JPS6112186Y2 - - Google Patents

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JPS6112186Y2
JPS6112186Y2 JP9828878U JP9828878U JPS6112186Y2 JP S6112186 Y2 JPS6112186 Y2 JP S6112186Y2 JP 9828878 U JP9828878 U JP 9828878U JP 9828878 U JP9828878 U JP 9828878U JP S6112186 Y2 JPS6112186 Y2 JP S6112186Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cutter
refueling
grain culm
pipe
reaping
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JP9828878U
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JPS5517409U (ja
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  • Harvester Elements (AREA)
  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、専用の刈取機、あるいはコンバイン
等に設けられた刈取装置の分草杆の背面に、カツ
ター等の給油個所に向つて開口する給油噴出ノズ
ルを設けた刈取装置の給油装置に係るものであ
る。
従来、刈取装置においては、カツター等の低位
置にある給油箇所に給油を行なうにあたつては、
給油噴出ノズル、配管等が刈り取られる地上の穀
稈に干渉して損傷する恐れがあつた。
本考案は、刈取装置の分草杆の背面に、カツタ
ー等の給油箇所に向つて開口する給油噴出ノズル
を設けることにより、給油噴出ノズル、配管等が
地上の穀稈に干渉して損傷することを防止しよう
とするものである。
以下、図面を用いて本考案の好ましい一実施例
について詳細な説明を行なう。
図においては、1はコンバインの走行装置3に
架装された脱穀部、5は脱穀部1の前方に装着さ
れた刈取装置である。刈取装置5はつぎのように
構成されている。すなわち、7は地上の穀稈を切
断するためのカツター、9は穀稈を引き起すため
の引起しチエン、11,13はそれぞれ穀稈の株
元側、穂先側を係止して搬送するための株元チエ
ン、穂先チエンで、前端部はカツター7の側部か
ら中央部へ向けて穀稈を掻込集送する穀稈掻込部
とし、後部が後方上部へ搬送すべく延長して設け
られている。15は株元チエン11、穂先チエン
13によつて搬送される穀稈をひきついで脱穀部
1内に搬送する搬送チエンである。17は刈取装
置5の前部に後上がりに傾斜して設けられた分草
杆で、分草パイプ19によつて支持され、該カツ
ター7の左右幅の中央部分で、かつ左右の穀稈掻
込部間に位置して設けられ、機体の走行にともな
つて、地上の穀稈を押し分けて、株元チエン、穂
先チエン13に案内するものである。17aは刈
取幅を規制するガイドであり、21は分草杆17
の背面に設けられた給油噴出ノズルで、カツター
7に向つて開口している。23は給油噴出ノズル
21と給油ポンプ(図示せず)を連通する給油管
で、分草杆17の背面および分草パイプ19の内
部に沿つて延設されている。
以上の構成において、機体の進行にともなつて
地上の穀稈は、分草杆17により押し分けられ、
カツター7で切断される。このカツター7の切断
によつて穀稈は株元チエン、穂先チエン13によ
り搬送され、同時に引起チエン9により姿勢を変
えて、搬送チエン15にひきつがれ、脱穀部1に
搬入されて脱穀される。上記カツター7による穀
稈の切断時において、給油ポンプ(図示せず)に
より加圧される潤滑油は給油弁(図示せず)を適
時に操作して分草杆17の背面に設けられた給油
噴出ノズル21からカツター7幅の中央位置に噴
射され、前記分草杆17で区分された穀稈を刈取
るカツター7部の給油を行なうことができるもの
である。また給油噴出ノズル21および給油管2
3は分草杆17および分草パイプ19により保護
されて、穀稈と干渉することがなく、損傷を防ぐ
ことができるものである。
以上のように本考案は、穀稈の株元部を刈取る
カツターの上側部に配設せる左右両側部の穀稈掻
込部間に位置して穀稈を左右両側へ分草案内すべ
く設ける分草杆の背面に、分草パイプ内を通した
給油管を配設し、該給油管に前記カツターの刈取
幅方向中央部の給油箇所に向つて開口する給油噴
出ノズルを設けた刈取機の給油装置であるから、
地上の穀稈は分草杆により押し分けられ、カツタ
ーで切断されるとき、分草杆の背面に設けた給油
噴出ノズルはカツター幅の中央部に向けて給油を
行なう。この給油によつてカツター部の油の流れ
は中央から穀稈株元部部通路の最も摩耗されやす
い方向に流れて有効利用される。ちなみに、カツ
ター部の両側部から油が流入させるものにおいて
は、刈取穀稈部により油はカツター部の両側に流
れて損失が大であり、有効に流れないものに対し
て、例えば2条からなる刈取機において、中央の
分草杆の背面の中央部1ケ所に給油噴出ノズルを
設けたので経済的である。また、給油噴出ノズル
の給油管は、分草後の穀稈の通路に位置するにも
かかわらず分草杆及びこれを取付ける分草パイプ
内に通した給油管を配設することによつて、給油
噴出ノズルと共に保護されて損傷を防止すること
ができるものである。
なお、本考案は前述の実施例に限定されたもの
ではなく、前述の実施例以外の態様でも本考案を
実施しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る装置を備えたコンバイ
ンの側面説明図、第2図、第3図はそれぞれ要部
の平面説明図、側面説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、7……
カツター、17……分草杆、19……分草パイ
プ、21……給油噴出ノズル、23……給油管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穀稈の株元部を刈取るカツター7の上側部に配
    設せる左右両側部の穀稈掻込部間に位置して穀稈
    を左右両側へ分草案内すべく設ける分草杆17の
    背面に、分草パイプ19内を通した給油管23を
    配設し、該給油管23に前記カツター7の刈取幅
    方向中央部の給油個所に向つて開口する給油噴出
    ノズル21を設けたことも特徴とする刈取装置の
    給油装置。
JP9828878U 1978-07-19 1978-07-19 Expired JPS6112186Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9828878U JPS6112186Y2 (ja) 1978-07-19 1978-07-19

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JP9828878U JPS6112186Y2 (ja) 1978-07-19 1978-07-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5517409U JPS5517409U (ja) 1980-02-04
JPS6112186Y2 true JPS6112186Y2 (ja) 1986-04-16

Family

ID=29033918

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JP9828878U Expired JPS6112186Y2 (ja) 1978-07-19 1978-07-19

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6331543Y2 (ja) * 1981-04-30 1988-08-23
JPH0111001Y2 (ja) * 1981-04-30 1989-03-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5517409U (ja) 1980-02-04

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