JPS61118634A - 内燃機関のノツキング検出装置 - Google Patents

内燃機関のノツキング検出装置

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JPS61118634A
JPS61118634A JP24016984A JP24016984A JPS61118634A JP S61118634 A JPS61118634 A JP S61118634A JP 24016984 A JP24016984 A JP 24016984A JP 24016984 A JP24016984 A JP 24016984A JP S61118634 A JPS61118634 A JP S61118634A
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Toshimi Anpo
安保 敏巳
Hiroyuki Naito
内藤 宏幸
Akito Yamamoto
明人 山本
Yuji Nakajima
雄二 中島
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Nissan Motor Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L23/00Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid
    • G01L23/22Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid for detecting or indicating knocks in internal-combustion engines; Units comprising pressure-sensitive members combined with ignitors for firing internal-combustion engines
    • G01L23/221Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid for detecting or indicating knocks in internal-combustion engines; Units comprising pressure-sensitive members combined with ignitors for firing internal-combustion engines for detecting or indicating knocks in internal combustion engines
    • G01L23/225Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid for detecting or indicating knocks in internal-combustion engines; Units comprising pressure-sensitive members combined with ignitors for firing internal-combustion engines for detecting or indicating knocks in internal combustion engines circuit arrangements therefor

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内燃機関の燃焼圧力振動の検出結果に基づ
いてノッキングを検出する内燃機関のノッキング検出装
置に関する。
〔従来の技術〕
・一般に、内燃機関においては、シリンダ内の未燃焼混
合気の早期着火による急激な燃焼によって、シリンダ寸
法(特にそのボア径)と燃焼温度とによって定まる複数
の固有振動数でシリンダ内圧力(筒内圧力)が減衰振動
し、この減衰振動によって内燃機関が金属的な叩き音を
発生する所謂ノッキング現象が生じることがある。
そこで、従来、例えば特開昭54−142425号公報
、特開昭56−554号公報等に記載されているように
、内燃機関のシリンダブロックにあるいは点火プラグの
座金として取付けた圧力センサ等のノッキンクセンサか
ら出力される検出信号からノッキングに関連する特定周
波数帯域(約5〜6KHz以上)の信号を抽出し、所定
の信号処理をして機関の燃焼圧力振動に対応した検出信
号を生成し、この検出信号を予め定めた基準レベルと比
較してノッキングの有無を検出し、この検出結果に基づ
いてノッキングを回避すべく点火時期を補正制御してい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、機関の燃焼圧力振動には非ノック時であって
もノック時と同様な特定周波数帯域の成分を含んでいる
特に、コ[ノック時とノック有無の限界とされるトレー
スノック時との燃焼圧力振動のパワーレベルの差は概ね
