JP2011172434A - ケーブル用クランプ - Google Patents

ケーブル用クランプ Download PDF

Info

Publication number
JP2011172434A
JP2011172434A JP2010035848A JP2010035848A JP2011172434A JP 2011172434 A JP2011172434 A JP 2011172434A JP 2010035848 A JP2010035848 A JP 2010035848A JP 2010035848 A JP2010035848 A JP 2010035848A JP 2011172434 A JP2011172434 A JP 2011172434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
cable
lid
corrugated tube
clamp body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010035848A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiro Sawada
直洋 澤田
Naoyasu Hara
直康 原
Takahito Nakajima
隆人 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Kasei Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Kasei Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Kasei Industry Co Ltd filed Critical Daiwa Kasei Industry Co Ltd
Priority to JP2010035848A priority Critical patent/JP2011172434A/ja
Publication of JP2011172434A publication Critical patent/JP2011172434A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

【課題】大きく曲げられたコルゲートチューブがクランプの箇所で潰れるのを防止して見栄えを保つ。
【解決手段】相互の一端部がヒンジ14で連結された半円環状のクランプ本体10と蓋体12とを備え、ケーブルの外周を保護したコルゲートチューブがクランプ本体の内周部10aにセットされた後にクランプ本体10と蓋体12との他端部同士をロックし、その状態でケーブル配線の対象部材に装着されるケーブル用クランプであって、クランプ本体10および蓋体12における両側縁の内周面が、それぞれの外方に向かって厚みが漸減する斜面10c,12cになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として車両に用いるケーブル用クランプに関し、特にワイヤハーネス等のケーブル外周を保護するコルゲートチューブを把持し、その状態で配線の対象部材に装着することが可能なケーブル用クランプに関する。
この種のケーブル用クランプは、例えば特許文献1に開示された技術が既に知られている。この技術では、半円環状のクランプ本体および蓋体における相互の一端部がヒンジで連結されているとともに、相互の他端部同士がロック可能になっている。ワイヤハーネスなどのケーブルを配線の対象部材である車両のボデー等に配線するときには、ケーブルを挿通させたコルゲートチューブをクランプ本体と蓋体とで挟み込んでロックする。これによってコルゲートチューブの外周をクランプで把持し、このクランプを車両のボデー等に装着する。
特開2007−143309号公報
前述のようにクランプで把持された状態でのコルゲートチューブは、その外径によって多少の違いはあるものの、外周面のほとんどがクランプ本体および蓋体の内周面に接している。そこで、ケーブルが曲面に沿って配線されるなどの状況に応じてコルゲートチューブが大きく曲げられると、クランプ本体あるいは蓋体における両側縁のエッジによってコルゲートチューブが潰れ、見栄えを損なうことになる。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、大きく曲げられたコルゲートチューブがクランプの箇所で潰れるのを防止して見栄えを保つことである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
第1の発明は、相互の一端部がヒンジで連結された半円環状のクランプ本体と蓋体とを備え、ケーブルの外周を保護したコルゲートチューブがクランプ本体の内周部にセットされた後にクランプ本体と蓋体との他端部同士をロックし、その状態でケーブル配線の対象部材に装着されるケーブル用クランプであって、クランプ本体および蓋体における両側縁の内周面が、それぞれの外方に向かって厚みが漸減する斜面になっている。
この構成においては、ケーブルの配線状況に応じてコルゲートチューブが大きく曲げられても、そのときのコルゲートチューブはクランプ本体における両側縁の斜面に添って曲がることとなり、コルゲートチューブが潰れるのを防止して見栄えを保つことができる。
第2の発明は、第1の発明において、クランプ本体および蓋体における両側縁の肉厚が、クランプ本体および蓋体の中央部の肉厚よりも大きく設定されている。
これにより、クランプ本体および蓋体に要求される剛性を保持しつつ、クランプ全体の軽量化を図ることができる。
