JPH07257013A - インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置

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JPH07257013A
JPH07257013A JP6048055A JP4805594A JPH07257013A JP H07257013 A JPH07257013 A JP H07257013A JP 6048055 A JP6048055 A JP 6048055A JP 4805594 A JP4805594 A JP 4805594A JP H07257013 A JPH07257013 A JP H07257013A
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JP
Japan
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ink
film
small holes
filled
recording
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Pending
Application number
JP6048055A
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English (en)
Inventor
Masashi Hiroki
正士 廣木
Takeo Miki
武郎 三木
Takashi Hatakeyama
隆至 畠山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】常温で固体のインクを用いて、良好な記録が行
え、しかも、装置の小形化を可能としたインクジェット
記録方法及び装置を提供する。 【構成】多数のインク充填部である小孔2…を有するフ
ィルム1をフィルム巻取コア4Aの巻取り動作により移
送すると共に、インク充填装置20によりフィルム1の
小孔2…に常温で固体のインク18を溶融して充填す
る。この小孔2…内に充填されたインクは固化した状態
でサーマルヘッド6を有するインク加熱装置24に送ら
れる。小孔2…内のインク18は、サーマルヘッド6の
発熱抵抗体6Aにより急速に加熱されて溶融し、発熱抵
抗体6Aとの界面で発生する気泡64の圧力によりイン
ク滴となり吐出され記録紙30に転写される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット方式の
記録方法及び記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報の出力手段としての記録装置
としては種々の記録方式があるが、中でも、インクジェ
ット方式の記録装置は、静かで低消費電力、小形化、カ
ラー化が容易で、しかも、装置コスト、ランニングコス
ト共に低く、優れた記録方式であることが知られてい
る。
【0003】そして、現在、インクジェット方式の記録
装置としては、バブルジェット方式やピエゾ方式のよう
なノズルを有するものが製品化されている。しかしなが
ら、ノズルの目詰まりが完全に解決されていないため、
信頼性が低いという問題や、多数のノズルを高密度に製
造することが困難でライン化することができず、記録速
度が遅いという問題がある。
【0004】一方、前者のノズルの目詰まりの問題を解
決するために、常温で固体のインクを用いる技術が提案
されている。例えば特開平5−96733号公報に開示
されるように、記録を行う時はインクを加熱して液体状
態とし、その状態でインク内に圧力を発生させインクを
ノズルから吐出させるものである。
【0005】また、後者の高密度化の問題を解決するた
めには、固定したノズルを用いることなくフィルム小孔
に常温で液体のインクを充填し、これをサーマルヘッド
の発熱抵抗体上に順次搬送し発熱抵抗体で急速に加熱し
てインクにバブルを発生させ、このバブルの破裂により
インク滴を飛翔させ被記録媒体に記録を行う方法が特開
昭60−24052号公報で提案されている。この方式
であれば、ノズルを高密度に配置する必要がなく、従来
のサーマルヘッドと同じ広幅の記録が行えるものとな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−96733号公報に開示される前者の技術は、記録
時にインクを溶融させるために、インクタンクからノズ
ル先端までインクの流路全体に亘って加熱しなければな
らないので、発熱部や発熱のための電源が大形なものと
なり、消費電力も大きくなるという問題がある。