2〜3dBであるので、ノッキングの判定が困難になる
また、センサの特性の経時的変化による影響。
センサを点火プラグの座金として取付けた場合には装着
時の荷重による影響あるいは点火プラグ締付はトルク等
に起因した機械振動系の変化等による影響によって、非
ノック時における燃焼圧力振動の検出結果が変動して、
時にはフッキンク時を越える値になることがある さらに、アイドリンクないしスロットル全開状態等の負
荷の変化、@開目転数の変化に対しても非ノック時の燃
焼圧力振動の検出結果が変化する。
そのため、従来のように機関の燃焼圧力振動の検出信号
から特定周波数帯域の信号を抽出して、これを予め定め
た基準値と比較してノッキングを     j検出する
のでは、ノッキングを高精度に検出でき=3− ない。
〔問題を解決するための手段〕
そのため、この発明による内燃機関のノッキンク検出装
置においては、第1図に示すように内燃機関の燃焼圧力
振動を検出する燃焼圧力振動検出手段Aと、この燃焼圧
力振動検出手段Aの検出績、 果を非ノック時の燃焼振
動エネルギに相関した相関値に変換する第1の変換手段
Bと、その燃焼圧力振動検出手段Aの検出結果をノック
時の燃焼振動エネルギに相関した相関値に変換する第2
の変換手段Cと、前記第1の変換手段Bの変換結果に基
づいて第2の変換手段Cの変換結果を正規化する正規化
手段りとを設けるとともに、さらに、第1の変換手段A
の変換結果の異常を判別する異常判別手段Eとを設けた
ものである。
〔作用〕
非ノック時の燃焼振動エネルギ相関値に基づいてノック
時の燃焼振動相関値を正規化することによってノッキン
グを高精度に検出し、しかもノッキングの検出が異常に
なったときには、異常な検出結果に基づく制御を回避す
ることを可能にする。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面を参照して説明する
第2図は、この発明を実施したノツキンク検出装置を備
えた6気筒内燃機関の制御装置の全体概略構成図である
この内燃機関においては、エアクリーナ1.エアフロメ
ータ2及びスロットルバルブ3を介してインテークマニ
ホールド4に取入れられた空気と、インジェクタ5によ
って供給される燃料とが混合された混合気が内燃機関6
に供給され、点火プラグ7によって点火されて燃焼し、
この燃焼によって発生した排気ガスは排気管から触媒コ
ンバータ8及びマフラー9を介して排出される。
一方、全体の制御を司るコントロールユニット11には
、エアフロメータ2からの吸入空気流量信号、スロット
ルバルブ乙の開度を検出するスロットルスイッチ12か
らのスロツI−ルバルブ位置信号、クランク角センサ1
3からの回転信号、トランスミッション14のニュート
ラル位置を検出するニュートラルスイッチ15からのニ
ュートラル信号、車速センサ16からの車速信号が入力
される。
また、燃料温度を検出する燃温センサ17からの燃温信
号、排気ガス中の酸素濃度を検出する。2センサ18か
らの酸素濃度信号、冷却水温度を検出する水温センサ1
9からの水温信号が入力される。
さらに、機関6の燃焼圧力振動を検出する筒内圧センサ
21からの筒内圧信号が入力される。なお、以下では第
1気筒〜第6気筒の各筒内圧センサ21を、夫々[筒内
圧センサ21A〜21F」で表わす。
そして、コントロールユニット11は、これ等の各入力
信号及び内部に格納した各種データに基づいて、インジ
ェクタ5を駆動制御して燃料供給量を制御し、点火プラ
グ7へ高電圧を供給するイグニッションコイル22の一
次電流を断続制御して点火時期を制御する。
また、AACバルブ23を駆動制御してスロットルバル
ブ3をバイパスする空気流量を制御してアイドル回転数
を制御し、VCMバルブ24を制御してEGRバルブ2
5を制御してEGR量を制御等する。
なお、この第2図中、26はフューエルポンプ。
27はキャニスタ−228はBCバルブ、29はチェッ
クバルブである。
第3図は、この内燃機関の制御装置におけるコントロー
ルユニット11の構成を示すブロック図である。
ます、第1気筒の筒内圧センサ21Aは、圧電変換型圧
力センサであり、第4図(イ)、(ロ)に示すように第
1気筒のシリンダヘット6Aに取付ける第1気筒の点火
プラク7Aの座金として取付けられ、前述したように第
1気筒の筒内圧(シリング内圧力)に応じた電荷信号S
11を出力する。
なお、その他の第2気筒〜第6気筒の各筒内圧センサ2
1B〜21Fについても、筒内圧センサ     12
1Aと同様に取付けられ、第2気筒〜第6気筒。
の各筒内圧に応じた電荷信号812〜81Gを出力する
チャージアンプ31Aは1例えば第5図に示すように、
オペオンプop、、抵抗R,,R2、コンデンサC1,
ダイオードD I r D 2からなる電荷−電圧変換
回路によって、筒内圧センサ21Aからの電荷信号S1
1を電圧信号に変換した後、この電圧信号をオペアンプ
OP、、抵抗R3〜R8及びダイオードD3からなる増
幅回路によって増幅して、筒内圧検出信号82+として
出力する。
なお、その他のチャージアンプ31B〜31Fについて
も、チャージアンプ31Aと同様に構成され、各々筒内
