JPH0316981Y2 - - Google Patents

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JPH0316981Y2
JPH0316981Y2 JP2907585U JP2907585U JPH0316981Y2 JP H0316981 Y2 JPH0316981 Y2 JP H0316981Y2 JP 2907585 U JP2907585 U JP 2907585U JP 2907585 U JP2907585 U JP 2907585U JP H0316981 Y2 JPH0316981 Y2 JP H0316981Y2
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JP
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corner
tree
fixed
finishing
fixed tree
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JP2907585U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建築物の柱もしくは壁面等の角部
を所定の形状に仕上げるために用いられる角仕
上用定木の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば実公昭36−9339号公報に示され
るように、壁面の仕上材内に埋込まれる取付部
(脚体)と、この取付部に連成された隅切片
(天体)とを備えた角仕上用定木において、こ
の定木を補強して長尺の定木が変形するのを防
止するため、上記取付部と隅切片とに亘つて扁
平状の補強金属板を設けたものが知られてい
る。しかしながら、上記金属板を設けた定木に
おいては、重量が増大するとともに、容易に切
断することができないために現場での取扱いが
不便であり、かつ衝撃等が加わつて金属板が塑
性変形した場合には定木そのものに曲り癖がつ
いて元の形状に復元させることができなくな
り、搬送中等において不良品が生成され易いと
いう問題があつた。また、壁面等に角仕上用定
木を強固に取付け得るようにするため上記取付
部等に壁面仕上材の連通部となる多数の透孔を
形成することが行なわれているが、上記金属板
が設けられた定木においては上記透孔を形成す
ることが困難である。このため、充分な強度を
有し、しかも壁面仕上材の連通部となる透孔を
容易に形成することができる壁面等の角仕上用
定木の開発が望まれていた。
(考案の目的) 本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので
あり、長尺の定木においても充分な強度を有す
る構造でありながら曲り癖を生じることがな
く、しかも軽量かつ安価に製造することがで
き、また現場等において容易に切断可能である
とともに、壁面仕上材の連通部となる透孔を容
易に形成することができる壁面等の角仕上用定
木を提供するものである。
(考案の構成) 本考案は、壁面等に沿つて取付けられる取付
部と、この取付部に連成された隅切片とを備え
た壁面等の角仕上用定木において、この定木の
長さ方向に連続する補強用の芯線を定木内に埋
込成形してなるものである。
(実施例) 第1図は、本考案に係る壁面等の角仕上用定
木1を示している。この角仕上用定木1は、略
直角に連成された一対の板状の取付部2,2
と、この取付部2,2の連成部から外方に向け
て突設された所定幅の隅切片3とが合成樹脂材
等によつて一体に成形されてなり、上記取付部
2,2が壁面等の角部に埋込まれて使用される
ものである。すなわち、第2図に示すように、
壁面角部10に取付用モルタル11を塗布した
後、その上に上記定木1の取付部2,2を押し
当てて取付け、その上から第3図に示すように
仕上用モルタル12を塗布して取付部2,2を
埋込むとともに、隅切片3の先端部を基準にし
て仕上用モルタル12の外表面をこて等により
均し、壁面角部10を所定形状に仕上げるよう
に構成されている。
上記取付部2,2の連成部および各取付部
2,2の側端部、隅切片3の先端部には、ピア
ノ線等の金属線もしくは炭素繊維材、ガラス繊
維材等からなる補強用の芯線20が定木1の長
さ方向に連続して埋込み成形されている。ま
た、上記取付部2,2には上記モルタル11,
12の連通部となる多数の透孔4が形成される
とともに、取付部2および隅切片3の外表面に
定木1の長さ方向に伸びる突条5が形成される
ことにより、この定木1が壁面角部10に安定
して取付けられるように構成されている。
以上のように構成された定木1は、上記芯線
20により補強されているため、長尺物におい
ても撓みや捩れ等が生じにくく、壁面角部10
に所定の状態に配置して正確な仕上面を形成す
ることができる。また、上記芯線20によつて
定木1の重量をそれほど増大させることなく、
その撓み等を効果的に防止できるために持運び
等に際して極めて便利であるとともに、剛性を
備えた芯20と弾力性を備えた合成樹脂製の定
木材とが組合されているために芯線20の塑性
変形および定木1の曲り癖等が生じるのを効果
的に抑制することができる。しかも上記芯線2
0は場所を取らず、上記透孔4を形成する際の
障害となることもないので成形後において取付
部2等に透孔4を打抜き加工等の手段で容易に
形成することができる。さらに細径の芯線20
であれば、鋏等によつて容易に切断可能であ
り、現場等において必要に応じ所定の長さに切
揃えることができるという利点がある。
なお、上記実施では一対の取付部2,2を有
する定木について説明したが、一枚板からなる
取付部に隅切片が連成されてなる定木において
も本考案の構成を採用し得ることは勿論であ
る。また、補強効果を充分に発揮させるために
は、上記芯線20を取付部2,2の側端部等の
定木1の外方部に配設することが望ましいが、
この芯線20の位置および本数等は定木1の形
状および芯線20の強度等に応じて種々変更が
可能である。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、定木の
長さ方向に連属する補強用の芯線を定木内に埋
込成形しているため、長尺の定木においても撓
みや捩れ、曲り癖等が生じるのを効果的に防止
することができ、壁面等の角部に所定状態で確
実に取付けて正確な仕上面を形成することがで
きるとともに、搬送中に不良品が生成されるの
を防止することができ、しかも軽量でありなが
ら撓みを防止できるために持運び等に際して極
めて便利である。また、上記芯線は場所を取ら
ないために、仕上材の連通部となる透孔の形成
作業の障害となるのを防止でき、充分な強度を
有するとともに壁面等に安定して取付けること
ができるという二つの効果を同時に達成できる
仕上用定木を提供することができる。また、鋏
等によつて容易に切断可能であり、現場におけ
る取扱いが便利である等の角仕上用定木として
実用的な数多くの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る角仕上用定木の実施例
を示す斜視図、第2図および第3図は上記定木
の使用状態を示す断面図である。 1……角仕上用定木、2……取付部、3……
隅切片、20……芯線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面等に沿つて取付けられる取付部と、この
    取付部に連成された隅切片とを備えた壁面等の
    角仕上用定木において、この定木の長さ方向に
    連続する補強用の芯線を定木内に埋込成形して
    なることを特徴とする壁面等の角仕上用定木。
JP2907585U 1985-02-28 1985-02-28 Expired JPH0316981Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2907585U JPH0316981Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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JP2907585U JPH0316981Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61146324U JPS61146324U (ja) 1986-09-09
JPH0316981Y2 true JPH0316981Y2 (ja) 1991-04-11

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JPS61146324U (ja) 1986-09-09

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