【0007】また、特開昭60−24052号公報に開
示される後者の技術は、常温で液体のインクを用いてい
たので、フィルムにインクが充填されたまま長時間未使
用状態が続くと、インク中の水分が蒸発して色材が析出
し、フィルムの小孔が詰まってしまい、これにより、イ
ンクの充填量が減り、画像濃度が低下してしまう。
【0008】また、発熱抵抗体上で色材が析出すると発
熱抵抗体が発熱した時に色材が焦げ付いてしまい、発熱
抵抗体の寿命が短くしてしまう。また、液体のインクを
フィルムの小孔に充填する際、フィルム表面にもインク
が付着し、このフィルム上のインクが被記録媒体に接触
して被記録媒体に不必要なインクが転写してしまい、大
幅な画質低下をきたす。等の問題がある。
【0009】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、第1の目的とするところは、常温で固体のインクを
用いて、良好な記録が行え、しかも、装置の小形化を可
能としたインクジェット記録方法を提供しようとするも
のである。
【0010】また、第2の目的とするところは、常温で
固体のインクを用いて、良好な記録が行え、しかも、装
置の小形化を可能としたインクジェット記録装置を提供
しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成し得る手段として、多数の小孔を有したフィルム
を移送するフィルム移送工程と、このフィルム移送工程
により移送される前記フィルムの小孔に常温で固体のイ
ンクを溶融して充填するインク充填工程と、このインク
充填工程により前記小孔にインクが充填された前記フィ
ルムに接触する発熱抵抗体を発熱することにより前記小
孔に充填されたインク内に泡を発生させ該泡により小孔
からインクを吐出させて被記録材に転写させるインク加
熱工程とを具備してなることを特徴とするものである。
【0012】上記第2の目的を達成し得る第1の手段と
して、多数の小孔を有したフィルムを移送するフィルム
移送手段と、このフィルム移送手段により移送される前
記フィルムの小孔に常温で固体のインクを溶融して充填
するインク充填手段と、このインク充填手段により前記
小孔にインクが充填された前記フィルムに接触する発熱
抵抗体を発熱することにより前記小孔に充填されたイン
ク内に泡を発生させ該泡により小孔からインクを吐出さ
せて被記録材に転写させるインク加熱手段とを具備して
なる構成としたものである。
【0013】上記第2の目的を達成し得る第2の手段と
して、多数の小孔を有したフィルムを移送するフィルム
移送手段と、このフィルム移送手段により移送される前
記フィルムに接触する状態に被記録材を移送する被記録
材移送手段と、前記フィルム移送手段により移送される
前記フィルムの小孔に常温で固体のインクを溶融して充
填するインク充填手段と、このインク充填手段により前
記小孔にインクが充填された前記フィルムに接触する発
熱抵抗体を発熱することにより前記小孔に充填されたイ
ンク内に泡を発生させ該泡により小孔からインクを吐出
させて被記録材移送手段により接触状態に送られる前記
被記録材に転写させるインク加熱手段とを具備してなる
構成としたものである。
【0014】上記第2の目的を達成し得る第3の手段と
して、多数の小孔を有したフィルムを移送するフィルム
移送手段と、このフィルム移送手段により移送される前
記フィルムの小孔に常温で固体のインクを溶融して充填
するインク充填手段と、このインク充填手段により前記
小孔にインクが充填された前記フィルムに接触する発熱
抵抗体を発熱することにより前記小孔に充填されたイン
ク内に泡を発生させ該泡により小孔からインクを吐出さ
せて被記録材に転写させるインク加熱手段とを具備し、
インクのフィルムの小孔への充填をフィルムの発熱抵抗
体と接触する面から行う構成としたものである。
【0015】
【作用】本発明の上記手段のインクジェット記録方法に
よれば、常温で固体のインクを溶融して、フィルムに設
けた多数の小孔にインクを充填し、小孔に充填されたイ
ンクをサーマルヘッドの発熱抵抗体に搬送し、前記イン
クは前記発熱抵抗体上に搬送されてきたときに固体で、
前記発熱抵抗体で加熱されることで溶融しさらに小孔部
内で発生した泡により小孔から吐出し、被記録材に転写
させることで記録できる。
【0016】上記のように、常温で固体のインクを用い
ることで、インクは未使用時は固体であるから蒸発する
ことがない。このため、長時間未使用状態が続いてから
再度使用する場合でもインクの特性に変化がない。
【0017】また、常温で固体のインクはフィルムの小
孔に充填する時だけ加熱して溶融すれば良く、このた
め、記録部全体を加熱する必要がなく発熱部や電源が小