圧センサ21B〜21Fからの電荷信号S12〜SIG
を電圧信号に変換した後増幅して、筒内圧検出信号82
2〜826として出力する。
つまり、これ等の筒内圧センサ21A〜21F及びチャ
ージアンプ31A〜31Fによって各々容気筒について
の第1図の燃焼圧力振動センサAを構成している。
また、クランク角センサ13は、クランク角の1度又は
2度毎に位置(単位角)信号S2を、クランク角120
°毎に120°信号S3を、クランク角720°毎に7
20“信号S4を、夫々出力する。
一方、コントロールユニット11は、マルチプレクサ(
MPX)!12と、バンドパスフィルタ33と、第1図
の第1の変換手段B及び第2の変換手段Cである第1の
変換回路34及び第2の変換回路35と、第1図の正規
化手段り及び異常判別手段Eを兼ねた主制御回路36と
からなる。
そのマルチプレクサ32は、主制御回路36からの選択
信号に応じて、入力されるチャージアンプ31 A−3
1Fからの筒内圧検出信号321〜326のいずれかを
選択して筒内圧検出信号S5として出力する。
バンドパスフィルタ33は、マルチプレクサ32で選択
された筒内圧検出信号S5から所定周波数、すなわちノ
ッキングに関連する周波数帯域(約6〜17KHz)の
信号成分のみを抽出して、この抽出した信号成分を筒内
圧検出信号S6として出力する。
第1の変換回路34は、機関の燃焼圧力振動に対応する
バントパスフィルタ33からの筒内圧検出信号S6から
ノッキングが発生していない非ノック時の燃焼圧力振動
エネルギに相関した値(相関値〕1例えば積分値を生成
する回路であり、その生成した相関値(積分値)を積分
信号S?として出力する。
第2の変換回路35は、同じく機関の燃焼圧力振動に対
応するバンドパスフィルタ33からの筒内圧検出信号S
6からノック時の燃焼圧力振動エネルギに相関した値(
相関値)、例えば積分値を生成する回路であり、その生
成した相関値(積分値)を積分信号S8として出力する
なお、第1の変換回路34は、例えば第6図に示すよう
に構成した全波整流積分回路であり、この第1の変換回
路34においては、後述する主制御回路36からの積分
開始・停止信号S S 1が” r−”の時にアナログ
スイッチAsがオン状態になる。
それによって、このアナログスイッチASを介してバン
ドパスフィルタ33からの筒内圧検出信号S6が入力さ
れ、この筒内圧検出信号S6をオペアンプoP3.抵抗
R5゜〜R74及びコンデンサC2からなる増幅回路に
よって増幅する。
そして、この増幅した検出信号を、オペアンプop、、
抵抗R15〜R18,コンデンサC3+ダイオードI)
−、D5からなる半波整流回路によって半波整流する。
その後、この半波整流回路の半波整流出力と増幅された
検出信号とを、オペアンプop、、、抵抗R19〜R2
1,コンデンサC4,ツェナダイオードZDからなる積
分回路で合成して(結果的に余波整流と同じ)積分し、
この積分値を積分信号S7として出力する。
そして、アナログスイッチASがオフ状態になったとき
には、その時の積分値をホールドする。
また、主制御回路36からのリセット信号SRが入力さ
れた時には、抵抗R22及びトランジスタQ+からなる
リセット回路が作動して、つまりト     7ランジ
スタQ、がオン状態になってコンデンサ1l− C4の両端をショートしてコンデンサC4にホールドさ
れた電荷を放電させる(リセット状態にする)。
なお、第2の変換回路35についても同様の構成及び動
作をするので、その説明を省略する。
第3図に戻って、主制御回路36は、CPU37、RO
M3B、RAM59及びA/I)変換器等を内蔵したT
1040からなるマイクロコンピュータによって構成し
である。
この主制御回路36は、クランク角センサ13からの単
位角信号S2,120°信号S3,720°信号S4と
、第1の変換回路34からの積分信号S7と、第2の変
換回路35からの積分信号88等とを入力する。
そして、クランク角センサ13からの各信号に基づいて
マルチプレクサ32の切換制御並びに第1の変換回路3
4及び第2の変換回路35にリセット信号SR及び積分
開始・停止信号S SI rS82を出力してその積分
動作(変換動作)を制御する。
また、主制御回!836は、前述した各入力信号に基づ
いて、ノッキングに関する判定、第1の変換回路34の
変換結果の異常判別2点火時期の修正量の決定及び点火
時期の決定等の点火時期制御に関する処理をして、この
処理結果に基づいて図示しない点火装置のパワートラン
ジスタをオン・オフ制御して点火時期を制御する。
なお、この主制御回路34は、点火時期に関する制御場
外の制御もするが、その詳細な説明は省略する。
次に、このように構成したこの実施例の作用について第
7図以降をも参照して説明する。
まず、この実施例におけるノッキングの検出原理につい
て説明する。
先ず、筒内圧力振動のパワースペクトルは1例えば第7
図に示すように、非ノック時には線lで。
比較的大きなレベルを有するノック時には線■で示すよ
うになる。
なお、これは4気筒1800ccの内燃機関について全
負荷、4800RPMで運転した場合の本出願人による
