JPS61124359A - 鮭の身を素材としたスライス食品 - Google Patents
鮭の身を素材としたスライス食品Info
- Publication number
- JPS61124359A JPS61124359A JP59247397A JP24739784A JPS61124359A JP S61124359 A JPS61124359 A JP S61124359A JP 59247397 A JP59247397 A JP 59247397A JP 24739784 A JP24739784 A JP 24739784A JP S61124359 A JPS61124359 A JP S61124359A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meat
- salmon
- slices
- muscle
- fillet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は鮭の身を素材とした新規な食品に関するもの
である。
である。
鮭はシャケともアキ7ノともいい、背部は青灰色、腹面
は銀白色、生殖時期には紅色の斑紋を生じ、肉は薄い黄
赤色を呈し、全長70c−あまりに成長する1種類は多
いが、そのなかでもベニザケは最高級品として主に輸出
用に罐詰めにされ、カラ7トマ入は安価で罐詰めや塩魚
となり、ギンマスは新巻として良好品とされる。
は銀白色、生殖時期には紅色の斑紋を生じ、肉は薄い黄
赤色を呈し、全長70c−あまりに成長する1種類は多
いが、そのなかでもベニザケは最高級品として主に輸出
用に罐詰めにされ、カラ7トマ入は安価で罐詰めや塩魚
となり、ギンマスは新巻として良好品とされる。
いずれにしても鮭は輪切ワにして調理されろので、身が
こぼれやすく、美味であるにもか1わらず、十二分に賞
味されていなかったというきらいがある。
こぼれやすく、美味であるにもか1わらず、十二分に賞
味されていなかったというきらいがある。
この発明は、上記のような観点から、鮭の身が引き立っ
て非常に美味であり、しかも食しやすく、酒の肴には勿
論のこと、お数にも最適な食品を提供することを目的と
したものである。
て非常に美味であり、しかも食しやすく、酒の肴には勿
論のこと、お数にも最適な食品を提供することを目的と
したものである。
すなわちこの発明は、まず鮭の背部の身を筋力向に縦長
に切り取り、そのり身を酒に漬けて身を軟かくすると共
に、切身に塩をまぶして身を引き締めるが、背部の切身
は多量には取れなく身も小さいので、多数の切身を結着
剤で項に接着して切身の集成片を形成する0次にその集
成片を焼いた後、集成片を切身の好方向に切って多数枚
のスライスに形成したものである。
に切り取り、そのり身を酒に漬けて身を軟かくすると共
に、切身に塩をまぶして身を引き締めるが、背部の切身
は多量には取れなく身も小さいので、多数の切身を結着
剤で項に接着して切身の集成片を形成する0次にその集
成片を焼いた後、集成片を切身の好方向に切って多数枚
のスライスに形成したものである。
鮭の味を左右するものは脂肪量であるが、紅鮭は脂肪量
が多く最も美味であり、肉色が赤くスライスとしての見
映えもよいので最も好ましν1゜切身を漬ける酒は日本
酒が良く、その時間は10時間から25時間程度で良い
。
が多く最も美味であり、肉色が赤くスライスとしての見
映えもよいので最も好ましν1゜切身を漬ける酒は日本
酒が良く、その時間は10時間から25時間程度で良い
。
また結着剤の種類としては、例えば卵白アルブミン、カ
ゼイン、グルテン等の蛋白質系のもの、あるいはアルギ
ン酸すFリウム、小麦粉、IQ粉等の多糖類系のものを
挙げることができる。結着剤の使用形態については、粉
状または糊状のいずれの使用形態も可能であるが、切身
のずれを防止する点からは粉状が望ましく、切身からの
水分1体液、脂肪等を吸収して適当な糊状となり、しか
も接着面に隙間なく充填されるので、結着の速効性が期
待でき、且つ結着強度が大である。また切身は同大同形
状の適当な形状のものは望めないので、隙間を小さな切
れ端で補完すれば材料の節約にもなろので好ましいが、
その場合でも切身の好方向を揃えることが必要である。
ゼイン、グルテン等の蛋白質系のもの、あるいはアルギ
ン酸すFリウム、小麦粉、IQ粉等の多糖類系のものを
挙げることができる。結着剤の使用形態については、粉
状または糊状のいずれの使用形態も可能であるが、切身
のずれを防止する点からは粉状が望ましく、切身からの
水分1体液、脂肪等を吸収して適当な糊状となり、しか
も接着面に隙間なく充填されるので、結着の速効性が期
待でき、且つ結着強度が大である。また切身は同大同形
状の適当な形状のものは望めないので、隙間を小さな切
れ端で補完すれば材料の節約にもなろので好ましいが、
その場合でも切身の好方向を揃えることが必要である。
