JP3074714B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP3074714B2
JP3074714B2 JP25477490A JP25477490A JP3074714B2 JP 3074714 B2 JP3074714 B2 JP 3074714B2 JP 25477490 A JP25477490 A JP 25477490A JP 25477490 A JP25477490 A JP 25477490A JP 3074714 B2 JP3074714 B2 JP 3074714B2
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JP
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ink
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富士男 赤羽
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Seiko Epson Corp
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は常温で固体のインク(ホットメルトインク)
を溶融し、液体状態でインク滴を飛翔させて、記録紙等
の記録媒体上にインク像を形成するインクジェットプリ
ンタに関し、さらに詳しくはインク供給システムに関す
る。
[従来の技術] 一般に、ホットメルトインクを用いたインクジェット
プリンタは、紙種対応性が高く、休止時のインク蒸発が
なく、目詰まり等の発生もないプリンタが実現できると
いうメリットを有する。このプリンタに用いられるイン
ク供給システムとしては、USP4636803に示されるよう
に、複数の固体インクをカートリッヂ内に保持し、順次
固体インクをヘッドに供給するという方式が一般的であ
った。
[発明が解決しようとする課題] しかし、かかる従来の供給方式では、固体インクがブ
ロックで供給されるため、インクを固体から液体に変化
させるには多量のエネルギーが必要とされる。さらに、
ヘッド内にインクブロックを収容するスペースが必要で
あり、必然的にヘッドも大型化してしまうという問題点
を有していた。
そこで、本発明は従来のこのような問題点を解決し、
少ない電力で短時間にインクを供給するシステムを提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明のプリンタは、常温
では固体のインクを加熱液化し、搬送される記録媒体に
対してインク滴を吐出して記録を行うプリンタにおい
て、記録媒体搬送方向と垂直な方向に移動可能なキャリ
ッジに搭載されたインクジェットヘッドと、インクジェ
ットヘッド上に蓄熱手段とを設け、蓄熱手段を、プリン
タ本体に固定された固体インクに当接させて固体インク
を加熱液化させ、液化したインクをインクジェットヘッ
ドへ供給することを特徴とする。
また、係るプリンタにおいて、蓄熱手段はインクジェ
ッドヘッド上に開閉可能な蓋状に設けられ、インク供給
時は蓄熱手段が開いて固体インクと当接し、インク供給
時以外は蓄熱手段が閉じてインクジェットヘッドをキャ
ップすることを特徴とする。
また、係るプリンタにおいて、蓄熱手段は液化したイ
ンクの流路となるフィンを有することを特徴とする。
[作用] 上記の如く構成されたプリンタでは、インクブロック
が蓄熱手段に当たることにより液化し、ヘッドに供給さ
れる。
[実施例] 以下に本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すプリンタの斜視図であ
る。同図において、記録紙1は紙案内2にガイドされ、
紙送りローラ3と紙押えローラ4とによって搬送され
る。紙送りローラ3は、紙送りモータ5により、減速歯
車6を経て駆動される。11は、ガイド軸12に案内され、
紙送りローラ軸に平行な方向に移動可能なキャリッジで
ある。キャリッジ11は、キャリッジモータ14とベルト13
により駆動される。15はプーリである。キャリッジ11に
は、インクジェットヘッド21が搭載されている。22は蓄
熱手段で、インク供給を行うとき以外は、キャップの役
目をしている。23は、蓄熱手段22を開閉するレバーであ
る。24は、インクジェットヘッド21を制御する信号ケー
ブル、25はコネクタである。31は固体インクで、一端に
ばね32を備え、インクケース33内に収納されている。34
は、インクケース33の側壁に設けられた斜面で、レバー
23と係合し、蓄熱手段22を開閉する。この動作を含めた
インク供給の詳細については第3図に示し、後述する。
第2図は、第1図に示したインクジェットヘッド21の
内部を示す断面図である。同図において、蓄熱手段22
は、耐熱樹脂からなる断熱部22aと、金属からなる加熱
部22bとからなる。加熱部22bはフィン22cを有してい
る。61は液化インクで、ヒータ41により、吐出特性との
関係から所望の粘度を有する100℃ないし200℃の所定温
度に保持される。42はインクセンサ、43はフィルタであ
る。51は、複数のノズル51aを有するノズルプレートで
ある。52は、ノズル51aにそれぞれ対向して配設された
振動子である。尚、振動子52の構成は公知の構成でよい
ので、詳細な説明は省略する。
次に、動作について説明する。記録動作は、まず、第