実験結果であるが、他の内燃機関についても略同様であ
ることを確認している。
この第7図から分るように、ノック時と非ノック時とで
は6〜17 K Hzの周波数帯域においてパワーレベ
ルに大きな差がある。
そこで、筒内圧センサの電荷信号を電圧信号に変換して
、この信号から上記周波数帯域の信号成分を抽出するこ
とによって、非ノック時およびノック時に例えば第8図
(イ)及び同図(ロ)に示すような信号(以下「抽出信
号」と称す)が得られる。なお、これ等は筒内圧の高周
波振動の波形を示すものである。
ここで、特定周波数帯域の信号x (t)のパワーは、
一般に で表わされる。つまり、信号振幅の2乗の時間平均とし
て得られる。
したがって、第9図に示す信号の絶対値の積分を考えれ
ば、 となる。
この第0式の右辺は、信号x(t)のRMS (二乗平
均)を示すことから、この第0式の左辺は、信号x(t
)のパワーを示す量、あるいは少なくともパワーと一価
に相関のある量と考えることかできる。
なお、ここでは、第(D式および第0式の信号X(t〕
を単に一周波数の信号と仮定したが複数の周波数成分を
含んでいても実用上さしつかえない。
そこで、第S図(イ)に示すノック成分を含む抽出信号
を、クランク角で上死点前40度(BTDC40°)か
ら上死点(TDC)までの範囲について絶対値積分をし
たときの積分信号は例えば同図(ロ)に示すようになる
また、クランク角で」二死点(TDC)から上死点後4
0度(ATDC40°)までの範囲について絶対値積分
をしたときの積分信号は例えば同図(ハ)に示すように
なる。
これ等の各積分信号は、上記クランク角範囲に    
 1おける筒内圧振動エネルギに対応するものである。
15一 つまり、上記第q)式で(1/2T)の項を落したもの
である。
その第9図(ロ)から分るように、非ノック時には、積
分信号はほぼ線型に増加しており、クランク角によらず
常に一定の振幅エネルギが存在している。すなわち、非
ノック時には上死点(TD一方、第9図(ハ)から分る
ように、ノック時には、TDC後の膨張行程においてノ
ッキングに起因するエネルギの増分が現われる。
ところで、一般に人間の聴感によるノックレベルの判定
は、定常的に発生している背景雑音による音圧レベルと
、ノッキング振動による音圧レベルとの相対的な強度差
によっておこなわれていると考えられている。
したがって、非ノック時における筒内圧の振動エネルギ
と、ノッキング時にお番フる筒内圧の振動のエネルギと
を直接比較すれば、官能表価と良く一致するノッキング
レベルの検出が可能となる。
ここで、上記第■式によれば、経験的に上死点前にノッ
キングが発生することは無いと考えて良いことから上死
点前の積分信号は、上死点後のノッキングの発生の有無
にかかわらず、非ノック時の上死点後の膨張行程におけ
る筒内圧力の振動エネルギの予測値となっていると云え
る。
したがって、上死点前のクランク角所定範囲内における
筒内圧振動の(整流)積分値と、上死点後のクランク角
所定範囲内、あるいは上死点前の範囲を含む所定範囲内
における筒内圧振動の(整流)積分値とを比較すること
により、非ノック時の筒内圧の振動エネルギと、燃焼行
程中の筒内圧の振動エネルギとを直接比較することにな
り、人間の官能表価と良く一致したノッキングレベルを
検出できる。
なお、本出願人による種々の実験によれば、第9図に示
す関係は、殆んどの運転条件下で成立していると看すこ
とができる。
次に、このような処理をするための主制御回路36によ
る第1の変換回路34及び第2の変換回路35の変換動
作制御について第10図(以下ここでは[同図Jと称す
)を参照して説明する。
まず、クランク角センサ13からは、同図(イ)。
(ロ)に示すように120゛信号(基準信号)S3及び
1°信号(m位負)S2が出力される。
一方、マルチプレクサ32からは同図(ハ)に示すよう
に選択された筒内低検出信号S5が出力され、このマル
チプレクサ32からの筒内圧検出信号S5から所定周波
数の信号成分のみを抽出するバントパスフィルタ33か
らは、同図(ニ)に示すような筒内圧検出信号S6が出
力されて、第1の変換回路64及び第2の変換回路35
に入力される。
そこで、主制御回路36は、クランク角センサ13から
の120゛信号S3が入力された時点(この時点を[ク
ランク角0゛]とする)から内部カリンクを起動して単
位角信号S2をカラン)・する。
そして、主制御回136は、同図(ホ)に示すように例
えばクランク角30°になった時点で1で、積分開始・
停止信号SSIをL″にして第1の変換回路34の積分
積分動作を開始させ、クランク角70°になった時点で
積分開始・停止信号SSjを” H”にして積分動作を
停止させる。
同時に、同図(へ)に示すようにクランク角70°にな
った時点で積分開始・停止信号Ss2をL″にして第2
の変換回路35の積分動作を開始させ、クランク角11
0°になった時点で積分開始・停止信号SS2をH″に
してその積分動作を停止させる。
それによって、第1の変換回路34がら出力される積分
信号S7は、例えば同図(ト)に示すようになり、クラ
