JPS61120761A - ホツトメルトインク型カートリツジとインク噴射装置の作動方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインク供給用カートリッジとインク噴射装置の
作動方法に関し、このインク噴射装置内で使用されるイ
ンクは相変化型のもので、ホットメルトインクと言うこ
とができる場合のインク供給用カートリッジとインク噴
射装置の作動方法に関する。

〔従来技術と問題点〕

インク噴射装置に利用される相変化型即ちホントメルト
インクは室温では特性上固体である。このインクは加熱
されると融解して噴射可能な粘稠度になる。このホット
メルトインクは種々の装置から噴射させることができる
。

液体状態のインクを使用する場合には、インクの供給は
勿論、液状態で行なう。普通には、インクはインク噴射
器への送出前にはある種の密閉容器に貯溜されている。

ホットメルトインクを使用する場合には、固体状インク
の性質上インクの送出には異なる技術を必要とする。

本発明の目的は、人の介入を最小限とするようなインク
噴射装置用のホットメルトインクを提供することにある
。

本発明の他の目的は、インクを順次に融解させることに
よって、事前にしかも長時間に亘って大容量のインクを
加熱すると生じてしまうインクの劣化を未然に防止する
ようにしたインク噴射装置用のホットメルトインクを提
供することにある。

本発明の更に他の目的は、コンパクトでしかも貯蔵が容
易な、インク噴射装置への供給用ホットメルトインクを
提供することにある。

本発明の他の目的は、挿説容易でインクを使い尽くすと
取りはずす使い捨てカートリッジに用いられるインク噴
射装置への供給用ホットメルトインクを提供することに
ある。

〔解決手段と作用〕

これらの発明目的に鑑みて、本発明方法と装置の好まし
い実施例では柔軟構造を有した巻形のホットメルトイン
クを前進させ、その巻形インクが前進するに従い、その
後続の各部分が加熱され、その加熱された巻形部分が融
解し、インク噴射オリフィスから液状インク液滴を噴射
させることのできる、少なくとも１個のインク噴射器に
対して液状態のインクを供給する。

本発明の好ましい実施例では、上記巻形ホットメルトイ
ンクが巻設用部材により担持され、巻形ホットメルトイ
ンクが前進するに従い巻き戻される。巻形インクは、次
々と歩道前進することが好ましい。

本発明の１つの実施例において、巻形ホットメルトイン
クは担持体により支持されていない。このように担持体
がないので後処理する必要がなくなる。他の実施例にお
いては、巻形インクが担持体として作用する他の巻形体
により支持される。

ある特定の好ましい実施例においては、担持体上に支持
された巻形のインクは一連の区分体によって構成される
と共に各区分体間は空隙間を有した構成とし、各区分体
が融解前に加熱器に係合し、該加熱器により前進が止め
られるように形成される。

好ましくは、巻形ホットメルトインクは使い捨て可能に
形成されると共に巻形のインクの巻設用へ 部材を具備することができるカートリッジ内に収容され
る。カートリッジはまた巻形インクを加熱する加熱手段
と、この巻形体を歩道駆動させる手段をも具備する。

〔実施例〕

インク噴射模擬ヘッド１０が第１，２図に図示されてい
る。該ヘッド１０はインク噴射チャンバ１４と関連した
一連のインク噴射オリフィス１２を具備し、その各々は
インク液滴を噴射させることができる。チャンバ１４は
液状態のホントメルトインクを供給されるマニホールド
１８とつながった入口１６を有している。チャンバ１４
の体積は足２２を通してチャンバ１４に連絡しているト
ランスデユーサ２０の動きに応じて変化する。

本発明に依ると、模擬ヘッド１０へのインクは柔軟構造
の巻形ホントメルトインク２４により供給され、該イン
ク２４は第２図に図示されているようにロール２６の中
に糸巻き状あるいはコイル状に巻かれている。本発明に
従えば、巻形インク２４はロール２６を巻き戻すことに
より前進し、加熱器２８により巻形インク２４の各部分
を次々と加熱できるようにしている。巻形インク２４が
加熱器２８の方へ進むに従い、巻形インク２４はマニホ
ールド１８への入口３４を提供する樋３２の上方の領域
３０が融解する。駆動部材３８を含む定期的に作動する
ソレノイド３６は巻形インク２４に接触し、該巻形イン
ク２４を次々と前記加熱器２８の方へ進める。

第２図に示しているように、柔軟構造の巻形インクはい
かなる担持体にも支持されていない。このことは一度イ
ンクが融解した後担持体を処理する必要がないので多く
の例においては望ましいように思える。

次に、第３図から第５図の実施例を参照すると、取りは
ずし可能なカートリッジ１００が図示されている。第４
図に最もよく図示されているように、カートリッジ１０
０はロールあるいは巻設用部材１２６の中ヘコイル状に
巻かれた柔軟構造の巻形インク１２４を有している。巻
設用部材１２６が巻き戻されるに従い、巻形インク１２
４は次々と加熱器１２８の方へ前進する。巻形インクの
一部分１３０が加熱器１２８に到達するに従い、巻形イ
ンク１２４は融解し、インク液滴は樋１３２の中へ流入
する。

