JPS61123590A - 情報記録媒体 - Google Patents
情報記録媒体Info
- Publication number
- JPS61123590A JPS61123590A JP59245504A JP24550484A JPS61123590A JP S61123590 A JPS61123590 A JP S61123590A JP 59245504 A JP59245504 A JP 59245504A JP 24550484 A JP24550484 A JP 24550484A JP S61123590 A JPS61123590 A JP S61123590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate layer
- layer
- substrate
- recording medium
- information recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の分野]
本発明は、高エネルギー密度のレーザービームを用いて
情報の書き込みおよび/または読み取りができる情報記
録媒体に関するものである。
情報の書き込みおよび/または読み取りができる情報記
録媒体に関するものである。
[発明の技術的背景および従来技術]
近年において、レーザー光等の高エネルギー密度のビー
ムを用いる情報記録媒体が開発され、実用化されている
。この情報記録媒体は光ディスクと称され、ビデオ・デ
ィスク、オーディオ噛ディスフ、さらには大容量静止画
像ファイルおよび大容量コンピュータ用ディスク・メモ
リーとして使用されうるちのである。
ムを用いる情報記録媒体が開発され、実用化されている
。この情報記録媒体は光ディスクと称され、ビデオ・デ
ィスク、オーディオ噛ディスフ、さらには大容量静止画
像ファイルおよび大容量コンピュータ用ディスク・メモ
リーとして使用されうるちのである。
光ディスクは、基本構造としてプラスチック、ガラス等
からなる円盤状の透明基板と、この上に設けられたBi
、Sn、In、Te等の金属または半金属からなる記録
層とを有する。
からなる円盤状の透明基板と、この上に設けられたBi
、Sn、In、Te等の金属または半金属からなる記録
層とを有する。
光ディスクへの情報の書き込みは、たとえばレーザービ
ームをこの光ディスクに照射することにより行なわれ、
記録層の照射部分がその光を吸収して局所的に温度上昇
する結果、物理的あるいは化学的な変化を生じてその光
学的特性を変えることにより情報が記録される。光ディ
スクからの情報の読み取りもまた、レーザービームを光
ディスクに照射することなどにより行なわれ、記録層の
光学的特性の変化に応じた反射光または透過光を検出す
ることなどにより情報が再生される。
ームをこの光ディスクに照射することにより行なわれ、
記録層の照射部分がその光を吸収して局所的に温度上昇
する結果、物理的あるいは化学的な変化を生じてその光
学的特性を変えることにより情報が記録される。光ディ
スクからの情報の読み取りもまた、レーザービームを光
ディスクに照射することなどにより行なわれ、記録層の
光学的特性の変化に応じた反射光または透過光を検出す
ることなどにより情報が再生される。
また、最近では記録層を保護するためのディスク構造と
して、二枚の円盤状基板から構成し、そのうちの少なく
とも一枚の基板上に記録層を設け、この二枚の基板を記
録層が内側に位置し、かつ閉空間を形成するようにリン
グ状内側スペーサとリング状外側スペーサとを介して接
合してなるエアーサンドイッチ構造が提案されている。
して、二枚の円盤状基板から構成し、そのうちの少なく
とも一枚の基板上に記録層を設け、この二枚の基板を記
録層が内側に位置し、かつ閉空間を形成するようにリン
グ状内側スペーサとリング状外側スペーサとを介して接
合してなるエアーサンドイッチ構造が提案されている。
このような構造を有する光ディスクでは、記録層は直接
外気に接することなく、情報の記録、再生は基板を透過
するレーザ光で行なわれるために、一般に記録層が物理
的または化学的な損傷を受けたり、あるいはその表面に
塵埃が付着して情報の記録、再生の障害となることがな
いなどの利点がある。
外気に接することなく、情報の記録、再生は基板を透過
するレーザ光で行なわれるために、一般に記録層が物理
的または化学的な損傷を受けたり、あるいはその表面に
塵埃が付着して情報の記録、再生の障害となることがな
いなどの利点がある。
情報記録媒体は、前述のように種々の分野において非常
に利用価値が高いものであるが、その記録感度は少しで
も高いものであること、そしてS/N比の高い読取り信
号が得られることが望まれている。
に利用価値が高いものであるが、その記録感度は少しで
も高いものであること、そしてS/N比の高い読取り信
号が得られることが望まれている。
また、記録層の下(すなわち中間層表面)にスタンパ−
を用いて予めピットあるいはトラッキング用の溝(プレ
グルーブ)を形成する場合には、読取り信号のS/N比
向上向上の点から、記録媒体の製造工程において基板の
スタンパ−からの剥離が容易であることが望まれている
。
を用いて予めピットあるいはトラッキング用の溝(プレ
グルーブ)を形成する場合には、読取り信号のS/N比
向上向上の点から、記録媒体の製造工程において基板の
スタンパ−からの剥離が容易であることが望まれている
。
従来より、記録感度を向上させるために、たとえば、特
開昭50−126237号公報および特開昭57−20
5193号公報に記載されているように、基板と記録層
との間にポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレン、
アクリル系ポリマー等の有機高分子物質:あるいは二酸
化ケイ素等の非金属からなる断熱層を設けることにより
、レーザービームの照射による熱エネルギーが記録層か
ら基板等へ熱伝導によって損失することを低減する技術
が知られている・ [発明の要旨] 本発明は、記録感度を高めた情報記録媒体を提供するこ
とをその目的とするものである。
開昭50−126237号公報および特開昭57−20
5193号公報に記載されているように、基板と記録層
との間にポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレン、
アクリル系ポリマー等の有機高分子物質:あるいは二酸
化ケイ素等の非金属からなる断熱層を設けることにより
、レーザービームの照射による熱エネルギーが記録層か
ら基板等へ熱伝導によって損失することを低減する技術
が知られている・ [発明の要旨] 本発明は、記録感度を高めた情報記録媒体を提供するこ
とをその目的とするものである。
また、本発明は、読取り信号のS/N比の向上した情報
記録媒体を提供することもその目的とするものである。
記録媒体を提供することもその目的とするものである。
さらに、本発明は、中間層表面にプレグルーブ雌性の向
上した情報記録媒体を提供す2こともその目的とするも
のである。
上した情報記録媒体を提供す2こともその目的とするも
のである。
上記の目的は、基板上に、レーザーによる情報の書き込
みおよび/または読み取りが可能な記録層を有する情報
記録媒体において、該基板と記録層との間に弗素系界面
活性剤を含有する高分子物質からなる中間層が記録層に
接して設けられていることを特徴とする本発明の情報記
