JPS6111941Y2 - - Google Patents

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JPS6111941Y2
JPS6111941Y2 JP3431780U JP3431780U JPS6111941Y2 JP S6111941 Y2 JPS6111941 Y2 JP S6111941Y2 JP 3431780 U JP3431780 U JP 3431780U JP 3431780 U JP3431780 U JP 3431780U JP S6111941 Y2 JPS6111941 Y2 JP S6111941Y2
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JP
Japan
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cable
cable holder
concave groove
receiving plate
holder according
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Expired
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JP3431780U
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English (en)
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JPS56136440U (ja
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Priority to JP3431780U priority Critical patent/JPS6111941Y2/ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は軽量なケーブル保持具に関するもので
ある。
ケーブル保持具は、トンネル、変電所、工場等
において電線、電話線等のケーブルを配線する際
にケーブルを安定に保持するために使用されてお
り、木材、硬質塩化ビニル樹脂、ベークライト等
で製されている。
しかしながら木材は腐食しやすく、硬質塩化ビ
ニル樹脂、ベークライトは重量が重く、高価であ
り、又ケーブル保持具は形状が複雑であり、かつ
少量多品種なので切削加工により製造されている
から、製造が困難であり無駄が多いという欠点が
あつた。
本考案は上記欠点に鑑み、耐腐食性にすぐれ、
軽量であり、原材料の無駄なく容易に製造できる
安価なケーブル保持具を提供することを目的とし
てなされたものであつてその要旨はケーブルを挿
入する凹状溝が設けられた受け板と、該受け板の
凹状溝にケーブルを保持する押え板とよりなり、
該受け板及び押え板はガラス繊維で補強された硬
質合成樹脂発泡体で製されてなるケーブル保持具
に存する。
次に本考案を図面を参照しながら説明する。第
1図は本考案のケーブル保持具の受け板の一例を
示す斜視図であり、第2図は第1図の受け板が押
え板でふたされた本考案のケーブル保持具の一例
を示す側面図である。
図中1は受け板であり、ケーブルの外周に適合
するような略半径形状の凹状溝3,3が設けられ
ており、凹状溝3の端部はケーブルに傷がつかな
いように面とり5がなされている。又4は貫通孔
であり、ボルトが挿通できるようになされてい
る。2は平板状の押え板であり、ボルトが挿通で
きるように受け板1の貫通孔に対応して貫通孔6
が設けられている。
上記ケーブル保持具でケーブルを保持するには
受け板1の凹状溝3にケーブルを嵌入し押え板2
でふたをし、ボルトを貫通孔4及び6に挿入し、
ボルトで受け板1と押え板2に固定すると共にケ
ーブル保持具を取着場所に固定すればよい。
第3図は第1図A−A′線における断面図であ
り、7はガラスチヨツプドストランドマツトで補
強された硬質合成樹脂発泡体層であり、8はガラ
スコンテイニユアスストランドマツトで補強され
た硬質合成樹脂発泡体層である。
上記硬質合成樹脂発泡体は始めは液状であるが
短時間で発泡硬化することのできる発泡硬化性樹
脂液が発泡硬化せしめられたものであり、発泡硬
化性樹脂液としては、例えばポリウレタン、不飽
和ポリエステル、フエノール樹脂、尿素樹脂、メ
ラニン樹脂、エポキシ樹脂などの樹脂液が、発泡
性及び硬化性を付与されて使用される。そして、
これら樹脂液のうち硬質ウレタン樹脂液がとくに
好適である。
又上記発泡体はガラス繊維により補強される
が、ガラス繊維としては、たとえばガラスチヨツ
プ、ガラスロービング、ガラスロービングクロ
ス、ガラスマツト、ガラスペーパー、ガラスチヨ
ツプドストランドマツト、ガラスコンテイニユア
スストランドマツト等があげられる。保持具の凹
状溝が設けられた面とその対向面は、凹状溝が設
けられると曲げ強度が低下するのでこの曲げ強度
の低下を防止するためにガラスチヨツプドストラ
ンドマツト、ガラスペーパー、ガラスロービング
クロス、ガラスマツト等のシート状ガラス繊維で
補強されているのが好ましく、内部はガラス繊維
の単繊維が短かいと補強効果が小さいので単繊維
の長さが10mm以上のもので補強されているのが好
ましく、又ガラス繊維の添加量が多くなると比重
が大きくなるので、高含浸性のものが好ましく、
コンテイニユアスストランドマツトで補強されて
いるのが好ましい。そしてガラス繊維の添加量は
