JPS61119913A

JPS61119913A - 火葬炉

Info

Publication number: JPS61119913A
Application number: JP24054384A
Authority: JP
Inventors: Eiji Taneike; 種池　永治
Original assignee: TANEIKE SHISETSU KK
Current assignee: TANEIKE SHISETSU KK
Priority date: 1984-11-16
Filing date: 1984-11-16
Publication date: 1986-06-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は火葬炉に関するものであって、特に遺灰の散乱
をさせずに燃焼補助用空気を炉内に送風し、よってその
燃焼効果を上げ、それにより公害を防止し省エネルギー
を為す火葬炉に間するものである。

（従来の技術）火葬炉は、バーナーを用いて目的物を加熱し焼却するが
、従来は単に強火力で加熱するか、補助空気を特別な配
慮なしに炉内に送風するだけのものであった。

（発明が解決しようとした問題点）しかして、従来の火葬炉においては以下の問題点があっ
た。それは、第１に補助空気の送付がない場合である。

この場合、その燃焼効率は悪く、不完全燃焼ガスの発生
をもたらすばかりか１強火力で無理矢理目的物を焼却さ
せるために大切なエネルギーの無駄使いとなってしまっ
た。

第２に補助空気を使う場合である。この場合。

先ず、その補助空気の放出に考慮が為されていないと言
うことである。特に、空気の送入の制御も完全でなく、
その上に送入空気は充分に加熱されていない故に不完全
燃焼の原因になった。さらには、空気放出手段が目詰ま
りを起こし易い等種々の問題点があった。従フて、効率
の良い燃焼が図れなかった。次に、その台車と燃焼室と
の関係を考慮していないと言う事である。そのために、
その補助空気の流入により遺灰が吹き飛ばされ、それが
台車の下方に飛び散り、後の掃除が大変であった。

（問題点を解決するための手段）本発明は９以上の点に鑑み、充分に加熱された空気を必
要とした個所に送風し、遺灰の散乱はなく、空気放出手
段の目詰まりも少なく、目詰まりした場合でも簡単に掃
除できろ構成と為した火葬炉である。

本発明に煽る火葬炉の具体的な構成を以下に述べる。

先ず、底部が開放の燃焼室がある。この燃焼室の底部に
は台車が設けられている。この台車は。

その燃焼室の下方から上昇しこの燃焼室の底部に密着さ
れ１次にそこから離脱される構成になっている。そして
、この台車の上面部には空気放出手段が設けられている
。以上より構成される火葬炉である。

（作用）本発明の火葬炉は、その台車の上面部に空気放出手段が
設けられている。それ故に、加熱された補助空気を、そ
の目的物の必要な個所に制御して送付する事が出来る。

次に、その燃焼室の底部が開放されており、そこに台車
が下方から持ち上げられ密着する。したがって、この状
態で補助空気が送入されても１台車上の遺灰は台車の下
方へ散乱する事はない。

そして、目的物の燃焼後にその台車は下げられ焼却処理
済みの目的物は収納される。

（実施例）本発明に係る火葬炉を、その一実施例をもってそれを示
す添付の図面と共に以下に詳細に説明する。

第１図は９本発明の火葬炉の一実施例の斜視図である。

先ず、燃焼室１がある。二の燃焼室ｌの底部は開放され
ている。そして、この燃焼室ｌの底部には台車２が設け
られている。この台車２の上面部２ａは、その燃焼室ｌ
の下方から上昇しこの燃焼室１の底部に密着さる。そし
て、そ二で目的物は焼却処理される。その後に、その台
車２の上面部２ａは、そこから離脱されろ。

しかして１重要な事は、この台車２のこの上面部２ａに
、空気放出手段３が設けられていると言うことである。

この火葬炉は２以上より構成されている。

さて、この台車２に目的物を載置し、第２図に示すごと
く持ち上げると、その燃焼室１の底部は上記の台車２の
上面部２．ａによって密閉されるのであるが、この時に
補助空気が空気放出手段３より放出され、その焼却処理
を助ける。この場合。

目的物がバーナー４からの火炎により充分に加熱されて
いると、その目的物は自燃を始める。それ故に、さらに
その省エネ効果が果たせる。

なお、第３図に示すごとくに、上記の空気放出手段３に
は、複数個の空気放出口６を持たせると良い。この場合
その空気放出口５が、その間放端入せずに良い。

また１図示はないが、上記の複数個の空気放出口５から
のそれぞれの空気の放出が空気制御手段で制御されたも
のと為すと、目的物の燃焼が弱い部分に補助空気を送り
その燃焼を助ける事が出来る。この場合、この空気制御
手段は、ダンパーと為すと良い。

そして、第３図に示すごとく、上記の空気放出手段３は
、清掃ロアを有するものと為すと、その清掃ロアから掃
除具を挿入して、灰等の目詰まり物を掃除できて良い。

この場合には２通常は、栓８等の閉止手段でその清掃ロ
アをふきいておけば良い。

しかして、補助空気は、空気放出手段３中の台車２の上
面部２ａを通過する加熱流路９中を通過する事によって
０台車２の上面部２ａの耐火材により加熱される。従っ
て、その補助空気がその空気放出口５から放出されろ時
には、目的物の燃焼を助けるに充分な程に加熱されてい
る。

（効果）本発明に１系る火葬炉は以上のごとくに為した故に、公
害防止か図れ、省エネタ、イブのものとなった。さらに
は、各実施例に述べたそれぞれの効果をも上げた。

【図面の簡単な説明】

第１図は２本発明に係る火葬炉の一実施例の斜視断面図
で２台車が下がっている状態を示したものである。第２図は、その側面断面図で２台車が上がっている状態
を示している。第３図は、その台車の上面部の側面断面図を示す。１・・・燃焼室　　　　　　２・・・台車２ａ・・・上
面部　　　　　　３・・・空気放出手段４・・・バーナ
ー　　　　　５・・・空気放出口６・・・凸状物　　　
　　　７・・・清掃口９・・・加熱流路

Claims

【特許請求の範囲】

（１）底部が開放の燃焼室、該燃焼室の底部にその下方
から密着され離脱される台車、該台車の上面部に設けら
れた空気放出手段、より構成されることを特徴とした火
葬炉。
（２）容器放出手段が、複数個の空気放出口を有し、該
複数個の空気放出口からのそれぞれの空気の放出が制御
手段で制御されたものであることを特徴とした特許請求
の範囲１に記載の火葬炉。
（３）空気放出口が、その開放端の周囲を凸状物で盛り
上げたものであることを特徴とした特許請求の範囲２に
記載の火葬炉。
（４）空気制御手段が、ダンパーであることを特徴とし
た特許請求の範囲２に記載の火葬炉。
（５）空気放出手段が、清掃口を有するものであること
を特徴とした特許請求の範囲１に記載の火葬炉。