JPS61123591A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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Publication number
JPS61123591A
JPS61123591A JP59245505A JP24550584A JPS61123591A JP S61123591 A JPS61123591 A JP S61123591A JP 59245505 A JP59245505 A JP 59245505A JP 24550584 A JP24550584 A JP 24550584A JP S61123591 A JPS61123591 A JP S61123591A
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JP
Japan
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undercoat layer
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Pending
Application number
JP59245505A
Other languages
English (en)
Inventor
Yonosuke Takahashi
高橋 洋之介
Fumiaki Shinozaki
文明 篠崎
Eiichi Hasegawa
栄一 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP59245505A priority Critical patent/JPS61123591A/ja
Publication of JPS61123591A publication Critical patent/JPS61123591A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、高エネルギー密度のレーザービームを用いて
情報の書き込みおよび/または読み取りができる情報記
録媒体に関するものである。
[発明の技術的背景および従来技術] 近年において、レーザー光等の高エネルギー密度のビー
ムを用いる情報記録媒体が開発され、実用化されている
。この情報記録媒体は光ディスクと称され、ビデオ・デ
ィスク、オーデ仁オ働ディスク、さらには大容量静止画
像ファイルおよび大容量コンピュータ用ディスクeメモ
リーとして使用されうるものである。
光ディスクは、基本構造としてプラスチック、ガラス等
からなる円盤状の透明基板と、この上に設けられたBi
、Sn、In、Te等の金属または半金属からなる記録
層とを有する。
光ディスクへの情報の書き込みは、たとえばレーザービ
ームをこの光ディスクに照射することにより行なわれ、
記録層の照射部分がその光を吸収して局所的に温度上昇
する結果、物理的あるいは 。
化学的な変化を生じてその光学的特性を変えることによ
り情報が記録される。光ディスクからの情報の読み取り
もまた、レーザービームを光ディスクに照射することな
どにより行なわれ、記録層の光学的特性の変化に応じた
反射光または透過光を検出する方法などを利用して情報
が再生される。
また、最近では記録層を保護するためのディスク構造と
して、二枚の円盤状基板から構成し、そのうちの少なく
とも一枚の基板上に記録層を設け、この二枚の基板を記
録層が内側に位置し、かつ閉空間を形成するようにリン
グ状内側スペーサとリング状外側スペーサとを介して接
合してなるエアーサンドイッチ構造が提案されている。
このような構造を有する光ディスクでは、記録層は直接
外気に接することなく、情報の記録、再生は基板を透過
するレーザ光で行なわれるために、一般に記録層が物理
的または化学的な損傷を受けたり、あるいはその表面に
塵埃が付着して情報の記録、再生の障害となることがな
い。
情報記録媒体は、前述のように種々の分野において非常
に利用価値が高いものであるが、その記録感度は少しで
も高いものであること1.そしてS/N比の高い読取り
信号が得られることが望まれている。特に、良好な読取
り信号を得るために記録層表面の平面性の改善が望まれ
ている。
従来より、基板の記録層が設けられる側の表面には平面
性の改善、記録層と基板との接着力の向上などの目的で