さなもので済む。
【0018】本発明の上記第1の手段のインクジェット
記録装置によれば、常温で固体のインクを溶融して、フ
ィルムに設けた多数の小孔にインクを充填し、小孔に充
填されたインクをサーマルヘッドの発熱抵抗体に搬送
し、前記インクは前記発熱抵抗体上に搬送されてきたと
きに固体で、前記発熱抵抗体で加熱されることで溶融し
さらに小孔部内で発生した泡により小孔から吐出し、被
記録材に転写させることで記録できる。
【0019】上記のように、常温で固体のインクを用い
ることで、インクは未使用時は固体であるから蒸発する
ことがない。このため、長時間未使用状態が続いてから
再度使用する場合でもインクの特性に変化がない。
【0020】また、常温で固体のインクはフィルムの小
孔に充填する時だけ加熱して溶融すれば良く、このた
め、記録部全体を加熱する必要がなく発熱部や電源が小
さなもので済む。
【0021】本発明の上記第2の手段のインクジェット
記録装置によれば、常温で固体のインクを溶融して、フ
ィルムに設けた多数の小孔にインクを充填し、小孔に充
填されたインクをサーマルヘッドの発熱抵抗体に搬送
し、前記インクは前記発熱抵抗体上に搬送されてきたと
きに固体で、前記発熱抵抗体で加熱されることで溶融し
さらに小孔部内で発生した泡により小孔から吐出し、フ
ィルムに対して接触状態に送られる被記録材に転写させ
ることで記録できる。
【0022】上記のように、常温で固体のインクを用い
ることで、インクは未使用時は固体であるから蒸発する
ことがない。このため、長時間未使用状態が続いてから
再度使用する場合でもインクの特性に変化がない。
【0023】また、常温で固体のインクはフィルムの小
孔に充填する時だけ加熱して溶融すれば良く、このた
め、記録部全体を加熱する必要がなく発熱部や電源が小
さなもので済む。
【0024】さらに、フィルムに対して被記録材を接触
させた状態で記録するため、被記録材移送手段の構成が
簡単ですむだけでなく、被記録材の搬送状態が安定し、
良好な記録が可能となる。
【0025】上記第3の手段のインクジェット記録装置
によれば、常温で固体のインクを溶融して、フィルムに
設けた多数の小孔にインクを充填し、小孔に充填された
インクをサーマルヘッドの発熱抵抗体に搬送し、前記イ
ンクは前記発熱抵抗体上に搬送されてきたときに固体
で、前記発熱抵抗体で加熱されることで溶融しさらに小
孔部内で発生した泡により小孔から吐出し、被記録材に
転写させることで記録できる。
【0026】上記のように、常温で固体のインクを用い
ることで、インクは未使用時は固体であるから蒸発する
ことがない。このため、長時間未使用状態が続いてから
再度使用する場合でもインクの特性に変化がない。
【0027】また、常温で固体のインクはフィルムの小
孔に充填する時だけ加熱して溶融すれば良く、このた
め、記録部全体を加熱する必要がなく発熱部や電源が小
さなもので済む。
【0028】さらに、インクのフィルムの小孔への充填
を、フィルムの発熱抵抗体と接触する面から行うので、
被記録媒体と対向するフィルムの面にインクが付着する
ことがなく、フィルムと被記録媒体が接触する場合でも
余分なインクが被記録媒体に転写することがない。この
ため、フィルムに対して被記録材を接触させた状態で記
録することができ、被記録材移送手段の構成が簡単です
むだけでなく、被記録材の搬送状態が安定し、良好な記
録が可能となる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図8を
参照して説明する。図1は、本発明の記録装置の一実施
例の構成を概略的に示すものである。図1において、1
は多数のインク充填部である小孔2…(図3参照)を有
するフィルムで、このフィルム1の両端は巻取手段であ
るフィルム巻取コア4A,4Bに保持されていると共
に、フィルム1の中途部は、サーマルヘッド6の一列に
配設された発熱抵抗体6A…に張力が加わった状態で接
触している。
【0030】フィルム巻取コア4Aは、フィルム巻取モ
ータ8を駆動源とするフィルム巻取り機構10により図
中時計方向(矢印A方向)に駆動されるようになってい
る。また、フィルム巻取コア4Bは、フィルム巻戻しモ
ータ12を駆動源とするフィルム巻戻し機構14により
図中反時計方向(矢印B方向)に駆動されるようになっ
ている。
【0031】なお、フィルム巻取コア4Aは内蔵された
図示しない一方向クラッチにより矢印A方向とは反対の
回転に対してフリーとなっていると共に、図示しないブ
レーキ手段により慣性回転が防止されるようになってい
る。フィルム巻取コア4Bも同様に、図示しない一方向
クラッチにより矢印B方向とは反対の回転に対してフリ
