JPS61126114A - カチオン性重合体の製造法 - Google Patents

カチオン性重合体の製造法

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JPS61126114A
JPS61126114A JP24628784A JP24628784A JPS61126114A JP S61126114 A JPS61126114 A JP S61126114A JP 24628784 A JP24628784 A JP 24628784A JP 24628784 A JP24628784 A JP 24628784A JP S61126114 A JPS61126114 A JP S61126114A
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JP
Japan
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polymerization
catalyst
monomer
period
feed
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JP24628784A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ishimi
石見 一雄
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 最近、情報産業の高度の進展に伴ない静電記碌紙、電子
写真紙の需要が高まっており、これらの基紙に良好な導
電性及びコーテイング性を付与する処理剤の開発が望ま
れている。又、繊維加工剤の分野でも重合率の高い高分
子量の重合体が望まれている。本発明は、これらの用途
及びその他の種々の用途に有用なカチオン性重合体の製
造法の改良に関するものである。
(従来の技術) ジアリル型の第4級アンモニウム塩の重合体は導電性能
、帯電防止能等良好な性能を持っており、従来1通常次
のようにして製造されている。
即ち、アリル系化合物の重合の際重合触媒(ラジカル重
合開始剤)の寿命は短く、モノマーの重合率を向上させ
る為にジアリル型の第4級アンモニウム塩の重合は一般
に重合触媒を連続的に供給しながら行なっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、ジアリル型の第4級アンモニウム塩は重
合性が悪く未反応モノマーが残存しやすく、上記の従来
の方法では得られる重合体の重合度は低く高分子量の重
合体は得られず、又、未反応モノマーが残存するという
欠点がある。
残存モノマーはコーテイング後ベトッキの原因となり、
分子量の低いことは粘度も相対的に低くなりコーティン
グ適性、耐洗濯性等に欠点があり用途開発上大きな障害
となる。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明者は、これら欠点を解決すべく鋭意検討した結果
、経済的に採用出来る反応時間内で高重合率で高分子量
のカチオン性重合体を製造する方法を見い出し本発明を
完成した。
即ち1本発明は、一般式(I) (式中、Rは低級アルキル基を、又は・・ロゲン原子を
示す。) で示される重合性モノマーを、又はこれと他の共重合可
能な重合性ビニル七ツマ−とを、重合触媒を供給しなが
ら重合させる際に、重合反応期間中に重合触媒の供給の
一時的な停止期間を設けることを特徴とするカチオン性
重合体の製造法、に関するものである。
本発明で用いる一般式(I)の重合性モノマーにおいて
、Rとしては例えばメチル基、エチル基等が挙げられ、
又としては例えばF、C6,Br、■が挙けられる。一
般式(+)の重合性モノマーとしては1例えば、ジメチ
ルジアリルアンモニウムクロリド、ジメチルジアリルア
ンモニウムブロマイド。
ジエチルジアリルアンモニウムクロリド、ジメチルジア
リルアンモニウムブロマイド等が挙げられる。
一般式(I)の重合性モノマーと共重合可能な他の重合
性ビニル七ツマ−としては例えばアクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル、N−メチロールアクリルアミド
、酢酸ビニル、アクリルアミド、アクリロニトリル、ジ
メチルアミノエチルメタクリ・−トの四級化物等が挙げ
られる。これら  !他の重合性ビニルモノマーの共重
合割合は0〜20重量%が好ましく、20重量%を越え
ると共重合率等が悪くなり実用的でない。
本発明の重合は通常水溶媒中で行なわれ、一般式(+)
の重合性モノマー水溶液中の重合性モノマーの濃度は通
常40〜70重量%とするのが好ましい。
重合触媒としてはラジカル重合開始剤であれば過硫酸塩
系であっても過酸化物系であってもいずれでもよいが、
特に過硫酸アンモニウム、過硫酸 ・カリ又は過硫酸ソ
ーダが好ましい。より好ましくは、還元剤と組合わせた
レドックス系であり、好ましい還元剤としては酸性亜硫
酸ソーダ等が挙げられる。
重合触媒の総使用量は、一般式(I)の重合性モノマー
と他の重合性とニルモノマーの総量に対しa・5〜5チ
とするのが好ましい。
本発明に従って重合を行う場合、一般式mの重合性モノ
マー又はこれと他の共重合可能な重合性ビニルモノマー
は反応前に全量反応器に仕込んでもよく、又、重合を行
いながら分割仕込みを行ってもよい。
本発明において1重合反応期間中に重合触媒の供給の一