、シランカップリング剤などの有機物質あるいは二酸化
ケイ素、弗化マグネシウムなどの無機物質からなる下塗
層を設(することが知られている。また、本出願人は、
ガラス基板を使用した場合に基板に含まれるアルカリイ
オン(Na◆、K4″、Mg計、Ca訃等)が基板上に
拡散して記録層に悪影響を及ぼすのを防ぐ目的で、基板
と記録層との間に親木性基を有するポリマーからなる下
塗層を設けてなる発明について、既に特許出願をしてし
ζる(特願昭58−17′3676号)、゛ また、基板とi鎧層との間には記録感度および読取り信
号のS/N比などを高める目的で、高分子物質からなる
断熱層、金属からなる反射層など各種の中間層を設ける
ことが知られている。
[発明の要旨] 本発明は、下塗層表面の平面性を高めて読取り信号のS
/N比の向上した情報記録媒体i提供することをその目
的とするものである。
また、本発明は、′読取り信号のS/N比の向上ととも
に記録感度の向上した情報記録媒体を提供することもそ
の目的とするものである。
上記の目的は、基板上に、レーザーによる情報の書き込
みおよび/または読み取りが可能な記録層を宥する情報
記録媒体において、該記録層を有する側の基板表面に弗
素系界面活性剤を含有する高分子物質からなる下塗層が
設けられており、かつこの下塗層と記録層との間に中間
層が設けられていることを特徴とする本発明の情報記録
媒体により達成することができる。
すなわち、本発明は、順に基板、下塗層、中間層および
記録層から構成される情報記録媒体において、下塗層に
弗素系界面活性剤を含有させることにより下塗層表面を
平滑化して、読取り信号のS/N比の顕著な向上を実現
す番ものである。
基板と記録層との間に上述のような下塗層を設けて、両
者間の密゛着力の向上あるいは記録層の変質防止を図る
ことが提案されているが、平面性の点で充分とは言い難
かった。特に、ガラス基板から遊離するアルカリイオン
の拡散を防止するために下塗層を厚くした場合には、塗
布すじなどが生じて下塗層表面の平面性が劣化しがちで
あった。
本発明によれば、下塗層に弗素系界面活性剤を含有させ
ることにより、下塗層形成時において塗膜表面を平滑化
することができ、このような下塗層を有する情報記録媒
体からはS/N比の優れた読取り信号が得られる。
また、下塗層と記録層との間には断熱層などの中間層を
設けることにより、読取り信号のS/N比の向上ととも
に一層られる情報記録媒体を高感度として、その性能を
一層向上させることが可能となる。
[発明の構成] 以上に述べたような好ましい特性を有する本発明の情報
記録媒体は、たとえば、次のような方法により製造する
ことができる。
本発明において使用する基板は、従来の情報記録媒体の
基板として用いられている各種の材料から任意に選択す
ることができる。基板の光学的特性、平面性、加工性、
取扱い性、経時安定性および製造コストなどの点から、
基板材料の例としてはソーダ石灰ガラス等のガラス:セ
ルキャストポリメチルメタクリレート、射出成形ポリメ
チルメタクリレート等のアクリル樹脂;ポリ塩化ビニル
、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂;およびポ
リカーボネートを挙げることができる。
これらの基板材料のうちで寸度安定性、透明性および平
面性などの点から1強化ガラス等のガラスが特に好まし
い。
記録層が設けられる側の基板表面には、接着力の向上、
記録層の変質防止などの目的とともに゛平面性改善の目
的で、下塗層が設けられる。  6:一本発明の特徴的
な要件である下塗層は、弗素系界面活性剤を含有する高
分子物質からなる。
本発明に用いることにできる弗素系界面活性剤の代表例
としては、炭素数3〜30の炭化水素鋼を少なくとも一
つ有し、親木性アニオン基、親水性ノニオン基、親木性
ベタイン基などの親木性基を少なくとも一種宥し、かつ
該炭化水素鎖の水素原子の全部もしくは一部が弗素で置
換された下記一般式CI)で表わされる化合物を挙げる
ことができる。
R−A’−X             ’(I)ただ
し、一般式(I)においてRは少なくとも三個の弗素原
子を含む部分弗素化または全弗素化炭化水素基を表わす
Aは化学結合手または連結基を表わし、連結基の例とし
ては二価炭化水素基、好ましくは脂肪族、芳香族もしく
は混合脂肪族・芳香族の二価炭化水素基を挙げることが
できる。そして、その例としては酸素、エステル基(−