ーとなっていると共に、図示しないブレーキ手段により
慣性回転が防止されるようになっている。
【0032】そして、第1の駆動機構10によりフィル
ム巻取コア4Aが駆動されることで、フィルム1は矢印
C方向に送られ、また、フィルム巻戻し機構14により
フィルム巻取コア4Bが駆動されることで、フィルム1
は矢印C方向とは反対方向である矢印D方向に送られる
ようになっており、フィルム移送手段としてのフィルム
移送機構16を構成している。
【0033】また、前記フィルム巻取コア4Bの近傍位
置には、フィルム移送機構16により移送される前記フ
ィルム1の小孔2…に常温で固体のインク18(図4参
照)を溶融して充填するインク充填手段としてのインク
充填装置20が配置されている。
【0034】さらに、このインク充填装置20と前記サ
ーマルヘッド6の配設位置との間には、フィルム1に充
填されたインク18の充填量を一様にする余剰インク除
去手段としての余剰インク除去機構22が配設された状
態となっている。
【0035】また、前記サーマルヘッド6は、フィルム
1の中途部が一列に配設された発熱抵抗体6A…に確実
に接触できるように端面型のものを使用している。そし
て、このサーマルヘッド6により、フィルム1に形成さ
れた小孔2…に充填されたインク18を加熱するインク
加熱手段としてのインク加熱装置24を構成している。
【0036】また、サーマルヘッド6の付近には、モー
タ25を駆動源とする搬送ローラ対26…が配設されて
いて、被記録材移送手段としての記録紙移送機構28を
構成しており、被記録材としての記録紙30を、サーマ
ルヘッド6の発熱抵抗体6A…が配設された端面と、こ
れに対向して設けられたバックアップ手段であるプラテ
ンローラ32との間を通過するように図中右方向(矢印
E方向)に移送するようになっている。
【0037】図2はフィルム1を説明する図で、図中、
斜線部40に小孔2…が設けられている。矢印C,Dが
フィルム1の搬送方向で、小孔2…が設けられている幅
40Lはサーマルヘッド6の発熱抵抗体6A…の列の長
さより若干長く設定されている。
【0038】図1で説明したように、フィルム1の両端
1A、1Bはフィルム巻取コア4A、4Bに巻かれてい
る。フィルム1は、厚さ5〜30umの薄膜で、材料は
例えばニッケル,銅等の金属や、ポリイミド等の耐熱樹
脂、またはそれらを積層したものである。
【0039】本実施例の装置では、インク充填装置20
において、後述するように、インク18をフィルム1を
介した位置に設置されたインク溶融手段であるヒータ4
2で加熱するので、効率良くインク18を溶融するため
に熱伝導の良い金属製のフィルムが望ましい。
【0040】また、小孔2…は、孔径10〜30um、
孔ピッチ30〜50umで、図3に示すように配置され
ている。また、サーマルヘッド6の発熱抵抗体6A…の
形状は記録密度8本/mmで、主走査方向100um、
副走査方向に180um位なので、インク吐出時には一
つの発熱抵抗体6Aに複数の小孔2…が対向することに
なる。
【0041】図4は、フィルム1にインク18を充填さ
せるインク充填装置20の構成を示す。常温で固体のイ
ンク18としては、例えばテトラアミド,モノアミドを
主成分として色材に染料を用いたものが使用できる。こ
の場合、融点が100〜130℃で、130℃における
粘度が20cps以下であるものが望ましい。
【0042】インク18はケース44の中に納められ、
バネ46によりケース44内をスライド可能なバックア
ッププレート48で加圧されている。このため、インク
18の上端側は、常にケース44の上端開口部を通して
フィルム1のサーマルヘッド6と接触する面1Aと接触
している。
【0043】また、インク18とフィルム1とが接する
位置に対応してヒータ42が設置されており、このヒー
タ42を動作させるためのヒータドライバ50はインク
溶融用電源52からの電力をCPU54により制御し、
ヒータ42のON,OFF、すなわち、加熱、非加熱を
行う。
【0044】ヒータ42が加熱するとインク18のフィ
ルム1の近傍にあるインク18Aが融点である100〜
130℃を越えて溶融し、フィルム1の小孔2…に充填
される。
【0045】ここで、フィルム1にインク18を充填さ
せるために加熱溶融させるインク18がフィルム1の近
傍だけでよいので、ヒータ42で発生される熱量は少な
く、インク溶融用電源52の小型化が図れる。ヒータ4
2から離れたインク18Bは融点に達していないので、
固体のままでありバネ46により溶融したインク18A
をフィルム1に押しつける役割を果たしている。
【0046】また、インク18がフィルム1にサーマル
ヘッド6と接触する面から供給されるので、フィルム1