録媒体により達成することができる。
みおよび/または読み取りが可能な記録層を有する情報
記録媒体において、該基板と記録層との間に弗素系界面
活性剤を含有する高分子物質からなる中間層が記録層に
接して設けられていることを特徴とする本発明の情報記
録媒体により達成することができる。
すなわち、本発明では、弗素系界面活性剤を含有する高
分子物質からなる中間層を記録層に接して設けることに
より、情報記録媒体における感度の顕著な向上および読
取り信号のS/N比の向上が実現する。
分子物質からなる中間層を記録層に接して設けることに
より、情報記録媒体における感度の顕著な向上および読
取り信号のS/N比の向上が実現する。
従来より、基板と記録層との間に断熱効果を有する材料
からなる層を設けて、得られる情報記録媒体の感度を高
めることが行なわれているが1本発明によれば、公知の
中間層を有する記録媒体よりも高感度とすることができ
る。
からなる層を設けて、得られる情報記録媒体の感度を高
めることが行なわれているが1本発明によれば、公知の
中間層を有する記録媒体よりも高感度とすることができ
る。
また、中間層に弗素系界面活性剤を含有させることによ
り、中間層形成時において塗膜表面を平滑化することが
でき、このような中間層を有する情報記録媒体からはS
/N比の優れた読取り信号が得られる。
り、中間層形成時において塗膜表面を平滑化することが
でき、このような中間層を有する情報記録媒体からはS
/N比の優れた読取り信号が得られる。
さらに、たとえば中間層に用いられる高分子物質として
光硬化型樹脂を用い、中間層表面にスタンパ−でピット
あるいはプレグルーブを形成する場合には、中間層とス
タンパ−との剥離性が向上するために、形成操作後にス
タンパ−から基板を除去することが容易となる。この結
果、中間層上に形状の良好なピットまたは溝を設けるこ
とができ、このことによっても読取り信号のS/N比を
高めることができる。また、スタンパ−は通常ニンケル
などの金属性のものであるが、弗素系界面活性剤の添加
により中間層との剥離性が良くなるためにスタンピング
操作に要する時間を短縮化することが可能となり、これ
により生産性の向上が実現する。
光硬化型樹脂を用い、中間層表面にスタンパ−でピット
あるいはプレグルーブを形成する場合には、中間層とス
タンパ−との剥離性が向上するために、形成操作後にス
タンパ−から基板を除去することが容易となる。この結
果、中間層上に形状の良好なピットまたは溝を設けるこ
とができ、このことによっても読取り信号のS/N比を
高めることができる。また、スタンパ−は通常ニンケル
などの金属性のものであるが、弗素系界面活性剤の添加
により中間層との剥離性が良くなるためにスタンピング
操作に要する時間を短縮化することが可能となり、これ
により生産性の向上が実現する。
また、光硬化型樹脂からなる中間層においては、光重合
性モノマーに弗素系界面活性剤を含有させることにより
、形成される中間層に気泡が発生するのを効果的に防ぐ
ことができ(消泡効果)、スタンパ−による成型性を一
層高めることができる。
性モノマーに弗素系界面活性剤を含有させることにより
、形成される中間層に気泡が発生するのを効果的に防ぐ
ことができ(消泡効果)、スタンパ−による成型性を一
層高めることができる。
[発明の構成]
以上に述べたような好ましい特性を有する本発明の情報
記録媒体は、たとえば、次のような方法により製造する
ことができる。
記録媒体は、たとえば、次のような方法により製造する
ことができる。
本発明において使用する基板は、従来の情報記録媒体の
基板として用いられている各種の材料から任意に選択す
ることができる。基板の光学的特性、平面性、加工性、
取扱い性、経時安定性および製造コストなどの点から、
基板材料の例としてはソーダ石灰ガラス等のガラス;セ
ルキャストポリメチルメタクリレート、射出成形ポリメ
チルメタクリレート等のアクリル樹脂;ポリ塩化ビニル
、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂;およびポ
リカーボネートを挙げることができる。
基板として用いられている各種の材料から任意に選択す
ることができる。基板の光学的特性、平面性、加工性、
取扱い性、経時安定性および製造コストなどの点から、
基板材料の例としてはソーダ石灰ガラス等のガラス;セ
ルキャストポリメチルメタクリレート、射出成形ポリメ
チルメタクリレート等のアクリル樹脂;ポリ塩化ビニル
、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂;およびポ
リカーボネートを挙げることができる。
記録層が設けられる側の基板表面には、接着力の向上お
よび記録層の変質の防止などの目的で、下塗層が設けら
れていてもよい、下塗層の材料としては、たとえば、ポ
リメチルメタアクリレート、アクリル酸会メタアクリル
酸共重合体、スチレン・無水マレイン酸共重合体、ポリ
ビニルアルコール、N−メチロールアクリルアミド、ス
チレン・スルホン酸共重合体、塩素化ポリエチレン、ク
ロルスルホン化ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ
塩化ビニル、ポリエステル、ポリイミド、酢酸ビニル・
塩化ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネートなど
の高分子物質ニジランカップリング剤などの有機物質:
および酸化物(Si02、Al2O2等)、弗化物(M
gF2)などの無機物質を挙げることができる。
よび記録層の変質の防止などの目的で、下塗層が設けら
れていてもよい、下塗層の材料としては、たとえば、ポ
リメチルメタアクリレート、アクリル酸会メタアクリル
酸共重合体、スチレン・無水マレイン酸共重合体、ポリ
ビニルアルコール、N−メチロールアクリルアミド、ス
チレン・スルホン酸共重合体、塩素化ポリエチレン、ク
ロルスルホン化ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ
塩化ビニル、ポリエステル、ポリイミド、酢酸ビニル・
塩化ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネートなど
の高分子物質ニジランカップリング剤などの有機物質:
および酸化物(Si02、Al2O2等)、弗化物(M
gF2)などの無機物質を挙げることができる。
特に基板材料がガラスである場合には、基板から遊離す
るアルカリイオン(Na”、K1、Mg2+、Ca2+
等)が他層に拡散するのを防止するために、親水性基お
よび/または無水マレイン酸基を有するポリマーからな
る下塗層が設けられているのが好ましい。
るアルカリイオン(Na”、K1、Mg2+、Ca2+
等)が他層に拡散するのを防止するために、親水性基お
よび/または無水マレイン酸基を有するポリマーからな
る下塗層が設けられているのが好ましい。
下塗層は、上記高分子物質を適当な溶剤に溶解または分
散した後、この塗布液をスピンコード、ディップコート
、エクストルージョンコート、バーコード、スクリーン
印刷などの塗布方法を用いて基板上に塗布することによ
り形成することができる。下塗層の層厚は一般に0.0
1乃至20#Lmであり、好ましくはO,L乃至104
mである。
散した後、この塗布液をスピンコード、ディップコート
、エクストルージョンコート、バーコード、スクリーン