Coo−)およびアミド基(−CONR”−および−3
O2NR”−一ただし、Roは水素または炭素数1〜5
のアルキル基)などの炭素以外の異種原子で中断された
二価炭化水素基を挙げることができる。
Xは親木性基を表わし、その例としては、1)一般式=
  (−CI(zcHzo)nRt(ただし、R1は水
素またはメチル基などの炭素数1〜5のアルキル基であ
り;nは5〜20の範囲の整数であり;このポリオキシ
エチレン基はイソプロピレンオキシ基で中断されていて
もよい) 一′#L々鍋プJJ1ふふ、%+−T−1−1−47廿
輻V^頼告性非イオンポリオキシアルキレン基、 ?)たとえば、一般式: %式% (ただし、 Alkはメチレン基、エチレン基、プロピ
レン基およびブチレン基などの炭素数1〜5の低級アル
キレン基であり;R2はメチル基およびエチル基などの
炭素数1〜5の低級アルキル基である) で表わされる親水性ベタイン基、 3)たとえば、一般式: %式% (ただし、Mは水素、アルカリ金属、アンモニウム基、
またはジェタノールアンモニウム、モルホリニウム、ピ
リジニウムなどの有機アンモニウム基であり;R3はア
ルキル基または前記Rのと同様な基である) で表わされる親木性アニオン基を挙げることができる。
好ましくはXは親木性アニオン基である。また基・R中
の弗素原子の数と、Rの弗素化炭化水素鎖中の炭素原子
の数と、Aが二価炭化水素基である場合の基A中の炭素
原子の数の合計が少なくともlOであるのが好ましい0
本発明において、特に好ましい弗素系界面活性剤は末端
にトリフルオロメチル基を有するものである。
以下に、本発明に好ましく用いられる弗素系界面活性剤
の代表的な例(構造式)を記載する。
陽、  l : F3 G  −(CFz )  2−COOH崩、 2
 : H−CCF2 )  s −COOH 陥、 3 :。
F3 C−(CFz )  e、−C00NHa崩、 
4 : H−(CF2 )  lo−C0OH 動、 5 : F3 C−(CFz )  y −5O3に崩、 6 
: H−(CF2 )−B−CH2−08O3Na間、 7
 : H−(CFz )s −CH2−,0SO3Na間、8
:0 牛 CH 崩、9:0 ↑ H−CCFz )a −CHz −0−P−OHCH NO,10:                   
0CH 陥、 12 : 陽、  13 : 南、 14 : F3 C−CH−0−(CH2)3−SO3Ha3G 1勅、  l 5 : H−(C:F2 )  6−CH2−0−(C:Hz 
)  3−9O3Na間、  16 : HIGFz )a −GHz −0−(GHz )3 
  SO:a Na間、 17 : H−(CFz )  m −CHz −0−((Jlz
 )  3− SOs’ Na間、 l 8 : F3C−(CFz )  s −CHz−0−(OH2
)  3−9o:s Na間、 19 : 崩、20ミ 2H5 F3 C−C−0−(CH2)  3−SO3Na02
H5・ 陽、 2 l : Fa C−(CF2 )  z −COO−CCHz 
)3 −5O3Na間、 22 : H−(CF2 )to −COO−((:Hz )3−
5O3Na間、 23 : HICFz )s −CH2−000−(C:Hz )
2− SO3Na陽、 24 : 陽、 30 : C,6H,−CH−COO−an2−CF3量 O3Ha 動、 32 : 018  O33−CH−C0NH−GHz −CFz
 −111:HFz03Na 胎、 34 : F2O−(CF2)  z   000  (−CHz
CHzO)y −CH3階、35:         
     czu  5Fs C−CCFz )  7
−3Oz−N(−CHzCHz O)a H崩、 36
 : F3 C−CCFz )  z −CH2O(−0M2
0H20)5 H間、37:            
           GH3No、38: H−(CF2 ) B −CONH−(CH2) z 
−0−903Na聞、40:            
  C3H5F3 G−(CF2 )  y −5O2
−N−GHz C0OH尚、41:         
   C2H5F3 C−(CFz )  y −5O
Z −N−(GHz )  z −0−SO3HNo、
42:        )! 尚、43:        H 下塗層に用いられる高分子物質としては、たとえば、ポ
リメチルメタクリレート、アクリル酸・メタクリル酸共