なおこの明細嘗においてF好方向」とは鮭の縦方向を意
味するものとする。
味するものとする。
集成片の大きさは、切身を結着する量により長さは様々
であるが、中および厚みについては、切身の大きさに制
約されるので、紅鮭の場合に普通に惟ると、巾が10〜
20cm、厚みが2〜2.50糟程度になる。
であるが、中および厚みについては、切身の大きさに制
約されるので、紅鮭の場合に普通に惟ると、巾が10〜
20cm、厚みが2〜2.50糟程度になる。
切身の集成片を焼く場合に、芯部まで平均して熱を通し
て肉質を笑味しくするためには、炭火に当て速入にして
低い温度で時間をかけるのが良い。
て肉質を笑味しくするためには、炭火に当て速入にして
低い温度で時間をかけるのが良い。
しかしがスや電気の熱を利用するときは、温度管理をな
しやすく量産に適する利、αがある。加熱条件について
は100℃〜250℃の温度で10分〜30分間人に当
てるのが良かった。温度を高く焼いて焦がしてしまうと
、焦げた部分を削り取ってもその周囲の色の赤味がとれ
白く変色し製品価値が低下することになるので注意を要
する。
しやすく量産に適する利、αがある。加熱条件について
は100℃〜250℃の温度で10分〜30分間人に当
てるのが良かった。温度を高く焼いて焦がしてしまうと
、焦げた部分を削り取ってもその周囲の色の赤味がとれ
白く変色し製品価値が低下することになるので注意を要
する。
集成片は形状が異なる多数枚の切身を寄せ集めたもので
あるから、表面がどうしても凹凸になり、そのままでは
均一なスライスが得られ難く、また焼く条件によっては
表面に焦げている部分も生じているので、刃により平面
を削って形を板状に整えるのが良い。
あるから、表面がどうしても凹凸になり、そのままでは
均一なスライスが得られ難く、また焼く条件によっては
表面に焦げている部分も生じているので、刃により平面
を削って形を板状に整えるのが良い。
このようにして製造されたり身の集成片は、最終的には
1〜3II−の薄切りにスライスされ、必要な場合はさ
らに保存性を高めろために真空パックして市場に出すも
のである6 〔実施例1〕(第1図ないし第6図) 第3図に示すような紅鮭Fから頭、腹内および内臓を除
去して三枚に卸し、細骨を除去し皮を剥いで主として背
部の身をi艮に切り、第4図に示すように同−好方向の
切身1を作り、この切身1を日本酒に漬ける。漬ける時
間は15時間程度であった。
1〜3II−の薄切りにスライスされ、必要な場合はさ
らに保存性を高めろために真空パックして市場に出すも
のである6 〔実施例1〕(第1図ないし第6図) 第3図に示すような紅鮭Fから頭、腹内および内臓を除
去して三枚に卸し、細骨を除去し皮を剥いで主として背
部の身をi艮に切り、第4図に示すように同−好方向の
切身1を作り、この切身1を日本酒に漬ける。漬ける時
間は15時間程度であった。
次に切身1に塩をまぶしながら多数の切身1を結着剤で
慣に並べて接着し、第5図のように切身1を寄せ集めた
集成片2aを作る。
慣に並べて接着し、第5図のように切身1を寄せ集めた
集成片2aを作る。
この集結片2aを〃スの火に当て約200℃の温度で1
5分分間−たが、集成片2aには表面に凹凸があり、焦
げている部分も生じたので、表面を削って第6図の如く
板状の集成片2bに形を整えた。
5分分間−たが、集成片2aには表面に凹凸があり、焦
げている部分も生じたので、表面を削って第6図の如く
板状の集成片2bに形を整えた。
次に集成片2bを中方向に刃を入れて薄<2m+s程度
に切り、多数枚のスライス3に形成し、フィルム4.5
の間に挾んで真空パックした。
に切り、多数枚のスライス3に形成し、フィルム4.5
の間に挾んで真空パックした。
真空パックの形態では多数枚のスライスを耕めに重ねた
が、このような包装形態では、開封したときにスライス
を摘みやす(、食するのに好都合である。
が、このような包装形態では、開封したときにスライス
を摘みやす(、食するのに好都合である。
食するときには、rMitシてスライスを一枚づつ捲く
るが、その際にスライスが途中で切れることはなく、滑
らかに剥がすことができ、口に入れても身が細かくこぼ
れることはなく、舌ざわりが軟かく噛み心地があり鮭の
香りはするけれども、味覚は今までの鮭の料理とは異な
り一種独特の風味があった。
るが、その際にスライスが途中で切れることはなく、滑
らかに剥がすことができ、口に入れても身が細かくこぼ
れることはなく、舌ざわりが軟かく噛み心地があり鮭の
香りはするけれども、味覚は今までの鮭の料理とは異な
り一種独特の風味があった。
スライスの身がこぼれないのは、酒に漬けて身を軟かく
すると共に、焼いて身の結合を強め、さらに身を好方向
に切ったためと考えられる。
すると共に、焼いて身の結合を強め、さらに身を好方向
に切ったためと考えられる。
〔実施例2)(W47図)
この場合は、スライス3を高く積み重ねてフィルム4.
