JPH0427364Y2 - - Google Patents

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JPH0427364Y2
JPH0427364Y2 JP1985118733U JP11873385U JPH0427364Y2 JP H0427364 Y2 JPH0427364 Y2 JP H0427364Y2 JP 1985118733 U JP1985118733 U JP 1985118733U JP 11873385 U JP11873385 U JP 11873385U JP H0427364 Y2 JPH0427364 Y2 JP H0427364Y2
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JP
Japan
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heel
elastic material
indoor
sandals
insole
Prior art date
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JP1985118733U
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English (en)
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JPS6227003U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、室内において使用する室内用サンダ
ルに関する。
<従来の技術> 従来、室内において使用する室内用のサンダル
は提案されていない。そのため、戸外で使用され
ているサンダルを流用し、室内においても使用さ
れている。
しかし、戸外用のサンダルは、ヒール状に形成
された踵部の中底の芯材が、木又はプラスチツク
で構成されているため、室内で使用することは重
く、しかも歩くと音がするという課題を有する。
一方、実開昭48−97156号公報や特開昭54−
70148号公報、あるいは実開昭58−41202号公報に
弾力性芯材を介挿して踵部をヒール状になしたス
リツパが提案されている。
実開昭48−97156号公報、特開昭54−70148号公
報のスリツパは、踵部を、厚さの薄い上底と、下
面をなす厚さの薄い本底と、上底と本底との間に
形成される厚さの厚い中底との三層でヒール状に
なし、そして、厚さの厚い中底をスポンジ等の気
泡性の有する弾力性材から構成することによつて
踵部に弾力性を持たせるようにしたものである。
しかしながら、サンダルにおいては踵部がスリ
ツパの踵部に比べ幅狭に構成され、使用時にはス
リツパの踵部よりサンダルの踵部の方が足裏によ
る荷重が集中してかかることになる。従つて、サ
ンダルの踵部に、上記のスリツパの踵部のように
上底等に比して厚さの厚い弾力性材を用い、踵部
の大部分を弾力性材によつてヒール状に形成した
のでは使用により弾力性材が弾力性を失つた場
合、圧縮される度合いがおおきくなり、ヒールが
消失してしまうという課題を有する。よつて、上
記スリツパの踵部を、室内用のサンダルの踵部と
してそのまま適応させるのは妥当でない。
又、実開昭58−41202号公報のものは、踵部を、
ヒール状に形成した本底の上面に厚さの薄い表被
を接着して上底形成することによつて構成し、踵
部をハイヒール状に類似させ婦人用スリツパとし
て適するようにしたものである。
しかし、このものは本底を弾力性材から構成し
たものではなく、踵部に弾力性を持たせたもので
はない。又、仮に、この婦人用スリツパの本底を
弾力性材から構成したとしても、上記実開昭48−
97156号公報、特開昭54−70148号公報のスリツパ
と同様に上底に比して弾力性材の厚さが厚く踵部
の大部分を弾力性材によつて構成されることにな
り使用により弾力性材が弾力性を失つた場合、圧
縮される度合いがおおきくなり、ヒールが消失し
てしまうことになる。
<考案が解決しようとする課題> 本考案は以上の実情に鑑み提案されたもので、
その目的とするところは、使用によつてヒールが
消失してしまうことがなく、しかも弾力性を備え
た室内用のサンダルを提供することにある。
<課題を解決するための手段> 本考案は、以下の特徴を有する室内用のサンダ
ルを提供することにより上記課題を解決する。
本考案の室内用のサンダルの踵部は、上底と、
下面をなす本底と、上底と本底との間に形成され
る中底との三層からヒール状に構成される。
そして、これらの各層は、略同じ厚さに形成さ
れたものからなる。
又、中底の芯材は、軽くて適度のクツシヨン性
を有する弾力性材から構成されるとともに、厚さ
方向に沿う孔を有してなるものである。
<作用> 本考案においては、踵部を、上底と、本底と、
弾力性材を有する中底との三層からヒール状に構
成し、そして、これらの各層を、略同じ厚さに形
成するため、足裏による力が繰り返し踵部にかか
ると中底の弾力性材が弾力性を失つて圧縮される
が、その圧縮される度合いを踵部全体に対して小
さくすることができる。
これにより、踵部のヒールの消失を抑えること
ができる。
又、一方、中底の芯材に厚さ方向に沿う孔を設
けているため、中底を上底、本底と同程度の厚さ
に薄いものとして十分弾力性を有するものにする
ことができる。
<実施例> 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
本考案の室内用のサンダルは、第1図に示すよ
うに踵部がヒール状に形成されてなる。
この踵部は、第2図に示すように上底1と、底
面をなす本底3と、これらの上底1と本底3との
間に配設される中底2との三層から構成されてい
る。そして、これらの各層1,2,3は、略同じ
程度の厚さに形成されたものからなつている。
上底1と中底2とは、芯材4に化粧布5を巻回
して構成されている。
この中底2の芯材4の材質は、軽量で適度のク
ツシヨン性を有する弾力性材からなる。この実施
例では、EVAからなる発泡性スポンジが使用さ
れているが、これに限らず、ゴム等の弾力性を有
するものであれば良く、適宜変更できるものであ
る。
又、この中底2の芯材4は、第3図に示すよう
に足の踵裏に沿う形状になされとともに、上面か
ら下面に沿う複数の孔6…6が設けられている。
以上のように構成することにより、足裏による
力が繰り返し踵部にかかると中底の弾力性材が弾
力性を失つて圧縮されるが、その圧縮される度合
いを踵部全体に対して小さくすることができる。
これにより、踵部のヒールの消失を抑えること
ができる。
一方、中底2の芯材4に孔6…6を設けている
ため、弾力性材からなる中底2の芯材4の厚さを
薄く構成しても十分に弾力性あるものにすること
ができる。
<考案の効果> 以上実施例で述べたように本考案は、足裏によ
る力が繰り返し踵部にかかり、中底の弾力性材が
弾力性を失つて圧縮されてもその圧縮される度合
いを踵部全体に対して小さくすることができ、踵
部のヒールの消失を抑えることができる。
一方、中底の芯材に厚さ方向に沿う孔を設けて
いるため、中底を上底、本底と同程度の厚さの薄
いものとしても十分弾力性を有するものにするこ
とができる。
以上本考案は、使用によつてヒールが消失して
しまうことがなく、しかも弾力性を備えた有用且
つ実用的な室内用のサンダルを提供しえたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の斜視図であり、
第2図は、踵部の断面図、第3図は、踵部におけ
る芯材の斜視図である。 1……上底、2……中底、3……本底、4……
芯材、5……化粧布、6……孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 踵部が、上底と、下面をなす本底と、上底と
    本底との間に形成される中底との三層からヒー
    ル状に構成され、 これらの各層が、略同じ厚さに形成されたも
    のからなり、 中底の芯材が、軽くて適度のクツシヨン性を
    有する弾力性材から構成するとともに、厚さ方
    向に沿う孔を有してなるものであることを特徴
    とする室内用サンダル。 2 上記弾力性材が、発泡性スポンジからなるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の室内用サンダル。 3 上記弾力性材が、ゴムからなることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の室内
    用サンダル。 4 上記発泡性スポンジが、EVA樹脂からなる
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2
    項記載の室内用サンダル。
JP1985118733U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0427364Y2 (ja)

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JPS6227003U JPS6227003U (ja) 1987-02-19
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JP2005080828A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Strong Co Ltd 健康サンダル

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