重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリビニ
ルアルコール、N−メチロールアクリルアミド、スチレ
ン・スルホン酸共重合体、塩素化ポリエチレン、クロル
スルホン化ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ塩化
ビニル、ポリエステル、ポリイミド、酢酸ビニル・塩化
ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリカルボネート、エポキ
シ化合物などの高分子物質、およびこれらの混合物を挙
げることができる。
特に基板材料がガラスである場合には、基板から遊離す
るアルカリイオン(Na3、K+、Mg”、Ca”+等
)が他層に拡散するのを防止するために、上記高分子物
質は前記の特願昭58−173676号明細書に記載さ
れているような親木性基を有するポリマーであるのが好
ましい、さらに好ましくはスチレン・無水マレイン酸共
重合体などのカルボキシル基および/または無水マレイ
ン酸基を有するポリマーである。これらのポリマーには
エポキシシラン化合物などのエポキシ化合物が混合され
ていてもよい。
下塗層の形成においては、ま”ず上記高分子物質および
弗素系界面活性剤を適当な溶剤に溶解して塗布液を調製
する。
弗素系界面活性剤はS/N比向上向上から、上記高分子
物質に対して0.0005〜5重量%の範囲で添加され
ているのが好ましく、さらに好ましくは0.001〜2
重量%の範囲である。
下塗層用の溶剤の例としては、メタノール、エタノール
、プロパツール、ブタノール、アセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、ジアセトンアルコー
ル、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロ
ソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソル
ブアセテート、ジメチルポルムアミド、シンナーを挙げ
ることができ、使用する化合物の種類に応じて選択され
る。
塗布液中には、更に可塑剤、滑剤なと各種の添加物を目
的に応じて添加することが可能である。
この塗布液をスプレー法、スピンナー法、ディップ法、
ロールコート法、ブレードコート法、ドクターロール法
、スクリーン印刷法などの塗布方法により基板表面に塗
布して塗膜を形成したのち乾燥することにより、基板上
に下塗層が形成される。下塗層の層厚は一般に0.Ol
乃至20gmであり、好ましくは0.1乃至10gmで
ある。
次に、下塗層上には中間層が設けられる。
本発明において中間層は、得られる情報記録媒体の目的
の応じて断熱効果を有する層、光反射特性の優れた層な
ど公知の各種の中間層から選択することができる。たと
えば記録感度を向上させ、S/N比を・高める目的で断
熱層を設ける場合に使用される材料の例としては、ポリ
エステル、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリウレタン
、アクリル系ポリマー、セルロース誘導体(酢酸セルロ
ース、硝酸セルロース等)、ポリヒドロキシスチレン、
ポリビニルトルエン、塩素化ポリオレフィンなどの熱可
塑性ポリマーおよび光硬化型ポリマーを挙げることがで
きる。これらのうちで特に好ましいものは、ポリメチル
メタクリレートおよび硝酸セルロースである。   □ 中間層は、たとえば、上記熱可塑性ポリマーを適当な溶
剤に溶解または分散したのち、この塗布液をスピンコー
ド法、ディップコート法、エクストルージョンコート法
、バーコード法、スクリーン印刷法などの塗布方法によ
り下塗表面に塗布し、乾燥することにより形成すること
ができる。
また、光硬化型ポリマーを用いる場合には、まず光硬化
性モノマーに重合開始剤を溶解したのち、このUVラッ
カー液を上記と同様の方法により下塗層表面に塗布して
塗膜を形成し、次いで紫外線等の電磁放射線を照射する
ことにより、七ツマ−を重合硬化させて中間層を形成す
ることができる。
中間層の層厚は通常は0.05乃至1100pであり、
好ましくは0.1乃至504mである。
次いで、中間層上には記録層が設けられる。
記録層に用いられる材料の例としては、Te、Zn、、
I n、S n、Z r、A!;L、T i、Cu、G
e、Au、Pt等の金属;Bi、As、Sb等の半金属