の記録紙30側の面に付着することがない。このため、
特にフィルム1と記録紙30が接触する場合でも画像形
成に不必要なインク18が記録紙30に転写することが
ない。
【0047】図5は余剰インク除去機構22の構成を示
す。図4で説明したように、インク充填装置20によ
り、フィルム1にインク18を充填しフィルム1を矢印
C方向に搬送する。ここで、インク18は小孔2…に充
填されたインク18C以外に、フィルム1の表面に付着
するインク18Dがある。
【0048】この状態でサーマルヘッド6に搬送し、加
熱すると、インク18の吐出量がフィルム1の表面の付
着しているインク18Dの量によってばらついてしま
う。このため、画像濃度が変動し劣化してしまうという
問題が生じる。
【0049】このようなことを防止するために、フィル
ム1にインク18を充填してからサーマルヘッド6に搬
送する間に、余剰インク除去機構22を設けてインク1
8の充填量を一様にして吐出するインク量のばらつきを
なくすようになっている。
【0050】余剰インク除去機構22は、フィルム1
を、フィルム支持ローラ56とブレード支持材58に取
付けられたゴムまたは樹脂製のブレード60で挟み、そ
の間をフィルム1が通過することで、フィルム1の表面
に付着したインク18Dを掻き落とすようにしたもので
ある。
【0051】掻き落とされたインク18Eは、回収ケー
ス62に溜まり、所定量溜まれば廃棄すればよい。ブレ
ード42を通過した後のフィルム1に充填されているイ
ンク18は小孔2…に充填されたインク18Cだけで一
様になっている。
【0052】また、フィルム1の表面に付着したインク
18Dをブレード60で掻き取る場合、インク18Dが
液体の状態ではブレード60をすり抜けてしまう場合が
あり、固体の状態のほうが安定して掻き取ることができ
るので、本発明においては、インク充填装置20から余
剰インク除去機構22までの距離を、フィルム1の表面
に付着したインク18Dが固化し得る距離に設定してあ
る。
【0053】図6はフィルム1の小孔2…に充填された
インク18Cを、フィルム1から吐出する原理を示す図
である。フィルム1の小孔2…に充填されたインク18
Cがサーマルヘッド6の発熱抵抗体6Aに到達したと
き、発熱抵抗体6Aに画像データに応じて通電すること
で、インク18Cは急速に加熱される。
【0054】図6では発熱抵抗体6A(n)に通電した
場合を示し、急速に加熱されることによりインク18C
は固体から溶融し、さらに、インク18と発熱抵抗体6
A(n)との界面で発生する気泡の圧力によりインク滴
18Fとなり吐出される。吐出したインク滴18Fは図
示しない記録紙30に転写され、このような動作を連続
的に行うことにより記録紙30に画像が形成されるもの
である。
【0055】図7は、フィルム1と記録紙30が接触し
た状態で記録を行う場合の記録過程を示すものである。
図7の(a)は小孔2…に充填されてサーマルヘッド6
の近傍位置で到達した時のインクの状態を示し、インク
18Cは固体である。
【0056】図7の(b)はサーマルヘッド6により加
熱されたインクの状態を示し、小孔2…に充填されたイ
ンクは液状インク18Kになり、さらに、図7の(c)
に示すように、液状インク18Kと発熱抵抗体6Aとの
界面に泡64が発生する。
【0057】インク18Kが記録紙30と接触している
ので泡64は破裂することはないが、圧力により図7の
(d)に示すように、液状インク18Kを記録紙30に
押しつける。
【0058】液状インク18Kが記録紙30と接触状態
で加熱されると、液状インク18Kは記録紙30に浸透
するので、複数の小孔2…から転写したインク18Kは
記録紙30上でつながり合い、一つの発熱抵抗体6Aに
対応して一つのドットが形成される。
【0059】加熱が終了すると図7の(e)に示すよう
に、液状インク18Kは冷却し固化するが、固化したイ
ンク18Lと記録紙30には強い接着力が生じており、
インク18Lは図7の(f)に示すように、記録紙30
に転写する。
【0060】画像が全て記録紙30に形成されると、図
1に示すようにフィルム巻戻しモータ12が駆動してフ
ィルム巻取コア4Bが矢印Bの方向に回転して、フィル
ム1はフィルム巻取コア4Bに巻き戻され、次の記録が
可能な状態となる。
【0061】図8は本実施例の記録装置の動作を制御す
る制御部のブロック図である。CPU54は画像データ
の転送や各種ドライバの動作を制御するものであり、R
OM70はCPU54の動作プログラムを予め保存して
いる。RAM72はサーマルヘッド6を用いて画像形成
される画像データを保存しておくもので、画像データが
外部インターフェイス74を通じて、外部のスキャナや