印刷などの塗布方法を用いて基板上に塗布することによ
り形成することができる。下塗層の層厚は一般に0.0
1乃至20#Lmであり、好ましくはO,L乃至104
mである。
なお、下塗層には後述の弗素系界面活性剤が含有されて
いてもよく、この場合には下塗層表面の平面性が向上す
る。
いてもよく、この場合には下塗層表面の平面性が向上す
る。
中間層は、基板上に直接に、あるいは下塗層を介して設
けられる0本発明の特徴的な要件である中間層は、弗素
系界面活性剤を含有する高分子物質からなる。
けられる0本発明の特徴的な要件である中間層は、弗素
系界面活性剤を含有する高分子物質からなる。
本発明にて用いることのできる弗素系界面活性剤の代表
例としては、炭素数3〜30の炭化水素鎖を少なくとも
一つ有し、親水性アニオン基、親木性ノニオン基、親木
性ベタイン基など親木性基を少なくとも一種有し、かつ
該炭化水素鎖の水素原子の全部もしくは一部が弗素で置
換された下記一般式(I)で表わされる化合物を挙げる
ことができる。
例としては、炭素数3〜30の炭化水素鎖を少なくとも
一つ有し、親水性アニオン基、親木性ノニオン基、親木
性ベタイン基など親木性基を少なくとも一種有し、かつ
該炭化水素鎖の水素原子の全部もしくは一部が弗素で置
換された下記一般式(I)で表わされる化合物を挙げる
ことができる。
R−A−X (I)ただし、
一般式CI)においてRは少なくとも三個の弗素原子を
含む部分弗素化または全弗素化炭化水素基を表わす。
一般式CI)においてRは少なくとも三個の弗素原子を
含む部分弗素化または全弗素化炭化水素基を表わす。
Aは化学結合手または連結基であり、連結基の例として
は二価炭化水素基、好ましくは脂肪族。
は二価炭化水素基、好ましくは脂肪族。
芳香族もしくは混合脂肪族・芳香族の二価炭化水素基を
挙げることができる。そして1.その例としては酸素、
エステル基(−〇〇〇−)およびアミド基(−CONR
’−及び−3O2NR’−;ただし、R′は水素または
炭素数1〜5のアルキル基)などの炭素以外の異種原子
で中断された二価炭化水素基を挙げることができる。
挙げることができる。そして1.その例としては酸素、
エステル基(−〇〇〇−)およびアミド基(−CONR
’−及び−3O2NR’−;ただし、R′は水素または
炭素数1〜5のアルキル基)などの炭素以外の異種原子
で中断された二価炭化水素基を挙げることができる。
Xは親水性基を表わし、その例としては、1)一般式:
−(CH2CH20)HR1(ただし、R1は水素
またはメチル基などの炭素数1〜5のアルキル基であり
:nは5〜20の範囲の整数であり;このポリオキシエ
チレン基はイソプロピレンオキシ基で中断されていても
よい) で表わされるポリオキシエチレン基などの親木性非イオ
ン性ポリオキシアルキレン基、2)たとえば、一般式: %式% (ただし、Alkはメチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基およびブチレン基などの炭素数1〜5の低級アルキ
レン基であり:R2はメチル基およびエチル基などの炭
素数1〜5の低級アルキル基である) で表わされる親木性ベタイン基。
−(CH2CH20)HR1(ただし、R1は水素
またはメチル基などの炭素数1〜5のアルキル基であり
:nは5〜20の範囲の整数であり;このポリオキシエ
チレン基はイソプロピレンオキシ基で中断されていても
よい) で表わされるポリオキシエチレン基などの親木性非イオ
ン性ポリオキシアルキレン基、2)たとえば、一般式: %式% (ただし、Alkはメチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基およびブチレン基などの炭素数1〜5の低級アルキ
レン基であり:R2はメチル基およびエチル基などの炭
素数1〜5の低級アルキル基である) で表わされる親木性ベタイン基。
3)たとえば、一般式:
%式%
(ただし、Mは水素、アルカリ金属、アンモニウム基、
またはジェタノールアンモニウム、モルホリニウム、ピ
リジニウムなどの有機アンモニウム基であり、R3はア
ルキル基または前記のRと同様な基である) で表わされる親木性アニオン基を挙げることができる。
またはジェタノールアンモニウム、モルホリニウム、ピ
リジニウムなどの有機アンモニウム基であり、R3はア
ルキル基または前記のRと同様な基である) で表わされる親木性アニオン基を挙げることができる。
好ましくはXは親木性アニオン基である。また基R中の
弗素原子の数と、Rの弗素化炭化水素鎖中の炭素原子の
数と、Aが二価炭化水素基である場合の基A中の炭素原
子の数の合計が少なくとも10であるのが好ましい。本
発明において、特に好ましい弗素系界面活性剤は末端に
l−1jフルオロメチル基を有するものである。
弗素原子の数と、Rの弗素化炭化水素鎖中の炭素原子の
数と、Aが二価炭化水素基である場合の基A中の炭素原
子の数の合計が少なくとも10であるのが好ましい。本
発明において、特に好ましい弗素系界面活性剤は末端に
l−1jフルオロメチル基を有するものである。
以下に、本発明に好ましく用いられる弗素系界面活性剤
の代表的な例(構造式)を記載する。
の代表的な例(構造式)を記載する。
j勅、 1 :
F2O−(C:Fz) 2 C00M陽、2:
H−(CFz ) 6−COOH
1勅、 3 :
R3G −(CF2 ) 8− C00NHa!勅、
4 : H−(CFz ) 10−COOH 崩、5: R3G −(CF2 ) y −5O3,Kj幻、
6 : H−(CF2 ) s −GHz −0SO3Na陥、
7: H(CF2 ) 3 CH20503Ha陽、8:0 1゛ H−CCFz ) s −CH2−0−P−OHCH No、9: 0
↑ H(CF2)8−CH2−0−P =OHCH 陥、 10:
0↑ H(CF2)10−C:O2−0−P−0)1CH CH No、12: 陽、 13 : H(Jil”2J B−Li)12−LJ
U陽、 l 4 : F3 C−CH−0−(GHz ) 3−So:i
Na/′ 3C 陽、 l 5 : H−(CF2 ) s −CH2−0−(GHz )
a −503Na陥、 16 : H−(CFz ) e −CH2−0−(CH2)=
s −SO3Na陽、 l 7 : H−(GFz ) so −GHz −0−(GHz
)3− SO3Na陽、 l 8 : F3 G−(CFz ) s −CH2−0−(CH
2) 3−5O3Na陽、 l 9 : i勅、 20 : C2)15 ! F3C−C−0−(GHz) 3 SO3Na2H
5 陽、 21 : F3 C−(CFz ) 2−COO−(CH2)3
−5O3Na間、 22 : HICFz ) to −COO−CCHz )3−
so3Ha陥、 23 : H−(CFz ) s −CO2−000−(GHz
)2− SO3HaNo、25: 陥、 28 : 動、 30 : Cta H:xa −0H−Coo−CH2−CF3
I 03 Ha 崩、 32 : eta O33−CH−(ONH−CH2−CF2−
CHFzO3Ha 慟、 34 : F3 G−(CF2 ) 2−COO(−C)12C
H20)7−CH3No、35:
C,I5F3 G−(CFz ) y −5
Oz−N(−CH2CH20)a )I動、 36 : F3 C−(CF2 ) ! −CH2O(−CI2
0H20)5 H陶、37:
CHs尚、 38 : H−CCFz ) s −C0NH−(GHz )!