;Ge、Si等の半導体:およびこれらの合金またはこ
れらの組合せを挙げることができる。また、これらの金
属または半金属の硫化物。
酸化物、ホウ化物、ケイ素化合物、炭化物および窒化物
等の化合物:およびこれらの化合物と金属との混合物も
記録層に用いることができる。あるいは、色素とポリマ
ーとの組合せを利用することもできる。
本発明においては、記録層の材料がInとGeSとの混
合系であるのが特に好ましい、この場合に、記録層にお
けるInの含有量は33.3〜87.5重量%の範囲に
あるのが好ましい。
記録層は、上記材料を蒸着、スパッタリング、イオンブ
レーティングなどの方法により基板上に直接にまたは下
塗層を介して形成することができる。記録層は単層また
は重層でもよいが、その層厚は、光情報記録に要求され
る光学濃度の点から一般に100乃至5500人の範囲
であり、好ましくは200−1000人の範囲である。
記録層の上には、機械的強度の向上などの目的で、たと
えばゼラチン、ゼラチン誘導体等の天然高分子物質;セ
ルロース誘導体、ポリサッカライド、ラテックス状ビニ
ルポリマー等の合成高分子物質などからなる保:Ii膜
が設けられていてもよい。
また、基板の記録層が設けられる側とは反対側の表面に
は、耐傷性、防湿性などを高めるために、例えば二酸化
ケイ素、酸化スズ、弗化マグネシウムなどの無機物質か
らなる薄膜が真空蒸着。
スパッタリング等により設けられていてもよい。
このようにして、基本的に基板、下塗層、中間層および
記R層がこの順序で積層された情報記録媒体を製造する
ことができる。
なお、前述の貼り合わせタイプの記録媒体においては、
上記構成を有する二枚の基板を接着剤等、  を用いて
接合することにより製造することができる。また、エア
ーサンドイッチタイプの記録媒体においては、二枚の円
盤状基板のうちの少なくとも一方が上記構成を有する基
板を、リング状の外側スペーサと内側スペーサとを介し
て接合することにより製造することができる。
次に本発明の実施例および比較例を記載する。
ただし、これらの各個は本発明を制限するものでない。
[実施例1] 円盤状のソーダ石灰ガラス基板(カリ強化ガラス、外径
:305mm、内径:90mm、厚さ=1.3mm)を
アルカリ性溶液およびイソプロピルアルコールで洗浄し
たのち、フレオン乾燥させた。
次に、スチレンφ無水マレイン酸共重合体(モル比:約
50150)、γ−グリシドキシプロピルメトキシシラ
ン(商品名: KBM−403、信越シリコーン■製)
および上記構造式崩、12で表わされる弗素系界面活性
剤(以下、弗素系界面活性剤Aと称する): を用いて下記組成を有する塗布液を調製した。
、             ゛ スチレン・無水マレイン酸共重合体    6gγ−グ
リシドキシプロビルメトキシシラン 2g弗素系界面活
性剤A          0.2gメチルエチルケト
ン         50mJlメチルセロソルブアセ
テ−)      50 m lこの塗布液を上記ガラ
ス基板上に回転数l100Orpのスピンナーを用いて
30秒間塗布したのち120℃の温度で5分間乾燥して
、乾燥膜厚が1.0濤mの下塗層を形成した。
別に、ポリメチルメタクリレート(商品名:ダイヤナー
ルBR−85、三菱レイヨン■製)を用いて下記組成を
有する塗布液を調製したのち、フィルター(ポアサイズ
:0.27zm)を用いて加圧濾過した。
!の ポリメチルメタクリレート        2gトルエ
ン              50m1メチルセロソ
ルブアセテート     50mMこの塗布液を用いて
下塗層表面に上記と同様の方法により塗布乾燥して、乾
燥膜厚が0.21Lmの中間層を形成した。
次に、ガラス基板の中間層表面に真空蒸着法によりI 
n180AおよびGe5120Aを共蒸着させて、層厚
が300λの記録層を形成した。このようにして、順に
基板、下塗層、中間層および記録層からなる情報記録媒
体を製造した。
[実施例2] 実施例1において、下塗層形成用塗布液への弗素系界面
活性剤の添加量を0.02gに変えた以外は実施例1の
方法と同様の操作を行なうことにより、順に基板、下塗
層、中間層および記録層からなる情報記録媒体を製造し
た。
[比較例1] 実施例1において、下塗層形成用塗布液に弗素系界面活
性剤を添加しないこと以外は実施例1の方法と同様の操
作を行なうことにより、順に基板、下塗層、中間層およ
び記録層からなる情報記録媒体を製造した。