ケーブル用クランプを表した外観斜視図。 ケーブル用クランプを表した平面図。 ケーブル用クランプを表した左側面図。 図2のA-A矢視方向の断面図。 ケーブル用クランプの使用状態を表した断面図。 図5のB-B矢視方向の断面図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
図面で示すケーブル用クランプは、車両のボデー等に対して配線されるケーブル(ワイヤハーネス22)を挿通させた保護用のコルゲートチューブ24を把持し(図5)、その状態で車両のボデー側に装着される形式のものである。
クランプは、合成樹脂による一体成形品であって、それぞれ半円環状に成形されたクランプ本体10と蓋体12とを備えている。これらクランプ本体10および蓋体12における相互の一端部は可撓性を有する薄肉のヒンジ14で連結されている。そして、クランプ本体10の他端部にはソケット16が成形され、蓋体12の他端部にはロック片20が成形されている。
クランプ本体10および蓋体12における個々の内周部10a,12aは、コルゲートチューブ24の外周を分担して挟み込む部分であり、これらの内周部10a,12aには、係止リブ10b,12bがそれぞれ3列ずつ設けられている(図1および図2)。これらの各係止リブ10b,12bは、図5で示すようにクランプ本体10および蓋体12によってコルゲートチューブ24の外周を挟み込んで把持したときに、コルゲートチューブ24の外周の環状溝に噛み合う(図6)。これにより、クランプとコルゲートチューブ24とが長さ方向へ相対的にずれ動くのを防止することができる。
クランプ本体10および蓋体12の内周部10a,12aにおいて、それぞれの幅方向の両側縁は、外方に向かって厚みが漸減する斜面10c,12cになっている(図1および図3)。これらの斜面10c,12cにより、クランプ本体10および蓋体12によってコルゲートチューブ24を把持した状態での内周部10a,12aの両側縁は、外方に向かって開いた形状を呈する(図6)。
また、クランプ本体10および蓋体12は、個々の両側縁を除いた中央部の肉厚が薄くなっている(図6)。換言すれば、それぞれの両側縁の肉厚は中央部の肉厚よりも大きく設定されている。クランプ本体10および蓋体12は、それぞれの両側縁の肉厚によって要求される剛性が保たれ、中央部の肉厚を薄くした分、軽量化を図ることができる。
クランプ本体10のソケット16は、例えば図4で示すように上下両面で開口した中空形状をしており、その内部は第1空間17と第2空間18とに分かれている。第1空間17には、蓋体12のロック片20をソケット16の上側から挿入することが可能である。また、第2空間18には、車両のボデー等に固定されたクランプの取付けブラケット(図示省略)をソケット16の下側から挿入することが可能である。
第1空間17および第2空間18の内部には、係合爪17a,18aがそれぞれ設けられている。係合爪17aは、第1空間17に挿入される蓋体12のロック片20と係合してロックすることができる。また係合爪18aは第2空間18に挿入される取付けブラケットと係合し、クランプを車両のボデー側に装着することができる。
蓋体12のロック片20には、その先端寄りに開けられた開口20aによって係合部20bが成形されている。この係合部20bは、前述のようにロック片20をソケット16の第1空間17に挿入したときに係合爪17aと係合してロックする(図5)。
つづいて、クランプの使用手順について説明する。
まず、クランプ本体10の内周部10aにコルゲートチューブ24をセットし、蓋体12をヒンジ14回りに閉じるように操作してソケット16の第1空間17にロック片20を挿入する。これにより、図5および図6で示すようにクランプ本体10および蓋体12の内周部10a,12aにおいてコルゲートチューブ24の外周が挟み込まれ、かつ第1空間17の係合爪17aとロック片20の係合部20bとが係合してロックされる。この結果、クランプ本体10および蓋体12によってコルゲートチューブ24が把持される。なお、この状態では前述のように内周部10a,12aの各係止リブ10b,12bがコルゲートチューブ24外周の環状溝に噛み合っている(図6)。
つぎに、ソケット16の第2空間18に車両のボデー等に固定されている取付けブラケットを挿入し、前述のように取付けブラケットと係合爪18aとを係合させる。これにより、クランプが車両のボデー側に装着され、ワイヤハーネス22が所定の配線状態に保持される。
ワイヤハーネス22は車両のボデー等に沿って配線されるため、ボデー等の形状あるいは配線の取り回し次第では、クリップによる把持箇所で大きく曲げられることがある。その場合に、クランプ本体10および蓋体12における内周部10a,12aの両側縁がエッジになっていると、そこに押付けられたコルゲートチューブ24が潰れることがある。
本実施の形態においては、コルゲートチューブ24が例えば図6の左側で示すように図面の下方向へ大きく曲げられたときでも、コルゲートチューブ24はクランプ本体10の図面で左側縁の斜面10cに添って曲がり、該コルゲートチューブ24が潰れるのを防止することができる。なお、コルゲートチューブ24が図6の左側において上方向へ曲げられたときは、コルゲートチューブ24は蓋体12の左側縁の斜面12cに添って曲がることになる。また、コルゲートチューブ24が図6の右側において上下何れかの方向へ曲げられた場合も同様である。
10 クランプ本体
10a 内周部
10c 斜面
12 蓋体
12a 内周部
12c 斜面
14 ヒンジ
22 ワイヤハーネス(ケーブル)
24 コルゲートチューブ