パソコンから転送されてくる。フィルム巻取モータ8、
フィルム巻戻しモータ12、記録紙搬送モータ25はそ
れぞれモータドライバ76、78、80から接続されて
おり、CPU54の指示により駆動する。ヒータ42は
ヒータドライバ50から接続されており、記録を行う場
合にのみ通電され発熱する。サーマルヘッド6はサーマ
ルヘッドドライバ82から接続され、RAM72に保存
されている画像データに応じて発熱抵抗体6A…が発熱
するように駆動する。
【0062】以上、説明したように、本発明は、多数の
小孔2…を有したフィルム1を移送するフィルム移送工
程と、このフィルム移送工程により移送される前記フィ
ルム1の小孔2…に常温で固体のインク18を溶融して
充填するインク充填工程と、このインク充填工程により
前記小孔2…にインク18が充填された前記フィルム1
に接触する発熱抵抗体6A…を加熱することにより前記
小孔2…に充填されたインク18内に泡64を発生させ
該泡64により小孔2…からインク18を吐出させて記
録紙30に転写させるインク加熱工程とを具備してなる
ものである。
【0063】常温で固体のインク18はフィルム1の小
孔2…に充填する時だけ加熱され溶融するので、従来の
装置のように記録部全体を加熱する必要がなく発熱部や
電源が小さな、小形の記録装置が提供できる。
【0064】フィルム1の小孔2…へのインク18の充
填を、フィルム1の発熱抵抗体6A…と接触する面から
行うので、記録紙30と対向するフィルム1の面にイン
ク18が付着することがなく、フィルム1と記録紙30
が接触した状態でも、余分なインク18が記録紙30に
転写しないので、白地に汚れのない高い画質が得られる
ものである。
【0065】図9およびは図10は、本発明の記録装置
の別の実施例を示すもので、前述の一実施例と異なると
ころは、フィルム1と記録紙30とを離間した状態で記
録する点が異なる。その他は全く同一のため、図9にお
いては同一部分に同一の符号を付して、重複説明を省略
する。
【0066】図10は、フィルム1と記録紙30が接触
した状態で記録を行う場合の記録過程を示すものであ
る。図10の(a)は小孔2…に充填されてサーマルヘ
ッド6の近傍位置で到達した時のインクの状態を示し、
インク18Cは固体である。
【0067】図10の(b)はサーマルヘッド6により
加熱されたインクの状態を示し、小孔2…に充填された
インクは液状インク18Kになり、さらに、図10の
(c)に示すように、液状インク18Kと発熱抵抗体6
Aとの界面に泡64が発生する。
【0068】その泡64が図10の(d)に示すように
成長し、図10の(e)に示すように破裂するとインク
滴18Fが小孔2…から飛出し記録紙30に向けて飛翔
する。そして、図10の(f)に示すようにインク滴1
8Fは記録紙30に着弾し固化した状態18Lで記録紙
30に転写する。
【0069】一つの発熱抵抗体6Aに対して複数の小孔
2…で同様な現象が生じるが、インク18は着弾時に記
録紙30へ浸透するので、複数の小孔2…から吐出した
インク滴18Fが記録紙30に転写後はつながり合い、
一つの発熱抵抗体6Aに対応した一つのドットが形成さ
れる。
【0070】画像が全て記録紙30に形成されると、図
9に示すようにフィルム巻戻しモータ12が駆動してフ
ィルム巻取コア4Bが矢印Bの方向に回転して、フィル
ム1はフィルム巻取コア4Bに巻き戻され、次の記録が
可能な状態となる。その他、本発明は本発明の要旨を変
えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。
【0071】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようにしたか
ら、次のような効果を奏する。請求項1記載のインクジ
ェット記録方法によれば、常温で固体のインクを溶融し
て、フィルムに設けた多数の小孔にインクを充填し、小
孔に充填されたインクをサーマルヘッドの発熱抵抗体に
搬送し、前記インクは前記発熱抵抗体上に搬送されてき
たときに固体で、前記発熱抵抗体で加熱されることで溶
融しさらに小孔部内で発生した泡により小孔から吐出
し、被記録材に転写させることで記録できる。
【0072】上記のように、常温で固体のインクを用い
ることで、インクは未使用時は固体であるから蒸発する
ことがない。このため、長時間未使用状態が続いてから
再度使用する場合でもインクの特性に変化がない。
【0073】また、常温で固体のインクはフィルムの小
孔に充填する時だけ加熱して溶融すれば良く、このた
め、記録部全体を加熱する必要がなく発熱部や電源が小
さなもので済む。
【0074】また、請求項2記載のインクジェット記録