ンク角30゛〜70°の間の積分動作によって非299
時振動エネルギに相関する積分値が得られる。
また、第2の変換回路35から出力される積分信号S8
は、例えば同図(チ)に示すようになり、クランク角7
0°〜11o°の間の積分動作にょ     iつでノ
ック時振動エネルギに相関する積分値が得られる。
なお、120”信号S、を上死点前7o“ (BTDC
70°少で発生するようにしておけば、第1の変換回路
34の積分動作はBTDC40’〜TDCの間、また第
2の変換回路35の積分動作はTDC−ATDC40°
の間で行なわれることになり、TDC前後40°の範囲
で積分を行なうことになる。
そこで、主制御回路36は、図示しない処理において、
積分信号S7をA/D変換した値を非ノック時の振動エ
ルネギに相関した量NとしてRAM 39の所定のアド
レスに格納し、また積分信号S8をA/D変換した値を
をノック時の振動エネルギに相関した量SとしてRAM
39の所定のアドレスに格納する。
そして、この景Nと量Sとの比(S/N)又は差(S−
N)を算出して、量S(ノック時の振動エネルギ相関値
)を正規化する。
このように、一般に−1−死点前にノッキングが発生す
ることがでないので、上死点前の区間におけ一20= る筒内圧検出信号の積分値をもって非ノック時の振動エ
ネルギ相関値とすることができる。
ところが1例えば第10図(す)に示すように筒内圧検
出信号S6に点火ノイズFNが重畳したとすると、この
筒内圧検出信号S6を第1の変換回路34によってクラ
ンク角30°〜70° (BTDC40’〜TDC)の
間で積分したとき、その積分結果(積分信号)S?は、
同図(ヌ)に示すように点火ノイズが重畳していないと
きの同図(ト)に示す積分結果に比べて大きくなる。
その結果、前述のように非ノック時の振動エネルギ相関
値Nとノック時の振動エネルギ相関値Sとの比(S/N
)又は差(S−N)をとって正規化した値でノッキング
を判定すると、(S/N)又は(S−N)の値が小さく
なり、ノッキングと判定しなくなってしまう。
このように非ノック時の振動エネルギ相関値(第1の変
換回路の変換結果)は、上述のように点火ノイズの重畳
によって一時的に異常な値を示すだけでなく、例えば吸
排気弁の着座時の振動がカムシャフトの摩耗等によって
大きくなることによって、あるいは筒内圧センサの締付
はトルクのばらつきや取付は面の凹凸等によって継続的
に異常な値を示すことがある。
したがって、このように第1の変換回路34の変換結果
が異常になったときには、ノッキングの判定方法の変更
、ノッキングによる修正制御の基礎とする情報の変更、
ノッキング検出による制御の中止等の処理を採ることが
望しい。
そこで、この内燃機関の制御装置においては、第1の変
換回路34の変換結果を常時監視して。
異常になったか否かを判別するようにしている。
すなわち、第1の変換回路34の変換結果は、非ノック
時の燃焼圧力振動を表わすものであるから、比較的バラ
ツキの少ない値をとり、筒内圧の検出が正常に行なわれ
ているならば、非ノック時の燃焼圧力振動として予想さ
れる値からそんなに外れた値をとることはない。そこで
、この値が予想される値から大きく外れた場合は、検出
あるいは変換のいずれかの過程において異常が発生した
と判別できるのである。
次に、主制御回路36が実行する異常判別処理及び制御
切換処理の各種の例について第11図以降を参照して説
明する。
ます、第11図に示す処理においては、5TEP ]で
クランク角センサ13からの120“″信@−83及び
720”信号S4に基づいて制御対象となる気筒(1番
気筒)が第何番目の気筒かを判別する。
そして、5TEP 2で第1の変換回路34からの積分
信号S7をA/D変換して、そのA/D変換値を読取っ
て非フツク時振動エネルギ相関値(以下「第1の変換値
」と称す)NjとしてRAM39の気筒別に設定した所
定のアドレスに格納する。
また、5TEP 3で第2の変換回路35からの積分信
号S8をA/D変換して、そのA/D変換値を読取って
ノック時振動エネルギ相関値(以下「第2の変換値」と
称す)SiとしてRAM39の気筒別に設定した所定の
アドレスに格納する。
そして、5TEP 4で第1の変換値Niの加重平均値
&iと今回の第1の変換値Niとの差の絶対値を算出し
て、この算出値が予め定めた所定値ΔNより大きい(l
Ni−Nil>ΔN)か否かをチェックして、今回の第
1の変換値N1が異常か否かを判別する。
ここで、判別結果がl N i −N i l >ΔN
でなければ、すなわち1Ni−rqil≦ΔNであれば
、第1の変換値Niが正常と判断できるので、 5TE
P5に移行して加重平均値fQiを、 良i= ((n−1)/n)  ・Ni+(]/n)N
iの演算をして算出する。
そして、5TEP 6でノッキング判定のために第1の
変換値Niと第2の変換値Siとの比RATiφ1(=
Si/Ni)を算出して、第2の変換値Sを第1の変換
値Nで正規化する。
その後、5TEP7で上述のようにして算出した比RA
T iφi = S i / N iの値に基づいてノ
ッキングの判定1点火時期修正凰の決定をするノッキン