保持具の5〜50wt%であるのが好ましく、より
好ましくは10〜40wt%である。又保持具の比重
は0.35〜1.0であるのが好ましく、より好ましく
は0.5〜0.8である。
又上記保持具には貫通孔を設けボルトで取り付
けたが釘で打付けらられてもよいし、針金等で締
結されてもよい。
又本考案の保持具の製造は任意の方法が採用さ
れてよいが金型中にガラス繊維と発泡硬化性樹脂
液を供給して発泡硬化せしめると、発泡体の表面
の発泡倍率が小さくなり表面強度が大になるのが
好ましい。
第4図、第5図及び第6図は本考案のケーブル
保持具の異なる例を示す側面図である。第4図に
おいて受け板11には半円形状の凹状溝31が設
けられ、押え板21にも、凹状溝31に対応する
凹状溝9が設けられており、凹状溝31と9によ
りケーブルが保持されるようになつている。なお
41及び61はボルト用貫通孔であり、51は面
取りされた面である。
第5図において受け板12は両面に凹状溝32
が設けられており、凹状溝32に対応する凹状溝
91が設けられた押え板22により両側からふた
されている。従つてケーブルは受け板12の両側
面に保持されるようになつている。なお42及び
62はボルト用貫通孔であり、52は面取りされ
た面である。
第6図において受け板13には半長円状の凹状
溝33が設けられており、23は板状の押え板で
あり、凹状溝33に長円状のケーブル又は複数本
のケーブルが一体的に保持されるようになつてい
る。なお42及び63はボルト用貫通孔であり、
53は面取り面である。
本考案のケーブル保持具の構成は上述の通りで
あり、ガラス繊維で補強された硬質合成樹脂発泡
体よりなるものであるから、軽量であり、腐食す
る心配もなく、機械的強度も大であり、特に保持
具の凹状溝が設けられた面とその対向面がシート
状ガラス繊維により補強されると曲げ強度、表面
強度、圧縮強度、引張強度等が大になり、ケーブ
ル保持具として好適に使用される。又本考案のケ
ーブル保持具は、金型にガラス繊維と発泡性硬質
樹脂液を供給し発泡硬化せしめれば、保持具の形
状に容易に成型することができるので切削加工等
をすることなく、容易にかつ安価に製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のケーブル保持具の受け板の一
例を示す斜視図であり、第2図は本考案のケーブ
ル保持具の一例を示す側面図であり、第3図は第
1図A−A′線における断面図であり、第4図〜
第6図は本考案ケーブル保持具の異なる例を示す
側面図である。 1,11,12,13……受け板、2,21,
22,23……押え板、3,31,32,33…
…凹状溝、7……ガラスチヨツプドストランドマ
ツトで補強された硬質合成樹脂発泡体層、8……
ガラスコンテイニユアスストランドマツトで補強
された硬質合成樹脂発泡体層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ケーブルを嵌入する凹状溝が設けられた受け
    板と、該受け板の凹状溝にケーブルを保持する
    押え板とよりなり、該受け板及び押え板がガラ
    ス繊維で補強された硬質合成樹脂発泡体で製さ
    れてなるケーブル保持具。 2 押え板が平板である実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のケーブル保持具。 3 押え板がケーブルの外周に適合するような略
    半円形状の凹状溝が設けられた実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のケーブル保持具。 4 受け板の凹状溝が片面にだけある実用新案登
    録請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の
    ケーブル保持具。 5 受け板の凹状溝が両面に設けられている実用
    新案登録請求の範囲第1項、第2項又は第3項
    記載のケーブル保持具。 6 発泡体が金型内で発泡硬化させたものである
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のケーブル
    保持具。 7 凹状溝が設けられた面とその対向面がシート
    状ガラス繊維により補強された実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第6項記載のケーブル保持
    具。
JP3431780U 1980-03-14 1980-03-14 Expired JPS6111941Y2 (ja)

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JP3431780U JPS6111941Y2 (ja) 1980-03-14 1980-03-14

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JP3431780U JPS6111941Y2 (ja) 1980-03-14 1980-03-14

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JPS56136440U JPS56136440U (ja) 1981-10-16
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JPS56136440U (ja) 1981-10-16

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