装置によれば、常温で固体のインクを溶融して、フィル
ムに設けた多数の小孔にインクを充填し、小孔に充填さ
れたインクをサーマルヘッドの発熱抵抗体に搬送し、前
記インクは前記発熱抵抗体上に搬送されてきたときに固
体で、前記発熱抵抗体で加熱されることで溶融しさらに
小孔部内で発生した泡により小孔から吐出し、被記録材
に転写させることで記録できる。
【0075】上記のように、常温で固体のインクを用い
ることで、インクは未使用時は固体であるから蒸発する
ことがない。このため、長時間未使用状態が続いてから
再度使用する場合でもインクの特性に変化がない。
【0076】また、常温で固体のインクはフィルムの小
孔に充填する時だけ加熱して溶融すれば良く、このた
め、記録部全体を加熱する必要がなく発熱部や電源が小
さなもので済む。
【0077】また、請求項3記載のインクジェット記録
装置によれば、常温で固体のインクを溶融して、フィル
ムに設けた多数の小孔にインクを充填し、小孔に充填さ
れたインクをサーマルヘッドの発熱抵抗体に搬送し、前
記インクは前記発熱抵抗体上に搬送されてきたときに固
体で、前記発熱抵抗体で加熱されることで溶融しさらに
小孔部内で発生した泡により小孔から吐出し、フィルム
に対して接触状態に送られる被記録材に転写させること
で記録できる。
【0078】上記のように、常温で固体のインクを用い
ることで、インクは未使用時は固体であるから蒸発する
ことがない。このため、長時間未使用状態が続いてから
再度使用する場合でもインクの特性に変化がない。
【0079】また、常温で固体のインクはフィルムの小
孔に充填する時だけ加熱して溶融すれば良く、このた
め、記録部全体を加熱する必要がなく発熱部や電源が小
さなもので済む。
【0080】さらに、フィルムに対して被記録材を接触
させた状態で記録するため、被記録材移送手段の構成が
簡単ですむだけでなく、被記録材の搬送状態が安定し、
良好な記録が可能となる。
【0081】また、請求項4記載のインクジェット記録
装置によれば、常温で固体のインクを溶融して、フィル
ムに設けた多数の小孔にインクを充填し、小孔に充填さ
れたインクをサーマルヘッドの発熱抵抗体に搬送し、前
記インクは前記発熱抵抗体上に搬送されてきたときに固
体で、前記発熱抵抗体で加熱されることで溶融しさらに
小孔部内で発生した泡により小孔から吐出し、被記録材
に転写させることで記録できる。
【0082】上記のように、常温で固体のインクを用い
ることで、インクは未使用時は固体であるから蒸発する
ことがない。このため、長時間未使用状態が続いてから
再度使用する場合でもインクの特性に変化がない。
【0083】また、常温で固体のインクはフィルムの小
孔に充填する時だけ加熱して溶融すれば良く、このた
め、記録部全体を加熱する必要がなく発熱部や電源が小
さなもので済む。
【0084】さらに、インクのフィルムの小孔への充填
を、フィルムの発熱抵抗体と接触する面から行うので、
被記録媒体と対向するフィルムの面にインクが付着する
ことがなく、フィルムと被記録媒体が接触する場合でも
余分なインクが被記録媒体に転写することがない。この
ため、フィルムに対して被記録材を接触させた状態で記
録することができ、被記録材移送手段の構成が簡単です
むだけでなく、被記録材の搬送状態が安定し、良好な記
録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の一実施例の構成を概略的に
示す図。
【図2】図1の記録装置に使用されるフィルムの説明
図。
【図3】図2のフィルムの小孔の形成状態を示す図。
【図4】図1の記録装置に使用されるインク充填装置の
概略的構成図。
【図5】図1の記録装置に使用される余剰インク除去機
構の概略的構成図。
【図6】図1の記録装置における記録原理を示す図。
【図7】図1の記録装置におけるインクの加熱時間の経
過にしたがってインクが記録紙に転写する過程を示す説
明図。
【図8】本実施例の記録装置の動作を制御する制御部の
ブロック図。
【図9】本発明の記録装置の他の実施例の構成を概略的
に示す図。
【図10】図9の記録装置におけるインクの加熱時間の
経過にしたがってインクが記録紙に転写する過程を示す
説明図。
【符号の説明】
1…フィルム、2…小孔、4A,4B…フィルム巻取コ
ア(巻取手段)、6…サーマルヘッド、6A…発熱抵抗
体、8…フィルム巻取モータ、10…フィルム巻取機
構、12…フィルム巻戻しモータ、14…フィルム巻戻
し機構、16…フィルム移送機構(フィルム移送手
段)、18…インク、20…インク充填装置、22…余
剰インク除去機構、24…インク加熱装置(インク加熱
手段)、25…モータ、26…搬送ローラ対、28…記
