JPS6112252Y2 - - Google Patents

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JPS6112252Y2
JPS6112252Y2 JP9057980U JP9057980U JPS6112252Y2 JP S6112252 Y2 JPS6112252 Y2 JP S6112252Y2 JP 9057980 U JP9057980 U JP 9057980U JP 9057980 U JP9057980 U JP 9057980U JP S6112252 Y2 JPS6112252 Y2 JP S6112252Y2
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JP
Japan
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door panel
revolving door
door
revolving
movable
Prior art date
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Expired
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JP9057980U
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JPS5713313U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用二枚折扉の改良に関するもので
ある。
従来、車両等(例えばマイクロバス等)に装着
される2枚のドアパネルからなる二枚折扉におい
ては、第1図に示すように、回転ドアパネル1と
移動ドアパネル2とは、ヒンジ軸3を中心とした
スパンは左右対称であるため、該扉の開放時にお
ける移動ドアパネル2のヒンジ軸3の垂線との角
度α′は小さいため、該移動ドアパネル2に設け
たドアハンドル4がドア開口部側に出張り乗降の
邪魔になるだけではなく、扉の閉時における押し
初めの操作力F′が重いという問題があつた。(例
えば特公昭49−11177号) そこで本考案は上記従来の問題を解消するため
になされたものであつて、該扉の開放時における
移動ドアパネルの角度を、開口部の幅を変えるこ
となくドアハンドルを出張らないようにし、か
つ、該扉の閉時における押し初めの操作力を小さ
くすることができる二枚折扉を提供することを目
的とするものである。
そのために本考案では二枚折扉を、移動ドアパ
ネル側のヒンジ軸とガイドとの間のスパンL2
を、回転ドアパネル側の支軸とヒンジ軸との間の
スパンL1より大きくすると共に、車体もしくは
回転ドアパネルのいずれか一方に、回転ドアパネ
ルをガイドレールに対して略直角位置で止めるス
トツパを設けた構造とすることにより所期の目的
を達成するようにしたものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随つて説明す
る。
11は車両等(例えばマイクロバス等)の車体
側部に設けられた乗降口(図示せず)に装着され
る二枚折扉であつて、回転ドアパネル12と移動
ドアパネル15とから構成されている。
前記回転ドアパネル12の一端縁は、車体の前
記乗降口の上縁又は下縁に沿つて延設されたガイ
ドレール(図示せず)の前縁又は後縁の一方の側
に設けられた支軸18に回動自在に枢着されてい
る。
前記移動ドアパネル15の一端縁はヒンジ軸1
3aを中心として折畳みするヒンジ13を介して
前記回転ドアパネル11の他端縁に、該回転ドア
パネル12の他端縁及び移動ドアパネル15の一
端縁が車室内側へ移動可能になるように枢着され
ている。該移動ドアパネル15の他端縁には、前
記ガイドレールに案内されるガイドであるガイド
ローラ14が取付けられ、該ガイドローラ14は
ガイドレールに摺動自在に嵌合され、二枚折扉1
1を開閉することによつて、ガイドレール内を移
動するようになされている。
そして、前記移動ドアパネル15側、すなわ
ち、ヒンジ軸13aとガイドローラ14との間の
スパンL2が回転ドアパネル12側、すなわち、
支軸18とヒンジ軸13aとの間のスパンL1
り大きくなるように、移動ドアパネル15の幅が
回転ドアパネル12の幅よりも広くなされてい
る。
又、前記二枚折扉11の開放時における回転ド
アパネル12の他端縁近傍の内側面と対応する車
体側には、該回転ドアパネル12をガイドレール
に対して略直角位置で止めるストツパ17が設け
られている。
尚、前記ストツパ17は回転ドアパネル12の
内側面に設けてもよい。
したがつて、二枚折扉11の開放時において、
ヒンジ軸13aの垂線を、第3図に示すように回
転ドアパネル12の長手方向の中心線と平行にな
るまで移動させても、移動ドアパネル15との角
度αを大きく確保することができる。よつて、移
動ドアパネル15は従来構造のものよりも傾斜さ
せることができるため、該移動ドアパネル15に
固設したドアハンドル16はドア開口部側に出張
ることがない。
次に、本考案による二枚折扉11と従来の二枚