第３図から第５図に図示した実施例において、巻形イン
ク１２４のホットメルトインクは担持用巻形体１３４上
に支持されている。巻設用部材１２６が加熱器１２８を
通過した担持用巻形体１３４を引張ることにより巻き戻
される。このことばばね仕掛けの巻取りスプール１３６
によりなされ、巻形体１３４に実質的に一定の張力を付
与する。巻形体１３４とホットメルトインクの巻形体イ
ンク１２４とは、ソレノイド１３８の要素１４０が巻取
りスプール１３６のラチェツト歯１４２に係合したり、
はずれたりしなからばね仕掛けの巻取りスプール１３６
のばねを簡単に緩める働きをするソレノイド１３８を作
動させることにより次々と前進することができる。勿論
、担持用巻形体１３４とホットメルトインクの巻形体イ
ンク１２４とを前進させるには、他の前進機構も利用で
きるということは理解できよう。

第３図から第５図に図示した実施例において、容器１４
４を有したカートリッジ１００は電極１４６を担持して
いる。２対の電極１４６はカートリッジ１００の両側に
位置しており、ソレノイド１３８と加熱器１２８用に電
気を流す役目を果たす。容器１４４は軸１４７　、１４
８を支える。

以上の通り、カートリッジ１００は完全に自身の内部に
必要な機構を有しており、ホットメルトインクの巻形体
と担持用巻形体とを巻き戻したり巻き上げたりするため
に必要な機械的機構を提供し、一方、同時に加熱器と必
要な全ての電気的接続とを提供し、第１図と第２図とに
図示されたタイプのインク噴射装置のカートリッジ１０
０の挿入と取りはすしを容易にしている。

他のカートリッジの実施例を第６図と第６Ａ図とを参照
しながら以下に説明する。図示の如く、柔軟構造の巻形
ホットメルトインク２２４は、第６Ａ図に最も良く図示
されているように一連′の区分体２２４ａを具備し、該
区分体２２４ａはそれぞれ隙間２２４ｂ、　　　　　　
により分離されている。これらの隙間２２４ｂは、巻形
インク２２４が第６図に示されるように巻き取られると
き曲りを形成することができるように、前記巻形インク
２２４が第６Ａ図に図示されるように平坦な場合に先細
りとなっている。この巻形ホントメルトインク２２４の
特殊な形状により、該巻形インク２２４は巻設用部材２
２６上に巻き取ることが可能になっている。それと同時
に、隙間２２４ｂにより分離したこの区分体２２４ａは
個別部分毎に融解することが可能となり、つまり、一度
に１つの区分体２２４ａだけが融解し、樋２３２の中へ
流入することが可能となる。巻形インク２２４は実際に
は第６図に示されている加熱器２２８に当接し、また、
それにより停止させられることに気付くであろう。巻き
取り機構の詳細は図示されてはいないが、担持用巻形体
の巻取りスプール２３６は第６図に図示しているように
取り付けられる。なお、このような巻取リスブール２３
６は好ましくばばね仕掛けであり、巻形インク２２４に
一様な張力を付与する。

第７図に図示されているように、カートリッジ２００は
受け２０２の中へ挿入されるよう形成されている。受け
２０２はカートリッジ２００の接触体又はパッド２４６
に係合する板ばね２０４を具備することができる。第３
図から第５図の実施例において、これらのバンド２４６
は加熱器２２８（第６図）や巻取りスプール２３６（第
６図）に関連した駆動機構へ電気を供給する作用をする
ことができる。

第３図から第７図の実施例においては、充分な量のホッ
トメルトインクを貯えることが可能である。例えば、糸
巻き状あるいはコイル状の柔軟構造の巻形インクを使用
することにより、カートリッジの中に約２．４立方イン
チ（３９ｃｃ）のインクを貯蔵することが可能である。