5で真空パックしたものである。
5で真空パックしたものである。
この発明は、以上説明したように、鮭の背部の身を筋方
向に縦長に切り取り、その切身を酒に漬けた後、切身に
塩をまぶし、多数の切身を筋方向に対して横に並べて結
着剤で結合し、この切身の集成片を焼いた後、集成片を
切身の筋方向に切って多数枚のスライスに形成したもの
であるから、鮭の身を輪切りにしたものとは違って、食
するときに身がこぼれないことは勿論、舌ざわりが滑ら
かで一種独特の風味があり、味覚がされやかであるので
、オードプルには絶好であり、珍味として酒の肴、飯の
お数にも適する。またそのまま食することができるばか
りでなく、目玉焼きに加えて料理することができる。ま
た鮭の最も美味な背部の身を使用するが、その身を寄せ
集めで結着し、一旦集成片にしてからスライスするので
、背部の身が無駄にならなく、所定形状のスライスを経
済的に得ることができる等の顕著な効果がある。
向に縦長に切り取り、その切身を酒に漬けた後、切身に
塩をまぶし、多数の切身を筋方向に対して横に並べて結
着剤で結合し、この切身の集成片を焼いた後、集成片を
切身の筋方向に切って多数枚のスライスに形成したもの
であるから、鮭の身を輪切りにしたものとは違って、食
するときに身がこぼれないことは勿論、舌ざわりが滑ら
かで一種独特の風味があり、味覚がされやかであるので
、オードプルには絶好であり、珍味として酒の肴、飯の
お数にも適する。またそのまま食することができるばか
りでなく、目玉焼きに加えて料理することができる。ま
た鮭の最も美味な背部の身を使用するが、その身を寄せ
集めで結着し、一旦集成片にしてからスライスするので
、背部の身が無駄にならなく、所定形状のスライスを経
済的に得ることができる等の顕著な効果がある。
第1図ないし第6図はこの発明の一実施例であって、第
1図は本発明のスライスを真空パックして示す斜視図、
第2図は第1図x−X線矢視の断面図、第3図ないし第
6図は本発明のスライスの製造手順を示す説明図である
。また第7図は他の実施例のスライス食品を真空バック
して示す斜視図である。 F・・・鮭 1・・・鮭の切身 2m、2b・・・集成
片3・・・スライス 4,5・・・フィルム] \i
1図は本発明のスライスを真空パックして示す斜視図、
第2図は第1図x−X線矢視の断面図、第3図ないし第
6図は本発明のスライスの製造手順を示す説明図である
。また第7図は他の実施例のスライス食品を真空バック
して示す斜視図である。 F・・・鮭 1・・・鮭の切身 2m、2b・・・集成
片3・・・スライス 4,5・・・フィルム] \i
Claims (1)
- 1)鮭の背部の身を筋方向に縦長に切り取り、その切身
を酒に漬けた後、切身に塩をまぶし、多数の切身を筋方
向に対して横に並べて結着剤で結合し、この切身の集成
片を焼いた後、集成片を切身の筋方向に切って多数枚の
スライスに形成したことを特徴とする鮭の身を素材とし
たスライス食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59247397A JPS61124359A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 鮭の身を素材としたスライス食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59247397A JPS61124359A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 鮭の身を素材としたスライス食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61124359A true JPS61124359A (ja) | 1986-06-12 |
Family
ID=17162819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59247397A Pending JPS61124359A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 鮭の身を素材としたスライス食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61124359A (ja) |
-
1984
- 1984-11-21 JP JP59247397A patent/JPS61124359A/ja active Pending
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