折扉との閉時における操作力の差異について式に
より説明する。(第4図の作用説明図参照) 本考案による操作力F 従来構造の操作力F′ (第4図イ参照) (第4図ロ参照) F=2F/sinα F′=2F′/sinα F1=1/2F F′1=1/2F′ F2=1/2F・sinα F′2=1/2F′・sinα′ F3=1/2F・sinα×sinαF′3=1/2F′・sinα
′×sin α′ =1/2F・sin2α =1/2F・sin2α′ α>α′(∴0<α<90゜),sin2α>sin2α′,
1/sinα<1/sinα′ よつてF<F′となる。したがつて、C点(す
なわちガイドローラ14)に掛る力をF3=F′3
するとP点に加える力は本考案による方が従来構
造のものよりも少くてすむ。
尚、上記実施例では2枚のドアパネル12,1
5の幅寸法を変えることにより、スパンL1,L2
を変えたが、これを第5図に示すように、2枚の
ドアパネル12,15の幅寸法を同じにして、ヒ
ンジ13のヒンジ軸13aを中心とした回転ドア
パネル12側の幅寸法l1よりも、移動ドアパネル
15側の幅寸法l2を大きくして、スパンL1,L2
変えることができる。このようにした場合、2枚
のドアパネル12,15を共通化できるため経済
的である。
以上述べたように本考案によれば、二枚折扉の
回転ドアパネル側のスパンL1より、移動ドアパ
ネル側のスパンL2を大きくして、該扉の開放時
において、移動ドアパネル側を従来構造のものよ
りも傾斜するようになしたので、該移動ドアパネ
ルに固設したドアハンドルが開口部側に出張るこ
とがない。しかも、回転ドアパネルをガイドレー
ルに対して略直角位置まで回動させることができ
るので、乗降口の開口部の幅を狭くすることもな
い。
さらに本考案によれば、二枚折扉を閉める時の
操作力を軽減できるという効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の二枚折扉の開放時の状態を示す
平面図、第2図は本考案による二枚折扉の閉時の
状態を示す平面図、第3図は同上の開放時の状態
を示す平面図、第4図イ、ロは扉を閉める時の操
作力を示す作用説明図、第5図は本考案の他の実
施例を示す二枚折扉の閉時の状態を示す平面図で
ある。 11は二枚折扉、12は回転ドアパネル、13
はヒンジ、13aはヒンジ軸、14はガイドロー
ラ、15は移動ドアパネル、16はドアハンド
ル、17はストツパ、18は支軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体側部に設けられた乗降口の上縁又は下縁に
    沿つてガイドレールが延設され、該ガイドレール
    の前縁又は後縁の一方の側に設けられた支軸に回
    転ドアパネルの一端縁が枢着され、回転ドアパネ
    ルの他端縁に移動ドアパネルの一端縁がヒンジ軸
    を介して回転ドアパネルの他端縁および移動ドア
    パネルの一端縁を車室内側へ移動可能に枢着さ
    れ、移動ドアパネルの他端縁に前記ガイドレール
    に案内されるガイドが取付けられ、回転ドアパネ
    ルと移動ドアパネルとにより前記乗降口が開閉さ
    れる車両用二枚折扉において、前記移動ドアパネ
    ル側のヒンジ軸とガイドとの間のスパンL2が前
    記回転ドアパネル側の支軸とヒンジ軸との間のス
    パンL1より大きく設けられると共に、車体もし
    くは回転ドアパネルのいずれか一方に、回転ドア
    パネルをガイドレールに対して略直角位置で止め
    るストツパが設けられていることを特徴とする車
    両用二枚折扉。
JP9057980U 1980-06-30 1980-06-30 Expired JPS6112252Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9057980U JPS6112252Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9057980U JPS6112252Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5713313U JPS5713313U (ja) 1982-01-23
JPS6112252Y2 true JPS6112252Y2 (ja) 1986-04-17

Family

ID=29452579

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JP9057980U Expired JPS6112252Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011144502A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Olis Kk 折れ戸装置

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JPS5713313U (ja) 1982-01-23

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