実施例1.2および比較例1で得られた各情報記録媒体
について、下記の表面平滑性試験およびS/N比試験に
より評価した。
(1)表面平滑性試験 情報記録媒体の記録層表面を直径5pmの触針針を用い
て、平均の表面粗さくRa)を測定した。
(2)S/N比試験 半導体レーザー(波長:825nm)をオートフォーカ
ス対物レンズにより情報記録媒体の記録層上で約1.4
pmのビーム径に集光し、変調器により2.5MHzの
矩形波に変調して、記録媒体を515rpmで回転させ
ながら記録層上にピットを形成して情報の記録を行なっ
た。
情報の記録された記録媒体をレーザー光で読み取り、得
られた信号をスペクトラムアナライザーで測定してその
ノイズレベルをA−Dの四段階で評価した。ここで、A
は読取り信号のノイズレベルが非常に低いことを意味し
、AからDへ順にノイズレベルが高くなり、Dではノイ
ズレベルが最も高< S/N比が低下していることを意
味する。
また、記録層表面に形成されたピットの形状を走査型電
子顕微鏡(10,000倍)で観察し、A−Cの三段階
で評価した。ここで、Aはピットサイズのバラツキが非
常に小さくピットの形状が良好であることを意味し、A
からCへ順にピットサイズのバラツキが大きくなり、C
ではバラツキが最も大きくピットの形状が不均一である
ことを意味する。
得られた結果を第1表に示す。
第1表 実施例1 実施例2 比較例1 表面平滑性(λ)  !)0   150  850ノ
イズレベル    A     B     Dピット
形状     A     A     C第1表に示
した結果から明らかなように、本発明の弗素系界面活性
剤を含有する下塗層を有する情報記録媒体(実施例1.
2)は、比較のための情報記録媒体(比較例1)よりも
記録層表面の平面性が著しく向上しており、信号のS/
N比が高いものであった・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板上に、レーザーによる情報の書き込みおよび/
    または読み取りが可能な記録層を有する情報記録媒体に
    おいて、該記録層を有する側の基板表面に弗素系界面活
    性剤を含有する高分子物質からなる下塗層が設けられて
    おり、かつこの下塗層と記録層との間に中間層が設けら
    れていることを特徴とする情報記録媒体。 2、上記下塗層に、弗素系界面活性剤が高分子物質に対
    して0.0005〜5重量%の範囲で含有されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報記録媒
    体。 3、上記下塗層に、弗素系界面活性剤が高分子物質に対
    して0.001〜2重量%の範囲で含有されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の情報記録媒体
    。 4、上記高分子物質が親水性基および/または無水マレ
    イン酸基を有するポリマーを含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の情報記録媒体。 5、上記親水性基および/または無水マレイン酸基を有
    するポリマーがスチレン・無水マレイン酸共重合体であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の情報記
    録媒体。 6、上記中間層が断熱層であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の情報記録媒体。
JP59245505A 1984-11-20 1984-11-20 情報記録媒体 Pending JPS61123591A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5344930A (en) * 1989-06-22 1994-09-06 Alliance Pharmaceutical Corp. Fluorine and phosphorous-containing amphiphilic molecules with surfactant properties

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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