−0−9O3HaNO,40:
caHsF2O−(CFz )r −5Oz−N−
CHz C0OH動、41:
CzHs■ F2O−(CFz )y −9Oz −N−(CHz
)z−0”SO:s H動、42: H 1勅、43: H ! 中間層に用いられる高分子物質としては、中間層材料と
して公知の物質を用いることができる。
4 : H−(CFz ) 10−COOH 崩、5: R3G −(CF2 ) y −5O3,Kj幻、
6 : H−(CF2 ) s −GHz −0SO3Na陥、
7: H(CF2 ) 3 CH20503Ha陽、8:0 1゛ H−CCFz ) s −CH2−0−P−OHCH No、9: 0
↑ H(CF2)8−CH2−0−P =OHCH 陥、 10:
0↑ H(CF2)10−C:O2−0−P−0)1CH CH No、12: 陽、 13 : H(Jil”2J B−Li)12−LJ
U陽、 l 4 : F3 C−CH−0−(GHz ) 3−So:i
Na/′ 3C 陽、 l 5 : H−(CF2 ) s −CH2−0−(GHz )
a −503Na陥、 16 : H−(CFz ) e −CH2−0−(CH2)=
s −SO3Na陽、 l 7 : H−(GFz ) so −GHz −0−(GHz
)3− SO3Na陽、 l 8 : F3 G−(CFz ) s −CH2−0−(CH
2) 3−5O3Na陽、 l 9 : i勅、 20 : C2)15 ! F3C−C−0−(GHz) 3 SO3Na2H
5 陽、 21 : F3 C−(CFz ) 2−COO−(CH2)3
−5O3Na間、 22 : HICFz ) to −COO−CCHz )3−
so3Ha陥、 23 : H−(CFz ) s −CO2−000−(GHz
)2− SO3HaNo、25: 陥、 28 : 動、 30 : Cta H:xa −0H−Coo−CH2−CF3
I 03 Ha 崩、 32 : eta O33−CH−(ONH−CH2−CF2−
CHFzO3Ha 慟、 34 : F3 G−(CF2 ) 2−COO(−C)12C
H20)7−CH3No、35:
C,I5F3 G−(CFz ) y −5
Oz−N(−CH2CH20)a )I動、 36 : F3 C−(CF2 ) ! −CH2O(−CI2
0H20)5 H陶、37:
CHs尚、 38 : H−CCFz ) s −C0NH−(GHz )!
−0−9O3HaNO,40:
caHsF2O−(CFz )r −5Oz−N−
CHz C0OH動、41:
CzHs■ F2O−(CFz )y −9Oz −N−(CHz
)z−0”SO:s H動、42: H 1勅、43: H ! 中間層に用いられる高分子物質としては、中間層材料と
して公知の物質を用いることができる。
その例としては、ポリメチルメタクリレート等のアクリ
ル系ポリマー、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチ
レン、ポリウレタン、セルロース誘導体(酢酸セルロー
ス、硝酸セルロース等)、ポリ塩化ビニル、ポリヒドロ
キシスチレン、ポリビニルトルエン、塩素化ポリオレフ
ィンなどの熱可塑性ポリマー;および(メタ)アクリル
酸と下記のジオール、ポリオールとのエステルを主体と
する光硬化型ポリマーを挙げることができる。すなわち
、プロパンジオール、ヘキサンジオール等のジオール;
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等
のグリコールエーテル類;トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール等のポリオール:ビスフェノールA
とグリコール類の縮合物;更にはこれらジオール、ポリ
オールと二価有機酸のエステル類である。この中でアク
リル酸とヘキサンジオール、エチレングリコール類また
はプロピレングリコール類とのエステル化物が好適に用
いられる。
ル系ポリマー、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチ
レン、ポリウレタン、セルロース誘導体(酢酸セルロー
ス、硝酸セルロース等)、ポリ塩化ビニル、ポリヒドロ
キシスチレン、ポリビニルトルエン、塩素化ポリオレフ
ィンなどの熱可塑性ポリマー;および(メタ)アクリル
酸と下記のジオール、ポリオールとのエステルを主体と
する光硬化型ポリマーを挙げることができる。すなわち
、プロパンジオール、ヘキサンジオール等のジオール;
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等
のグリコールエーテル類;トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール等のポリオール:ビスフェノールA
とグリコール類の縮合物;更にはこれらジオール、ポリ
オールと二価有機酸のエステル類である。この中でアク
リル酸とヘキサンジオール、エチレングリコール類また
はプロピレングリコール類とのエステル化物が好適に用
いられる。
さらに、基板上に直接中間層を設ける場合には、高分子
物質として前記の下塗層の材料を用いることも可能であ
る。この場合には中間層は高感度、高S/N比などの利
点にに加えて、接着力の増大、記録層の変質防止などの
機能をも兼ね備えることができる。
物質として前記の下塗層の材料を用いることも可能であ
る。この場合には中間層は高感度、高S/N比などの利
点にに加えて、接着力の増大、記録層の変質防止などの
機能をも兼ね備えることができる。
上記弗素系界面活性剤は、記録感度の向上およびS/N
比向上向上からは、上記高分子物質に対してo 、oo
os〜5重量%の範囲で添加されているのが好ましく、
さらに好ましい範囲は0.001〜2重量%である。
比向上向上からは、上記高分子物質に対してo 、oo
os〜5重量%の範囲で添加されているのが好ましく、
さらに好ましい範囲は0.001〜2重量%である。
中間層を形成する場合、高分子物質が熱可塑性ポリマー
である場合には、まず上記熱可塑性ポリマーおよび弗素
系界面活性剤を溶剤に溶解して塗布液を調製する。
である場合には、まず上記熱可塑性ポリマーおよび弗素
系界面活性剤を溶剤に溶解して塗布液を調製する。
ポリマーを溶解するための溶剤としては、メタノール、
エタノール、プロパツール、ブタノール、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジアセト
ンアルコール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、
ブチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチ
ルセロソルブアセテート、ジメチルホルムアミド、シン
ナーなどを挙げることができる。
エタノール、プロパツール、ブタノール、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジアセト
ンアルコール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、
ブチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチ
ルセロソルブアセテート、ジメチルホルムアミド、シン
ナーなどを挙げることができる。
これらのポリマー溶液中には、さらに可塑剤、滑剤なと
各種の添加物を目的に応じて添加することも可能である
。
各種の添加物を目的に応じて添加することも可能である
。
次に、この塗布液をスプレー法、スピンナー法、ディッ
プ法、ロールコート法、ブレードコート法、ドクターロ
ール法、スクリーン印刷法などの塗布方法により基板表
面(または下塗層)に塗布して塗膜を形成したのち乾燥
することにより、基板(または下塗層)上に中間層を形
成することができる。
プ法、ロールコート法、ブレードコート法、ドクターロ
ール法、スクリーン印刷法などの塗布方法により基板表
面(または下塗層)に塗布して塗膜を形成したのち乾燥
することにより、基板(または下塗層)上に中間層を形
成することができる。
また、高分子物質が光硬化型ポリマーである場合には、
まず光硬化性モノマーに上記弗素系界面活性剤および光
重合開始剤を溶解して塗布液(U■ラッカー液)を調製
する。
まず光硬化性モノマーに上記弗素系界面活性剤および光
重合開始剤を溶解して塗布液(U■ラッカー液)を調製
する。
光重合開始剤(増感剤)の例としては、ベンゾインアル
キルエーテル、ベンジルケタール、アセタール類、アセ
トフェノン誘導体、ベンゾフェノン誘導体、キサントン
誘導体、チオキサントン誘導体、アントラキノン誘導体
、ベンズアルデヒド誘導体を挙げることができる。これ
らの重合開始剤は単独でも、あるいは適宜組み合わせて
も使用することができる。
キルエーテル、ベンジルケタール、アセタール類、アセ
トフェノン誘導体、ベンゾフェノン誘導体、キサントン
誘導体、チオキサントン誘導体、アントラキノン誘導体
、ベンズアルデヒド誘導体を挙げることができる。これ
らの重合開始剤は単独でも、あるいは適宜組み合わせて
も使用することができる。
上記塗布液(モノマー溶液)中には、さらに酸化防止剤
、安定化剤など各種の添加物を目的に応じて添加するこ
とができる。
、安定化剤など各種の添加物を目的に応じて添加するこ
とができる。
次に、この塗布液を上記と同様の方法により基板表面に
塗布して塗膜を形成したのち、電磁放射線を照射するこ
とにより、塗膜中のモノマーは重合硬化し、基板(また
は下塗層)上に中間層が形成される。使用される電磁放
射線としては、紫外線、電子線などを挙げることができ
る。このうち装置の規模、経済性、安全性などの点から
紫外線が好ましい、また、重合反応をより完全に行なう
ためには、電磁放射線の照射は真空下もしくは窒素ガス
雰囲気下で行なうのが好ましい。
塗布して塗膜を形成したのち、電磁放射線を照射するこ
とにより、塗膜中のモノマーは重合硬化し、基板(また
は下塗層)上に中間層が形成される。使用される電磁放
射線としては、紫外線、電子線などを挙げることができ
る。このうち装置の規模、経済性、安全性などの点から
紫外線が好ましい、また、重合反応をより完全に行なう
ためには、電磁放射線の照射は真空下もしくは窒素ガス
雰囲気下で行なうのが好ましい。
なお、光硬化型ポリマーおよび弗素系界面活性剤からな
る中間層形成の際に、スタンパ−等を用いてその表面に
微細な凹凸の形でアドレス信号などの情報およびトラッ
キング用の案内溝などを設けてもよい0本発明において
は、基板とスタンパ−との剥離性が高いために、明瞭な
形状のピットおよびプレグルーブを形成することができ
る。また、中間層内部に気泡が発生するのを効果的に防
4止することができる。
る中間層形成の際に、スタンパ−等を用いてその表面に
微細な凹凸の形でアドレス信号などの情報およびトラッ
キング用の案内溝などを設けてもよい0本発明において
は、基板とスタンパ−との剥離性が高いために、明瞭な
形状のピットおよびプレグルーブを形成することができ
る。また、中間層内部に気泡が発生するのを効果的に防
4止することができる。
中間層の層厚は通常は0.05乃至100 pmであり
、好ましくは0.1乃至50ILmであΔ。
、好ましくは0.1乃至50ILmであΔ。
次いで、中間層上には記録層が設けられる。
記録層に用いられる材料の例としては、Te、Zn、I
n、Sn、Zr、Afj、、Ti、Cu。
n、Sn、Zr、Afj、、Ti、Cu。
Ge、Au、Pt等の金属;Bi、As、Sb等の半金
属;Ge、Si等の半導体;およびこれらの合金または
これらの組合せを挙げることができる。また、これらの
金属または半金属の硫化物、酸化物、ホウ化物、ケイ素
化合物、炭化物および窒化物等の化合物:およびこれら
の化合物と金属との混合物も記録層に用いることができ
る。あるいは、色素とポリマーとの組合せを利用するこ
ともできる。
属;Ge、Si等の半導体;およびこれらの合金または
これらの組合せを挙げることができる。また、これらの
金属または半金属の硫化物、酸化物、ホウ化物、ケイ素
化合物、炭化物および窒化物等の化合物:およびこれら
の化合物と金属との混合物も記録層に用いることができ
る。あるいは、色素とポリマーとの組合せを利用するこ
ともできる。
本発明においては、記録層の材料がInとGeSとの混
合系であるのが特に好ましい、この場合に、記録層にお
けるInの含有量は33.3〜87.5mM%の範囲に
あるのが好ましい。
合系であるのが特に好ましい、この場合に、記録層にお
けるInの含有量は33.3〜87.5mM%の範囲に
あるのが好ましい。
記録層は、上記材料を蒸着、スパッタリング、イオンブ
レーティングなどの方法により中間層上に形成される。
レーティングなどの方法により中間層上に形成される。
記録層は単層または重層でもよいが、その層厚は、光情
報記録に要求される光学濃度の点から、一般に100乃
至5500λの範囲であり、好ましくは200〜100
0人の範囲である。
報記録に要求される光学濃度の点から、一般に100乃
至5500λの範囲であり、好ましくは200〜100
0人の範囲である。
記録層の上には、機械的強度の向上などの目的で、たと
えばゼラチン、ゼラチン誘導体等の天然高分子物質;セ