グ制御処理をする。
これに対して、5TEP 4での判別結果が1Ni−N
 i l )ΔNであれば、第1の変換値Niが異常で
あると判断できるので、5TEP 5〜7の処理を行な
わない。つまり、このときにはノツキンク回避のための
点火時期修正量の決定を行なわない(ノッキング制御を
中止する)。
このような処理を行なうことによって、点火ノイズ等に
よる一時的な異常に対応できる。
なお、ここでは制御対象となる気筒についての第1の変
換値Niの加重平均値fQiを算出し、今回の第1の変
換値Niをこの加重平均値&iと比較して(減算して)
、その減算値の絶対値が予め定めた所定量ΔNより大き
いときに異常と判定しているが、この他例えば第1の変
換値Niの最新の所定回数分の平均値を算出して、今回
の第1の変換値Niをその平均値と比較して(減算して
)、その減算値が所定値以上すれているときに異常と判
定することもできる。
また、これ等の場合に、加重平均値あるいは所定回数分
の平均値と比較して(比を算出して)、その割合が予め
定めた所定割合以上ずれているときに異常と判定するよ
うにすることもできる。
次に、第12図に示す処理においては、5TEP11〜
13で第11図の5TEP 1〜3と同様にして気筒判
別処理、第1の変換値Niの読取り処理。
第2の変換値Siの読取り処理をする。
そして、5TEPI4でR,A M 39に格納した金
気筒の第1の変換値Niを読出して、その平均値間を、 日=1/6ΣNi の演算をして算出する。
その後、5TIEP]5で全気筒の第1の変換値N1の
平均値開と今回の第1の変換値Niとの差の絶対値を算
出して、その算出値が予め定めた所定値ΔNより大きい
(IN+−]>ΔN)か否かをチェックして、今回の第
1の変換値Niが異常か否かを判別する。
このとき、判別結果が1Ni−Nl>ΔNでなければ、
すなわち1Ni−Nl≦ΔNであれば、第1の変換値N
iけ正常と判断できるので、 5TEP16.17で前
述した第11図の5TEP6,7と同様の処理をする。
これに対して1判別結果が1Ni−Nl>ΔNであれば
、第1の変換値Niが異常であると判断できるので、 
5TEPI 6. 17の処理を行なわない。
つまり、このときにはノッキング回避のための点火時期
修正量の決定を行なわない(ノッキング制御を中止する
)。
このような処理を行なうことによって、点火ノイズ等に
よる一時的な異常に対応できるだけでなく、筒内圧セン
サのばらつき、劣化、取付は状態のばらつき等による継
続的な異常にも対応できる。
なお、ここでは、各気筒についての第1の変換値Niの
平均値Nを算出して、制御対象となる気筒についての今
回の第1の変換値NiをこのNと比較して(減算して)
、その減算値の絶対値が予め定めた所定値ΔNより大き
いときに異常と判定しているが、この他今回の第1の変
換値Niと平均値Nとを比較して(比を算出して)、そ
の割合が予め定めた所定割合以上のときに異常と判定す
ることもできる。
次に、第13図に示す処理においては、5TEP21〜
27で前述した第11図に示す5TEP 1〜7と同様
の処理を行なう。
そして、第11図の5TEP 4に相当する5TEP2
4での判別結果が1Ni−nil>ΔNになったとき、
すなわち今回の第1の変換値Niを異常と判別したとき
には、5TEP28で今回の第1の変換値Niをそれま
での加重平均値尺に置換(Ni =F1)した後、5T
EP2Bに移行して比 RATiφ1=Si/Niを算
出して、5TEP 27でノッキング回避制御のための
点火時期修正量を決定する。
このような処理を行なうことによって、点火ノイズ等に
よる一時的な異常に対応できる。
次に、第14図に示す処理においては、5TEP31〜
37で前述した第12図に示す5TEPII〜17と同
様の処理を行なう。
そして、第12図の5TEP15に相当する5TEP3
5での判別結果が1Ni−Nl>ΔNになったとき、す
なわち今回の第1の変換値Niを異常と判別したときに
は、5TEP38で今回の第1の変換値Niをそれまで
の加重平均値Rに置換(N i =尺)した後、 5T
EP36に移行して比RATiφi= S i / N
 iを算出して、5TEP37でノッキング回避制御の
ための点火時期修正量を決定する。
このような処理を行なうことによって、点火ノイズ等に
よる一時的な異常に対応できるだけでなく、筒内圧セン
サのばらつき、劣化、取付は状態のばらつき等による継
続的な異常にも対応できる。
次に、第15図に示す処理においては、 5TEP41
〜47で前述した第11図に示す5TEP 1〜7と同
様の処理を行なう。
そして、第11図の5TIEP 4に相当する5TIE
P44での判別結果が1Ni−尺j1〉ΔNになったと
き、すなわち今回の第1の変換値N1を異常と判別した
ときには、5TEP4Bで比RAT Xφiの値をノッ
キングが発生していると判定されるべき予め定めた大き
な値(RATiφMAX)にした後、5TEPSTEP
 47に移行してノッキング回避制御のための点火時期
修正量を決定する。
このような処理を行なうことによって、確実に遅角制御
が行なわれるので、安全にエンジンを運転できる。