2図において、ヒータ41により加熱されたインクジェッ
トヘッド21内部のインクが液化インク61となる。液化イ
ンク61は、フィルタ43を経て、毛細管力でノズルプレー
ト51及び、振動子52周辺に充填される。第1図に示す信
号ケーブル24からの記録信号に応じて、振動子52を振動
させることにより、ノズル51aよりインク滴を飛翔させ
る。この動作を、やはり第1図に示す、キャリッジモー
タ14を動力とするキャリッジ11の走査と、紙送りモータ
5を動力とする記録紙1の搬送と同期して繰り返すこと
により、所望の記録が得られる。
こうして、記録の進行と共に液化インク61は消費さ
れ、第2図に示すインクセンサ42が液化インク61の液面
の減少を検出する。この検出により、プリンタはインク
供給動作に移る。
インク供給動作は、第3図(a)の矢印Aに示すよう
に、キャリッジ11をインクケース33に向かって進行させ
る。レバー23が、インクケース33の側壁にある斜面34に
係合すると、蓄熱手段22は、第3図(a)の矢印Bに示
すように持ち上げられる。キャリッジ11が更に進むと、
蓄熱手段22はほぼ垂直に開く。この後、更にキャリッジ
11は進み、開いた蓄熱手段22は固体インク31に当たり、
ばね32を押し縮めながら所定の位置で止まる(第3図
(b)に示す状態)。記録動作の間、ヒータ41によって
加熱され続けていた蓄熱手段22の加熱部22bは高温状態
にあり、接触した固体インク31を速やかに液化インク61
に変える。液化インク61は、加熱部22bのフィン22c(第
2図参照)の間を通り、インクジェットヘッド21内に供
給される。予め設定されている、蓄熱手段22と固体イン
ク31との接触時間が経つと、キャリッジ11は、固体イン
ク31から離れる。レバー23と斜面34との係合が解除され
ると、図示せぬ復帰ばねにより、蓄熱手段22は閉じ、キ
ャップの役目をする。同時に蓄熱手段22は、ヒータ41に
より再び加熱される。尚、固体インク31は供給されるに
連れ減少するが、ばね32により最後まで蓄熱手段22に押
圧される。そして、固体インク31が完全に消費された場
合、インクケース33内に新しい固体インク31を補給すれ
ばよい。
以上がインク供給動作であり、本実施例では、新たな
動力や熱源を用いることなくインク供給を行っている。
更に、本実施例では、インクジェットヘッド21内に蓄え
る液化インク61の量を、一回の記録に必要な最小量だけ
としている。このため、供給動作が短時間で済み、ヘッ
ドもより小型化できるばかりでなく、長時間高温にさら
されて生ずる、インクの劣化をも防止している。
[発明の効果] 本発明によれば、常温では固体のインクを加熱液化
し、搬送される記録媒体に対してインク滴を吐出して記
録を行うプリンタにおいて、記録媒体搬送方向と垂直な
方向に移動可能なキャリッジに搭載されたインクジェッ
トヘッドと、インクジェットヘッド上に蓄熱手段とを設
け、蓄熱手段を、プリンタ本体に固定された固体インク
に当接させて固体インクを加熱液化させ、液化したイン
クをインクジェットヘッドへ供給することにより、1回
の印字を必要な最小量のインクを加熱液化してヘッド内
に供給することができる。従って、インクの供給動作が
短時間で行えるばかりでなく、低熱容量化を図ることが
でき、インクが長時間高温にさらされることがないた
め、インクの劣化を防止することができる。また、ヘッ
ドの蓋部材が加熱手段であるため、ヘッドを構成する部
品点数が少なくヘッドをより小型化することができるこ
とによって低コスト化が図れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すプリンタの斜視図。 第2図は第1図に示すインクジェットヘッドの断面図。 第3図(a)、(b)はインク供給の動作を示す動作
図。 1:記録紙 21:インクジェットヘッド 22:蓄熱手段 31:固体インク 61:液化インク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】常温では固体のインクを加熱液化し、搬送
    される記録媒体に対してインク滴を吐出して記録を行う
    プリンタにおいて、 記録媒体搬送方向と垂直な方向に移動可能なキャリッジ
    に搭載されたインクジェットヘッドと、前記インクジェ
    ットヘッド上に蓄熱手段とを設け、前記蓄熱手段を、前
    記プリンタ本体に固定された固体インクに当接させて前
    記固体インクを加熱液化させ、液化したインクを前記イ
    ンクジェットヘッドへ供給することを特徴とするプリン
    タ。
  2. 【請求項2】前記蓄熱手段はインクジェットヘッド上に
    開閉可能な蓋状に設けられ、インク供給時は前記蓄熱手
    段が開いて前記固体インクと当接し、前記インク供給時
    以外は前記蓄熱手段が閉じて前記インクジェットヘッド
    をキャップすることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】前記蓄熱手段を液化したインクの流路とな
    るフィンを有することを特徴とする特許請求の範囲第2
    項に記載のプリンタ。
JP25477490A 1990-09-25 1990-09-25 プリンタ Expired - Lifetime JP3074714B2 (ja)

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