JPS61123712U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

図面は、本考案の実施例を説明するためのもの
で、第１図は甲被および中底の大部分を切欠いだ
状態で示した本底の平面図、第２図Ａ，Ｂおよび
Ｃはそれぞれ第１図のイ―イ線、ロ―ロ線および
ハ―ハ線における矢視正面図、同じく第２図Ｄは
第１図のニ―ニ線における部分矢視側面図、第３
図は当該靴を着用、歩行中に体重による荷重が中
底の踵部に十分掛つた時の状態を示した第２図Ｄ
に対応する部分側面図、第４図ＡおよびＢは本考
案に係る靴の製造に使用される靴金型の原理的構
造を例示する要部の縦断正面図および底面図、第
５図ＡおよびＢはこの靴金型の使用要領を説明す
るための半図解式縦断面図である。 １……本底（接地底）、２……リブ、２ａ……
切欠、３，３ａ，３ｂ……中底、４……凹窪、５
ａ……吸送気室、５ｂ……排気室、６ａ……吸気
用小孔、６ｂ……排気用小孔、７……コイルバネ
、８……コイルバネの固定用柱状部材、８ａ……
コイルバネの上部押え部材、９……甲被、１０…
…靴金型。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本底の上面と、その上方に適当な間隔を存
   んして支持、張設された中底との間に、靴のほぼ
   全長にわたつて形成せられた空間のうち、踵部に
   対応する部分は吸送気室とし、その上方にある前
   記中底には靴内部に開口する複数個の吸気用小孔
   が穿設され、また足先部に対応する上記空間の部
   分は排気室とし、その上方にある前記中底には靴
   内部に開口する複数個の排気用小孔が穿設され、
   しかも、この排気室と前記吸送気室とはその間に
   形成されている前記空間の部分を介して、連通せ
   しめてなる靴底を有する靴において、前記吸送気
   室内には復元用コイルバネが適宜数配設せられて
   おり、歩行時に荷重として受ける体重の変化、増
   減に対応するそれらコイルバネの伸縮を介して、
   前記踵部中底は上方に向かつて適当な高さの凸面
   および深さの凹面形状に変形せしめられ、当該踵
   部中底部分のこの十分な振幅を有する上下運動に
   よつて、前記吸送気室にポンプ作用を行なわせる
   ようにしてあることを特徴とする靴。 (2) 前記本底の上面と中底の下面との間には両
   者を連結する複数条のリブが横置ないし縦置され
   、前記空間はこれら立設されたリブ同志の間に形
   成せられた互いに連通する多数の凹窪に分割せし
   めてあることを特徴とする、実用新案登録請求の
   範囲第１項記載の靴。 (3) 前記吸送気室内の本底上面の適所には、い
   ずれも前記コイルバネのコイル内径よりも外径が
   やや小さい適当な高さの柱状体を突設し、それら
   コイルバネをそれぞれに外嵌、固定せしめるよう
   にしてあることを特徴とする、実用新案登録請求
   の範囲第１項または第２項記載の靴。 (4) 前記踵部の中底部分は適度の可撓性、引張
   り強度を有する天然および合成皮革、ゴム、合成
   樹脂またはこれらの複合材料などで作られている
   ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項
   ないし第３項記載の靴。