次に、第16図に示す処理においては、5TEP5】〜
57で前述した第11図に示す5TEP 1〜7と同様
の処理を行なう。
そして、第11図の5TEP 4に相当する5TEP5
4での判別結果が1Ni−尺il>ΔNになったとき、
すなわち第1の変換値Niを異常と判別したときには、
 5TEP58でi番目の気筒を除く他の各気筒の遅角
補正量(点火時期修正量)ΔADV jの内の最も遅角
した補正量(M A X、 (ΔADVj))を、i番
目の気筒の点火時期補正量ΔADV iとして決定する
このような処理を行なうことによって、確実に遅角制御
が行なわれるので、安全にエンジンを運転できる。
次に、以上説明したような各種の異常判別2点火時期制
御を組合せた一例について第17図を参照して説明する
まず、 5TIEP6 ]〜63では、前述した第11
図に示す5TEP I〜3と同様にして気筒判別並びに
第■の変換値及び第2の変換値の読込み処理をする。
そして、5TEP64で当該気筒に継続的な異常が発生
したときにセットするノックFLGiが、FL G +
 = 1か否かをチェックして、継続的な異常が発生し
ているか否かを判別する。
このとき、FLGi=1でなければ、すなわち継続的な
異常が発生していなければ、5TEP65で第11図の
5TEP 4と同様にして1Ni−団+1>ΔNか否か
を判別して、第1の変換値Niが異常か否かを判別する
そして、この判別結果が1Ni−ail>ΔNでなく第
1の変換値Niが正常であれば、5TEP66で継続的
な異常の判定に使用するカウンタCNTiをリセット(
CNTi=O)した後、5TEP67〜69で第11図
の5TEP 5〜7と同様にして、第1の変換値Niの
加重平均値h+を算出し、第1の変換値Niと第2の変
換値Stとの比RATiφiを算出して、この算出値に
応じた点火時期修正量の決定等のノッキング制御処理を
する。      1これに対して、5TEP65での
判別結果が1Ni−31= −FllJil>ΔNで第1の変換値Niが異常であれ
ば、5THP70でカウンタCNT iをインクリメン
ト(CNT i + l ) した後、5TEP71で
そのカウンタCNT iのカウンタ値CNTが予め定め
た所定値より大きい(CNT>所定値)か否かを判別し
て、第1の変換値Niの異常が予め定めた所定値(所定
回転)連続して発生したか否かを判別する。
このとき、この判別結果がCNT>所定値で所定回転連
続して異常が発生したときには、5TEP72でフラグ
FLGiをセット(FLGi=1)した後、また判別結
果がCNT>所定値でなければそのまま、5TEP73
で第15図の5TEP48と同様にして比RA T i
φiの値をノッキングが発生していると判定されるべき
予め定めた大きな値にした(RATiφ1=RATiφ
MAX)後、5TEP69でノッキング回避のための点
火時期修正量の決定をする。
また、5TEP64での判別結果がFLGi=1で当該
気筒に継続的に異常が発生したときには・第1の変換値
Niに基づく制御を中止し、第2の変換値Stのみに基
づく制御を行なうために、5TEP74で第2の変換値
Stの加重平均値Stを、Si= ((n−1)/n)
Si+(1/n)Stの演算をして算出した後、 5T
EP75で第2の変換値Siとその加重平均値Siとに
基づいて、ノッキング回避のための比RATiφiを、
RATiφi=f  (Si、Si)で算出する。なお
、その関数fとしては、RATiφ1=K(Si/暮i
)等を使用できる。その後、5TEP69でこの算出値
に基づいて点火時期修正量を決定する。
このようにすることによって、前述した各種の異常判別
9点火時期決定処理の効果に加えて、第1の変換値が継
続的に異常になっても少なくともノック時の振動エネル
ギ相関値に基づく制御を継続できるので、ノッキングを
抑制できる。
また、このように第2の変換値のみに基づく制御に切換
えた後、所定のタイミングで再度第1の変換値及び第2
の変換値に基づく制御に復帰させるようにすることもで
きる。
このようにすれば、継続的な異常が条件変化によって発
生しなくなったとき、例えば点火ノイズが継続的に発生
していて継続的な異常と判定していたが、制御の切換に
よる条件変化によって点火ノイズが発生しなくなったよ
うなときに、正常な制御に復帰させることができる。
このように、この内燃機関の制御装置におけるノッキン
グ検出装置においては、内燃機関の燃焼圧力振動の検出
結果を、非フツク時燃焼振動エネルギ相関値及びノック
時燃焼振動エネルギ相関値に変換して、非フツク時燃焼
振動エネルギ相関値に基づいてノック時燃焼振動エネル
ギ相関値を正規化してノッキングを検出すると共に、非
フツク時燃焼振動エネルギ相関値の異常を判別するよう
にしている。
それによって、ノッキングの検出精度が向上すると共に
、センサ故障等によって非フツク時燃焼振動エネルギ相
関値に異常が発生したときには。
ノッキング回避制御の中止、ノッキング回避のための点
火時期修正量決定の基礎とする情報の変更。
あるいはノッキングの検出の基礎情報の変更等の処理を
採って、ノッキング回避の誤制御を防止することか可能