Claims (2)

  1. 相互の一端部がヒンジで連結された半円環状のクランプ本体と蓋体とを備え、ケーブルの外周を保護したコルゲートチューブがクランプ本体の内周部にセットされた後にクランプ本体と蓋体との他端部同士をロックし、その状態でケーブル配線の対象部材に装着されるケーブル用クランプであって、クランプ本体および蓋体における両側縁の内周面が、それぞれの外方に向かって厚みが漸減する斜面になっているケーブル用クランプ。
  2. 請求項1に記載されたケーブル用クランプであって、クランプ本体および蓋体における両側縁の肉厚が、クランプ本体および蓋体の中央部の肉厚よりも大きく設定されているケーブル用クランプ。
JP2010035848A 2010-02-22 2010-02-22 ケーブル用クランプ Pending JP2011172434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010035848A JP2011172434A (ja) 2010-02-22 2010-02-22 ケーブル用クランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010035848A JP2011172434A (ja) 2010-02-22 2010-02-22 ケーブル用クランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011172434A true JP2011172434A (ja) 2011-09-01

Family

ID=44685959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010035848A Pending JP2011172434A (ja) 2010-02-22 2010-02-22 ケーブル用クランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011172434A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014024935A1 (ja) * 2012-08-10 2014-02-13 株式会社ニフコ 保持具

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56136440U (ja) * 1980-03-14 1981-10-16
JPS57181907U (ja) * 1981-05-12 1982-11-18
JP2010028945A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Daiwa Kasei Kogyo Kk ケーブル用クランプ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56136440U (ja) * 1980-03-14 1981-10-16
JPS57181907U (ja) * 1981-05-12 1982-11-18
JP2010028945A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Daiwa Kasei Kogyo Kk ケーブル用クランプ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014024935A1 (ja) * 2012-08-10 2014-02-13 株式会社ニフコ 保持具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120104186A1 (en) Wire harness clamp
JP6229951B2 (ja) グロメットおよびグロメットを用いたシール構造
US9539959B2 (en) Structure for attaching band clip to corrugated tube
JP5668617B2 (ja) 経路維持部材付コルゲートチューブ及びワイヤーハーネス
CA2843531C (en) Universal mounting clamp
US10170897B2 (en) Wire harness equipped with protector
US20180079374A1 (en) Vehicle body attachment structure for grommet
JP2008271691A (ja) 電気接続箱のワイヤーハーネス導出部構造
JP6280816B2 (ja) 電線固定具
US8973216B1 (en) Grommet
JP6178652B2 (ja) カバー
JP2015089143A (ja) ワイヤハーネス用外装材及びワイヤハーネス
JP2012029407A (ja) ワイヤーハーネス保護チューブ
JP5169879B2 (ja) ワイヤハーネス外装用のコルゲートチューブ
JP2011172434A (ja) ケーブル用クランプ
JP5512297B2 (ja) ケーブル用クランプ
JP2007185067A (ja) 可撓電線保護管
JP6139109B2 (ja) 電線保持構造
JP2016165171A (ja) 保護部材
JP6187204B2 (ja) ワイヤハーネス取付方法
JP2014225946A (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
JP5462339B2 (ja) 電気接続箱のワイヤーハーネス導出部構造
JP5541969B2 (ja) 電気機器収納用箱の電線挿通構造
JP5116610B2 (ja) ワイヤハーネス平型化用バンド
KR200431313Y1 (ko) 와이어 하네스 고정용 클립

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140527