本発明の好ましい実施例を図示記載してきたが、特許請
求の範囲で詳述した本発明の真の精神と範囲内に属する
種々の変形例が考えられるであろうことは理解できるで
あろう。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、イン
ク噴射装置用としてカートリッジ型ホットメルトインク
を用いることにより、コンパクトでしかも大容量の固体
状インクを貯蔵でき、また事前に長時間に亘って加熱さ
れることがないからインクの劣化を防止でき、しかも容
易に着膜可能な使い捨て形カートリッジが使用でき、人
の介入を最小限としたインク噴射装置用のホ・ノドメル
トインクが提供され、かつその供給方法が提供されるの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図はインク噴射模擬ヘッドの立体図、第２図は本発
明を具体化したホントメルトインク供給装置と関連させ
た第１図のインク噴射模擬ヘッドの断面図、第３図は本
発明の好ましい実施例を図示したホットメルトインクカ
ートリッジの立体図、第４図は第３図に図示したカート
リッジの断面図、第５図は第４図の５−５矢視線による
カー　トリソジの断面図、第６図は本発明の他の好まし
いカートリッジの実施例の断面図、第６Ａ図は第６図の
部分拡大図、第７図はインク噴射装置における第６図の
カートリッジの側面図。 １０・・・インク噴射模擬へ・７ド、 １２・・・オリフィス、　　　　１４・・・チャンバ、
１６・・・入口、　　　　　　　１８・・・マニホール
ド、２４　、１２４　　、２２４・・・巻形ホットメル
トインク、２６・・・ロール、　　　１２６　、２２６
・・・巻設用部材、２８．１２８．２２８・・・加熱器
、 ３２　、１３２　、２３２・・・樋、　　３４・・・入
口、３６　、１３８・・・ソレノイド、　３８・・・駆
動部材、１００　、２００・・・カートリッジ、１３４
・・・担持用巻形体、１３６　、２３６・・・巻取りス
プール、１４２・・・ラチェツト歯、　　　　１４６・
・・電極、２０４・・・板ばね、　　　　　　２２４ａ
・・・区分体、２２４ｂ・・・隙間、　　　　　　　　
２４６・・・パッド。 以下余白 へ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、インク噴射装置の作動方法であって、柔軟な巻形ホ
   ットメルトインクを前進させ、前進につれて、前記巻形
   体の各部を加熱し、該加熱された部分を融解させ、液状
   のインクをインク噴射器に供給し、該インク噴射器から
   インク液滴を噴射させるようにしたことを特徴とするイ
   ンク噴射装置の作動方法。 ２、前記前進中に前記ホットメルトインクをコイル状の
   インクから巻き戻す過程を具備してなる特許請求の範囲
   第１項に記載のインク噴射装置の作動方法。 ３、前記前進過程が前記巻形インクを歩進的に進行させ
   てなる特許請求の範囲第２項に記載のインク噴射装置の
   作動方法。 ４、前記巻形ホットメルトインクを担持した担持用巻形
   体を前進させ、前記インクが融解するに従って前記担持
   用巻形体から前記インクを分離させる過程を含んでなる
   特許請求の範囲第１項に記載のインク噴射装置の作動方
   法。 ５、前記前進中に前記巻形ホットメルトインクを前記コ
   イル状のインクから巻き戻す過程を含んでなる特許請求
   の範囲第４項に記載のインク噴射装置の作動方法。 ６、前記分離後に前記担持用巻形体を巻き上げる過程を
   含んでなる特許請求の範囲第５項に記載のインク噴射装
   置の作動方法。 ７、前記前進過程は前記巻形ホットメルトインクと前記
   担持用巻形体とを歩進状に前進させてなる特許請求の範
   囲第５項に記載のインク噴射装置の作動方法。 ８、前記巻形ホットメルトインクが間に隙間を有した一
   連の区分体によって構成され、前記各区分体を前記加熱
   器と接触係合させる過程を有してなる特許請求の範囲第
   ４項に記載のインク噴射装置の作動方法。 ９、前記接触過程は前記区分体を前記加熱器に接触させ
   て止める過程を含んでなる特許請求の範囲第８項に記載
   のインク噴射装置の作動方法。 １０、前記進行中に前記巻形ホットメルトインクを前記
   コイル状に巻いたインクから巻き戻す過程を含んでなる
   特許請求の範囲第９項に記載のインク噴射装置の作動方
   法。 １１、前記分離後に前記の非使用巻形体を巻き取る過程
   を含んでなる特許請求の範囲第１０項に記載のインク噴
   射装置の作動方法。 １２、柔軟構造の巻形ホットメルトインクを特徴とする
   インク噴射装置へのインク供給用カートリッジ。 １３、前記巻形体を前進させる前進手段を具備してなる
   特許請求の範囲第１２項に記載のインク供給用カートリ
   ッジ。 １４、前記カートリッジが前記巻形体を担持するスプー
   ルを具備してなる特許請求の範囲第１３項に記載のイン
   ク供給用カートリッジ。 １５、前記カートリッジが前記巻形インクを加熱するた
   めの加熱手段を具備してなる特許請求の範囲第１４項に
   記載のインク供給用カートリッジ。 １６、前記巻形体のインクに並設された担持用巻形体を
   さらに具備してなる特許請求の範囲第１５項に記載のイ
   ンク供給用カートリッジ。 １７、前記担持用巻形体を巻き取る他のスプールをさら
   に具備してなる特許請求の範囲第１６項に記載のインク
   供給用カートリッジ。 １８、前記巻形インクが隙間のある一連の区分体によっ
   て構成された特許請求の範囲第１６項に記載のインク供
   給用カートリッジ。 １９、前記加熱手段が前記インク区分体の隙間で前記イ
   ンクに当接係合してなる特許請求の範囲第１８項に記載
   のインク供給用カートリッジ。