時的な停止期間を設けるが、この触媒供給停止期間は重
合反応を開始して15分経過後から60分経過迄の間に
少なくとも1回設け、その後、触媒供給を再開してから
10分経過後から120分経過迄の間に少なくとも1回
設けるのが好ましく、上記触媒供給再開後120分経過
した後は触媒供給停止期間を特に設ける必要はないが場
合によっては設けてもかまわない。なお、触媒供給停止
期間は、重合反応開始後上記触媒供給再開後120分経
過する迄の間に2〜6回設ければ十分であり、それ以上
設ける必要は特にない。
触媒供給停止期間の1回あたりの長さは5〜60分程度
が好ましく、触媒の供給を30分以上停止してもあまり
意味はない。
本発明において1重含湿度は40〜90℃とするのが好
ましく、又0重合反応期間は通常5〜10時間程時間子
分である。
(実施例) 実施例1 脱イオン水4207とジメチルジアリルアンモニウムク
ロリド(70%水溶液) 1zoorをフラスコに仕込
み(工程A)、過硫酸アンモニウム2.41を脱イオン
水42.57に溶解したものと、酸性岨硫酸ソーダ2.
41を脱イオン水111・251に溶解したものを、別
々の滴下ロートよ抄約4時間かけ注入した(工程B)。
その後、過硫酸アンモニウム5.25Pを脱イオン水5
6゜25fに溶解したものと、酸性亜硫酸ソーダ5.2
57を脱イオン水111.2sli’に溶解したものを
別々の滴下ロートより夫々0.5時間及び1時間かけて
注入した(工程C)。なお1重含湿度は60℃とした。
又、工程Bにおいて、工程B開始後30分後、1時間1
0分後及び1時間40分後に夫々15分ずつ過硫酸アン
モニウムと酸性亜硫酸ソーダの注入を停止した。重合反
応終了後、得られた反応液の物性を測定したところ1表
−1に示したとおりであった。
実施例2 重合温度を70℃とした以外は実施例1と同様にして重
合を行った。得られた反応液の物性は表−1に示した。
実施例S 重合温度を80℃とした以外は実施例1と同様にして重
合を行った。得られた反応液の物性は表−1に示した。
比較例1 過硫酸アンモニウムと酸性岨硫酸ソーダの注入の停止を
行なわず重合触媒の連続供給を行りた以外は実施例1と
同様にして重合を行った。得られた反応液の物性は表−
1に示した。
比較例2 重合温度を70℃とした以外は比較例1と同様にして重
合を行った。得られた反応液の物性は表−1に示した。
比較例5 重合温度を80℃とした以外は比較例1と同様にして重
合を行った。得られた反応液の物性は表−1に示した。
表−1 実施例4 実施例1において、工程Aにおいてフラスコに仕込むも
のを脱イオン水4 s o y、ジメチルジアリルアン
モニウムクロリド(70%水溶液)11007及びN−
メチロールアクリルアミド70?とした以外は実施例1
と同様にして重合を行った。得られた反応液の物性は表
−2に示した。
実施例5 実施例1において、工程Aにおいてフラスコに仕込むも
のを脱イオン水4201及びジメチルジアリルアンモニ
ウムブロマイド1200!?とじ。
重合温度を70℃とした以外は実施例1と同様にして重
合を行った。得られた反応液の物性は表−2に示した。
比較例4 過硫酸アンモニウムと酸性亜硫酸ソーダの注入の停止を
行なわず重合触媒の連続供給を行った以外は実施例5と
同様にして重合を行った。得られた反応液の物性は表−
2に示した。
表−2 (発明の効果) 本発明によれば、未反応モノマーの残存量が少なく、シ
かも高い分子量を持ったカチオン性重合体を容易に得る
ことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは低級アルキル基を、Xはハロゲン原子を示
    す。) で示される重合性モノマーを、又はこれと他の共重合可
    能な重合性ビニルモノマーとを、重合触媒を供給しなが
    ら重合させる際に、重合反応期間中に重合触媒の供給の
    一時的な停止期間を設けることを特徴とするカチオン性
    重合体の製造法。
JP24628784A 1984-11-22 1984-11-22 カチオン性重合体の製造法 Pending JPS61126114A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5518634A (en) * 1993-12-27 1996-05-21 Nalco Chemical Company Coagulant for twin belt filter presses
US6084045A (en) * 1994-11-10 2000-07-04 The Procter & Gamble Company Cationic polymer
JP2005535770A (ja) * 2002-08-15 2005-11-24 チバ スペシャルティ ケミカルズ ウォーター トリートメント リミテッド 重合後架橋反応によって得られる高分子量カチオン性ポリマー
JP2006307074A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Toho Chem Ind Co Ltd カチオン性共重合体の製造方法
JP2016128550A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 東亞合成株式会社 重合体水溶液の製造方法

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