが到来するまでテープ２を逆方向に徐々に走行させ
る。停止制御信号ＣＯＮが一致を表したときテープ２を
停止させ変化画面を継続してテレビジョンモニタ、５１
１Ｃ写し出ススチル再生モードに切換える。

かくして、作業員は変化画面を可視確認し、被監視対象
の正常、異常動作を判断することになる。

正常と判断した場合には、キャプスタンコントロール回
路あ、ラッチ回路４１等をリセットしてノーマル再生モ
ードに復帰させて次の変化画面を捜す状態に復帰させる
。

上述の実施例において、映像信号ＶＤ１．ＶＤ２にドロ
ップアウトが生じている場合には、ドロップアウト検出
回路１４又はスが動作してモード切換禁止回路あを動作
させて画像内容変動検出回路部が検出状態となってもノ
ーマル再生モードからスチル再生モードへの切換を禁止
する。

以上のように、上述の実施例によれば、大型の外部メモ
リを用いることなく、連続する２枚の画像内容が変動し
ている場合に磁気テープ２の送りを直ちに停止すること
ができる。しかも、その停止位置をテレビジョンモニタ
５１に変化画面が映る位置に制御することができる。

また、上述の実施例によればドロップアウトによる画像
内容の変動には応動しないので無駄なモード切換動作を
防止できる。さらＫ、一対のヘッドで２個のトラックか
ら同時に映像信号を得るので、映像信号ＶＤＩ及びＶＤ
２間で含まれるジッタ成分がほぼ等しくなり、画像内容
の変動検出をより高精度に行なうことができる。

なお、上述の実施例においては、間欠記録ＶＴＲで記録
された磁気テープから映像信号をビツクアツプして画像
内容の変動を検出する監視装置に適用した場合について
述べたが、本発明の映像信号再生装置はこれに限らず、
連続する２枚の画像内容の変化を検出する場合に広く適
用できる。例えば、編集された継ぎ撮りテープの継ぎ目
を検出する場合に適用することもできる。この場合には
、上述の実施例の場合に比べて比較回路４２の一端に与
えられる基本信号ＴＨＲの閾値レベルを大きくする必要
がある。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によれば、隣合う２個のビデオト
ラックから２個の磁気ヘッドによって同時再生し、その
再生された映像信号を比較するよう疋したので、簡易な
構成で、容易、かつ高精度に画像内容の変化を検出する
ことのできる映像信号再生装置を得ることができる。

第１図は本発明による映像信号再生装置の一実施例を示
すブロック図、第２図及び第３図は第１図の装置におけ
る磁気ヘッドの装着位置関係の説明に供する路線図、第
４図は第１図の装置における磁気ヘッドのビデオトラッ
ク上の当接位置関係の説明に供する路線図である。

Ａｌ　、Ａ２　、Ｂ１　、Ｂ２・・・磁気ヘッド、１・
・・回転ドラム、２・・・磁気テープ、あ・・・画像内
容変動検出回路、あ・・・キャプスタンコントロール回
路、３７・・・キャプスタンモータ、ＶＤｌ、ＶＤ２・
・・映像信号、ＣＯＭ・・・再生モード切換指令信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープの隣接トラツクを同時に走査する２個の再生
   磁気ヘツドと、上記各磁気ヘツドでビツクアツプされた
   映像信号を受け、これら映像信号間が相違するとき画像
   変化検出信号を送出する画像内容変動検出回路と、上記
   画像変化検出信号を受けて上記磁気テープの走行を停止
   させるテープ停止装置とを具えることを特徴とする映像
   信号再生装置。