となる。
なお、上記実施例においては、第1の変換手段による変
換結果の異常判別を、各気筒についての変換結果の平均
値との比較、あるいは制御対象となる気筒についての変
換結果の加重平均や所定回数の比較により判別した例を
示したが、さらに簡易に、非ノック時の燃焼圧力振動の
変換結果としで予想される範囲を固定的に設定し、この
範囲から外れるときに異常であると判別することもでき
る。
さらに、上記実施例においては、第1.第2の変換手段
によって燃焼圧力振動の検出結果を非ノック時振動エネ
ルギ相関値及びノック時燃焼振動エネルギ相関値として
の積分値に変換する例について述べたが、これに限るも
のではなく、例えば燃焼圧力振動のピーク値に変換する
ようにしてもよい。                
         (〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、内燃機関の燃
焼圧力振動を検出する燃焼圧力振動検出手段と、該燃焼
圧力振動検出手段の検出結果を非ノック時の燃焼振動エ
ネルギに相関した相関値に変換する第1の変換手段と、
前記燃焼圧力振動検出手段の検出結果をノック時の燃焼
振動エネルギに相関した相関値に変換する第2の変換手
段と、前記第1の変換手段の変換結果に基づいて前記第
2の変換手段の変換結果を正規化する正規化手段と、前
記第1の変換手段の変換結果の異常を判別する異常判別
手段とによってノッキング検出装置を構成したので、ノ
ッキングの検出精度が向上すると共に、ノッキングの検
出が異常になったときにも、異常な検出値に基づく誤制
御を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の構成を示す機能ブロック図、第2
図は、この発明を実施したノッキング検出装置を備えた
内燃機関の制御装置の全体を示=36− す概略構成図、 第3図は、第2図のコントロールユニットの一例を示す
ブロック図、 第4図は、第3図の筒内圧センサの一例を示す断面図及
び平面図、 第5図は、同じくチャージアンプの一例を示す回路図、 第6図は、同じく第1の変換回路の一例を示す回路図、 第7図、第8図及び第9図は、この発明におけるノッキ
ング検出の原理説明に供する波形図。 第10図は、第1の変換回路及び第2の変換回路の動作
説明に供する波形図、 第11図乃至第17図は、夫々主制御回路が実行する異
常判別・点火時期修正量決定処理の異なる例を示すフロ
ー図である。 11・・・コントロールユニット 13・・・クランク角センサ 21・・・筒内圧センサ  34・・・第1の変換回路
35・・・第2の変換回路   36・・・主制御回路
マ   口      ?     ゴ[玉  5つL
  −+      コ    賞 x 9   ビ 第15図 第16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の燃焼圧力振動を検出し、該検出結果に基
    づいてノッキングを検出する内燃機関のノッキング検出
    装置において、前記内燃機関の燃焼圧力振動を検出する
    燃焼圧力振動検出手段と、該燃焼圧力振動検出手段の検
    出結果を非ノック時の燃焼振動エネルギに相関した相関
    値に変換する第1の変換手段と、前記燃焼圧力振動検出
    手段の検出結果をノック時の燃焼振動エネルギに相関し
    た相関値に変換する第2の変換手段と、前記第1の変換
    手段の変換結果に基づいて前記第2の変換手段の変換結
    果を正規化する正規化手段と、前記第1の変換手段の変
    換結果の異常を判別する異常判別手段とを設けたことを
    特徴とする内燃機関のノッキング検出装置。 2 異常判別手段が、制御対象となる気筒についての第
    1の変換手段の変換結果を、各気筒についての第1の変
    換手段の各変換結果の平均値と比較し、該平均値に対し
    て予め定めた所定値又は所定割合ずれているときに異常
    と判別する手段を備えている特許請求の範囲第1項記載
    の内燃機関のノッキング検出装置。 3 異常判別手段が、制御対象となる気筒についての第
    1の変換手段の変換結果を、該気筒についての第1の変
    換手段の変換結果の加重平均値若しくは予め定めた所定
    回数の平均値と比較して、該平均値に対して予め定めた
    所定値又は所定割合ずれているときに異常と判別する手
    段を備えている特許請求の範囲第1項記載の内燃機関の
    ノッキング検出装置。
JP24016984A 1984-11-14 1984-11-14 内燃機関のノツキング検出装置 Pending JPS61118634A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003004573A (ja) * 2001-06-26 2003-01-08 Ngk Spark Plug Co Ltd バックグランドレベル検出装置

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