録紙移送機構(被記録材移送手段)、30…記録紙(被
記録材)、32…プラテンローラ(バックアップ手
段)、42…ヒータ(インク溶融手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の小孔を有したフィルムを移送するフ
    ィルム移送工程と、 このフィルム移送工程により移送される前記フィルムの
    小孔に常温で固体のインクを溶融して充填するインク充
    填工程と、 このインク充填工程により前記小孔にインクが充填され
    た前記フィルムに接触する発熱抵抗体を発熱することに
    より前記小孔に充填されたインク内に泡を発生させ該泡
    により小孔からインクを吐出させて被記録材に転写させ
    るインク加熱工程と、を具備してなることを特徴とする
    インクジェット記録方法。
  2. 【請求項2】多数の小孔を有したフィルムを移送するフ
    ィルム移送手段と、 このフィルム移送手段により移送される前記フィルムの
    小孔に常温で固体のインクを溶融して充填するインク充
    填手段と、 このインク充填手段により前記小孔にインクが充填され
    た前記フィルムに接触する発熱抵抗体を発熱することに
    より前記小孔に充填されたインク内に泡を発生させ該泡
    により小孔からインクを吐出させて被記録材に転写させ
    るインク加熱手段と、を具備してなることを特徴とする
    インクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】多数の小孔を有したフィルムを移送するフ
    ィルム移送手段と、 このフィルム移送手段により移送される前記フィルムに
    接触する状態に被記録材を移送する被記録材移送手段
    と、 前記フィルム移送手段により移送される前記フィルムの
    小孔に常温で固体のインクを溶融して充填するインク充
    填手段と、 このインク充填手段により前記小孔にインクが充填され
    た前記フィルムに接触する発熱抵抗体を発熱することに
    より前記小孔に充填されたインク内に泡を発生させ該泡
    により小孔からインクを吐出させて被記録材移送手段に
    より前記フィルムに対し接触状態に送られる前記被記録
    材に転写させるインク加熱手段と、を具備してなること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】多数の小孔を有したフィルムを移送するフ
    ィルム移送手段と、 このフィルム移送手段により移送される前記フィルムの
    小孔に常温で固体のインクを溶融して充填するインク充
    填手段と、 このインク充填手段により前記小孔にインクが充填され
    た前記フィルムに接触する発熱抵抗体を発熱することに
    より前記小孔に充填されたインク内に泡を発生させ該泡
    により小孔からインクを吐出させて被記録材に転写させ
    るインク加熱手段と、を具備し、インクのフィルムの小
    孔への充填をフィルムの発熱抵抗体と接触する面から行
    うことを特徴とするインクジェット記録装置。
JP6048055A 1994-03-18 1994-03-18 インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 Pending JPH07257013A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012151384A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 射出装置およびパターン形成装置、並びに、射出方法およびパターン形成方法
JP2012151394A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 射出装置およびパターン形成装置、並びに、射出方法およびパターン形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012151384A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 射出装置およびパターン形成装置、並びに、射出方法およびパターン形成方法
JP2012151394A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 射出装置およびパターン形成装置、並びに、射出方法およびパターン形成方法

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