ルロース誘導体、ポリサッカライド、ラテックス状ビニ
ルポリマー等の合成高分子物質などからなる保護膜が設
けられていてもよI/嘱。
えばゼラチン、ゼラチン誘導体等の天然高分子物質;セ
ルロース誘導体、ポリサッカライド、ラテックス状ビニ
ルポリマー等の合成高分子物質などからなる保護膜が設
けられていてもよI/嘱。
また、基板の記録層が設けられる側とは反対側の表面に
は、耐傷性、防湿性などを高めるために、例えば二酸化
ケイ素、酸化スズ、弗化マグネシウムなどの無機物質か
らなる薄膜が真空蒸着、スパッタリング等により設けら
れていてもよい。
は、耐傷性、防湿性などを高めるために、例えば二酸化
ケイ素、酸化スズ、弗化マグネシウムなどの無機物質か
らなる薄膜が真空蒸着、スパッタリング等により設けら
れていてもよい。
このようにして基板、(所望により下塗R)。
中間層、および記録層がこの順序で積層された基本構成
からなる情報記録媒体を製造することができる。
からなる情報記録媒体を製造することができる。
なお、前述の貼り合わせタイプの記録媒体においては、
上記構成を有する二枚の基板を接着剤等 ゛を用いて
接合することにより製造することができる。また、エア
ーサンドイッチタイプの記録媒体においては、二枚の円
盤状基板のうちの少なくとも一方が上記構成を有する基
板を、リング状の外側8ペーサと内側スペーサとを介し
て接合することにより製造することができる。
上記構成を有する二枚の基板を接着剤等 ゛を用いて
接合することにより製造することができる。また、エア
ーサンドイッチタイプの記録媒体においては、二枚の円
盤状基板のうちの少なくとも一方が上記構成を有する基
板を、リング状の外側8ペーサと内側スペーサとを介し
て接合することにより製造することができる。
次に本発明の実施例および比較例を記載する。
ただし、これらの各側は本発明を制限するものでない。
[実施例1コ 。
円盤状のソーダ石灰ガラス基板(カリ強化ガラス、外径
:305mm、内径:90mm、厚さ:1.3mm)を
アルカリ性溶液およびイソプロピルアルコールで洗浄し
たのち、フレオン乾燥させた。
:305mm、内径:90mm、厚さ:1.3mm)を
アルカリ性溶液およびイソプロピルアルコールで洗浄し
たのち、フレオン乾燥させた。
次に、熱可塑性のポリメチルメタクリレート(商品名:
ダイヤナールBR−85、三菱レイヨン■製)および上
記構造式崩、12で表わされる弗素系界面活性剤(以下
、弗素系界面活性剤Aと称する): を用いて下記組成を有する塗布液を調製した後、フィル
ター(ポアサイズ:0.2pm)を用いて加圧濾過しな
。
ダイヤナールBR−85、三菱レイヨン■製)および上
記構造式崩、12で表わされる弗素系界面活性剤(以下
、弗素系界面活性剤Aと称する): を用いて下記組成を有する塗布液を調製した後、フィル
ター(ポアサイズ:0.2pm)を用いて加圧濾過しな
。
1邊」11紅虞
ポリメチルメタクリレート 6g弗素系
界面活性剤A O,1gメチルエチ
ルケトン 50m文メチルセロソルブ
アセテ−) 50m1この塗布液を上記ガラ
ス基板上に回転数l100Orpのスピンナーを用いて
30秒間塗布したのち、120℃の温度で5分間乾燥し
て、乾燥膜厚0.2ILmの中間層を形成した。
界面活性剤A O,1gメチルエチ
ルケトン 50m文メチルセロソルブ
アセテ−) 50m1この塗布液を上記ガラ
ス基板上に回転数l100Orpのスピンナーを用いて
30秒間塗布したのち、120℃の温度で5分間乾燥し
て、乾燥膜厚0.2ILmの中間層を形成した。
次に、ガラス基板の中間層表面に真空蒸着法によりIn
180λおよびGeS 120λを共蒸着させて、層厚
が300人の記録層を形成した。
180λおよびGeS 120λを共蒸着させて、層厚
が300人の記録層を形成した。
このようにして、順に基板、中間層および記録層からな
る情報記録媒体を製造した。
る情報記録媒体を製造した。
[実施例2]
実施例1において、中間層形成用塗布液への弗素系界面
活性剤の添加量を0.02gとすること以外は実施例1
の方法と同様の操作を行なうことにより、順に基板、中
間層および記録層からなる情報記録媒体を製造した。
活性剤の添加量を0.02gとすること以外は実施例1
の方法と同様の操作を行なうことにより、順に基板、中
間層および記録層からなる情報記録媒体を製造した。
[比較例1]
実施例1において、中間層形成用塗布液に弗素系界面活
性剤を添加しないこと以外は実施例1の方法と同様の操
作を行なうことにより、順に基板、中間層および記録層
からなる情報記録媒体を製造した。
性剤を添加しないこと以外は実施例1の方法と同様の操
作を行なうことにより、順に基板、中間層および記録層
からなる情報記録媒体を製造した。
実施例1.2および比較例1で得られた各情報記録媒体
について、下記の表面平滑性試験、感度試験およびS/
N比試験により評価した。
について、下記の表面平滑性試験、感度試験およびS/
N比試験により評価した。
(1)表面平滑性試験
情報記録媒体の記録層表面を直径5ルmの触針計を用い
て、平均の表面粗さく’Ra)を測定した。
て、平均の表面粗さく’Ra)を測定した。
(2)感度試験
半導体レーザー(波長:825nm)をオートフォーカ
ス対物レンズにより情報記録媒体の記録層上で約1.4
JLmのビーム径に集光し、変調器により2.5MHz
の矩形波に喬調して、記録媒体を515rpmで回転さ
せながら記録した。こM 1+都ta6鴎L## I
II mgn−z t/、、 k 4E虐ナスために必
要なレーザーの出力強度を測定した。
ス対物レンズにより情報記録媒体の記録層上で約1.4
JLmのビーム径に集光し、変調器により2.5MHz
の矩形波に喬調して、記録媒体を515rpmで回転さ
せながら記録した。こM 1+都ta6鴎L## I
II mgn−z t/、、 k 4E虐ナスために必
要なレーザーの出力強度を測定した。
(3)S/N比試験
ピットの形成された情報記録媒体をレーザー光で読み取
り、得られた信号をスペクトテムアナライザーで測定し
てそのノイズレベルをA−Dの四段階で評価した。ここ
で、Aは読取り信号のノイズレベルが非常に低いことを
意味し、AからDへ順にノイズレベルが高くなり、Dで
はノイズレベルが最も高< S/N比が低下しているこ
とを意味する。
り、得られた信号をスペクトテムアナライザーで測定し
てそのノイズレベルをA−Dの四段階で評価した。ここ
で、Aは読取り信号のノイズレベルが非常に低いことを
意味し、AからDへ順にノイズレベルが高くなり、Dで
はノイズレベルが最も高< S/N比が低下しているこ
とを意味する。
また、記録層表面に形成されたピットの形状を走査型電
子顕微鏡(10,000倍)で観察し、A−Cの三段階
で評価した。ここで、Aはピットサイズのバラツキが非
常に小さくビットの形状が良好であることを意味し、A
からCへ順にビットサイズのバラツキが大きくなり、C
ではバラツキが最も大きくビットの形状が不均一である
ことを意味する。
子顕微鏡(10,000倍)で観察し、A−Cの三段階
で評価した。ここで、Aはピットサイズのバラツキが非
常に小さくビットの形状が良好であることを意味し、A
からCへ順にビットサイズのバラツキが大きくなり、C
ではバラツキが最も大きくビットの形状が不均一である
ことを意味する。
得られた結果を第1表に示す。
第1表
実施例1 実施例2 比較例1
表面平滑性(λ) 70 100 600感度
(mW) 7.5 .7.9 8.5ノイズレ
ベル A B Dピット形状
A A C第1表に示した結
果から明らかなように、本発明の弗素系界面活性剤を含
有する熱可塑性樹脂からなる中間層を有する情報記録媒
体(実施例1.2)は、公知の情報記録媒体(比較例1
)と比較して記録感度および信号のS/N比が著しく高
いものであった。
(mW) 7.5 .7.9 8.5ノイズレ
ベル A B Dピット形状
A A C第1表に示した結
果から明らかなように、本発明の弗素系界面活性剤を含
有する熱可塑性樹脂からなる中間層を有する情報記録媒
体(実施例1.2)は、公知の情報記録媒体(比較例1
)と比較して記録感度および信号のS/N比が著しく高
いものであった。
[実施例3]
スチレン・無水マレイン酸共重合体(モル比:約501
50)、γ−グリシドキシプロピルメトキシシラン(商
品名: KBN−403、信越シリコーン■製)および
弗素系界面活性剤Aを用いて下記組成を有する塗布液を
調製した。
50)、γ−グリシドキシプロピルメトキシシラン(商
品名: KBN−403、信越シリコーン■製)および
弗素系界面活性剤Aを用いて下記組成を有する塗布液を
調製した。
スチレン・無水マレイン酸共重合体 4g・γ−
グリシドキシプロピルメトキシシラン 2g弗素系界面
活性剤A O,2gメチルエチルケ
トン 50m交メチルセロソルブアセ
テー) 50mjLこの塗布液を実施例1と
同一のガラス基板上に回転数1100Orpのスピンナ
ーを用いて30秒間塗布したのち120”Oの温度で5
分間乾燥して、乾燥膜厚が0.25pmの下塗層を形成
した。
グリシドキシプロピルメトキシシラン 2g弗素系界面
活性剤A O,2gメチルエチルケ
トン 50m交メチルセロソルブアセ
テー) 50mjLこの塗布液を実施例1と
同一のガラス基板上に回転数1100Orpのスピンナ
ーを用いて30秒間塗布したのち120”Oの温度で5
分間乾燥して、乾燥膜厚が0.25pmの下塗層を形成
した。
次に、中間層形成用の塗布液を下記組成とすること以外
は実施例1の方法と同様の操作を行なうことにより、下
塗層上に中間層を形成した。
は実施例1の方法と同様の操作を行なうことにより、下
塗層上に中間層を形成した。
ポリメチルメタクリレ−) 4g弗素
系界面活性剤A O,2gトルエン
8.0 m lメチルセ
ロソルブアセテ−) 20mjL次いで、実
施例1の方法と同様の操作を行なうことにより記録層を
形成し、順に基板、下塗層。
系界面活性剤A O,2gトルエン
8.0 m lメチルセ
ロソルブアセテ−) 20mjL次いで、実
施例1の方法と同様の操作を行なうことにより記録層を
形成し、順に基板、下塗層。
中間層および記録層からなる情報記録媒体を製造した。
[比較例2]
実施例3において、下塗層形成用塗布液および中間層形
成用塗布液に弗素系界面活性剤を添加しないこと以外は
実施例3の方法と同様の操作を行なうことにより、順に
基板、下塗層、中間層および記録層からなる情報記録媒
体を製造した。
成用塗布液に弗素系界面活性剤を添加しないこと以外は
実施例3の方法と同様の操作を行なうことにより、順に
基板、下塗層、中間層および記録層からなる情報記録媒
体を製造した。
なお、中間層形成用塗布液としては下記組成を有するも
のを使用した。
のを使用した。
ポリメチルメタクリレート2g
トルエン 50mJ1メチ
ルセロソルブアセテ−’p 50mJL実施
例3および比較例2で得られた各情報記録媒体について
、上記の表面平滑性試験、感度試験およびS/N比試験
により評価した。
ルセロソルブアセテ−’p 50mJL実施
例3および比較例2で得られた各情報記録媒体について
、上記の表面平滑性試験、感度試験およびS/N比試験
により評価した。
tt’tへ?1升話里ル坑2賽じ云十−第2表
実施例3 比較例2
表面平滑性(λ) 80 850感度(
mW) 7.0 8.5ノイズレベル
A Dビット形状
A C第2表に示した結果から明らかなよ
うに、本発明の弗素系界面活性剤を含有する中間層およ
び下塗層を有する情報記録媒体(実施例3)は、比較の
ための情報記録媒体(比較例2)よりも記録感度および
信号のS/N比が著しく高い、ものであった。
mW) 7.0 8.5ノイズレベル
A Dビット形状
A C第2表に示した結果から明らかなよ
うに、本発明の弗素系界面活性剤を含有する中間層およ
び下塗層を有する情報記録媒体(実施例3)は、比較の
ための情報記録媒体(比較例2)よりも記録感度および
信号のS/N比が著しく高い、ものであった。
[実施例4]
光硬化性のトリメチロールプロパントリアクリレート、
ペンゾインメ、チルエーテルおよび弗素系界面活性剤A
を用いて下記組成を有する塗布液(UVラッカー液)を
調製した。
ペンゾインメ、チルエーテルおよび弗素系界面活性剤A
を用いて下記組成を有する塗布液(UVラッカー液)を
調製した。
l星亘豆皿し′
トリメチロールプロパントリアクリレート00g
ベンゾインメチルエーテル 3g弗素系
界面活性剤A O,2gこの塗布液
をトラッキング用溝が設けられたニッケル製スタンパ−
(表面が100人の厚さでAg被覆されている)上に流
延塗布したのち、実施例1と同一のガラス基板をのせ、
更に約LOg/crrf″の荷重を均一に掛けた状態で
、4kWの超高圧水銀灯を用い、ランプと基板との距離
が60cmとなるようにしてガラス基板側から10分間
紫外線露光を行ない、層厚が30pmの中間層を形成し
た。
界面活性剤A O,2gこの塗布液
をトラッキング用溝が設けられたニッケル製スタンパ−
(表面が100人の厚さでAg被覆されている)上に流
延塗布したのち、実施例1と同一のガラス基板をのせ、
更に約LOg/crrf″の荷重を均一に掛けた状態で
、4kWの超高圧水銀灯を用い、ランプと基板との距離
が60cmとなるようにしてガラス基板側から10分間
紫外線露光を行ない、層厚が30pmの中間層を形成し
た。
次いで、中間層の形成され元基板をスタンパ−から引き
離した。このとき、スタンパ−からの剥離力および中間
層における気泡の発生状態を測定した。
離した。このとき、スタンパ−からの剥離力および中間
層における気泡の発生状態を測定した。
次いで、実施例1の方法と同様の操作を行なうことによ
り記録層を形成し、順に基板、中間層および記録層から
なる情報記録媒体を製造した。
り記録層を形成し、順に基板、中間層および記録層から
なる情報記録媒体を製造した。
[比較例3]
実施例4において、中間層形成用塗布液に弗素系界面活
性剤を添加しないこと以外は実施例4の゛方法と同様の
一作を行なうことにより、順に基板、中間層および記録
層からなる情報記録媒体を製造した。
性剤を添加しないこと以外は実施例4の゛方法と同様の
一作を行なうことにより、順に基板、中間層および記録
層からなる情報記録媒体を製造した。
実施例4および比較例3で得られた各情報記録媒体につ
いて、上記の表面平滑性試験、感度試験およびS/N比
試験により評価した。
いて、上記の表面平滑性試験、感度試験およびS/N比
試験により評価した。
得られた結果を第3表に示す、また、スタンパ−からの
基板の剥離力および中間層中の気泡の発生度についての
結果も併記する。
基板の剥離力および中間層中の気泡の発生度についての
結果も併記する。
以下余白
第3表
実施例4 比較例3
表面平滑性(λ) 90 20’0感度(
mW) 8.0 10.5ノイズレベル
A D・ピット形状
A D剥離力 小さい
大きい気泡の発生度 少ない 多い第3
表に示した結果から明らかなように、本発明の弗素系界
面活性剤を含有する光硬化型樹脂からなる中間層を有す
る情報記録媒体(実施例4)は、公知の情報記録媒体(
比較例3)と比較して記録感度および信号のS/N比が
著しく高いものであった。また、本発明に係る中間層t
4消泡性が優れ、スタンパ−からの剥離性においても顕
著に改善されていた。
mW) 8.0 10.5ノイズレベル
A D・ピット形状
A D剥離力 小さい
大きい気泡の発生度 少ない 多い第3
表に示した結果から明らかなように、本発明の弗素系界
面活性剤を含有する光硬化型樹脂からなる中間層を有す
る情報記録媒体(実施例4)は、公知の情報記録媒体(
比較例3)と比較して記録感度および信号のS/N比が
著しく高いものであった。また、本発明に係る中間層t
4消泡性が優れ、スタンパ−からの剥離性においても顕
著に改善されていた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基板上に、レーザーによる情報の書き込みおよび/
または読み取りが可能な記録層を有する情報記録媒体に
おいて、該基板と記録層との間に弗素系界面活性剤を含
有する高分子物質からなる中間層が記録層に接して設け
られていることを特徴とする情報記録媒体。 2、上記中間層が弗素系界面活性剤を含有する熱可塑性
樹脂からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の情報記録媒体。 3、上記中間層が弗素系界面活性剤を含有する光硬化型
樹脂からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の情報記録媒体。 4、上記弗素系界面活性剤が、高分子物質に対して0.
0005〜5重量%の範囲で含有されていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の情報記録媒体。 5、上記弗素系界面活性剤が、高分子物質に対して0.
001〜2重量%の範囲で含有されていることを特徴と
する特許請求の範囲第4項記載の情報記録媒体。 6、上記基板と中間層との間に下塗層が設けられている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報記録
媒体。 7、上記下塗層に弗素系界面活性剤が含有されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の情報記録媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59245504A JPS61123590A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59245504A JPS61123590A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 情報記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61123590A true JPS61123590A (ja) | 1986-06-11 |
Family
ID=17134650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59245504A Pending JPS61123590A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 情報記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61123590A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5344930A (en) * | 1989-06-22 | 1994-09-06 | Alliance Pharmaceutical Corp. | Fluorine and phosphorous-containing amphiphilic molecules with surfactant properties |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP59245504A patent/JPS61123590A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5344930A (en) * | 1989-06-22 | 1994-09-06 | Alliance Pharmaceutical Corp. | Fluorine and phosphorous-containing amphiphilic molecules with surfactant properties |
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